呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
蒸し暑い夏の夕暮れ、風もなく、火を付けた煙草の煙は真っ直ぐに立ち上り、夕闇空へと掻き消えた。
「たまにはいいんじゃないか」
ふと懐かしいあの人の声が聞こえた。そんなはずはない、だってあの人はもうこの世に……。
そう思った瞬間、今吸っている煙草とは違う匂いが、私の鼻腔を擽った。 https://t.co/DC4gV7AYLM

#呟怖
「ロイコクロリディウムって知ってる?」突如聞いてきた友人。聞くとカタツムリの触角に寄生し、わざと鳥に見つけやすい場所まで誘導し捕食させ、最終的に鳥に寄生する寄生虫の事らしい。ふと友人の目を見ると瞳が歪な光を放っている。次の瞬間、友人は車が行き交う道路へと身を投げ出していた。 https://t.co/HIX758Jtes

#呟怖
石碑に無数の手形。これは?と神主に尋ねると、昔ここで首を撥ねられた罪人のものだという。触れば分かると言われ石碑に手を当てた瞬間、首筋に冷や汗が流れた。真夏の陽射しのせいか?手拭いで首筋を拭うと、微かな痛みが走る。手元に目をやるとドス黒い鮮血が布地を真っ赤に染め上げていた。 https://t.co/TIVSnReKBT

#呟怖
#実話
昔八尺様に会った事あるかもなんです。
子供の頃電車に乗っていた時の事、車内の窓開けられたんですよ。
開いた窓から手を出してたら、踏切を過ぎた所で手を握られたんです。
「えっ?」と思い振り返ると、麦わら帽子を被ったワンピースの女の人が、こっちに向かって手を振ってたんです。 https://t.co/6sIhwTAoaQ

#呟怖
あの井戸を壊そうとすると祟がある。
そう言われ、これ迄に色んな業者が困り果てていた。
工事の度に死人が出ると噂され、誰も手が出せない。
ある日恐れ知らずの業者が現れ突貫工事が始まった。
「これが例のやつか」
親方が井戸に触れるとポンプが勝手に作動し、蛇口から大量の血が流れ出た。 https://t.co/Mirl6AcL0g

#幽霊の日
#呟怖
残業から解放され帰りのタクシーの中、ふと街中に人が溢れ返っているのが見えた。
お祭りか?と訝しげに思いつつ運転手に尋ねた。

「あれ?お客さん知らないの?」

「え?ええ……」

何?有名なお祭りか何か?

「そうかあ、ここいらは昔空襲後だからねえ……今日は幽霊の日だよ」

#呟怖
うんと人を殺しました。
そうじて10人。
だんがいから突き落として4人。
ようじ達を攫って燃やして6人。

泣き叫んでも命乞いをしても殺しました。

何てね。
冗談ですよ。 https://t.co/6TfJ5zfg1c

#幽霊の日 だったのですね。

今年も書くかな~

この #呟怖 書いた後、左眼麦粒腫になったので結構トラウマなんですよね(笑) https://t.co/MHW1vfpRp0

#呟怖
ここはお婆ちゃんと私の秘密の場所。

「婆ちゃんはね、実は雪女なの。婆ちゃんが死んだら、ここに私の骨を埋めておくれ、そうしたら全て分かるから」

誰も信じなかったけど私だけは信じてた。

また来たよ、お婆ちゃん。

今年もまた……ここに真夏の雪が降る。 https://t.co/ISFxm85jxw

#呟怖
一人の女が捕まった
保育士である彼女が殺した赤子の数は五人

子供好きで自らも子育ての経験があるが、ある日実の子供を事故で亡くしている

さて、そんな彼女がなぜ大好きな子供達に手を掛けたのか?
それは彼女の口癖を聞けばすぐに分かった

─めで殺す

愛しているの……だから愛でるのよ https://t.co/gAQ1TjeSYh

#呟怖
─我を殺す事ができれば主の手には天地が宿ろうぞ

鬼が剣士にそう言った

幾ら斬っても死なぬ鬼
戦いは混迷を極めた

ある日

「千日の稽古をもって鍛となし万日の稽古をもって錬となす」

剣士が鬼に言い放つと遂に血濡れの鬼は倒れた

─名を聞こう

死する鬼に剣士は言った

「宮本武蔵…」 https://t.co/FCT3La1bIJ

#呟怖
夏になると、君はいつも枕元に立つ。
そして寝ている僕に囁くのだ。

『見つけて…』

と。

彼女が行方不明になってもう十年が立つ。

だが、君は気付いていないのかい?
あの日、君を後ろから刺殺しあの山に埋めた僕の事を…。
もしそれを知ったら、次は枕元で君は僕に何て言うのだろうか? https://t.co/e5L1s2MjwW

#呟怖
#虹の日
夕暮れの雨上がりの空、鮮やかな虹が見えた

虹の先にはな死体が埋まってるんだ

亡き祖父の世迷言

桜じゃないんだからと、知り合いの漁師にその事を話たら

「あそこは海流と海流がぶつかって危険な場所でな、毎年何人か持ってかれてんだよ、その話、あながち間違ってないかもな…」 https://t.co/C9QCGZL7yY

#呟怖
空に淡い黄昏が降りてくる。
光と闇が溶け合って、世界の輪郭が曖昧な色に染まってゆく。

雲間から覗く三日月
見上げて顔を横にして見ると、月が嗤っている様に見えた。

それがつい可笑しくて、

「ただいま」

思わず声を掛けた。

「ククク…おかえり」

嗤う月から、声が降ってきた……。 https://t.co/hat2rpmatS

#呟怖
明治から平成までに起きた、とある場所で流行った地方病の事をご存知だろうか?

日本住血吸虫…

人に寄生すると腹水に水が溜まり、おぞましい姿へと変貌させた後、死に至らしめる

115年の歳月を得て終息したが、今現在も、この寄生虫がどこから来たのか最終宿主は誰なのかも分かっていない… https://t.co/VSs32Q6ti1

#呟怖
家の三毛は祖母が大好きだった

だから毎年この季節庭先に亡き祖母の風鈴を吊るすと、縁側でそれをボーッと眺めるのだ

「なあに、そこにお婆ちゃんでもいるの?」

「にゃ~」

と、風鈴を見上げてひと鳴き

ふと思い出す、七年前、自殺と見せかけて殺めた祖母の事を
風鈴を吊るしたここで… https://t.co/0thz1ZF0aE

#呟怖 天正十五年、立花宗茂は戦場にて正面に和仁、左右に辺春、大津山、そして後方より有働軍に挟撃され窮地にあった。
が、雷神をも斬り伏せた名刀千鳥を宗茂が鞘から抜き放った瞬間、斬撃は雷獣の如き雷光となって戦場を駆け、見事敵陣を突破した。
後に秀吉は宗茂をその剛勇鎮西一と讃えたという。 https://t.co/FbcfdKhBZN

#呟怖
祖母の遺体が消えた
親族一同大騒ぎする中、祖父が庭で焚き火をしていたので、こんな時に何をしているのかと尋ねた

「愛する者を亡くすという事はどんな形であれ辛いものだな…」

と祖父はボソリと言った

焚き火に目をやると人を型どった紙切れの様なものが、灰と化し黒蝶の様に舞い上がった https://t.co/i1mBT6Ii4e

#呟怖
春空広がる先に霞んだ花畑が見渡せた
車窓を開くと、柔かい風が新芽の甘い香りを運んでくる
陽気な午後の一時、悠久とも思えるこの道を、私はひたすら進んで行く
何時になれば帰りつくのか

何日、いや何月…それすらも分からない。
あの時事故にあった瞬間から、私はずっとこの道を走っている… https://t.co/CBbQ49E7yz

#呟怖
買って貰ったばかりの靴で遊びに出掛けた少年が事故に会い亡くなった
と言うのは俺の作り話
なのに…
いつ間にか新品の靴が供えられたり、手を合わせる親子が現れたり、あまつさえネットの掲示板に事故多発、幽霊目撃者多発、しまいにはテレビの心霊番組でも取り上げられた

何が…起こってる? https://t.co/k4KJGIN8cZ

#呟怖
─オロチよ…そんな所で何をしている?

─その角…お主一角の主か?久しいのう

─答えよ、数多の厄災振り撒くお主ほどのオロチが、何故この様な井戸底に隠れておるのか

─それがな、昔喰い殺した巫女が、腕は六本、下半身蛇の化け物になって、わしを探しておるのだ。それがおっかなくてなあ https://t.co/N5Vx1n57oH

#呟怖
何時も泣いているあの子は雨女と呼ばれていた。
彼女が泣いて店に来ると必ず外は大雨。
付いたあだ名が雨女。

雨女が来たぞ…

バイト仲間達の陰口が嫌で、俺はある日彼女にハンカチを手渡した。
すると雨はやみ、彼女の顔からも雨雲が消えた。
目の前には、眩しい彼女の笑顔だけがあった…。 https://t.co/7xuUa7Y4zN

#呟怖
#一行怪談
一花咲かせたいと屋上に走り出した君は、血のように赤い夕焼け空へと舞い、地上で真っ赤な花を咲かせた。 https://t.co/l6qTVVnKNp

#呟怖
毎年冬になると、村では口減らしによく女が山に捨てられた
雪に埋もれた女は嘆き悲しみ、やがてその叫びは吹雪となって村山を覆った
春になると雪が解け、雪下から女の遺体が出てくる
いつしかそれが習わしとなっていた
今夜もよく吹雪く
今日もまた何処かで、雪女が泣いているのかもしれない https://t.co/9vg8f7VpwH

#呟怖
提灯の火を忘れるたあ、お前は本当にどうしようもないね。
何考えがある?着いてこい?
おい、ここ墓場じゃねえか。
あそこに鬼火がいる?もしかしてこの火を使うのかい?
おっこりゃ明るい
で、家に着いたけどこの鬼火はどうすんだい?何駄賃をよこせ?金かい?違う?じゃあ何が欲しいんだい? https://t.co/26RRUHm7yv

#呟怖
短冊に書いた願い事を娘が得意気な顔で見せてきた

『ママに会いたい』

亡き母親を思っての願い事なのだろう
翌朝、娘が笑顔で飛び起きてきた
どうした?と聞くと

「ママが夢の中で一緒に海に行こうって!」

私はそれを聞いてゾッとした
妻は娘と海で無理心中を計り妻だけが亡くなったのだ https://t.co/4JEkNaUo0S

#呟怖
リモコンがない

机の上を探すが見つからない
あれか、妖怪リモコン隠しってやつか?

やれやれ

もう一度机を横目で見ると…あった

すかさずリモコンに手を伸ばすと、横からにゅっと手が伸び、俺より先にリモコンを掴んだ

着物姿の少女と手が触れる

「あっ…」
「あっ」

惚れてしまった。

#呟怖
奴に会ったが全ての終い

人の生き死に小判に変えて

豪華絢爛手の鳴る方へ

最後にゃ一息金も尽き

神とは名ばかり死神頼み

奴の戯言此処ぞとばかり
耳かせ耳かせ来たものの

終いにゃ嵌められ宵の縁

嗤う死神枕元
されど生きたい世迷言

震えるまなこで灯火見やると

「ああ…消える……」 https://t.co/E8rZOkIuyI

#呟怖
鳴神猛る夜空に、一閃の雷光が走る。
地を割るような轟音、それが合図となり、少女達は狂気の雄叫びをあげた。

「見・ 敵・ 必・ 殺 ! 」

新宿無差別殺傷事件を皮切りに、各地で起こる少女達の無差別殺傷事件。

ここ池袋で、再びブラッディカーニバルが開かれる。 https://t.co/WJxkEBmbFY

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