呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
子供のころ、チャンバラごっこでよく遊んだ
昔はテレビ各局で競い合うように時代劇が群雄割拠していた
斬られた悪者が、ぐわぁっ と断末魔の悲鳴をあげながら血飛沫とともに倒れる、その真似をするのだ
私は斬る方も斬られる方も上手く演じた
大人になった今は
一度斬られたらおしまいなのだが https://t.co/GATCo7uBe7

#呟怖
刀を携えたフィギュアが好きで
家の棚にはいくつも飾っている
違う世界観のキャラクターを戦わせるレイアウトで並べたり
モンスターを斬り倒したシーンを再現したり
暇を見つけては楽しんでいる
自分もこの中に入って楽しみたい
まぁ、すぐにやられてしまうだろうけど
刹那、両腕に痛みが走った https://t.co/GATCo7uBe7

#呟怖
いつの頃からか、フラッシュバックのように頭に浮かぶ映像があった
刀だ
刀を持つ手が見え
その周りには
血飛沫が飛び散っているような
夥しい斑点が⋯
手の主は、どうやら私のようだ
その像はほんの一瞬で消える
これが前世の記憶であることは
同じ目にあって初めて気付いた
⋯遅いんだけどね https://t.co/GATCo7uBe7

#呟怖
街で意気投合した美少女
どうも人外のモノらしい
ある日彼女は繭を作り中に入った
「繭の中で大人の女性に成長する?」楽しみに待っていた僕
やがて繭が割れ
ミイラ化した彼女の死体が現れた
なんてこった…成長に失敗?こんな別れあまりに哀しい!
泣き叫ぶ僕の傍で
ミイラがゆっくり起き上がった https://t.co/arm1m3mFsK

#呟怖
満開の桜が私の肺の中のようだ
ぶつぶつとした肺胞が潰れていっている
病気ではない
これは呪いだ
桜の花を散らすように斬っていった私の前世の業だ
だからまた生まれ変わった罪人達を探して斬っていく
そうすれば呪いは来世に移るから https://t.co/dyVX3RhhvN

『私は生まれ変わる』

SNSに投稿されたソレが彼女の最後の言葉だった

2週間もの間、登校せず連絡も付かなかった為に担任が家を訪問すると両親の死体が発見される

通報後、警察が彼女の自室と思われる部屋をあけるとベッドの上に巨大な繭のようなモノがあり中身は空だった
#呟怖 https://t.co/jkQlX596nZ

僕は母の手に愛しまれて育った。
僕の手はオトウサンを殴ったり懲らしめる為に使う。
オトウサンは今迄に10人いた。
僕は母に乞われオトウサンを殴る。
全部のオトウサンをこ…殴った。
そうか僕はもう26歳か。
養護施設には入れませんか。
母から離れ、僕はどうやって
生きていけばいいですか?#呟怖 https://t.co/rxT3z6pmlq

#呟怖(#返怖 可)

「ここ埋め立て地だったんだって〜」

古地図好きな友達と
一緒に歩くと面白い

意外な所が昔は
海だったりする

「何人埋まってるの?」

もう一人はその話題で
得意の黒冗句を返す
僕らの定番の会話

だけどたまに
その黒冗句を
言わない時も

「本当なんで洒落にならんから」

#呟怖(#返怖 可)

友達が市街地の地図で
睨めっこしながら
赤ペンで印を
つけてる

「×」だらけ

確かに聞いたんだよ

通りゃんせの音楽でなく
通りゃんせの合唱が鳴る
交差点に遭遇したんだよ

子供たちの声で

クラスの何人かは
「私も」「俺も」
と言ったが場所が
全部違うし行くと
電子音だったし

スラリとした体と黒々とした毛髪
そんなものを悪魔と取引した中年男がいた
その結果は、やはりロクなものではない

涙に暮れるその男
せめてこの悪行を誰かに伝えようと思い立つ

しかし残された男の生涯で
人と出会うという稀有な出来事は
ついぞ、起こることはなかったという

#呟怖 https://t.co/zBjAUo76b3

#呟怖
『満開の桜の木の下に死体が埋まってる』とはよく聞く話だが、うちの家の前の桜は何故だが毎年首を吊る者が後を絶たない……。 https://t.co/Pww16UZ5Kk

全てを見透かす
千里眼を抉り
万物を聞き逃さぬ
地獄耳を貫いた

それでも
逃げられぬ
逃げきれぬ

来る
奴らは
闇夜の底から

捕まれば
待つのみ
審判の刻

来れり

#呟怖 https://t.co/dKwcTydOFN

うちの地域じゃ人魚は食べると不老不死とかじゃなくてね、むしろ座敷童に近いよ。
浜辺近くに人魚小屋を建てて、捕まえてきた人魚を囲うんだ。所有してるだけで幸せだよ。
毎日新鮮な海水を浴びさせて、餌も欲しがるだけ与える。特に肉が好きでさ、年に一度は人を捧げるんだ。感謝の気持ちだよ。
#呟怖 https://t.co/sd2TU5wdNX

鬼と戦うあの漫画の流行以降、刀の玩具で遊ぶ子供が増えた。
だが花見に刀はやめさせた方がいい。危ないから。周囲ではなくその子自身が。
特に上野公園は戦地がゆえ、舞い散る桜吹雪が血飛沫に見えるほど夥しい数の霊が居る。
刀を振る者に憑くは銃創まみれの侍たち。「仲間」を自決へと誘う。
#呟怖 https://t.co/7aIblrlqxI

真紅のハイヒールを眼にした途端、女の身体に衝撃が走った。所謂、一目惚れだ。店員曰く一点もののビンテージらしい。女は迷わず購入した。不思議なことに、ハイヒールは足にぴったりとフィットした。まるで誂えたように。1ヶ月と17日後、女は事故で死んだ。ハイヒールを履いた足だけを残して。 #呟怖

元彼の家、洗濯機が無かった。
何故か?母君が週に一度、洗濯物を手洗いに通ってたから。
私も若いし、そういうもんかと思ってた。
一度、母君が風呂場で洗濯の最中、お邪魔したことがある。
「あら」母君は慌て、ごゆっくりとすれ違いざま、
彼の顎をさりげなく片手でくすぐると帰っていった。#呟怖 https://t.co/rxT3z6pmlq

君、自分は生き霊飛ばしてないって本気で思ってんの?
おめでたいね。
君が誰かを見るときは君自身の価値観を通して見ているわけ 。
羨望、見下し、好奇、見惚れ、同情、憧れ、憐れみ、懸想に喜怒哀楽。キリがない。
ほら、あの人にも君の「目」が貼りついている。タグみたいに想いダダ漏れで。
#呟怖 https://t.co/h76OjZqkM8

俺知らなかったんだけどさ、今どきの鏡ってスマホ接続できんのな。天気とかSNSとか表示できて。
で、顔をキャラクター化するオマケ機能試してみたんよ。ヒゲもちゃんと剃れてさ。
モードは「勇気」を選んだかな?
たまたまよ?
本当に獣になった気分でさ……気づいたら部長を噛み殺してて……。
#呟怖 https://t.co/h76OjZqkM8

#呟怖(#返怖 可)

「ここ小さな子が居るね」

霊感のある人には判るか
確かに夜中に走り回る
軽くて歩幅の小さな
足音が頻繁にする

ウチに子供は
居ないのに

雑然とした床の色々に
よく躓(つまず)かないな
って感心していたが

高さ20cmあたりに
注連縄を張ったら
転んで倒れる音

注連縄は効くんだ

#呟怖(#返怖 可)

友達は事故物件に住んでる

下見の時からずっと
縄を首に掛けた霊が
ぶら下がっていたと

「でも安かったし〜」

居るだけ
見えるだけ
無害っぽいし

一応、人なので
おはよう、おやすみ、
行ってきます、ただいま、
と声は掛けてる

「最近、声かけたら少し揺れるの」

反応してる

全裸で夜桜を見ていたんです。
急に女性が話しかけてきました。
「男がこの桜の下で羽目を外すと、絞殺された女の霊にネクタイを取られて首を絞められるんですって」
私は怖くなって猫柄のネクタイを締め直しました。
後日、あの桜の下から女性の白骨死体が出たそうです。
きっとあの女性です。

#呟怖 https://t.co/rajpd5PIFR

#呟怖
出会う事が「稀有」な妖怪、けうけげんに会えた
「ワシを見つけたとは幸運だ!あんたはとても稀な出来事に恵まれ世界的有名人になるだろう」と彼に予言され俺は大喜び

その一年後の今

なるほど「世界でも数人しか症例のない珍しい死病」にかかった俺の病室には世界中のメディアから取材が来る https://t.co/SAeYSUqQOs

「ばあちゃん、晴れてるのに雨が降ってる」
「あぁ、こりゃ狐の嫁入りだぁなし」

「ばぁちゃん、晴れてるのに雷の音がする」
「雷さんがぶすくっち、帰んべか」

「ばぁちゃん、晴れてるのにお空……だれ?」
「やんだきてぇ、ほぉほぉど!はっこ、こっちきぃ!」

#呟怖 https://t.co/IkkvmYhstj

眠れない
自分に斬られる夢を見る
酒に酔って黒猫を斬ってからだ
忌々しい…

きょうはたのしい
いろんなひとが
ぼくをなでてくれる
ぼくのあたまのうえに
うすいひらひらがのると
みんなにっこりわらう
すこしさわがしくなった
しっぽがぴんとたつ
けんかかな
ぼくをみたら
わらってくれるかな
#呟怖 https://t.co/HUozsQJHyr

「チャウチャウちゃうんちゃう?」

都市伝説としてしか聞いた事のない言葉が聞こえ思わず振り向いてしまった
恥ずかしい...

だがその後に続いた言葉にその驚きも消し飛んだ

「あーあれは毛羽毛現だね」

希有希現とも評される珍しい妖怪けうけげんがこんな街中に普通にいるとは

#呟怖 https://t.co/za5RdLj9eX

#呟怖
『うちはまがい物は売らないよ! メロンパンにはメロンが、ウグイスパンにはちゃんとウグイスの肉が入ってるよ!』
じゃあ、あのフランスパンは……?

#呟怖
『お前は楽そうでいよな』
ウケケ
『あーあ、忙しいわあ、もう3日もねてないわあ』
ウケケ
『誰かさんは暇そうでいいなあ』
皆は知らない、ストレスがたまり、この毛の下に禿が出来つつ有ることを……。 https://t.co/T0ZEgVsRbB

#呟怖
この夢を見るのも何度目だろう?

振り上げられた刀が私を切りつける

皮膚を滑る冷たい刃、裂かれた肉にはしる、焼かれるような痛みと共に夢から覚める

うなされていたのだろう、夫が心配そうに私に声をかけている

その顔を見て私は硬直する

今なら分かる、私は今世でも逃げられなかった https://t.co/YOxImO1kQ8

#呟怖
地元住民「昔々哀しい最期を遂げた遊女達の遺髪で呪物を造った、恐ろしい極悪人がいたんです。
賢いお坊さんが連れていた甲斐犬の毛を切って、その呪物に混ぜたら、あのようになりました。
今ではすっかり無害なモノとなりましたよ。
セラピー犬の元祖かもしれないですねぇ。」 https://t.co/Lo27bCg8LA

ぶらぶらと夜桜を眺める。
少し寒い。
こんな時は熱燗がいいな。

「パパ、どうぞ」

息子が湯気の立つコップを差し出した。
妻も微笑んでいる。
湯気を深く吸い込むと、体の芯から温まる気がした。

ああ、うまい。
ありがとう。

俺の墓に手を合わせる二人の上に、桜の花びらを降らせた。

#呟怖 https://t.co/rajpd5PIFR

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