大雨が叩きつける帰り道、その女は立っていた。月の明るい夜の様な濃藍に身を包み、空を見上げていた。どうぞ、と傘を差し出すと、驚いた様に振返り、後に笑顔でありがとうと言った。こんな所で何をしていたのかと聞くと、
『雨に、濡れたくて。』
彼女の長い髪は、湿りさえしていなかった。#呟怖
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