呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

@ayatophotograpy とりあえずアイデアを書いてみて
書き方を変えたり
削除しながら
コネコネして
136文字に収めてく
作業が割と簡単で
オススメです(≧∇≦)b

#呟怖

引用リツイートも忘れずに

#呟怖

夢の中で
私が首を切り落とすおじさんが
刀を持ってやってきた

刀の柄を握ると
凄く手に馴染む
毎夜握っている刀だ

おじさんは
夢を終わらせて欲しいと
その場で土下座した

私は鞘を投げ捨てると

泣きながら
ゆっくりと刀を振り下ろした

これで悪夢が終わる https://t.co/E59kxokwsS

#呟怖

私は毎日同じ夢を見る
知らないおじさんの首を落とす夢だ

あまりにも生々しいので
夢の中で
ごめんなさい
ごめんなさいと
涙を流しながら
首を切る

そんなある日
夢で見たおじさんとそっくりな人を
見かけた

そのうちおじさんは必ずやってくる
私の悪夢を終わらせる為に

私は毎日待っている https://t.co/E59kxokwsS

#呟怖

毎夜
同じ夢を見る
首を切られれる夢だ

ためらいながら
若い娘が
涙を流しながら
刀を下ろす

ある日の事
夢で見た娘を見かけた
私は古い骨董品の刀を
競り落とした

これで
恩に報いる事が出来る

私は喜びながら
毎日
刀が届くのを待つ https://t.co/E59kxokwsS

#呟怖

長いトンネルだ
延々と走っている気がする

どこまで行けば出れるのか?
全く分からない
自分の愛車は好調で
ガソリンすら減らない

紅い照明も心地がいい

いやこれは
俺の目に血が入って
紅く見えるだけか

出口の見えないトンネルを
俺は今夜も走り抜ける https://t.co/MUlbcCbZKD

#呟怖

いてててて
長い事
気を失ってたらしい

あたりは暗く
どうやらトンネルの中らしい
出口が赤く光っている

フラフラと出口へ向かって
歩こうとした

ずる
軽い音を立てて
下半身がずれた

上半身のみ道路に
崩れ落ちる

なんだ
もう死んでいたのか
納得しながら
暗闇に堕ちた https://t.co/MUlbcCbZKD

#呟怖

深夜
トンネルの先が赤く光っている
事故か?
暗いトンネルを歩いていく

かなりの大事故らしい
救急車が止まってた
車が破損してて
救命士が蘇生をしている

これは助からないなと
彼の顔を見ると
自分の顔だった

そうか
助からなかったか
諦めてその場を立ち去った https://t.co/MUlbcCbZKD

#呟怖
故郷から遠く離れたこの地で
目の前に
懐かしい我が家がある

そんなハズは…
目の前の扉がゆっくりと
開かれる

さきほど割かれた
腹部からは
ゆっくりと臓物が
ズリ落ちる
扉が完全に開かれると
懐かしい母が

おかえり

重くなった身体をそこに残し
私は光につつまれ
我が家に入っていった https://t.co/ZoVGLnyJWe

#呟怖
遭難して3日目
山中をさまようと
開けた場所に廃屋をみつける
なぜ?こんな山中に…

入り口には
いらっしゃい
と張り紙が
俺は助かったんだ
中に入ると暖かい食事が
美味い

数ヶ月後
人の入らない山中で
前のめりに倒れ込んだ
男性の遺体を発見
男性の胃からは
大量の岩が見つかった https://t.co/ZoVGLnyJWe

#呟怖

俺の勤める
管理会社にクレームが入った
隣の部屋がうるさいから
注意して欲しい

まぁこの手のクレームは
良くある話だ
現場について
チャイムを鳴らす
しかし返事が無い

会社に戻って
上司に報告すると

あそこは来月取り壊し予定で
誰も住んでないぞ
って…

あのお客様はいったい誰だ? https://t.co/F3Ec2rCJK3

#呟怖

ここだよな
恐る恐るチャイムを鳴らす

出てきたのは
老婆

老婆は呟く
またか…
とりあえず靴を貰うよ

靴を渡すと

次は隣の部屋へ

ピンポーン
また同じ老婆が出てくる

またか…
はい上着を脱いで

上着を渡すと隣に行けと言われる

ここは衣領樹(えりょうじゅ)
裁きが待っている https://t.co/F3Ec2rCJK3

#呟怖

夜道を歩いていると
背後から人の気配がする
段々と段々と近づいてくる
もう背後まで来ている

ねえ?
こっちを見て

耳の後から囁く

なんとか電柱の所まで来て
背後を振り返ると
誰もいない

なんだ
気のせいか…

正面を向くと

見たわね?
と顔の崩れた女性が
ニヤリと笑いながら立ってた https://t.co/R3MuWvQ8fY

#呟怖

この景色
見た事がある
暗い夜道を歩いていくと
電柱がある
頼りない電球が
周囲を照らしている

電柱の下に
枯れた花が置いてある
私が好きだった花だ

そうか
私はここで刺されて
死んだんだ

犯人は付き合ってた彼

彼は被害者面して
まだ捕まってない

今夜も私は
この夜道をさまよう https://t.co/R3MuWvQ8fY

#呟怖

最近、毎晩同じ夢を見る
暗い道の先にある電柱の
消えそうな電球を見てるだけの夢

夢のなかでは
身動き一つ出来ない

今夜の夢はいつもと違った
電球が消える夢だ

電球が消えると完全な闇に包まれた

目覚めると
病院のベットの上で
死にかけたらしい

あの電球が消えた時
俺も消えるのか? https://t.co/R3MuWvQ8fY

#呟怖
真夜中
飲んだ帰り道
通り慣れた道を歩いていると

空中に青白い手が浮いている

なんだ?とよく見ると
手は手招きをしている

改めてよく見ると
何もない普通のいつもの道だ

なあんだ気のせいか
と独り言を呟くと

気のせいじゃないよ…
と耳元で呟かれて

両肩をつかまれた https://t.co/R3MuWvQ8fY

#呟怖
ここは俺の店だ
だれにも売るつもりは無い

道路拡張で
ヤクザに騙されて
借金をして追い詰められて
妻と二人で
外の店の看板に二人首をくくった

その後
俺の店はコンビニへと姿を変えたが

ここは俺の店だ

誰にも渡さない
コンビニは廃業して
コンビニの店長も仲間に加わった

ここは俺の店だ https://t.co/4gsVq1JZa6

#呟怖
人生で初めての店
優しい妻と一緒に
頑張って生きた

しかし
妻に先立たれ
借金が残ったが
この店だけは手放さなかった

余命宣告を受け
最後に懐かしい我が店に
向かった
俺は最後まで笑って生きた

店の入り口だった所をくぐると

懐かしい妻の声が聞こえる

お疲れ様でした

これからは一緒だ https://t.co/4gsVq1JZa6

#呟怖
一国一城の主
夢を見ていた

夢は夢なかばで破れ
あとに残ったのは
多大なる借金

私は最後はここでと思い
縄を持ってやって来た

最期の一服を済ませ
最期の仕事をしようとすると

背後から懐かしい声がする
亡くなった妻の声だ

死なないで

これからは
死ぬ気で生きる事にした
笑顔で死ぬ為に https://t.co/4gsVq1JZa6

#呟怖
千鳥足で道を歩いていると
おでん屋の屋台を見つける
こんな夜には
熱燗を飲みながら
おでんに限る
店主はいない
お好きにお食べください
後ほど会計します
と書き置きがおいてある

思う存分飲み食い
気を失った

翌朝
路上に男性の死体が転がってた
お代はいただきましたと
書き置きがあった https://t.co/MnmI81Hwgu

#呟怖
この島は
墓で出来ている
何年も何年も
死者が出るたびに
ここに埋葬し墓を立てた
島は怨念で満ちている
生者への憧れは
いつしか呪いとなり
周囲に災いを振りまいた

ある日
少女がこの島に渡り
白い花を植えた
白い花は島を覆い

呪いは祝いへと変異する

呪われた島と呼ぶ者は
今は誰もいない https://t.co/I6xZ7TQC3O

#呟怖
近くの石橋公園に
車を置いて
山中を歩いていくと
突然目の前に
六角形のトンネルが現れる

トンネルの先に和服の少女が
こちらに手招きをしている

近づいてみると
少女の手はかろうじてついてて
風に揺られて手招きをしているだけ

少女の亡骸を
木の杭にくくりつけてあった

私は逃げ出した https://t.co/PDVkKJnb2g

#呟怖
この島の事を知っているか?
道を歩いていると
見知らぬ男に声をかけられる
たぶん湾内にある島の事だと話すと

男は

ありがとう
いいか!
ここから逃げろ!
なるだけ遠くにだ!
要石が動き出す!
と言って
人混みの中に消えた

後日
大きな地震が来た
男は失敗してしまった

終わりが始まる https://t.co/I6xZ7TQC3O

#呟怖
かってこの島には
本土には決して行かせないと
英霊達がいた
英霊達は死してもなお
護り続けた
それから一世紀
本土の人々は
英霊達を忘れ
英霊達を弔う家族も
全ていなくなった
しかし
思いは残る
願いは怨念となり
本土上陸を夢見る https://t.co/I6xZ7TQC3O

#呟怖
この島には英霊達がいる
戦時中
最期の一人になるまで
戦い死してもなお戦い続けた
愛する祖国を護る為に

愛する祖国を
遠い南の島から
見守っている https://t.co/I6xZ7TQC3O

#呟怖
死者に逢える島がある
そんな噂を聞いて
先日亡くなった母に
逢いにやってきた

海を見つめて
振り向かない母に

最後に立ち会えなくてごめんね

母は優しい声でささやく

こちらこそ
最後まで一緒にいてくれて
ありがとう
あなたの母親で良かった…

消えていく母を見ながら
私は泣き崩れた https://t.co/I6xZ7TQC3O

#呟怖
一年に一度
歩いて島に渡れる島に
観光を兼ねてやってきた

島の砂浜を歩くと
所々にカラフルな服が
砂浜から飛び出している

良く見てみると
全て人だったモノだった

ガイドの漁師が
絶対に触るな!
と言われる

島への供物だそうだ
流れ着いた彼等は
今日も大漁を祈りながら
その浜にいる https://t.co/I6xZ7TQC3O

#呟怖
本当にここなのか?
実際に訪れてみると
凄まじい広さの物件だ
早速住むことにした
近所に人がいないのが素晴らしい

最期のその時まで
この家で過ごそう

終末に
白い死の灰が降り積もる
外には大量の死体の山

素晴らしい家だ
読みかけの本を静かに開いた
読み終わるかな?
時間はたっぷりある https://t.co/R5U88cFwy3

#呟怖
どんな写真を撮っても
この家の写真しか撮れない

風景を撮っても
人物を撮っても

この家の写真しか撮れない

気味が悪いので
写真を撮るのは辞めた

そんな俺の目の前に
家が見える

家には亡くなった父や母
親族達がこちらに手招きをしている

もう気味が悪いなんて
思わない
ここが我が家だ https://t.co/R5U88cFwy3

#呟怖
磯釣りをしていると
海底まで見える時がある

海底には
たいがい海藻がゆらゆらと漂うのが
見えるだけなのだが

今日は波が高く
海底など見えないハズだが
何故か
視線を海から感じる

波の隙間に
俺を見つめる目が見えた

冷たく見る目
しかも多数の目が
俺を見ている

もう二度と釣りはしない https://t.co/IgPvLYV4nl

#呟怖

海に行くのが怖い
何故そんな気持ちになるのか
不思議で仕方がないのだが
磯に打ちつける波が
どうしても
無数の手に見えて仕方がないのだ
そんな私も海に出かけたいと言う
妻に誘われて
磯に立ってみた
穏やかな良い天気だ
何を怖がっていたのだろう

するとふいに足を掴まれ
私は海中に消えた https://t.co/IgPvLYUwxN

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