私の金魚の絵に彼が描き加えたのは何だっただろうか。水槽にかざすと、絵の金魚はぽんと飛び出して仲間たちと泳ぎ始めた。
「無から絵を描ける君に比べたら、こんなのつまんないよ」
金魚はふやけて崩れ、元の絵に戻る。彼は眼帯をつけた自分の目を指差し、肩をすくめた。
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