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転校した先には割と立派な図書館があり、体が弱かった僕は司書の先生お勧めのSFを読み耽った。もう一人入り浸っていた子がいて、先日仕事先で再会した。話をすると、あの学校には図書室自体無く、事情のある子は空き教室に放り込まれたという。当時のあのSF作家達は検索しても一人も出てこない。
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屋根の雪が落ちる時は、まず瓦の上を滑るグググググという音に続き、圧力のあるドドドという連続音が来る。一塊だけ落ちるドサッという音は、人が屋根の上へ登って落とす音か、人自体が落ちる音だ。後者は雪の季節以外にも聴こえることがある。
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写真を撮って市役所のアドレスへ送る。「老朽化していて危険です」5年ほど前に作られた遊具だが、市役所では2年で担当が異動する。老朽化など判りはしない。端末を持ち替えて別の角度からまた撮影。これは明日。今までの経験からすると、これで十分なはず。また次の使用禁止候補を探しに行こう。
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昭和中頃までは、夜中に「ドン!」と音がすると、家の壁に山鳥が激突して死んでいたという。狐か鼬かに脅かされ、夜目が利かないのに全力で真っ直ぐに飛び出すのでそうなる。
では、この人は何に脅かされたのだろう?
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#返怖 #呟怖
金縛り「あっ」
こむら返り「お、変なところで会うね」
金「こむちゃんこそ、寝てる人に来るなんて珍しいね」
こ「別件回ってて遅くなっちゃって。かなちゃんはいつもこの人に来るの?」
金「月一だね。この人寝付き良すぎてさ」
こ「一緒にやっちゃおか」
金「いいね」 https://t.co/6o4zeV3d7e

子供ゾーンでは背の低い棚を置いたり、裏板が無いスチール棚を背中合わせに置いて小さめの本をスカスカに入れたりすることが多い。これは視界を確保するためと聞いたことがある。いたずらしたがるのは子供だけではないという。
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今年こそ、と思っていた通り。いや、それ以上に綺麗に咲いた。
一面の緑と黄色、少しクセのある春の香り。ミツバチの羽も軽やかに鳴る。
この菜の花畑だけを見て、ここで何が起きたかを思い出す人は、たぶんもういないはずだ。
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昭和の田舎の図書館には蔵書印の残る寄贈本がよくあった。箱の筆文字が印象的だった堺利彦全集なんかもあったが、似た箱で「これだめやぞ」とだけ言って棚へ伸ばした手を止められたものがあった。次の日には別の箱がそこを埋めていて、あれが誰全集だったかは思い出せない。誰に止められたかも。
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ショッピングモールの中なのにセミの声がしょわしょわ大きく響く。店内BGMは普通に鳴っている。何だろうと思っていると、フードコートにたくさん座っている幼児連れのお母さんたちが音源だった。イヤホンではなく口。あっと思った瞬間、一斉にこちらを見た。
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道路の下には暗渠化された川が今でも流れ、土地の人は川の神に供え物を欠かさない。子供靴は何のためかと問うと、見れば解ると。その晩川から上がってきた神は、長い胴の両脇に生えた無数の人の子供の脚で歩いていた。靴は1/3くらいの脚が履いている。すぐ脱げるのだと神は言った。
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#返怖 #呟怖 #一行怪談

特に夏には明かりを絶やさないこと。 https://t.co/wx39NQeOU3

#呟怖
箸の持ち方くらいはきちんとせよと、小学校に上がる直前に特訓の日を設けられた。
煎豆をつまみ損ねたり落としたりしているうちに、正調の持ち方の指の形が脳へぴたっと入る。
その瞬間から、私はそれまでの間違った持ち方を思い出せなくなっていた。どう間違えていたか、どうしてもわからない。

「会った時、私は一目で判ったよ。だけどあの頃の私を覚えてる人はいないと思ってたから、昨日言われた時は驚いた。嬉しかったけど、いろいろあった頃の自分を知ってる人と一緒に暮らすのは、もう少し気持ちに整理がついてからにしたいんだ。ごめんね」
テーブルに置き手紙。心当たりは無い。
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廃校は廃墟ばかりではなく、中にはコミュニティセンターになって、かつての子どもたちが数十年前と同じように通って遊んでいるところもある。七夕飾りも昔と同じ折り紙の網や貝、星に人形。短冊に書かれた願い事には、おや? この筆跡は……。新暦のお盆には少し早いが、それもあの子らしい。
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祖父は故郷の模型を十五年かけて作った。ダムに沈んだ村にあった、車がやっとすれ違う細い道、斜面にへばりつくヒエ田、茅葺屋根の家。出来栄えは見事なもので、新聞が取材に来たこともある。しかし祖父は満足しなかった。何か足りないという。それを採りに「帰った」のが二十年前。それきりだ。
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夜光虫が光るのを始めて見たのは、大学2年の夏の臨海実習のときだった。実験所がほどよく港から離れているので光が他に無く、水中で手を動かした周りで幽かにきらきら光る様が観察できた。教授は水面より上で光るものには絶対に視線を向けるな、と釘を刺して自分の実験に戻っていった。
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「大きなガジュマルには必ずキジムナーがいるの?」
「そうでもない。誰も魚の目玉をお供えしないとこは景気が良くないから引っ越す」
「じゃあ、団地の横のにもお供えすれば」
「魚はなあ……不衛生だからやめときなさい」
……。
魚じゃなきゃいいと思ったのか……これは大変だよ……。
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年の瀬に雪国へ飛行機で行くと、低い位置の雪雲を抜けるまでは地表の様子など全く見えない。特に面白いことも無いので、窓側の席は取らないのだけど、ある年の帰省時、隣の窓側席にいた中年女性が突然窓の外をちらちら見ながら熱心にメモを取り出したことがある。私には雲しか見えなかった。
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写真雑誌に「今も残る貴重な原生林」という特集があった。祖父が若い頃に勤めていた場所の一つ、某県某川上流。
「じいちゃん、ここ知っとるか?」
ページを数回めくった祖父は言う。
「紅葉撮りたいならここより、」

語られざる森は今日も語られなかった。

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キャンパスに野良猫がよく居ついていた頃だが、院生か若い教官かで猫と「完全に会話している」人がいた。猫に人語で話しかける者は珍しくないが、その人にだけは猫が完全に応答して鳴く。あれ不思議な人だよね、と名物男になっていた。所属は誰も知らず、もしかしたら姿が人なだけだったかも。
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法事で帰省して買い物に出た時、生後4か月間両親と一緒にいたアパートの、当時の隣人という人に再会。といっても母とその人がお互いを発見して旧交をあたためただけで、私は全く覚えていない。その人の話では、私は泣き声より「よちよち走ってる足音」を隣室でよく耳にされていたらしい。
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#架空タイトル
綾野旅人『苦い珈琲、甘い紅茶』
複数人の共同ペンネームかと思いきや、読むうちにそれだけでもない様子が浮かび上がる。イエメンの港町の喧騒、シベリア奥地の人ならざるサモワール鍛冶師、目が退化した白いペンギン。甘く苦いアロマが全てを覆い、湯気の立つ謎が残る怪著。
#呟怖 https://t.co/tAmPjbvSQR

私の実家は毎年冬になると田の神様を座敷に上げて休んでもらう風習がある。その年獲れた大根の二股になったものか、無ければ種もみ一袋が代理で床の間に座り、朝晩に一膳が供えられる。子供は冬の間この座敷には入らない決まりだが、軽やかな足音が聞こえたことはある。明らかにネズミではない。
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しばらく忘れていたけど、突然思い出したのは頭上から嬉しそうな声が聞こえてきた瞬間だった。
小5の時から家にいる柴のユキちゃん。
そうだ、言っちゃったんだよ。
「これはおおゆきがくるな」

――どすん。

#返怖 #呟怖 https://t.co/XJCU44fBEL

#返怖 #呟怖
天使「満腹感は良いものですが、熱々の餃子を迎える時にはちょっと置き場に困りますよね。そんな時に便利なおまじないがあるんです。良いですか、一緒に唱えてくださいね。『すみませーん、中ジョッキひとつー』」 https://t.co/sIdAv2fUZs

「ばあちゃん、焼き芋の匂いがする」
「ここの角に昔いたね」
駅には匂いの幽霊がよくいて、遠い昔に出ていたお店の売り物の匂いをふと運んでくる。ラムネや柚子カステラは、見たことないけど匂いの幽霊とばあちゃんに教わった。ばあちゃんが生きてた頃は駅だけでお腹いっぱいになったんだって。
#呟怖 https://t.co/1Y3VRNGJJz

戦時中の木材供出運動でも戦後の拡大造林でも手がつかなかった支流域がある。厳密にいえば計画が入ったり少しだけ伐ったりはあったが、遅延の末計画中止になっている。寄生虫がいるわけでも事故が連続したわけでもなく、単に「遅延」「中止」。目立つことは無い。気がついた者も自然に沈黙する。
#呟怖 https://t.co/fXHlV3nGUb

真偽は定かではないが、その大通りがお堀だった頃、落ちた子供を助けようとして亡くなった女性がいたという伝説がある。明治中期には埋め立てられて道路になっているが、ここで交通事故に遭った人は時々、水路と女性の姿を見たと語る。僕が見たのも同じだった。助けられたのか呼ばれたのか。
#呟怖 https://t.co/QTCrjyxvvw

釣り場は人に教えんもんで、よそから来る人も一人のことが多いですな……ほう、バス釣りですか。うちの村にそないなもん居るとはようご存知で。
……そこの沢か。昔鉄砲水出よってな……昭和四十年やったか、気の毒なことやった……おお、引っ張られるちゅう話もあってな。気ぃつけてな……。
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