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某巨大掲示板に、夢で見る神社の話をカキコした時の話

華麗にスルーされると思ったら、意外に同じような夢をスレ民が見てて
(( ;゚Д゚))))ガクブル
そのうち、わいが見てたのとソックリそのままの写真までうぷされた。

マガツヒノカミが御祭神らしい。

明日逝ってくる。

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その日私は帰らずの森奥にある神社を訪れていた

昔そこでは時折神隠しに会う子供が居た

ある日地主の孫が居なくなり大勢で探すと、神社の灯籠に孫の着物の切れ端と肉片が着いて居るのを見つけたそうだ

私は神社をひと回り見て回り、帰り際に振り返ると、灯籠が鳥居の所まで見送りに来てきた
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関東の山奥に、堕胎を願う女が訪れていた神社が有る。
成就した暁には、その胎児を供物として捧げたと言う。

そこへの取材に、私はカメラマンとして同行する事を志願した。

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天涯孤独の身になったのを機に、両親の郷里を訪ねてみた
両親が以前話してくれた場所を巡り、自宅へ帰る前に所縁の神社へお詣りに行った戻り道、鳥居を潜ると眼下に見えたのは廃村だった
驚く私の背後から、ふわりと懐かしい匂いがした瞬間、私は石段を転げ落ち、気づくと病院のベッドだった
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その夏、父方の祖父の家へ預けられ、自由を満喫していた時の話。
近所の古い神社へ通い詰め、神楽殿の縁の下で蟻地獄釣りに勤(いそ)しんでいると、ふと隣に同い年くらいの子供が居ることに気付く。
誰かと尋ねると、蟻地獄を指し、コイツみたいな奴だよ。と物欲しそうな目の奥で笑った。
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Dの『御羽黒さんに行こうぜ‼︎』の一言で、俺を含む3人は山頂の神社へ行く事になった
隔年の祭事以外では、絶対に近づくなと爺ちゃんに言われていたのにな…と渋々後に続く
D達が鳥居を潜った途端、

バツン‼︎ バツン‼︎

と何かを断ち切る音と共に2人は消え、後には参道だけが伸びていた
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女は指を小さく裂くと、おもむろに水盤へ血液を滴らし、グルグルとかき混ぜた

水面に鳥居が浮かび上がる

鬼が出るか 蛇が出るか…
とほか みゑみため とほか みゑみため

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もうすぐだ。
今度こそ上手くやる。

一緒に来た友は、もう随分前に彼岸へ旅立った。
元号も3度変わり、ようやく自分も。

そうだ。長い月日、眼下の灯りを見ながら、代わりが来るのをずっと待ち望んでいた。

今頃多くの者たちが僕を観ている事だろう

時が満ちる

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小さな人影が群衆に手招きをする踏切がある

慌てて飛び出したその人は、横切る列車に跳ね飛ばされ小さくなっていく

顔を背ける人

興奮したようにカメラを向ける人

無関心な人

踏切が開くと一斉に歩き出す

続いて行く
この先もずっと

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以前ジャカルタ旅行をした時の話

踏切待ちをしていると、人を満載にした京葉線が走ってきた
屋根からもドアからも人が溢れている

その大勢の人の中に、側頭部と腕がぐちゃぐちゃになった日本人が、楽しそうに箱乗りしているのが見えた

ここまでついてきたのか
そんなに電車が好きかと笑った

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それは不定期に現れ、踏切警告灯の上から、通過待ちをする人をじぃぃ…っと見つめる。
そして見つめられた人は必ず、通過する電車に飛び込むのだ。

暇を持て余していた自分は、それが現れる事をいつしか楽しみにし始めていた。

今日、それと目が合った。

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通り過ぎる列車の間から、踏切の赤い明滅で照らされた女の人がこちらに背を向けて電話を掛けているのが見える
電話BOXの青白い光で、白い肌は更に白く透ける様だ
踏切を渡り始め、彼女のワンピースが紅い小花柄ではない事に気づきドキリとする
挫滅した足音が、いつまでも背後から着いてくる

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踏切待ちをしてると『小さく前へならえ』の姿勢で3mはあるかと言う顔の男が線路を走ってきた。
遮断機の向こう、歯を剥き出しにし、こちらへ顔を向けた男がグドトーングドトーンと横切っていく。

あの顔は何だ笑顔は威嚇からの派生だと聞いたこともある何故皆普通で居る俺だけ見えてるのか

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月夜の晩。
酒宴の余韻に浸りつつ、線路沿いをご機嫌で歩いていた。

ふと線路を見ると白いふわりとしたモノがうずくまっている。

あ、ねこちゃん…

線路に入ったのと電車が通ったのはほぼ同時だった。

薄れゆく意識の中、その白いモノへ目をやると、スーパーの袋がふわり風に揺れていた。

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私の朝は敷地内の清掃で始まる。

ここでお勤めする方々が、毎日気持ち良く過ごせるよう整えるのが、私の悦びの1つだ。

そして、敷地のいつもの場所に来ると、また別の悦びを得る事が出来る。

逡巡した末の、かつて人だった物の成れの果てをそっと拾った。

敷地の外で
遮断機の音が響く。

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微かな物音に、また悪夢の始まりかと目を開けた。
目の前を灼けた車輪が伯父の頭を次々と踏み潰していく。

鶏卵の殻を潰す様な音が続く。

ふふっ良い気味。

肉塊の叔父を見届けてまた瞼を閉じる。

翌朝起きると、伯父はいつも通りに布団の中で横になり冷たくなっていた。

brand new day

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電車が通る度にガタガタ揺れる。

その日も定時に部屋中がガタガタと言い出したので、タバコを咥え、開いた窓辺に立って外を眺めた。

フワリと立ち上る煙の向こう、列車がこっちへ来るのが見える。

列車は、おびただしい数の肉塊を貼り付けて、ゲラゲラゲラゲラゲラゲラと走り去っていった。

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その真っ白な蜘蛛は、長い手足を器用に使って男の しとね に忍び込み、愛おしそうに男の口を吸うと、みるみる身体を紅く染めあげた。

続いて紅い花へと姿を変えると、胸の中へとズブズブと潜り込む。

男は眉をしかめ恍惚の表情で ううぅと一言呻くと、胸から炎に包まれた。

想うはあなた一人

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当時私は、何も上手く行かず、失意の谷に居た。

その日、茜に染まる畦をトボトボと歩いていると、彼岸花のその先に父が居た。

生前と同様、酷く仏頂面の父は、微動だにせず私をじっと見ていた。

久しぶりの再会なのに、何なのその顔。

そう思うと笑ってしまった。

秋分の日の出来事。

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早朝、かんぴょう畑に行くと畑の真ん中に彼岸花がひと塊りになって咲いていた。

一昨日来た時には無かったし、誰かの悪戯かと思うと腹がたってきた。

朝露で濡れている彼岸花を一括りに掴んでみると、根を張っている様な手応えがある。

一息に引き抜くと、根の代わりに女の頭が着いてきた。

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『ここなら誰も来ないから大丈夫♡』
鼻に掛かった甘えた声で女は言う。

少しの静寂の後、甘い睦み声が人気の無い教室に響く。

そろそろ高みかという頃、男の凄まじい絶叫が響いた。

白い肌に返り血を浴び、高らかに女は嗤う。

次の瞬間全ては消え失せ、後には何も残らなかった。

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気付くと手足を拘束されていた

隣の教室から凄まじい絶叫と朗らかな歌が聴こえてくる

そうだ嬉しいんだ生きる喜び
例え胸の傷がいたんでも

絶叫は止んだ

今を生きる事で 熱い心燃える
だから君は逝くんだ 微笑んで

歌声がこちらへ近づいてくる

何故だ‼︎ここはどこなんだ‼︎

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気付くと手足を固定されて床に寝かされていた。

見積り依頼に応じて訪ねてみたら この様だ。

開いた窓から、生臭い潮風が入ってくる。

濡れた雑巾を叩くような不気味な音が、無数こちらへと近づいてくる。

潮の香りが一層強くなった。

心臓が早鐘を撃つ

神様……

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夜警で古い学校へ行った時の話。

定時の見回りで、校舎の中をひと通り確認した後、校舎の周りの確認に外へ出た。

涼やかな虫の音に混じって、どうやら近くでフクロウも鳴いているようだ。

校舎裏手の大きなクスノキを見上げると、低い声でオーオーと喚声を挙げる俺が居た。

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1人、廃校で思案げに図面を見る男が居た。
改装して、カフェを開こうと計画しているらしい。

夜も更けてきたし、そろそろ帰るか…と思考の海から上がった途端、むせるような土の臭気に包まれた。

背後からの喉に土が詰まったような呻き声を聴きながら、ここが廃校になった意味を理解した。

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友人に誘われて、彼の家に遊びに行った時の話。

1Kの狭い部屋、彼が作った沢山のフィギュアに混じって、古い学校のジオラマが有った。

細部にまで精巧に作られたソレは、よく見ると石垣を構成する粘土製の小石に混じって、石に模すように着彩された小さな歯が、無数に積み上げられていた。

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遊びに行った帰り道、急に腹が差し込んだ。
友人たちに別れを告げ近くの学校へ急ぐ。

間一髪で用足し ふと紙が無いことに気付くと、便槽の中から青・赤・緑の何れかの紙は要らないか?と訊く声がする。

迷わず『緑‼︎』と答えると、便槽の暗がりの中から、1枚の葉っぱを握った手が出てきた。
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ぼくが通っていた学校には、外から見ただけでは存在が分からない ヒミツのお教室がある。

ぼくは今そこにいる。
だれにも気づかれないんだ。

ときおり先生が食べ物を少し分けてくれる。

ぼくは少しずつ大きくなる。

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エレベーターに乗り込むと、自宅の有る最上階のボタンを押す。

今日もつかれた……。

扉のガラス窓の外を、フロアが上から下へ移動していく。

最上階に着いてもドアは開なかった。
窓の外には駐車場が広がり、それもまた上から下へ流れて行く。

エレベーターはグングンと上昇していった。

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車に乗り込み出口へとスロープを走る。
ぐるり、と周って着いたフロアは、先程走り出したソコだった。

聴こえる筈のない耳障りなスキール音に、モニターを見る。
『ヒロさん、こんな時間に車が…』と言いかけると、『気にするな。アレが出るのは雨の日の夜だけだ』と遮るように制された。

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