呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
理想の形の 成れの果て
キラキラしていた 画面越し
笑顔の自分に 会いたくて
全てを捧げた 夢十夜
未来のキャンバス 純白の
毎日描き込む 物語
だけど山頂は 高いまま
手が届かない 向こう岸
途絶えた絵筆は 部屋の隅 
埃にまみれた 自画像が
掛けてきた言葉 ただ1つ
黒く塗れ❗ https://t.co/wm6ex95sXn

#呟怖
切り刻まれた 端切れの山で
何故か聞こえる 鼓動と吐息
幾重に積んだ 御札の蓋に
震える端切れ 救い求めて
好奇心から 御札をどけて
時間潰しの 端切れのパズル
一人遊びは 夜まで続く
完成直後 突如降る雨
破れた体 一枚布に
両手が伸びて 両目が開き
僕をくるんで 空に飛び去る https://t.co/fakoT8bkw6

しまった!
#呟怖 の間違いです。

#呟怖
通り過ぎていったのは、風?
春の匂いとは違ってた
懐かしい気持ちになるのは
背中に触れてる暖かさ
もう忘れてしまっていても
思い出の粒が目に浮かぶ
淋しくない一人遊びは
夢とうつつの境界線
強い風が此処に吹いても
僕の魂を飲み込んで
守ってくれる宿り木たち
振り返っても誰もいない https://t.co/zsmZxylH3Y

#呟怖
きっと いつか ゆめの つづき
めぐり めぐる きおく よかん
だれも かれも ここに くるな
くつの おとが ひびく うなる
どうぐ ひとつ にぎる みぎて
いつも みてる やつが さがす
ぼくは ここで なにを するの
いやな きもち だけど えがお
らせん おりる あいつを https://t.co/vxvfR4xWir

#呟怖
新たな具材 手に入らない
悩みの種は 料理出来ない
仲間は早く 食べたがってる
悪魔の宴 闇の晩餐
地獄に集う 悪人どもを
纏めてこねて 作った素材
見た目も味も 汚い苦い
とても客には 出せないレベル
澄んだ心と 穢れ無き血が
生地とソースを 極上にする
新たな罠を 仕掛けに行こう https://t.co/oMyH2Lt2F5

#呟怖
蠢く魔境の村
明け方はまだ遠い
鎮守の神様から
見棄てられた余所者
村の入口付近
見掛けた不安の種
遡って思えば
始まりを告げる鐘
あれがこの村の長
灯篭が飲み込んだ
娘の姿してる
奇妙な儀式の主
迷いこんだ旅人
また一人盗まれる
灯火に変えられる
決して消えない灯に

同胞に守られて https://t.co/XnPtem26Fs

#呟怖
ヒールが響く 午前二時
聞こえない音 聞いている
闇夜を照らす 薄明かり
光る女は 透けている
盛り塩全て 風に舞い
怯える姿 見つめても
氷の様な その笑顔
憎悪と慕情 浮かべてる
お札も経も 飾り物
想いの強さ 悠久の
愛の雫を 身に纏い
常世の伴侶 連れに来た https://t.co/XFcTOBTk4d

#呟怖
関白殿下の 墓守は
瓢箪生まれの 小悪党
日ノ本の国に 生れ出で
歴史の語り部 鼠年
数多の戦場 すり抜けて
人の営みに 呆れ果て
浮世の旅路に 疲れ果て
終の棲家まで 辿り着く
抜き足差し足 城跡の
目を見張る廟に 囚われて
勝手に居座り 殿気取り
悪さする奴は ひと齧り https://t.co/Dcvmc6m4BY

#呟怖
選ばれなかった男たち
戦場染めた赤い涙
二度と動かぬ肉塊から
饐えた匂いが覆い尽くす
半分だけは連れて行こう
新たな戦地を与えよう
日が落ちるまでは殺し合い
晩の宴には蘇る
神々の戦士成れぬ者
憐れ大地に飲み込まれて
その魂は此処に迷う
栄光無き者の墓標に

子守歌さえも歌えない https://t.co/S8EtKqHvgQ

#呟怖
解体作業が終わったら
ようやくご飯の時間です
今日の獲物には手古摺って
時間がかなり掛かりました
僕らの土地に侵入して
好き放題やる巨人達
僕ら探して歩き回り
仕掛けた罠に嵌っていた
大きな獲物に皆歓喜
暫く充実食糧庫
命乞いの声も消え去り
残った骸骨邪魔なだけ
今日はご馳走楽しみです https://t.co/hhAVVU0XAF

#呟怖
合わせ鏡の 向こう側
罪なき罪を 暴き出す
紫色の 黄泉の道
人の心を 惑わせる
同じ私の 手招きで
永久の幻 立ち並ぶ
同じ明日は もう来ない
歴史の渦に かくれんぼ
一度開けば 迷い込む
鏡のアリス 不条理な
本人宛の 恨み節
待てど暮らせど 返事なし

罠に堕ちれば 裏拍手 https://t.co/MZJRNgKWZg

#呟怖
月の雫が 目に染みる
夜空彩る つるべ火が
誘う祭り 是非も無く
空虚な体 照らされる
この世の果ての 旅路には
寂れた仲間 よく似合う
壊れた体 姿変え
物の怪の群れ 夜歩く
人の成れ果て ポンコツは
しんがり勤め 引き摺られ
晒されながら 宙を舞う
闇の掟の 捧げ物
月が見ている https://t.co/jotWALeSkI

#呟怖
楽しくないよね このゲーム
終りが端から 見えている
何処から引いても 当たりくじ
願い事全て 受け入れる
一つ叶う度 一年の
寿命と引換え 誘惑の
悪魔の新たな 商売は
断る事さえ 儘ならぬ
当たりを重ねて 気が付けば
命の残りは 数分で
欲に膨らんだ 魂を
喰らわば喰らえと苦笑い https://t.co/S4KFnbtuk8

#呟怖
既に現世の役割を
全て放棄し引籠り
解放された繋がりは
人の出入りも遠ざける
それでも一人早朝に
家に勝手に上がり込む
見知らぬ老婆夜消える
盗られて困る物も無し
何故か食事を一人分
残してくれる有難さ
日が出てる時隠れ棲む
物の怪だって構わない
俺が来世に持っていく
土産話に丁度良い https://t.co/fMAPhx3uU8

#呟怖
もう時間が無い 奴らの思惑
突然飛来し 地球に降り立ち
僅かな時間で 街を占拠して
人々に変わり 生活している
すっかり馴染んだ 暮らしぶりを見て
快適ばかりを 望み過ぎていた
自分達の罪 反省しながら
最後の反撃 人類の望み
手製の衣装も 功を奏さずに
ヒーローの最後 奴らの晩餐 https://t.co/8L3QF8279s

#呟怖
今日でお終い 私の城で
最後の客が 席を立つ時
止まった筈の 壁掛け時計
不意に奏でる 0時のソナタ
寂しく響く 地下の店内
疲れた姿 映す鏡の 
向こう側では 賑わう深夜
人の笑顔を 見ていたかった
どんな話も 耳傾けて
オーダー取りに 迷わず走る
日付の向こう 鏡の中へ https://t.co/6cmz7V4iPi

#呟怖
もう三巡目の 出発地点で
貴方の足跡 消えて行く前に
息を整えて 思い出してみる
貴方の背中に 投げかける想い
あっけない別れ 悲しむ間もなく
滞りの無い 追いかける準備
たったの一言 送りたい言葉
小脇に抱えて 次の輪廻へと
姿は見えても 顔だけ見えない
執念の痣が 踊らせる命 https://t.co/WPefxJGAyR

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