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НIШIХАТА Осахiро|12ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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野生の雪椿というのは花が咲かなければぱっとしない、藪のような植物だ。雪の下敷きになり、0℃付近に保たれる雪と地表の間で-10℃以下の寒気をやり過ごす。元は硬質だった材もしなやかに曲がる強靭なものに変化しており、雪国の山人はこの枝を――これは言わない方が良いか、廃れるべき習慣だ。
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学生の頃、下宿の近くの飲み屋小路の「突き当り」について議論になった。何人かは小さな橋があって住宅街に出るという。うち数名は別の小路を言ってると判明したが、話題の小路は地図では確かに川をまたいで続いていた。暗渠化されているため橋とは認識できないのだが、彼は何を見たのだろうか。
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実家の納屋を片付けていると、見覚えのある鉈が出てきた。普通より幅が広く、とても重い。終戦直後にどこぞのスクラップ屋から端材をくすねて刃をつけたものだと言っていたが、さて、少なくとも二十年放置されていたはずなのに、錆一つ浮いていないのは何故だろう? そして柄。何かの骨だぞこれ。
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夏の終わりのある朝、ベランダの植木鉢にはあり得ないものが入っていた。僕が妄想で描いた絵にしかいない、架空の美しい虫の翅。脈に仕込んだ暗号もそのまま形になっている。もういない人の名を指でなぞり、僕は翅を土の上に戻した。
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私の出身地方には時々とても奇妙なことのできる人が出る。私は赤ん坊の頃に大病をして、祖母にその奇妙な技で命を救われたというが、どんなことをしたのかは祖母本人も他の家族も教えてくれない。ただ、同じことは二度とできないと言われた。
戸籍制度はその技には邪魔なものらしい。
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必要な低温に設定を変えていなかった。
その試薬は入ってた分だけでいくらするかというと……。
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うちの集落の隣、といっても大きめの山系を一つ半越えたところだが、ここへ嫁いだ叔母に用がある夢を見る。いつも古いトンネルを通るのだけど、現実にはそんなものは無いし、現実の叔母の集落にはもうほとんど人は住んでおらず、子供に至っては一人もいない。誰だろう? 友達みたいだけど。
#呟怖 https://t.co/MhFEjJKk4p

見つけた、9.8m/s²で会いに行くよ。

#呟怖 #縛怖

※半角とかも1文字で数えました。 https://t.co/efqEJqrdZh

「この『から揚げ』って、何のから揚げです?」
朴訥な雰囲気の青年は不思議そうな顔をして問う。
「中央アジア原産のクリプトマルレギウム科のお野菜なんです」
「くり……? 聞いたことありません」
「減反の転換作物として人気が出たんです、今でも東海地方で……」
信じてる、信じてる。
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神域は基本的には異界である。その森は特にその性質が強く、人界の者は見つけることさえ難しい。生い茂る樹木は人界にも似たものがあるというだけの別物だ。植物ですらないかもしれない。そこで採った標本は新聞紙の間から消えてしまった。消えると同時に頭痛と気分の塞ぎも消失した。
#呟怖 https://t.co/dcxJnzmD3v

雪国上空。ここはもう二度と白くならない。

#縛怖 #呟怖

https://t.co/uI7olqGmUD

「そう、めちゃくちゃ怖いの。溶かせない物質は無いって」
「とんでもねえな……法律で禁止せんとは、与党は何をやっとるのか」
DHMOについてのデマがこの頃よく飛んでいる。水だぞ。水を摂らずに活動できる生物などおらん。
「生物は、でしょう?」
毒づいた俺を見下ろす機械の目、目、目。
#呟怖 https://t.co/JYNhP2PNyo

このニュースはよく覚えている。件のオカルト本には私もネタを提供していたのだ。著者先生やネタ出し仲間と一緒に警察に呼ばれて事件のお呪いを確認したところ、確かに私の書いた部分も使われていた。効くはずが無いのに。そもそもあの本だって出たし。
#返怖 #呟怖

https://t.co/7Vkf9RYGqW

誰もいない教室で私は追試を受けていた。古びた蛍光灯がちらちらする下で、昔よくあった手書きを謄写版でザラ紙に刷った問題用紙。試験監督が入ってきて黒板の上の時計を指し、もうすぐ時間ですと告げる。時刻は6時66分。アナログ時計でなぜそう読めたのかはわからないが、確かにそう読めた。
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バブル最盛期に建ったレストラン。あの頃らしく豪華でお洒落な建物だが、最初の会社が倒産して以来、入った店はどれも長続きしない。毎回なぜか、人肉を出す店だと噂が立って客足が途絶える。ここで調理された人間など、戦後すぐやられた俺しかいないのに、誰がいったい。
#呟怖 https://t.co/D58WRfuno6

小さい頃住んでいた団地の近くを通りかかった。とても広いと思っていた児童公園の小ささに驚く。片隅のブランコは、四年生の何とかくんが落ちて大怪我をしたのを覚えている。以来、ずっと使用禁止の札がかかったまま。朽ちかけたトラロープの下の塗装には、剥げも錆びも一つない。
#呟怖 https://t.co/LipoR7Mi1P

「旅行用のスーツケースを一つお願いしたいのですが」
「今は材料が厳しくてね、大きなのはお断りさせていただいてるんです」
「そのあたりは手配済みです、二人そちらへ送ります」
「使えるんでしょうね」
「肥った大きなアメリカ人です、刺青も無い」
「現物を見てから折り返し連絡します」
#呟怖 https://t.co/Tgxt5BAy80

昭和時代、PCゲームは完全に英語か全部カタカナばかりだった。解析も盛んだったが、ある作品ではどうしても意味の取れないカタカナ文字列がデータの中にあり、ゲームをどう進行させてもそのデータは参照しない。作者は高校生で発売前に亡くなっていたとも噂されたが、真相は最後まで不明だった。
#呟怖 https://t.co/NQAHi9gOOv

湿った重い雪を踏み、冷たいを通り越して痛む足を機械的に動かす。集落跡まではもうすぐ。動くものは風で舞う大きな雪片しかなく、空も地表も白と鉛色しか見えない。
やがて一つだけ目に入った彩度は、剥げかけた鳥居の赤。寄ってみれば、焼け焦げた人形と何かの動物の骨がある。彼らの儀式…?
#呟怖 https://t.co/p2HazptS50

午後4時44分のエレベーターには奇怪なマネキンが乗っていて――。他愛もない噂がネットで紹介されるとぽつぽつ見物客が訪れるようになり、ついには「本当に見た」と泣きじゃくる女性まで出た。エレベーターには使用禁止の貼紙がされた。
翌日の午後4時44分。
マネキンは仕方なく階段を使った。
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サイロを改造した水槽には川の乙女が住んでいる。彼女は投げ込まれた不運なYoutuberの死体を丸呑みにし、また水底で丸くなって眠りに就く。
川が工事で干上がってもう二百年。これまではごまかせてきたが、出歩く人も少なくなってきた。彼女の食べ物はこれからどう確保しようか。
#呟怖 https://t.co/lN7bz2q8UT

効果が薄いことが判ったRNA複製阻害剤、全然関係無い駆虫薬、そして座して死を待つ。
なるほどこれは「あんなのはただの風邪だ」と信じなければ正気が保たない。いや、既に無くなっているのか、その境界ももう判然とはしない。4つめが無ければ80億人がこうなっていた。
#呟怖 https://t.co/sWZF0GrYMt

水深は大人の膝くらいしか無いが、数年置きに溺れる人が出る川がある。小さい頃にそこで見たあれのせいだが、口止めされているので人に言ったことは無い。
その村ももう誰も住んでないのだけど、最近あれが夢に出る。こうして書き残せるのはたぶん、そういうことなのだろう。そろそろ行くか。
#呟怖 https://t.co/bWtRrK1XeQ

俺の喉からはガーガーという声しか出ない。もがいて明るい方へ這い出てみれば、隣には烏か何かの首だけが突き出してやはりガーガーと叫んでいる。俺もこれか、と可笑しくなってガーガーと笑う。もう顔もぼんやりとしか思い出せない死んだ頃の娘が笑いながら俺の首を掴み引き抜く。
#呟怖 https://t.co/tCNdWimdSa

ダイニングのドアの手前で、うちの猫は一声鳴いて誰かが開けるまで待つ。訪ねて来ていた友人が面白がり、真似をして「にゃあ」と言ってニヤニヤしながらしゃがむ。うちの子たちも列を作ってしゃがんで並ぶ。私も並んで「にゃあ」と鳴いてみた。
猫がドアを開けた。
#呟怖 https://t.co/4qlADC91X9

寺の裏には殺生をしてはならぬ沢があり、村の子供はおむつが取れる頃にはそれを叩き込まれていた。叔父が沢蟹を獲った時はその規定通り、寺の境内の楠から一晩吊るされたという。体中に貼られた御札が無ければ、沢の主には一晩睨まれるだけでは済まなかっただろうと。
#呟怖 https://t.co/ekfgTg59bk

「代わってくれるの?」
「?」
私は駐車場横の花壇に立ち、重い頭を懇親の力で持ち上げる。
人が来る。
代わってくれるかな。
#呟怖 https://t.co/5qxJP6Suyq

回覧板には陽気な盆踊りのイラストと、場所・開催時刻等の案内が並ぶ。疫病以前の世界をそのまま蘇らせるような雰囲気だ。
しかし、回覧板と同時に町内会員の家には、決して文字にしない約束の、ある連絡が伝達されていた。
病魔を祓う。
車体を強化したトラック、扱いやすいバール。準備万端。
#呟怖 https://t.co/S1OgdTtZHl

「おい修理屋、こっち早くしてくれよ」
「部品も手も足りねえんだよ、動けるなら補給部行って来い」
「動けるなら行ってるっ……あ、こいつヤバい、修理屋!」
「遅かった……すまん……」
「最期はこれか……人形だしな……修理屋、メンタル大丈夫か」
「人形医って呼べよ、修理してやんねえぞ」
#呟怖 https://t.co/7aJvcFtNsy

「子供達にはどれでも好きなおもちゃで遊んでいいよって言ってあるんです」
担当職員は眼鏡の奥の目を細めて朗らかに言った。
おかしい。棚の高さは明らかに子供の背丈では届かない。
「あの、踏み台とかは……?」
「子供達にはどれでも好きなおもちゃで」
寸分違わぬ台詞と微笑み。
#呟怖 https://t.co/Mau57tqdyL

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