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椿 侘助|6ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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床屋で髭を剃っていると、主人はぽつりと言った。不思議だ、と。何がかと尋ねると、

『お客さん方は、刃物を持った男を後ろに立たせてるの、怖くはないんですかね?』

『怖くなんてないさ、だってここは床屋なんだし。』

『そうですね。ここは床屋です。主人はお留守の様でしたが…』#呟怖

越してきた安アパートは、室内を執拗なまでにリフォームして、いい部屋の体を保っていた。どうにも怪しいと思っていたら、案の定おかしな事が起きた。フローリングの床に、日毎に滲みが浮かんで来るのだ。しかもそれだけではなかった。

その染みは見覚えのある顔で、にたり、と笑うのだった。#呟怖

娘を拐った男から手紙が届いた。娘を食べたというのだ。それを読み妻は倒れた。私は震える手で続きを読んだ。愛情が注がれた良い味と褒めている…追伸があった。

『お手紙に添えた箱はお裾分けです。尻肉です。お父上がその部位に大変ご執心だと、娘さんから聞きまして、ご興味がおありかと。』#呟怖

区画整理の折、白骨が見つかった。年端も行かぬ少女は、その手に大事そうに一粒のラムネ玉を包んでいた。それが丁度いま、奇しくも僕の足下にころりとやってきて、靴先に留まっている。
或る夏の日かくれんぼしたきり会えなくなったあの子が、漸く見つかったのだ。

今度は、君が鬼だね。#呟怖

兄貴が死んだ。ろくでなしで友達もいない人だったから、家族だけでお別れをした。葬儀の後、私は悪夢ばかり見るようになった。刃物を持った男から逃げ惑う夢。必ず殺す、と言われ目が覚める。…そいつは知っているんだろう。私に兄貴の心臓が匿われている事を。兄貴にとどめを刺すつもりなのだ。#呟怖

霊臭と言う物があるらしい。
地元の有名な心霊スポットは、一家心中のあった廃屋で、通り掛かると漂白剤や何か焼くような臭いがするらしい。知人に話すと怪訝な顔で、

『きっと誰か勝手に入ってるんですよ。さすがに幽霊だって、自分の殺された場所に居着かないでしょ?』

そう言った。#呟怖

自画像。
ある事故以来、人の顔が見分けられなくなり、自分の顔さえ疑わしくなっていた。医者に描くよう言われ、鏡を見て目に映るものをそのまま描いた。
後遺症で視覚失認が起きているとの事だが、本当にそれだけだろうか?
それから、事故の詳細を誰も教えてくれないのはどうしてなんだ?#呟怖 https://twitter.com/yosituguo/status/1035733209865043968 

石敢當だろうか?奇妙な場所にある石を見つけた。ひょっとして、無縁仏の墓かもしれない…
そう思っていると何処からか、

『無縁仏じゃありません』と声。

振り返っても誰も居ず、再び声が。

『たった今、ご縁ができました』

と。   #呟怖 https://twitter.com/ywv_py/status/1035419005253640192 

入浴中に携帯が喧しく鳴るのに気づき、仕方なくタオルをぞんざいに巻いただけの格好で出た。電話の向こうから荒い息遣い、よくある悪戯の類か。今どんなパンツ履いてるか、なんなら答えてやろうか?

『ねえ…今日はど、どんなパンツ…』

”履くの?”

と聞かれ慌てて電話を切り110番した。#呟怖

大雨が叩きつける帰り道、その女は立っていた。月の明るい夜の様な濃藍に身を包み、空を見上げていた。どうぞ、と傘を差し出すと、驚いた様に振返り、後に笑顔でありがとうと言った。こんな所で何をしていたのかと聞くと、

『雨に、濡れたくて。』

彼女の長い髪は、湿りさえしていなかった。#呟怖

覗きなんて良い趣味とは言えないが、向かいのアパートのベランダにいつも居る女がどうも気になる。朝から晩迄ずっと椅子に腰掛け、身動きせず一点を見ている。人形が趣味の住人が置いたのか、でも何故外に?その時、向かいの窓がそろりと開き、人形は待っていたとばかりに中へ駆け込んでいった。#呟怖

小さい頃に読みきかせで、あったんだよなあ…『かがみまなこの子』全部覚えてないけど、何か…すごく悲しい話だったと思う。あの子見てると、何だか思い出しちゃうな。いつも片目隠して、ひとりぼっちで…あの目は鏡になっていて、映しちゃうんだよね、ありのまま。今度、話しかけてみようかな…#呟怖 https://twitter.com/HitoyoShow/status/1009091522870951936 

『お兄さん、ひとり?』
身寄りなく家もない僕に食い扶持をくれると言うので喜んで返事をした。増えすぎた害獣を処分するのだそうだ。山奥で”鹿”の入った袋を積込むだけ、簡単だ、だがしくじった。躓いて袋をぶち撒けてしまった。酷い臭いがする。ところで、鹿はペディキュアをするんだろうか?
#呟怖

『ずっと、いっしょだよ』
恋人の聖地で誓いの錠を掛けた。
けれど貴方は、声も届かない程遠くへ行ってしまった。
『寂しいよ、ひとりは。傍に行っても、いい?』
ごとり、と錠が地面に落ちる。
急に横風が吹いて、私の涙を攫って止んだ。
仄暗い真夜中の海に、月明かりが優しく揺れていた。#呟怖

覚えの無い其処かしこで私を見たと、皆から聞いて困惑する。こう言う現象に名前があった筈、何だったか?
ある朝のニュース、殺人事件の被害者は私だった。犯人は逃走中らしい。ふと思い出す。
ドッペルゲンガー、もう一人の自分、出会うと死ぬのらしい。
でも、もし向こうが死んだなら、私は…#呟怖

『大好きです!いつも見てます!』って言われてさぁ、急いでる振りして逃げて来たけど、俺芸能人でも何でもないのに…ずっと付き纏われて困ってんだよ。ヤバイよな、ストーカー女。
…ところでさ、あれ、マジで効果あんの? 盛り塩って。 #呟怖

古いアルバムを眺めていて、おかしなものを見つけてしまった。
僕の後ろに必ず写っているこいつは誰だ?やっと歩ける様になった日から、卒業式まで全部に居る。目を見開いてこっちを見ている。心霊写真だろうか?きっと違う。だって、こんなにもはっきりとした姿で、今目の前に居るんだから。#呟怖

オークションサイトを覗いていると、妙な物が売られていた。

『女子大生の部屋の鍵』

気持ち悪い。誰が買うの?いずれ通報されるだろうけど。
拾いものかな?私も気をつけよう。親切な人がまた届けてくれるとは限らないし。
シャワー浴びてもう寝よっと。

…あれ?何だろこの鍵、何処から… #呟怖

ある事件をきっかけに、客足の遠のいた地元の遊園地が、再び賑わい出したのは、廃園となった後からだった。 #呟怖

ひとり浜辺を歩いていると、足下に綺麗な小瓶がひとつ。

中には折り畳まれた紙。

ネットの時代にボトルメールなんて何だか素敵。そう思い、拾い上げてコルクの栓を引き抜いた。

何が書いてあるんだろう?

紙には見たことも無い文字がびっしりと、その中に赤く、私の名前がはっきり読めた。 #呟怖

今も激しく後悔している。

友人達と面白半分に肝試し、その道中、車は飛び出してきた何かを避けて横転し、そこから先は覚えていない。
気がつくと病院のベッドの上だった。首から下が全く動かない事に気づき、怖くなり泣いた。ずっとこのまま動けず、出ることもできないのか、この廃病院から。#呟怖

冬山の遭難者の遺体が裸であることは良くあるらしい。体温が下り過ぎると、風邪をこじらせ熱を出した時と似たような状態になるそうだ。なので体感的には暑く衣服を脱いでしまう。ではこれはどうだろう?この猛暑の続くなか、窓も閉め切った部屋で毛布を被り凍え死んだこの男には、何があった? #呟怖

母さんの早い再婚にあたしは反対しなかった。17歳はもう大人だと思うから、継父とも仲良くやっている。夕食後、二人はビール片手に、よく思い出話をして笑う。継父が楽しげに語る『あいつ』の話。母さんは、『化けてでも出てきて欲しい』なんて言う。母さん、父さんなら、隣で一緒に笑ってるよ。#呟怖

地元の駅では毎年夏、ホームに大量の風鈴を飾るのが恒例だ。涼やかな音色が乗車を待つ客を癒やす。ある日の最終便、背後から風鈴の音がひとつ。振り返るとそこには紅葉のポスター。風鈴はとうに片付けられた後だった。そうか、お前か。十年前の夏、行方不明になった娘が、今年も便りをくれた。
#呟怖

母は収集癖があり、部屋中箱で埋め尽くされている。母曰く、『人は一生を箱の中で過ごす。』言われてみれば、人生は箱から箱への移動と言えなくもない。唯一の例外は、産まれる前だけだろう。人は箱から産まれない、私がそう言うと母は、

『あんたを買った時の箱見るかい?』

と笑った。#呟怖

盆の夜中の事だった。

お遍路さんが、家に来て

なんにも言わず、消えてった。

たぶん唯一の、それらしき体験。

ほんとの話。#呟怖

人は、普段自分の影とは背中合わせで過ごしている。そう確信を持ったのは、振り向く影を見てしまったから。

#呟怖

交際三ヶ月。僕は彼女が傷つかないよう大切にしてきた。

だから別れを決めたその夜も、
傷つけまいと必死だった。

けれど僕は愚かだった。

彼女を傷つけも苦しめもせず、終わらせる事など出来るはずもなかったのだ。なぜなら、

中身を総て取り出さないと、剥製にはできないから。#呟怖

三面鏡の付いたドレッサーで飯食ってるって女がいたんだ。変わってるねえ、なんて言ったらさ、目をまん丸くして、『あなたは家族と一緒にご飯食べないの?』だってよ。#呟怖

我が家の離れにある蔵は、ある日を境に開かずの間となった。なぜなのかは聞かされていないが、きっと何か恐ろしい曰くがあるのだろう。扉の前に立つと、胸が締付けられるように苦しくなり、得体の知れぬ不安と恐れで気が狂いそうになる。

私はたまらず大声で叫んだ。

『ここから出して!』#呟怖

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