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#呟怖
古今東西旅して回った土地で様々な怪談を集めては、寄り合いで披露すんのさ。

この時ばかりは皆、自分が落語家にでもなった気分でよ。
百人集まりゃ百の怪異、故に百物語ってな。

何?一人多い?じゃあ蝋燭と怪談一つ追加だな。
ん?また増えた?
終わらない?

馬鹿、それが怪異ってもんだ。

#呟怖
湯煙舞う温泉宿で、童子が出ると噂の部屋に案内された。

出逢えば幸運と、丑三つ時を待つ。

ふと、障子に影が揺らぐ。

大きな巨躯に天にそびえる大きな角。

童子所の話ではない。

寝床を置いて逃げ惑うも、童子は豪快な笑声をあげた。

逃げよ人の子!童子は童子でも、酒吞様とは儂の事よ!

#呟怖
福岡市にある興宗禅寺に来ていた時の事でした

地下に降りるような階段を、娘と一緒に下っていると、その娘の姿が忽然と消えていました

散々探し回っても見つからず警察に通報すると、娘は直ぐに保護されました

興宗禅寺から何十キロも離れた福岡城跡地で…

(黒田藩、福岡城隠し地下洞窟より)

#呟怖
ゾッとする程赤い太陽に、淡い黄昏が降りてくる

その様子をじっと見つめる、巨大な怪物

アレが私以外に見えない存在だと知ったのは、随分昔の事

ずっと一人ぼっちの怪物

何だかとても寂しそう

何時か動くのかな?

もし動いたら、私はあの名もなき怪物に、何をしてあげられるのだろう… https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1147134750571692032 

#呟怖
長年、海月の研究をしていた父が、生前に残した一枚の写真。

海月ノ姫と名付け、新種を発見したと発表した父は、その日のうちに学会を追放され、病に伏した。

でも……。

私だけは知っている。

この写真が本物である事を。

海月ノ姫、一目見て分かった。

これは……私の母だ……。 https://twitter.com/magma_maniac/status/1147676512390303744 

#呟怖
ネットでも有名な、心霊スポットの廃墟。

何でも妻と娘が失踪し、気がおかしくなった家主の霊が、毎夜娘の名を呼んで現れるとか。

"ゆかぁゆかぁ"

「今聞こえた?ヤバいよまじで出たんじゃない!?」

「なあ…ユカって床の事だったりして…」

「何それ、床って、床下に何があんのよ?」 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1117164251406163968 

#呟怖
家族三人、仲良く歩く後姿に、思わず口元が綻ぶ。

「ねえ、良いよね、ああいうの」

隣を歩く彼女にそう言うと、後ろを振り返り、通り過ぎて行く家族を見ながら口を開いた。

「影が一つ足りない。私はああはなりたくないな…」

云われて直ぐに振り返ると、親子は二人になっていた…。 https://twitter.com/couchiyan/status/1147452590386339840 

#呟怖
「あんた、ここに引っ越してきたばかりかい?」



「そう…なあ、悪いんだけどさ、煙草一本貰えない?」



「ありがとう。あっ…どうしたのさ顔赤くして、指が触れただけじゃないか…まっ、これであんたが人間だって分かったよ」

─?

「つまりそういう事さ…あんたも、気をつけな…」 https://twitter.com/chai_chanko/status/1079048887669645312 

#呟怖
誕生日になると、必ず見る夢がある

幻想的な緑の中に、ひっそりと佇む朱色の鳥居

一年…また一年と歳を重ねる度に、私の歩は鳥居へと誘われていく

そして今日、十九を迎えた私の夢の中に、神々しい程綺麗な白鹿が現れこう言った

「もう直ぐ迎えに往くよ…」

嬉しいような、悲しいような… https://twitter.com/8kou_hirano/status/1147356192840138752 

#呟怖
幼い頃祖父に性的虐待を受けていた私は、葬儀場で横たわる祖父の遺体に、ありったけの呪いの言葉を吐いて別れを告げた

しばらくすると斎場の人間がザワザワとしだし、何故か私に詰め寄ってきた

「あの…遺体に触れられましたか?」

後で聞いたが、祖父の顔は何かに怯える様に歪んでいたそうだ http://pic.twitter.com/YtvortoRBJ

#呟怖
「窓から手を出しちゃダメよ」

母に戒められるも、私は耳をかさなかった

風になびかせるように手をブラブラとしていると、突然柔らかな感触が手に伝わった

今、誰かに手を握られた?

思わず窓から顔を出し振り返る

麦わら帽子を被った女性が踏切の前で、微笑みながら此方に手を振っていた https://twitter.com/couchiyan/status/1142786325998796800 

#呟怖
山梨の実家では、この時期になると毎晩、村中に女の呻き声が響き渡るとか

花魁淵から落とされた遊女達の中には、辛うじて生きていた者もいたらしく、近くに助けを求めたらしい

しかし関わる事を恐れた村人達は、その声に耳を塞いだという

未だに彼女達は助けを求め、泣き叫んでいるのだろうか

#呟怖
花魁淵で有名な一之瀬高橋を通りかかった時だ、お坊さんの集団が突如目の前に現れ、次々と崖上から川下へ飛び込み始めた

慌てて崖淵を確認するも、人が飛び降りた形跡はない

幻かと思ったが、後になってこんな話を聞かされた

花魁淵で落されたのは遊女だけではなく、数十人の坊さんもいたとか

#呟怖
まだ開拓民時代の頃の話
曾祖母がいた村で、とある奇病が蔓延していた

牛の首…

頭だけが牛の首になるという奇病が、村を襲ったそうだ

曾祖母の父親もその奇病で床に伏したとか

が、曾祖母は後にこう言い残している

あの頃は皆飢餓で苦しんでた
父の頭が美味そうで美味そうで
…ねえ… http://pic.twitter.com/jLJfdVhR3p

#呟怖
古代ケルト人は、霊魂の不滅を信じ、ヤドリギやオークを神聖視していた。

そして森に仇なす者には、大罪として相応の罰を与えたという。

傷付けた木と同じ傷を負わせ、小枝細工で作った人形の中に閉じ込めた後に、焼き殺したとか……。

与太話…?

この木を見てまだそんな事が言えると? https://twitter.com/sa_tsumi/status/998692130057957376 

#呟怖
昔体験した話を思い出して投稿しちゃいました。

Kちゃんはいたんだよ、本当に…

Kちゃんから貰った、kちゃんの名前入の玩具、今でも実家にあるもん…

#呟怖
幼馴染のKちゃんとお別れの日、Kちゃんが、秘密の場所教えてあげると言った

最後だからと思いついて行くと、朽ちた鳥居が見えてきた

すると突然、Kちゃんが私を掴んで鳥居へと引っ張った、怖くなり逃げてしまった

十年後…

ある日その事を親に話すと…

Kちゃんって、昔のあんたの呼び名よ? https://twitter.com/iBuKi0346298/status/1144596890140307456 

#呟怖
409号室の怪異
戸を叩くと鍵が開き返事が返ってくる
しかも日によって、老若男女、様々な声で…

─ゴンゴン

来た、待ちわびた

軽い気持ちで、肝試しで訪れたこの409号室

あれからもう三年が立つ

『て、誰もいるわけないか』

外から聞こえる声に

「いるよ」

そう呟き、俺は鍵を開けた https://twitter.com/hiziri239/status/1143126518761000960 

#呟怖
痛い…

突然、夜霧に紛れ声が響いた

辺りを見回すと、髑髏が道端に転がっていた。しかも眼窩に傘が突き刺さっている

面食らっていると突如雨が降ってきた

すると髑髏が言った

この傘抜いて、傘はあげるから

言われて傘を引き抜くと髑髏は言った

ちぇ…僕に傘刺したの君じゃないみたいだね

#呟怖
「あーもう!」

「どうした?」

「髪がまとまんなくて…」

「そう?パパは似合ってると思うよ、ママとそっくりだ」

「本当に…?」

「ああ。ほら、ママのお仏壇に挨拶して」

「うん、ママ行ってくる…あっ!?」

「どうした?」

「今…ママの写真が笑ってた…」

「写真が?そっか…」 https://twitter.com/nonokue_no_e/status/1144404112554938368 

#呟怖
煌々としたネオン街

街中を歩く女性の体が、怪しい光を放っていた

人々は彼女達の事を、ゴーストガールズと呼んだ

当時流行したラジウム、体に良いとされ多くの女性達が使用した

悲劇はここから始まったのだ

ラジウムの原料は、放射能を含むウランだ

彼女達の死後、遺体は光続けたという https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1144178481120473088 

#呟怖
「ついてないな…」

唐突な雨にやられ雨宿りをしていた時だった。

不意に、耳元でくちゃくちゃと音が…

「えっ?」
振り向くと、巨大な女の頭がそこにあった。

口から細長い舌を伸ばし、私の髪の毛を舌で巻き取りくちゃくちゃと…

人の髪の毛をしゃぶるだけの妖怪、髪滑りと呼ばれている。 https://twitter.com/nonokue_no_e/status/1144113950889373697 

#呟怖
その日、当校して来た子供達が全員同じ夢を見たという

ニタリと笑う女の夢…

私は子供達に聞きながら女の人相を描いた

すると生徒の一人が

「先生、あの人!」

見ると、窓の外から絵の女と同じ人物が、こっちを見ていた

──死傷者十数名

事件を起こした女は、今も見つかっていない https://twitter.com/tiNqvHwzIYSmwkM/status/1143358873299869697 

#呟怖
「マスターこの店、あの席だけいつも空席だね、何でだい?」

「呪われてるらしくてね、常連は皆知ってるから誰も座らないんだよ」

「はははっ、何だいそりゃ!じゃあ俺が座ってやるよ」

「いやいいよ、あんたこの前座って死んだ人だろ?」

そう言うと、男は唖然とした顔で掻き消えた。 https://twitter.com/MAPing_S/status/1143550935949426689 

#呟怖
──コンコン

「はい…?」

「ただいま」

「こうちゃん?」

「うん」

「お、おかえりなさい…」

「ママ、開けてよ」

「え、ええ…」

「ずぶ濡れだし寒いし、早く開けて」

「ええ、で、でも…」

「僕の首を絞めた後あんなに深く埋めるんだもん、ピックリしたよママ」

「……」 https://twitter.com/couchiyan/status/1143594436003106816 

#呟怖
「珈琲は口に合った?えっ?ああ、その写真?可愛いでしょ、二人ともお人形さんみたいで…でもいつかは大人になっちゃうのよね…だから…二人とも、本当にお人形さんにしちゃったの。ほら、そこに飾ってある人形…あら?どうしたの?体が痺れてきた?薬が効いてきたのね…貴方も、可愛いわよ…」 https://twitter.com/couchiyan/status/1142785565487587329 

#呟怖
俺はこの街が好きだ

男はいつも目をギラつかせ、女は色目で人を惑わす

喧騒と雑踏に溢れた、血肉に飢えた街

だが、ここにも一つだけルールがある

誰かが消えても、絶対に探すな

誘拐?殺し?いや、そのどれとも違う、もっと異質な何か…

明日は我が身だ、このルールだけは、胸に刻んどけ https://twitter.com/Take_irakusa/status/1142062417804795904 

#呟怖
会社からの帰り道、落ちていたスマホを拾った。
持ち主から着信があり、出ると直ぐ近くに住んでいるようなので届ける事になった。

「そうです、その角を曲がった先の自動販売機のとこに来て下さい」

言われるまま自動販売機の前にたった時だった。

頭上から、何かが落下してくる音がした。 https://twitter.com/ButaPonz/status/1017616140992798721 

@6VPfGQm1oGSP0es
#呟怖
#人形医
ふふ…いいねしちゃいましたね?

では月浦さんの人形医のお話、お待ちしております……。https://twitter.com/Thgiliwt_nwoT/status/1141518330454372354 

#呟怖
「お婆ちゃんは人形のお医者様なの?」

「そうだよ、人形の病気を治すのが、私の役目なのよ…」

「じゃあこれ、未紗の一番好きなお人形さん、遊んでたら腕がちぎれちゃったの、治せる?」

「これは……ダメだね。この子は心を病んでるから危険だよ」

そう言って、祖母は人形に火を放った… https://twitter.com/txF9xDLPCDsARyK/status/1141518669798731777 

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