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四椛 睡|13ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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浮気者の夫を殺そうと思いました。けれど出来ませんでした。先を越されたのです。泣き崩れる私を娘が慰めます。「あんな奴の為に、お母さんの手を汚す必要はない。その綺麗な手で私の頭を撫でて。『いい子』って誉めて」娘の希望通り、私は頭を撫でます。カピカピに固まった髪を解かすように。 #呟怖

今まで信じなかった占いを今日から信じる。何故なら「素直になれば全て上手くいくでしょう」の言葉を無視した結果、妻を殺害した罪で警察に捕まりそうになり、逃亡したらトラックに撥ねられ、搬送された病院で薬中の麻薬医と藪医者に当たった結果、医療ミスで脳死判定待ちとなったからである。 #呟怖

今日はコロッケの日なので肉屋で肉コロッケを買った。久々に食べた所為か、昔より美味しい気がする。「スパイスを増やしたのよ」店主の奥さんが微笑む。「『お肉の臭みが強い』ってお客さんが最近増えたから」なるほど。ところで、ご主人は元気?「あんまり。顔色も悪いし冷たくなっちゃって」 #呟怖

「『こどもの日』なので鯉のぼりっぽいものを作ってみたんだけど、全然泳がないの。無風状態だからかな?」
「どう見ても素材の問題だよ。生身の人間じゃあ重過ぎて絶対に無理。それ依然に一家全員をよく吊るせたね?」
「愛の成せる技かな。誰か1人でも欠けてたら可哀想だもの」 #呟怖

連休を利用して近場の河原でBBQをすることに。大いに愉しみ腹も膨れたところで友人が「水遊びしたい!」と騒ぎ出した。若干酔ってるらしい。「絶対やめて」友人の恋人が待ったを掛ける。「あんた、あの子達に呼ばれてるよ」そう言って指差した先には穏やかに流れる川、のみ。あの子達って誰? #呟怖

「お腹が泣いてる」哀しげに呟く友人が憐れで、昼ご飯にしようと思っていたクリームパンを差し出す。いいの?と震える声で訊くから勿論と返す。嬉しそうに受け取った友人は、何故か着ているTシャツを捲り上げた。臍がある場所に口があった。クリームパンは大きな一口であっという間に消えた。 #呟怖

或るところに美し過ぎる多頭児がいます。二つの頭は寄り添いません。磁力が反発するように、決して近付かないのです。「本当は触れ合いたいのよ」「でも何故か出来ないの」医者は原因が分からず首を捻ります。が、霊能者には視えています。二人の間で嗤う『妹』が。実は三つ子だったのです。 #呟怖 https://t.co/syySFtjVUV

「あの汚れ、人の顔に見えない?」娘が指差した先──庭に面したリビングの窓ガラスには確かに、人の顔があった。眼と鼻と口の部分を明確に表したそれは、さながらデスマスクのよう。掃除してみる……が、落ちない。何度力強く擦っても擦れやしない。軈て気付く。この顔の跡、外側から付いてる。 #呟怖

GWを利用して帰省した。10年振りの地元は駅前も実家周辺も様変わりして、生まれ育った場所なのに別世界に迷い込んだ気分だ。けど、変わらない所もある。近所の公園。ブランコに揺られる彼の姿形は、初めて出会った時と変わらない。幼稚園の制服を纏う彼が満面の笑みで「おかえり!待ってたよ!」 #呟怖

「お母さん、傘買って?」洋服の裾を引っ張りながら息子が強請ってくる。私は溜め息を隠しもしない。今月6本目だ。いい加減にして、何度『失くさないで』って言えば分かるの?「傘、失くしてないよ。あげたの」「誰に?」「ちーちゃん。ボロボロの洋服で肌も剥けてお肉が見えてる、可哀想な子」 #呟怖

Q.今、あなたが最も恐れているものを教えてください
A.締め切り
#呟怖

新種の食虫植物が公表された。これまでにない『超肉食タイプ』だという。「発見の経緯を教えて下さい」「全くの偶然であり、奇跡でした。突いて遊んでいたら齧られたんです。見て下さい、この指!」植物学者が右手を翳す。その人差し指は確かに他より短い。第二関節から先を食べられたようだ。 #呟怖

「あめあめ、ふれふれ、母さんが」黄色いレインコートを纏い、水色の雨傘をさした子供が唄っている。水溜りを踏む、傘と同色の長靴。その足取りは愉しげだ。「ぴちぴち、ちゃぷちゃぷ、らんらんらん!」最後の「らん」で子供の身体が沈む。慌てて中を探るが、そこは手首にも満たない程浅かった。 #呟怖

朝から太鼓の音が五月蝿い。近くの小学校で運動会か?或いは夏祭りの練習でもしてるのか?それにしては時期が早い気がする。偶然出会ったご近所さんに疑問を投げたら質問で返された。「太鼓の音?……私には聴こえませんし、小学校は何年も前に廃校になりましたけど。何を言っているんです?」 #呟怖

「何故、祖母を手に掛けたんだ。ご両親から、君と彼女は非常に仲が良かったと聴いているぞ」
無機質な取調室。刑事の問いに作家は沈鬱な表情で答える。
「如何しても締め切りに間に合わなくて……身内が死ねば担当者さんも優しくなるし。けど、お祖父ちゃんは前回で使っちゃったから……」 #呟怖

僕の両親は冷たい人だ。優しく無いことはないけど凄く冷徹。何があっても取り乱さない。僕と接する時も、あまり愛情を示さない。というより『子育てマニュアル』に忠実に従っている感じだ。何故だろう?――疑問は両親の機能が停止した時に知った。2人はアンドロイド。そして僕もまた同じだった。 #呟怖

何の気なしに「死ねば良いのに」と言ったら、そばに居たオバサンに咎められた。「そんなこと言うもんじゃない、言葉には霊力が宿っているんです」見てご覧なさい、と偶然通り掛かった不良達の1人を指し「死ね」と呟く。途端、地面に倒れ痙攣し、泡を吹きながら白眼をむいて静止した。「ほらね」 #呟怖

最近、よく物が無くなる。紛失した訳ではない。喩えば、金庫に仕舞って確り施錠しても、翌日には中身が消えているのである。もしや夜中、泥棒が忍び込んでいるのか?不安になった私は防犯カメラを購入し、至る所に設置した。果たせるかな、カメラは確かに人の姿を捉えた。それは私自身だった。 #呟怖

「全身が怠くて仕方がないのよ」齢かしらね、と言い笑う叔母。齢どころの問題じゃないですよ。「もしかして……祟られてる?」それならどんなに良いだろう。彼女の瞳には映っていないが、叔母の身体は腐敗している。内側からじわじわと。証拠に、肩を回した衝撃で腕の肉が滑り落ちた。ぐちゃり。 #呟怖

「この間、夜道で人面犬に出会しちゃってさぁ」「古風だね」「追い掛けられたから停車してたタクシーに乗り込んだの。そしたら運転手が、のっぺらぼうで!訳を話す前に察して発車したんだけど……高速道路を時速120キロで爆走すんの。めちゃくちゃ怖かった」「ごめん、何処から突っ込むべき?」 #呟怖

「妻子を食べる理由?――愛ですよ、愛」そう語り、一口大に切った肉を口へ運ぶ彼。その瞳は確かに愛に満ちている。背筋に名状し難い何かが走った。同時に、腹の奥がグゥと熱くなる。彼に羨望を感じた。後悔もした。恋人の美を死で保つなんて勿体無い。私の血肉という器に閉じ込めるべきだった。 #呟怖

異星人も妖精も魔物も悪魔も天使も「人間が一番残酷」と声を揃える。知ってるよ、同族殺しをするからだろ?「そんなこと問題じゃない」「グッピーだって共食いをするんだ、同族殺しなんて!」「でも君達、動物の剥製を作るだろう?」「人間の薬品漬けもね」「僕らは象の足の椅子なんて御免だね」 #呟怖

横断歩道を渡ろうとしている人に車が突っ込もうとしていた。ので、咄嗟に襟を掴んで引き倒す。眼と鼻の先を爆走した車体を見送って、安堵の息を吐く。良かった、轢かれなくて。助けた人は困惑の表情を浮かべ、しかし何も言わずに去った。礼ぐらい言えよ。……あ、無理か。見えてないんだもんな。 #呟怖

「何を作ってるの?」「めだま大福」「……ハロウィンの試作品か?」「まさか!ハロウィンなんて気が早いよ〜。花粉症の季節だから『眼球取り出したい!』って奴が多いんだ。その手助けというか、報酬だよ。目玉が無ければ痒くないだろうからね。大福は副産物」「そうか……慈善活動、お疲れ様」 #呟怖

朝から右眼に違和感を抱えている。疼くような、痛みとは少々異なる感覚。睫毛などが入った時とも違う異変だ。発症は家を出た直後、誰かとぶつかった辺りから。洗面所の鏡を恐る恐る覗き込む。思わず悲鳴が漏れた。原因は棘だ。まるで仙人掌のように、びっしりと右の眼球に刺さっていたのである。 #呟怖

友人が「美容師を辞めた」という。カリスマ美容師に憧れ、専門学校に入り、努力を重ねていたのを知っている。やっと夢を叶えたのに如何して。「もう無理なんだ」青い顔で友人は語る。「髪を上げる度に手が震える……首筋を見ると如何しても……切り裂きたくて堪らない……抑えるのに必死なんだ」 #呟怖

「『人間より貴方が恐ろしくない理由』、3つ述べよ」
「強盗強姦放火殺人を犯せない、核のボタンを押せない、地球環境を汚せない」
「成程。では、『貴方が人間より優れてる点は』?」
「足がつかない」 #呟怖

公園脇に建つ団地をぼんやり眺めていると、一軒のベランダに白い物体が垂れ下がることに気付いた。球体の下には布が付いており、ワンピースのように靡いている。宛ら、巨大な『てるてる坊主』だ。子供が作ったのかな……と考えて、はたと思い出す。あそこ、空き家だ。幼児が虐待死したんだっけ。 #呟怖

商業ビルのトイレに入った彼女が、ご機嫌な様子で出てきた。振り返って奥を覗き込み「気をつけてね〜」と手を振る始末。友達でも出来たのか?「え?……ああ、違うわよ。30年ぐらい前に此処で棄てられた赤ちゃんが、お母さんを待ってるの。『成長した姿を見せたい』んだって。健気だよね〜」 #呟怖

近頃、妻がハイカロリーな料理や菓子ばかり作る。唐揚げやマカロニチーズは最高に美味しいし、油分と砂糖のタッグは最強だが、何故『健康志向』の世に逆らうものばかり作るんだい?まさか俺を殺す気か?「そうよ、保険金が欲しいの。だから出来るだけ速やかに病死して欲しいの」……冗談だよな? #呟怖

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