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НIШIХАТА Осахiро|10ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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異界の境界が開く話は化かされ話とは違い、夕暮れ時や時には日中にも遭遇する(夜間の話は区別が難しい)のが識別点だと思っているのだけど、霊感ゼロの私が開いた境界について霊感の強い弟に「そこダメやぞ」とか注意を促したことがあるそうだ。もちろん私は全く覚えていない。
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某神社の参道は、どれも所々に石段、あとは土が剥き出しの緩い傾斜路なのだが、勤め先の所長が若い頃、お詣りの帰りに全く石段の無い下り道を見つけたという。下り続けて陽が傾いて差した頃におかしいと気づき、引き返して元の道に戻れたのは夜半だったそうで、化かされ話にしては変わっている。
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山道の禁忌というのはいろいろあるが、雪の時季は特に、先を歩いている人影を目印にしてはいけないというのがあった。本当に人かどうかは息の白さが見えるくらいまで近寄らないと判らないし、判った時にはもう逃げようが無い。
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犬は地面に腹を着けて寝そべることで地殻を伝って来る振動を聴き取り、耳の基本性能の高さと合わせて位置の低さをカバーしているのだが、その犬の聴覚の鋭さを活かせないのが雪の日である。呼び鈴を押されるまで、犬も私も「それ」の来訪には全く気付けなかった。もう遅い。
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不穏な噂のあったビルの跡地で新しい建物の工事が始まっている。いたずら好きの友人がそこで撮って、細工をして「どうよこれ? 心霊写真ぽくね?」と見せてくれたそれは、見慣れた彼の顔の後方に、安全第一と書かれた字と被さるように少女の姿がぼんやり浮いていて、これはどうやって作ったの?
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「新しい子が来るんだって」
「どんな子だろう?」
「かわいい子だといいね」

「しゃべらないね、新しい子」
「ぼくらの言葉がわからないのかな」
「どうなんだろう」

「おふろには入るのか」
「臭くならずに済むのはよかった」
「でもしゃべらないね」
「まあおとなしい子だと思っておこう」

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婆さんに装束を剥がれた亡者が船に投げ込まれる。俺は無言で靄のかかる川面へ船を出す。亡者は俺の顔を見て目を丸くする。覚えててくれたのか、嬉しいよ。俺は船尾の櫓を外し、亡者を川へ蹴り込む。櫓は便利だ。浮いてくる頭を目掛けて振り下ろす。
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昔使っていたらしい霞網が、祖父の没後に納屋の天井裏で見つかった。慌てて隠したような気配があり、畳み直すために解いて行くと、こちらにはいないはずの子猿のようなミイラが絡まっている。いや猿だ。猿以外にこんな形の生物は。
糸を切る鋏を探しに目を離した隙に、そのミイラは消えていた。
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うちの土蔵の奥にはひび割れた漆器が二十膳ほどあり、木箱には通常の箱書きの代わりに平行の溝が真っ直ぐ3本刻まれている。
昔あった鬼の住むお社から借りだしたものだが、法事なのに料理酒を使った吸物を仕立て、椀に注いだ時に全てひび割れたという。
お社もその日以来消え失せたそうだ。
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実家近くの渓谷は、南がアスナロ造林地で、北側はオオモミジが優占する落葉樹林である。橋を渡れば年中青葉の茂る針葉樹林から季節に応じた彩りの雑木林に眺めが変わり、昭和初期には高名な文人が相次いで訪れた。彼らは温泉宿に逗留したと記したが、その宿は明治中期に源泉枯渇で廃業している。
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世界大戦の頃と同じ悪い風邪が流行った冬、市の立つ町では疫病除けも兼ねてか、奇妙なマスクを着けた人ばかりになった。
「あんなお呪いで病気が避けて通るものか。お前はちゃんとしたの着けなさい」
祖母の手縫いのマスクは祖先の鴉天狗を模した紋様入り。真っ白な変なお呪いとは安心感が違う。
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自分の影を撮って「シルエット自撮り」という遊びをしていた。やめたのは神社で撮ったものが原因。他の人が上げていたシルエット自撮りを見て、初めは無断転載かと思ったが、全く同じ場所で撮られていることに気づいた。バッグや帽子のシルエットまで全く同じで、首の長さだけが違っていた。
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長い髪を落とす怪奇技を覚えた幽霊。
音楽家って心霊現象は信じるし、今回こそはいける。そう信じて彼女は自動車の座席に一本、寝室に二本と落として回る。
その頃、取り憑かれた音楽家の青年は、敬愛するクリス・インペリテリを真似た長髪を振り乱し、華麗な速弾きを披露していたのであった。
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遊歩道でスズメバチの目撃が多発。証言を集め場所を絞り込んで行くと、どうやら斜面に密生するコシダの群落のどこかに巣がかかったらしい。非常に厄介だ。コシダは茎も葉も大変硬い植物で、除草剤で枯らしても枯れたまま残る。これがある間は殺虫剤も届かない。

火か。

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その女に出会ったのは雪国の温泉宿。俺は駆け出しの料理人で彼女は仲居。何となく深い仲になったが、執着の強い性格が恐ろしくなり、別れて別の地方へ逃げた。
瀬戸内には珍しく積雪があった冬、その温泉場で知った顔を見る。
九州へ移った。
ここにも雪と知った顔。
澳門ならまさか……まさか。
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バス停のベンチにずっと座っている人がいた。顔には仮面を着けていて表情はわからない。父に聞くと悲しそうな顔で「あの人はああするしかないんだ」と言った。
五十年の間に私は勤め、追われ、結婚し、離婚し、またここへ戻ってきた。
仮面があった。
バス停は路線ごと無くなった。どうしよう。
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昭和四十年代に改築されたという母校の小学校は、過疎化が既に進んでいたため、教室が全学年分で3つと音楽室だけの小さな木造校舎だった。玄関で履物を替えた後、妙に幅の狭い階段を上って2階めいた廊下に上がる造りで、1階らしき部分はどこにも出入口が無い。それを誰も不思議に思わなかった。
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座敷には一族の遺影を掛けてあるのだが、次男の嫁が私の祖母に似ていると気づいて以来、次男一家が帰省してくるときは土蔵に置くことにした。
次男の嫁が片付けもの中にそれを見つけ、出してあっても気にしないと言われて驚いた。私でさえ使えない戦前の方言の話し方だ。他県出身の彼女が何故。
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小さい頃一度だけ行った寺の中庭の池には、岩にへばりついた細い1mそこそこの松の木があり、岩の隙間から上がる水だけで生きているので四百年経っても若木の姿のままなのだという。
思い出して調べたのだが、あの寺の名前さえどんな検索でも出てこない。

#呟怖
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機械のメンテで行ったお店の前には螺旋階段があった。薄緑色が懐かしくて見ていると、おや? 昔行ってた塾へ登る螺旋階段? 近寄って裏側を覗くと、僕と仲間しか知らないサインがうっすら残っている。再利用ってあるのか?
次の週、別のお店の前にあった螺旋階段も、裏にうっすらサインがあった。
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デフォルメの利いたマスクメロンの形、青空に映える爽やかなグリーンの塗装。奴はバス停として親しまれていた。
しかしある日、目の前ののどかな国道を一台の緑色の車が通った瞬間、奴は気づいてしまった。
倒さねばならぬ敵がいる。
俺は強くなる。
奴は猛然と走り始めた。
俺が地上最速だ!
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褒められたことしか無かったんだけど、去年上げた絵に「この手はピアノ弾けてない手」とコメントが。それ以来、ずっと手ばかり描いている。いろんな手。ピアニストもチェリストも、子供も大人も老人も。手は難しい。生きてる人の手だけでも難しいのに、死人の手なんか描いてられない。邪魔。
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新潟から石川県へ帰る途中。富山市の市街地に入る頃、ちょっと珍しいくらい霧が出てきた。視界が悪いのと少し疲れてるのとで、一度コンビニへ寄って小休止。運転席で熱い缶コーヒーを飲んで一瞬うとうとしたと思ったら、霧が晴れていた。コーヒーはもう冷たい。そしてコンビニは黒部市だった。
#呟怖 https://t.co/wwXj4PzlSl

自分の姿が大嫌い。ぼったり重たい髪、陰険な目つき、低く据わった鼻。どうメイクしても造りのまずさは変わらない。鏡を見るのも大嫌い。人と話すのも大嫌い。人気の無い公園の裏で雨音を聞くのがいちばん好き。
でも、木の葉のしずくがきれいだなと思ったのが間違いだった。
無数の私の顔。
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太陽が沈む。最後の日没だ。地下の死せる太陽に活力を注ぐ「復活の果実」は我ら氏族の領土ではもう穫れず、昨夜最後の一つが捧げられた。
明日昇る日はもう我らの太陽ではない、どこか知らない氏族のものだ。我らは世界の闇の側へ、今宵を限りに移るのだ。
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"HELLO WORLD"
よく見れば紙は手漉きらしいゴツゴツした風合い。まさか。瓶も規格品ではない、どうも手作りガラスのよう。まさかこれは、ボトルレターに必要なものを一から手作りで。
つまり、この近くの海域ではこうしたものの漂着は期待できないわけだ。
僕はこの無人島で何を作れるだろうか。
#呟怖 https://t.co/SfOGPo0yE5

鉛色の空の彼方からは、ずっと遠雷が聞こえている。時間が無い。かじかんだ手で枯葉の間から虫の食い残しの木の実を拾い、罠を回って肉を付け損ねた小さな獣を集める。雪が降ればそれも全て覆われる。痛む足では歩けない。時間が無い。蓄えも無い。遠雷は響く。
#呟怖 https://t.co/mxPztS05S8

公民館の裏の川のほとりに渋柿の木があった。毎年豊作になるが誰も実を採らない。祖母に聞いてみたところ、難しい顔をして「あれは川のもんの分」という。僕が生まれる前に、その実を採って食べ、翌夏にまさにその川で水難に遭った子がいたらしい。田舎にはよくある話だ。
#呟怖 https://t.co/LKnFqwwDel

窓から見えるのはいつも灰色の空だけ。だから小さな蜘蛛がガラスの向こうを歩いてた時はうれしかった。どこから来たの? 何を食べてるの? 名前は? 家族は? もちろん答えは無い。蜘蛛はガラスのこっちに僕がいることには気づかない。この建物に人が来てた頃もそうだった。誰も僕には気づかない。
#呟怖 https://t.co/ZPpDDPqy3X

さてもんだーい☆
右目でしょうか、左目でしょうか?
#呟怖 https://t.co/jBIMGDUISL

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