呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
@magma_maniac

「パパ…あれ美味しそう…」

「ダメだよ、ましてやこんな所で」

「だってお腹空いたんだもの」

「困った子だ…言う事を聞かないと人形に戻してしまうよ…?」

「え~っじゃあ一口だけ、ね?ね?」

「ダメだ、さあ帰ろう…」

「チェッ…美味しそうな子だったのになぁ…」https://twitter.com/magma_maniac/status/1272874020375891969 

#呟怖 @magma_maniac
目の前には薄暗い座敷牢があった。
その中にはお嬢様が言っていた"あの子"だろうか、古めかしい人形が一体置かれていた。
近付きマジマジとその人形を見るが、

「何だ、ただの人形じゃないか」

鼻で笑い捨て座敷牢に背を向けた瞬間、背後から何者かに、服の裾を掴まれた…。https://twitter.com/nonokue_no_e/status/1175880744486371328 

#呟怖
このBARは彼女、由美の行きつけの店だった。

カウンターに腰掛け、マスターに"いつもの"と注文する。

程なくして運ばれて来たカクテルを口に含み"美味しい…"と言って笑って見せた。
するとマスターは突然険しい顔で、

「あんた中身違うだろ?由美ちゃんはいつもノンアルしか飲まないよ」 https://twitter.com/moon04cat/status/1176260837943590912 

#君・僕・死で文を作ると好みがわかる
#呟怖
突然、君の死を知らされた。

途方に暮れ無気力な毎日を過ごしていたある日、久々に夢の中で再開した君が僕に言った。

要らないならその身体頂戴。

目を覚ます、やけにリアルな夢だ。

ふとカレンダーに目をやると、今日は君の49日だと気が付いた。 http://pic.twitter.com/8mdpowbxgV

#呟怖
難病の為、私は幼い頃から一度も家から出た事がない。

退屈な毎日……。

ある日、興味本位から私は母の言いつけを破り、居間にあったアルバムを覗いてしまった。

開くとそこには、いつの間に撮られたのか私の写真が……。

なぜ母はこのアルバムを隠したがるのだろうか……? https://twitter.com/uri_bou02/status/1174239217607741440 

#呟怖
精神を患っている友人が鳥居を見て言った。
「化け物が口を開けて待っているように見える」
バカバカしいと鼻で笑い捨てると、友人はニヤリと笑い私の目の前で鳥居を潜ってみせた。
瞬間、眼前で鮮血が走り私の頬を濡らした。

鳥居を真っ赤に染め上げた友人の体は、未だ見つかっていない…。 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1173072344459300864 

#フォロワーの8割くらいが体験した事が無さそうな体験
#呟怖
身も知らぬ男に誘拐され掛けた挙句、車で轢き殺されそうになった。
助けを求めて母に電話すると、母は私の話を遮り

「さっきあんた電話してきたでしょ?今日は友達の家に泊まるから帰らないって」

私はそんな電話、一切していない。

#フォロワーの8割くらいが体験した事が無さそうな体験

#呟怖
母が若い頃、バイトで良く世話してあげてた男性から手紙が届いた。
手紙には「死刑になります」

男は詐欺、強盗、数人を殺害し逮捕。
二通目の手紙が届いた時に私がこの手紙何?と聞くと笑いながら教えてくれた。
手紙は破いて捨てた。

#呟怖
飲み会の帰り、タクシーが捕まらず歩いて帰っていた時の事。
ふと目をやった街灯の下に、着物姿の女がぽつんと立っていた。
明かりに照らされ柔和な笑みが闇夜に浮かぶ。
だが次の瞬間、俺はその場から全力で逃げた。

女の体は後ろ向きだった。
あれは後頭部にくっついた顔だ……。 https://twitter.com/YaChiRuewomiru4/status/1171015180894867456 

#呟怖
狗神というものをご存知だろうか?
狗神筋と呼ばれる家系で使役され、狗神を憑けられると発狂や奇病など災いを受けると言われている。
私は一度だけこの狗神と遭遇した事がある。
憑依され呪われていたその少女は、何と身の内に宿る狗神を制御していた…。

*とある民俗学教授の手記より抜粋。 https://twitter.com/magma_maniac/status/1169611226038456323 

#呟怖
"煙が昇ってますよ"
家を出たとこで、おかしな婆さんに言われた。
振り返り確認するが煙など出ていない。
"煙が昇ってますよ"
気持ち悪いな。苦笑いし婆さんを無視して出勤した。
暫くして警察から一報があった。
家に居た妻が亡くなったと。原因は患っていた心臓の発作。
煙って…なんだ…? https://twitter.com/tsubukowa/status/1168469215512154113 

#呟怖
歩けども歩けども先は見えない。
まるで一本続きの迷宮にでも迷い込んだ気分だった。

ふと、一本の鳥居を見た時だ。
柱の影からフサフサとした狐の様な尻尾が生え出ていた。
目を白黒させそれに触れると「きゃん!」と小さい悲鳴が聴こえた。
瞬間、顔を上げると、目の前に目的の本殿があった https://twitter.com/moon04cat/status/1166858833366355968 

家に帰ろうと靴に履き替えてたら、びしょ濡れの女の子が靴と上履きを履き替えてたの

誰?って聞いたら「転入生」だって。聞き直そうと思ったらその子忽然と消えてた

全身びしょ濡れだし今から学校?

おかしいと思ってその子の靴箱の中見たら、その靴全然濡れてなかった

あれ…絶対ヤバいよ…
#呟怖

#呟怖
学校帰り、ふと空を見上げた。

黄昏の西日に包まれ、街が茜色に染まってゆく

綺麗な夕日…

遠くには薄い夜のベールが迫りつつある

何時までも見ていたい…

そう思った時だった

「もうすぐ夜が降りてくる、早くお帰り、子供達……」

声に振り向くと、一匹の黒猫が私の前を横切って行った https://twitter.com/shugyousha/status/1165570358591643654 

#呟怖
拝殿の前で猫が数匹踊っていた。

"洒落た三日月宵の縁

振らにゃ損々踊らにゃ損

振れば落ちてく鬼ヤンマ"

片手を上げまるで招き猫のように……。
次の日も、その次の日も、同じ場所で猫達は踊っていた。
何だか楽しそうだ。
私も……。

──失踪した姉の日記は、そこで終わっていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1125775974753132544 

#呟怖
猫を追い掛け神社の前に差し掛かった所で、私は車に跳ねられた

ドス黒い血溜まり、渇いたアスファルトが私の血を吸いあげてゆく

「仕方ないニャ」

薄れゆく視界の中、さっきの猫が私の血を舐めながらニヤリと笑った

一命を取り留めた私は、あの日以来何故か猫と話せるようになっていた… https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1125775974753132544 

#呟怖
月明かりも届かない路地裏で、瀕死だった一匹の鴉を見つけた

通りすがる人々が口にする

鴉?気持ち悪い…

以前聞いた事がある。
その昔、鴉は神、太陽の使いだったと…

介抱した翌日から、俺は不思議と病気や怪我から無縁となった

代わりに…あれ以来、不思議とよく周りで鴉を見掛ける… https://twitter.com/nonokue_no_e/status/1164364913155817472 

#呟怖
#呟怖
虐げられ、踏み躙られ…
助けを求める私の声さえも、狐憑きだとのたまう始末。

ようございましょ。
なれば憑かれて御覧にいれましょう。
狐に取り憑かれた女の、哀れな最後の姿を…ご覧下さいな…。

嫁ぎ先で夫と子供、親兄弟を含め、親族六人を殺害した、とある女の手記より。 https://twitter.com/417jyukaiikou/status/1164197282486505474 

#呟怖
おはようと、はにかみ挨拶をする君を見て、俺は今日も一人安堵した。

もう何度この朝を繰り返したのか…
百回?二百回?

嘲笑う蝉時雨、太陽を覆い隠す入道雲

もうすぐ…君は事故で死ぬ。
その白い肌を鮮血に染めて。

黄昏時まであとわずか。君の死が、夏に暗い翳りを落し、また…やってくる https://twitter.com/couchiyan/status/1163131780527865856 

#呟怖
「この線香花火が散った時、何かが終わるかも…」

彼女が言った言葉に、思わず笑えない冗談だと言って苦笑いをこぼした。

瞬間、視界が暗転した。

翌日俺は病院のベットで目を覚ました。
医者や見舞いに来た身内に彼女の事を聞くと、誰もそんな女は知らないと言う。

世界が…終わった…。 https://twitter.com/couchiyan/status/1163072106935906304 

#呟怖
残りわずかの夏休み。

むせ返る暑さと、忙しなく降り続く蝉時雨は、まだ続きそうなのに何故か心寂しい。

夏といえば……もうやり尽くしたはずなのに、ふと、頭に浮かぶ言葉……。

怪談……。

その時だった。

背後から

「怪談するうぅぅぅっ?」

忍び寄る巨影と、女の声が耳元に響く…… https://twitter.com/nonokue_no_e/status/1163358997547606017 

#呟怖

あれ?あ、頭が……。

ぬ、抜けにゃい!!

ふにゅうっ!!

あっ!?ぬ、抜けたにゃ……!

あれ……?

やっぱり抜けてない……でもにゃんで?

にゃんで自分の体、お空から見下ろしてるにゃ? https://twitter.com/shimanohibi/status/1162316326334894080 

#呟怖
「もう帰るのかい…?」

君の後ろ姿に、僕は声を投げ掛けた

君は踏み留まりはしたが、此方を振り向こうとはしない

その姿勢に君の意志の固さが伺える

肩を掴もうとした手が空を切る

君の姿はもう何処にもない

不意に、仏壇の蝋燭の火が揺らぎ、掻き消えた

また来年、迎える日まで… http://pic.twitter.com/1kB9zYW10k

#呟怖
@magma_maniac

やっぱり彼女は最高のメイドだ。
なのになぜあいつはあんな事を言ったのだろう。

尻尾が生えているのを見た?
猫みたいな目をしていた?

バカバカし……

そう言えば彼女がうちのメイドとして雇われた日って、前にペットで飼っていた猫の命日だったな……。

まさか……ね。https://twitter.com/magma_maniac/status/1161569832837324800 

#呟怖
墓参りも済み、婆ちゃん家に寄った時だ

玄関で、死んだ筈の爺ちゃんの姿を見た気がした

部屋に上りその事を婆ちゃんに話すと、

「爺ちゃん?今爺ちゃんの話聞きとうなか!」

「何で怒っとうと?」

「爺ちゃん死ぬ前に浮気しとったとよ、女の写真が出てきたっちゃん」

なるほどと、納得した

#呟怖
「痛っ!?」

引越ししたばかりの家で、箪笥の角で右足の小指をぶつけてしまった
痛がっていると嫁が

「あ~この家にも居るんだ」

「居るって何が?」

「お婆ちゃんが教えてくれたの、妖怪小指憑き」

「小指憑き?」

思わず爆笑していると

「痛っ!?」

左足の小指をドアの角にぶつけた https://twitter.com/fooler_/status/1158694879855173633 

#花の日
#呟怖
手術の為入院した母の見舞いに行った時の事だ

黒いスーツの男が、不気味な黒い花を持って母の病室に入っていった

知り合いかと思い私も病室に入るが、男の姿はない

代わりに黒い花が花瓶に添えられていた

母に聞くが花も男も知らないと言う

翌日、母は亡くなった

手術ミスだった… http://pic.twitter.com/m9yfJGraJo

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