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椿 侘助|2ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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母には収集癖があり、部屋中が箱で埋め尽くされている。母曰く、『人は一生を箱の中で過ごす。』言われてみれば、人生は箱から箱への移動と言えなくもない。唯一の例外は、産まれる前だけだろう。人は箱から産まれない、私がそう言うと母は、

『あんたを買った時の箱見るかい?』

と笑った。#呟怖

床屋で髭を剃っていると、主人はぽつりと言った。不思議だ、と。何がかと尋ねると、

『お客さん方は、刃物を持った男を後ろに立たせてるの、怖くはないんですかね?』

『怖くなんてないさ、だってここは床屋なんだし。』

『そうですね。ここは床屋です。ご主人はお留守の様でしたが……』#呟怖

何で幽霊ってのは後ろにいるんだろうな?と友人は言う。まあ、その方が怖いからじゃね?と返すと、『ほんとに伝えたい事あんなら、幽霊でもちゃんと向き合って話さなきゃな』と笑った。
そろそろ帰ると言うので見送ると、

『ありがとな。』

そう言って、目の前から忽然と、消えた。#呟怖

白昼の夢はいつも最悪な出来事の一歩手前で終わる。ただの思い過ごしと笑われるかもしれないが、私はこの昼下がりの悪夢がいつかほんとうに目の前に現れると信じていた。

深夜遅く、帰り道に二人分の足音。
ああ、とうとう……。
夢の中の夜……暗闇がここまで溢れてきた。私は殺される……。
#呟怖 https://twitter.com/SadnessENDbot/status/1086518872486727680 

遺書と僕を置いて去ってしまった貴女の顔と左の小指。
約束をしたのですから、僕もじき、必ず。#呟怖 https://twitter.com/SadnessENDbot/status/1086247079633010688 

その墨のような色の花には棘がございました。そしてその棘には何百人もいっぺんに殺してしまえる程の毒が。村八分にされた魔女だけが、その毒の花を手折ることができるのです。御覧なさい、村人たちは見向きも感謝もしないと言うのに、魔女は自ら進んで毒花から村を、守っているのです……。#呟怖 https://twitter.com/SadnessENDbot/status/1086209351012864000 

母さんの早い再婚にあたしは反対しなかった。17歳はもう大人だと思うから、継父とも仲良くやっている。夕食後、二人はビール片手に、よく思い出話をして笑う。継父が楽しげに語る『あいつ』の話。母さんは、『化けてでも出てきて欲しい』なんて言う。母さん、父さんなら、隣で一緒に笑ってるよ。#呟怖

地元は田舎でしたので、ある意味まあ、ありきたりな光景だったのかもしれません。何十年も取り壊されない廃屋。山道の路肩で錆びついた車……。それらが何故いつまでも放置されたままなのか、それはある人が言うには、まだ持ち主がそこに”居る”からなのだそうです。

気付いて貰えて助かります。
#呟怖

月が綺麗ですね。
こんなふうに穏やかに灯された明かりの下にいると、僕たちは忘れてしまいそうですね。
朔の晩、月の裏側に隠したふたりの秘めごと。犯した罪……。

僕たちの幸せのため、殺めた人達の事を。

月明かり揺れる水面は、いつまで僕たちの秘密を隠していてくれるでしょうか……?

#呟怖

我が家には地下室がある。だが、人を住まわせた憶えはない。それに、地下に続く階段はこんなに長くは無かったはずだ。私が驚き固まっていると、目の前から少年がふっと消え、階段はいつもの長さに戻った。

地下室に入ると、壁の隅に白骨化した人間が横たわっていた。
#呟怖
#このお題で呟怖をくださいhttps://twitter.com/chai_chanko/status/1079048887669645312 

夢に見る顔の無い女、その本当の姿をいつか知る事ができるだろうか。音の無いモノクロームの景色の中、手を繋ぎ笑みを交わす。確かに見た彼女の微笑みは朝の日射しに焼かれ、目覚めの頃には灰になる。それでも何度も蘇る夢の一コマ。
ふたり約束を果たす迄、終わる事はない。
#なまえのない恋文
#呟怖

#あなたのインコが覚えた言葉

アノヒト、ダレ? 
アノヒト、ダレ?
アノヒト、ダレ?

一人暮らしが寂しくて飼ったインコが、教えてもない言葉を喋りはじめた。

#呟怖

夜勤をしていると、よく視界の隅に影がちらつく事がある。そちらを向いても誰も居ない。他の従業員と離れた場所で一人作業をしているので、当然ではある。表の喫煙所に行き同僚と雑談する間も、視界の隅に影がちらつく。恐る恐る視線だけを向けてみると、目に激痛が走り、左目がぼたりと落ちた。#呟怖

是題画請呟怖 謝謝 炒飯 棒々鶏
#呟怖
#このお題で呟怖をくださいhttp://pic.twitter.com/6xpX3IL0Gg

ばあちゃん家の掘り炬燵はすごく暖かく、寧ろ熱い位だった。底が深く、足を伸ばすと豆炭で靴下に穴が空く。うっかりすると火傷してしまうのだけど、入っているとつい眠くなる。
微睡んでいると炬燵の中から呻く様な声。覗いてみると、真っ暗闇の中から白い手が伸び、僕の足を掴もうとしていた。
#呟怖

うちの田舎では蛙を”ビッキ”と呼ぶ。子供の頃、蛙とビッキは別の生き物だと思っていた。
母の実家はトイレが離れで、夜中でも外を歩かなくてはならない。蛙の鳴き声が煩い裏山で、時折1m程の背丈で滑った肌の生物が、二本足でのっそり歩き回っているのを見た。僕はそれを”ビッキ”と呼んでいた。
#呟怖

ちっちゃい頃やった遊びがあってさ、手鏡を目の下に持って来るじゃん。そしたら天井見えるわけ。それを地面に見立てて部屋中歩き回るの。梁とか跨いで避けたりして。でもあれ、やっちゃ駄目。急に足が動かなくなって、鏡見たらさ、真っ黒い腕に足掴まれて、逆さ吊りになってる僕が映ってたの。#呟怖

こうして物々しくあしらっておけば、人は自然と避けて歩いてくれるだろうなんて、余りに安直な考えだ。さっきから此処を通る人達が、突然目の前から消えていく。鞭のようにしなる黒い何かが、人に巻き付き、地の奥底へと引き摺り込んでいくのを見てしまった…。
#呟怖
#このお題で呟怖をくださいhttp://pic.twitter.com/4VCbgP7WpZ

山に響いた猟銃の音が鴉の群れを散らした暫く後、父が帰ってきた。猪を仕留めたかと獲物を見に行き驚いた。それは狩り仲間のヨシさんで、血に塗れて呻いている。「鍋さすんべし」と鉈を振り上げる父を皆で押さえた。一命を取り留めたヨシさんは、「山さこっ黒え何かがおる」と呟くばかりだった。#呟怖

調子の外れた”剣士の入場”が流れ、黄色い服の道化師が追いかけて来る。逃げ回るぼくをピンク色の大きなうさぎがずっと見ていた。メリーゴーランドは高速回転し、観覧車から人が落ちてくる。今日の悪夢。先生は、一番夢に現れるものが最も怖れているものだと言うが、それは追われる僕自身だった。#呟怖

だけ生き残っちゃって、みんなごめん…成仏してね… #呟怖http://pic.twitter.com/0dB9hsNG8N

或る村では、娘達は眠る時必ず面を着けるという。なぜなら寝顔に死化粧を施す亡霊が出るからだ。化粧をされるとその日の内に死んでしまう。喘息のある娘は息苦さで面を千切り、半分だけ着け眠った。すると翌朝、娘は魂が抜けた様に動かなくなっていた。
その唇には、鮮やかな紅が引かれていた。#呟怖

六つの頃、山に消えた娘が帰って来た。季節は廻り、娘は破瓜の年となっていた。幼い面影はあるが既に女の姿をしていた。山の神に命を救われ、代わりに妻となる約束をしたという娘の腹は、僅かに丸みを帯びていた。しかし、この里の山で祀る神は女神だったのだ。

娘を娶ったのは何者だろうか?
#呟怖

少女はオイルの切れてしまった提燈を下げて、暗がりの中を彷徨っていた。夜の森は墨を零した様な闇。樹々の間、僅かに差す月光が白い肌に跳ね返り、捕食者たちは眩しげに目を細める。枝の上の夜鷹が、それをじっと見つめ悲しげに啼いた。

夜鷹はかつて少女の傍にいた者の成り代わった姿だった。#呟怖

微睡みに潮の香り。耳元でちゃぷん、ちゃぷんと繰り返す音。少しづつ嵩を増し、水が耳孔へ空気を押し込む。くぐもる水音。どぷん。やがて背を抱かれ、浮き、揺蕩う。遠くに子供の泣く、声。
…偶に見る夢。慌てて駆け戻り事無きを…と母は言うが、置き去りの私の記憶は、今も海を漂っている。#呟怖

夢を見る。溺れ死にかけた私を浜まで運んでくれた人魚は、見覚えのある顔をしていた。夢の中で人魚は、血に塗れながら微笑む。鳩尾から左の乳房にかけ、深々と肉が抉れていた。
思い出す。きょうだいが、いた筈だった事。
私は産まれる前、人魚の肉を食べ、生き存えたのだ。

#呟怖
#呟怖bot可

つめたく透き通った指先が僕の手の上にそっと重ねられた気がした。ベンチの隅に一人座りありもしない横顔を見ている。空想上の微笑みに僕は触れることができない。

身元不明の君は今日も隣にいる。

#呟怖
#呟怖bot可

漫画喫茶によく行くんですが、いつ行っても必ず同じ部屋に同じピンクのハイヒールが揃えてあるのが気になって。まあ”住んでる”人もいるらしいのでそういう事かな?とも思ったのですが、明かりも無く物音もしないのが奇妙でした。更に奇妙なのは、何処のお店でも必ずそれを見かけるという事です。#呟怖

獏は夢を食べ人を知る。悪夢を食べ畏れを知れば、歓びも凡そ見当が付く。一匹の獏は眠れる若い娘に恋をした。娘の悪夢は人への恐怖だった。言葉に尽くせぬ仕打ちを受け続ける夢。それを食べ尽くした獏は、娘をもっと知ろうと良い夢まで摘んで食べ、そして知った。自身も娘の夢の一部である事を。#呟怖

お隣の婦人は気の毒だ。夫と子供を亡くし独り暮らしている。寂しさを紛らわす様に彼女は庭いじりに没頭した。見た事も無い美しい花の蕾が開く度、なぜか婦人は窶れていく様だった。ある日家の前を通りかかると、彼女は庭で棘だらけの蔓に巻かれ事切れていた。

とても幸せそうな死に顔で。
#呟怖

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