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四椛 睡|17ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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夜道で引き止められる。声の主は見知った老婆だ。「そっちはいかんよ、書いてあるだろう」枯れ枝の如き指が何かを示す。そこには確かに『立ち入り禁止』のテープが張られていた。教えられた迂回路を歩きながら、自分は今、黄泉路の途中にいるのだと悟る。死んだ祖母が居るんだから間違いない。 #呟怖 https://t.co/XstyjEfrer

夫の為に『七草粥』を拵える。最近、胃腸の調子が悪いらしいので。殴打された頬を撫でる。痛みは引かない。「消化に良いもん食わせろ」のリクエストに答えて材料を刻み、白い粥に混ぜた。梅蕙草、走野老、水仙、樒、毒芹、毒空木、鳥兜。隠し味に愛情をひと匙。これで夫の具合がよくなれば良い。 #呟怖

アキコはミカの生き血とウオツカで『ブラッディ・マリー』を愉しんだ。ケンジとミカが情交に及んだことを知り、激昂したので。「程々じゃあ満足出来ないか」憐れんだハルトは、アキコの前にケンジの頭部を置いた。放心する彼女の喉にナイフを滑らせる。「彼の世で家族三人、お幸せに。母さん」 #呟怖 https://t.co/2JKFydeE3o

亡き友人の母親から手紙を渡された。手紙と言っても事務用の封筒を使用した、週刊少年雑誌ほどの厚みがある代物だ。遺品整理の最中に発見したらしい。宛て名には確かに自分の名前が記されていた。自室に帰って封を切る。中には『遺言の書』が一冊。……あれから三年。未だ表紙すら開けずにいる。 #呟怖

今日の私は気合が入っている。制服をきちんと着て、髪型を整える。男尊女卑上等な上司に命じられた茶汲みを笑顔で承知した。給湯室で人数分の紅茶を淹れ、ポケットに忍ばせていた小瓶を取り出す。さあ、仕事始めだ。中身を垂らして混ぜ、上司の下へ。今年最初で最期のお茶、どうぞ召し上がれ。 #呟怖

問題児のAが失踪した。最後に目撃されたのは一月三日。神社近くの公園でBと対面している姿だった。Aの行方を知ってるか?大人からの問いに「知ってます」と答えたBは「あの公園に居ますよ」と続ける。案内された先には磔にされた人形が一体。「凧揚げと独楽回ししてたら、こうなっちゃいました」 #呟怖 https://t.co/NM5N4CXAEj

両親が嫌いだ。僕に暴力を振るうから。なので、初詣で出逢った胡散臭いお兄さんに『両親の死』を願った。「何でも望みを叶えてあげる」と言うので。翌日、二人は餅を喉に詰まらせ息絶える。遊びに来てたお兄さんは「これが本当の『オトシダマ』ってね」と嗤った。ギャグ線ないねと返すと凹んだ。 #呟怖

新年早々、友人が怖い話をしてくる。こいつは悪人ではないがヒトの話を聞かない残念な奴だ。「去年の今日。山村先輩や佐伯親子、海外の御歴々も集めて新年会をしてた時のこと、会場の隅に見知らぬ子供が居たんだ。新顔かと思って声をかけたんだがよぉ……何とそいつ、生きた人間だったんだよ!」 #呟怖

テーブルに置かれた丼を覗き込む。透き通った黄金色の出し汁を漂う、白い麺。今年の年越し蕎麦は更科蕎麦らしい。いただきます。両手を合わせて箸を持つ。一本掬い上げて「おや?」と首を傾げた。如何にも麺を摘んだ感触とは思えなかったのだ。注視してゾッとする。蕎麦じゃなくて真田虫だった。 #呟怖

茜色の空を背景に芒が揺れる。近所にある墓地の横を通る度に、その光景を見上げる妹。声なき呟きを零す彼女へ「なに見てるの?」と訊けば「みんな」と返された。来年、中学へ上がるとは思えない幼い口調で。「みんな?」「ほら、あそこ」指差す先には芒の影。「おいで、遊ぼうって呼んでるよ」 #呟怖 https://t.co/w2z0lZggrx

息子はお絵かきが好きだ。よく描くのは重なる細長い山々。絵の具を扱えるようになると陰影を覚え、奥行きまで表現し始めた。「うちの子は天才画家だ!」絵を掲げて喜ぶ夫。けれど私は漠然とした不安を感じていた。「何を表してるの?」意を決して訊いてみる。答えは実にシンプルだった。「お墓」 #呟怖 https://t.co/8GGqh7scx9

道のほとりに大輪の花が落ちている。花に造詣がないので名前は分からないが、大層立派だと思った。拾い上げようとして、しかし何らかの抵抗を受ける。よく見るとアスファルトから生えていた。なるほど、ど根性花というやつか。突然、見知らぬ老人に殴られた。血走った眼で叫ばれる。「死ぬぞ!」 #呟怖 https://t.co/nzzjQbjUQP

未来を映す『見通す鏡』の前に、恋人と並び立つ。ネーミングセンスゼロで胡散臭い代物だ。けれど、映し出された光景に、なるほど信じたくなる気持ちが分かった。鏡の中には、恋人を永遠のものにした自分が居た。嬉しくて思わず隣を見る。青褪めた恋人と目が合った。その瞳には恐怖が宿っていた。 #呟怖

Zoom会議中、参加者Aの背後に黒い影が映った。影は物陰に出たり入ったりしながら接近している。『誰か居るの?』不思議そうにBが訊ねる。『後ろ後ろ!』Cが指を差した。「幽霊映ってんぞ」冗談を言い切る前にAの画面が乱れ、通信が途絶える。数時間後、Aの訃報が入った。強盗に殺されたらしい。 #呟怖 https://t.co/8yBxiJzhCv

闇のサンタクロースが居る。深い哀しみから精神を病んでしまった彼。良い子の生き血を啜り、悪い子は袋に詰めて連れ去ってしまうらしい。黒一色のサンタ服を着る理由は『闇夜に紛れるため』『返り血が目立たぬように』など諸説ある。
「二年連続トナカイの喪に服しただけで悪評立ちまくるの草」 #呟怖

サンタクロースが斧で殴打された。トナカイの目撃証言により犯人は即日逮捕される。「良い子にしてたのに、欲しいものをくれないからさ」薄笑いを浮かべた犯人が動機を語る。その口調は淡々としていた。「サンタの命を狙ってるのは俺だけじゃない。精々気を付けるんだな、配達中の夜空では特に」 #呟怖

仏壇に供えられた花の下に、小さな物体が沢山落ちていた。花粉でも落ちたのだろう。そう思ってティッシュで拭き取ってみる。プチプチとした音と硬いものが潰れる感触がした。なんだこれは。目を凝らして恐る恐る観察してみる。黒胡麻のような形をした花粉には六本の脚と二本の触覚が生えていた。 #呟怖

「冬至に因んだ怖い話して」
「本物の従兄弟を具材にして『いとこ煮』を作る」
「柚子と見せ掛けて黄色く塗った首を浮かべる」
「夏至に危めた人間が太陽の復活に合わせて蘇ったので、詫びに南瓜や蒟蒻や小豆粥をたらふく食わせる。柚子湯にも入れてあげる。そして来年の夏至にしっかりと殺す」 #呟怖

友人がマジックを見せてくれた。「タネも仕掛けもございません」下手な唄とお決まりの台詞で取り出されたのは、旅行用の大きなボストンバック。なんと、中に入って消えてみせると言う。収まるだけでも凄いのに、本当に消えてしまった。髪一本残さずに。あれから半世紀、未だ友人は姿を現さない。 #呟怖

中古住宅に入居した当夜からガス警報機の誤作動が止まない。ガス会社に連絡して取り替えの依頼をする。やって来た委託業者は苦笑いで「前の住人も参ってました」と語った。「前の前に住んでた家族が煉炭で心中した所為ですかね。幾ら替えても鳴るんです。……これも正常ですね。問題ないですよ」 #呟怖

満員電車が嫌いだ。どう足掻いてもストレスが溜まるし、痴漢に遭ったり間違われたりする。雨の日はもっと最悪だ。人身事故などで遅延になった時の車内なんか地獄である。何より嫌なのが車両に張り付く女だ。あと、連結部分に挟まった頭部。それらを見たくないから、外へは絶対に眼を向けない。 #呟怖

「これ旨いな」ハンバーグを頬張る夫。今日は貴方の誕生日だから。貴重で特別なお肉で作ったのよ。「そうなのか、嬉しいな」喜んで貰えて良かったわ。「…………」あら、どうしたの?スマホを睨み付けて。「……秘書と連絡がつかないんだ」由美子さんと?それは心配ね。さあ、おかわりをどうぞ。 #呟怖

私の所業を皆が「悪行」と評しますが、私としては善行なのです。私は、あの子に産み出されました。あの子は私の親であり、親の願いを叶えるのは子供の務めです。あの子を凌辱した男の一物と、あの子の頬を打った女の手と、あの子を噛んだ犬の頸を斬り落としたのはつまり、純然な親孝行なのです。 #呟怖 https://t.co/NDy6rE120l

コンクリートに足跡がついている。どこに向かったのだろう。気紛れに追い掛けてみた。小さい足、大きい足。踵か爪先で擦ったらしい、抉れて歪になった痕もある。やがて足跡は坂道を登り始めた。いつの間にか小さい足が消えている。頂上からは沼が一望出来た。畔には子供用の長靴が転がっていた。 #呟怖 https://t.co/r6qnzgrbFh

「このジェットコースター、昔事故ったよね」前の座席に座るカップルの会話が耳に届いた。そんな話、登ってる最中にするなよ。益々怖くなるじゃないか。「そうそう、それも二回!」「俺、投げ出されてさ。あの辺に落ちたんだ」「あら、お気の毒様。私は脱線して頭を打ったの。丁度真後ろの席で」 #呟怖

総合病院で勤務していた時の実話その陸。呼んでないエレベーターが来たかと思えば誰も乗ってなかった……というのは病院での怖い話の定番だろう。私も、勝手に来たエレベーター内が無人だった経験が何度かある。ホスピス病棟からの帰り、乗り合わせたお婆ちゃんが忽然と消えたことも間々ある。 #呟怖

「どうして捻る部分を撤去したんです?」私は商店街の組合長さんに訊ねる。この『マリアの王冠』は善人には“命の水”を、罪人には“血の水”を齎す蛇口だ。前者ならば病が癒え、後者ならば一滴で死に至るらしい。「決まってるだろう」組合長さんは渋い顔で答える。「捻った奴が全員死んだからさ」 #呟怖 https://t.co/9FcgU3Qktc

総合病院で勤務していた時の実話その伍。『地下倉庫B』は使用しない医療機器の他、死亡後に裁判を起こした患者のカルテやX線写真等が保管されている。中に誰かが居る際は必ずドアを開け放しておく決まりだ。閉じ込められる人が多いので。かく言う私も経験がある。施錠までされるから心底焦った。 #呟怖

総合病院で勤務していた時の実話その肆。3.11以降、こまめな節電が呼び掛けられていた。だから実話その弐に登場したトイレの照明が消えていても何ら不思議はなかった。ドアを開け、すぐ横のスイッチを押す。蛍光灯が点いた途端、三つある全ての蛇口から一斉に水が出た。自動センサー付きなのに。 #呟怖 https://t.co/teNcSAOYGZ

祖父から譲り受けた図録に紙が挟まっていた。そこには一言──少年よ、大死を抱け。
「そいつを書いたんは親父……お前の曾祖父さんや。病に臥した親父は俺に死んで欲しくて堪らんでな、御国の為に。やから『じゃあ手前もな』言うて、先に彼の世に出しちまったのさ。これ、婆さんには内緒だぞ」 #呟怖 https://t.co/hhzPf4oVFR

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