呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

子供のころ、学校の帰り道
四つ辻のカドに立つ巨大な怪異が怖くて仕方がなかった。
大人になり法事で立ち寄った帰りしな、ふとその怪異が気になって見にいく。
巨大だと思ってた怪異は小さかった。
私はつい怪異の頭を撫でて帰った。

風の噂ではその翌日から怪異は姿を消したそうだ。
#呟怖

#呟怖
人々が皆外に出て月を眺めている。
始まったのだ。
周りの人が幸せそうな顔で次々と消えてゆく。
私も次が次かと待ちわびている。

段々と周りに人が居なくなってきた。

やがて月が消えた。
私は一人この星に取り残された。 https://t.co/juIZQvAg8B

少女達が楽しそうに笑っている。

「紙芝居のおじさん腕が無かった」
クスクスという笑い声
「足も」
クスクス
「頭も」
クスクス

「でもおじさん気付いてない」
クスクス
「食べられた事に」
クスクス
「怪異なのに」
クスクス
「私達に食べられた事に」
#呟怖 https://t.co/bG3xkCQIXr

「まだ生存者が居るのか」
私は渚で拾ったボトルを吸盤で掴んだ。
#呟怖 https://t.co/iLjmABixzS

なんだ夢か。
しかし奇妙な夢だったなぁ。
私は胸をなでおろす。

けれども気がつくと手が煤で真っ黒。
#創作
#呟怖

巨大な怪異がズルズルと私の前を歩いていた。

見たこともない怪異
怪異は小学校の前で辺りを見渡し中へ入ろうとしている。

マズイ

ふと怪異の端っこにほつれが目に留まる。
つい指で引っ張る。
するするという音と共に怪異が溶けてゆく。

溶けてゆく……

溶けて……

遺されたのは黒い粉。
#呟怖

事故物件?
気にしちゃ駄目。住めば快適ですよ。ハハハ

ただね

私は仲良くしたいんですけど、何故か逃げられるというか避けられるというか……
やっぱ見た目ですかねえ……

ここの入居者がすぐ引っ越していっちゃうのが難点です。
#呟怖

「このトンネルができてから高速道路の事故が減ったんだ。まぁ人用じゃないから予算取るのに時間がかかったけどね」
「判った。これ動物用のトンネルですね」
「違う……」
#呟怖 https://t.co/85gVEpDLbd

二十歳の誕生日祝いに父から宝の地図を貰った。だがつけられたバツ印のどこを掘っても人骨しか出てこない。
父に文句を言ったら、渡す地図を間違えたらしく、今度は大丈夫だというセリフと共に別の地図を貰った。
#呟怖 https://t.co/757UTGqyrQ

変なモノを連れて帰って来たんじゃないかという恐怖
#呟怖 https://t.co/lXFWeBFHTA

「あの公民館の靴箱。靴を入れるとベチョベチョになる」通りすがりの女子高生達が不安そうに言う。
私は公民館を調べにいく。既に日は落ち公民館は真っ暗。

ついに私はランランと光る目を見つけた。
「にゃーん」
「何だ猫かよ。脅かしやがって」

「!?」
背後に気配を感じた時は遅かった。
#呟怖

ベットに入ってふと枕が2つある事に気がついた。
一つは見慣れぬ黒い枕。
片付けようと枕を持ち上げると何処からか声がした。
「アナタだけの北枕になりたい」

私はその枕を窓から投げ捨てた。
#呟怖

俺の名はひろし
1年前、俺は当時付き合ってた彼女と別れた。メンヘラ気味で重い女だったから。
別れて一ヶ月後彼女は別の男と電撃結婚した。

そして今、俺の自宅前に彼女が赤ん坊を抱いて居る。
「この子の名前はひろしにしたわ。顔が貴方にそっくりだもの。はーいパパに挨拶しまちょうね」
#呟怖

「ん?なんだ?」
郵便受けが弾けそうなくらい膨らんでいる。

慌てて開けると、別れた彼女からの手紙が大量に入っていた。
それが雪崩のように崩れ、降りかかってくる。

重い。何が起こった?
たちまち肋骨が折れ肺も潰れる。

遠ざかる意識の中、バサバサ落ちる音だけが永遠に聞こえていた。
#呟怖 https://t.co/Fz8MMTPT5y

「埋めちゃったんですか」
「まぁ仕方がない」
「子供たちが悲しがってますけどね」

そうここは子供達に大人気だった。
空のお菓子の箱を投げ込むと、中身が入って戻ってくる。
夢のようなスポットだったのだ。

ある日、誰かが長靴を投げ込むまでは。
#呟怖 https://t.co/ciTtAzTlzA

山のようにいた怪異たちが私を見ると慌てて逃げ出す。まるで海が2つに割れたかのよう。
よくわからないが逃げ出せるチャンスに違いない。

私はその隙間を走り抜ける。助かるかもしれない。

その時、ふと背中に視線を感じ振り向くと、超ヤバそうな怪異も、何故か私の後ろに付いてきていた。
#呟怖

「私……お友達見つけたの」
「友達ってそれ …… 何処で出会ったの?」
「あそこ …… 」指さした先は見世物小屋だった。

「寂しそうにしてたから」
「君と同じなんだね」私はこくりと肯いた。

「この子復讐したいって。皆殺しして良いかって」
「それは駄目」
次の瞬間私の首が宙を舞った。
#呟怖 https://t.co/EXHMw24yfA

いつの頃からか天井から黒い玉のようなモノがぶら下がって来るようになった。
上の住人の夢の玉らしい。
蹴ったり殴ったりすると上の住民のうめき声が聞こえる。
ある日ふとバットでその玉をフルスイングした。
すると中身が割れ、真っ赤な血が部屋を染めあげる。上の部屋から聞こえる絶叫。
#呟怖

地元に幽霊の住む池と言われる場所があった。
泳いだものは皆溺れて死ぬらしい。

だがまぁ本当は幽霊なんかじゃない。
炭酸泉なんだ。池に見えるけどさ。
二酸化炭素を吸って酸欠で死ぬんだ。
#呟怖

山奥の空地に誰かが産廃を捨てて行きやがった。
この空地がなにかも知らず愚かな事だ。
だがもう片付ける時間もない。

私はゴミをかき集め慌てて夏祭りっぽい何かをここに作った。
はたして誤魔化せるだろうか?
なんとか体裁は取り繕ったが、駄目なら死ぬしかない。
聖地を汚した莫迦達共に。
#呟怖 https://t.co/xsD7GWsTqH

高千穂峡の近く、川沿いの道。
その突き当りに無料キャンプ場があった。

「へぇ〜綺麗なところじゃん」

真夜中にかけて雨がザァザァと降っていた。
発達した低気圧が近づいてるらしい。

翌日目覚めるとキャンプ場周辺が水没し完全孤立していた。

水の中の龍と目が合った。
「こんちわ~」
#呟怖 https://t.co/MadeUr6vNv

ルンバの中からダサ子さんの声が聞こえる。
#呟怖 #ダサ子さん https://t.co/mfNpKIN5X3

ある居酒屋に取り憑いたダサ子
「今日も一日頑張るぞい」

唐揚げにレモン汁を勝手に掛け、キャーキャーと叫ぶ声を聞いてにっこりする予定が、跳ねたレモン汁に目をヤられてその場で転げ回るダサ子さん。
#呟怖 https://t.co/mfNpKJ4HlD

あああ
あぁぁ
怖い話をせっせと書いていると、何故か日本語変換がどんどん病んできた。

そしてさっきから、使ったこともない怖い単語を次々と並べては自動執筆しだした。

目の前でどんどん謎のお話が組み上がっていくのだが
#呟怖

「助けて、最近自撮りすると怖い影が映り込むんだ」
「どれどれ、本当だ。これは酷い」
「でしょでしょ」
「でこれ、どっちがお前なん?」
#呟怖

私の妻はトラップ作りが趣味だ。
気がつくと家中に罠を仕掛けてやがる。
とはいえ一流の工作員である私には無力なのだがね。

ところでなんだ。
床で血を出して倒れてるおっさんが居るんだが誰なんだ?
#呟怖

我が家の近くに高校の寮がある。
いつからか我が家の垣根沿いにスマホを持った高校生達が並ぶようになった。
私が自宅wifiを設定ミスで一般開放モードにしたせいらしい。

高校生達も大変だな。

ある日のこと仕事が遅れ深夜に帰宅した。
すると垣根沿いにはスマホを持った狸達がずらっと……
#呟怖

#呟怖 twitterクラスタの飲み会があった。
だが皆は見えないのだろうか。彼らが安易に名前つけ生み出した怪異達が、キィキィと叫びながら彼らの背中にギッシリと乗ってる事に。

宴もたけなわになり、皆も機嫌が良さそうだ。
だが私の耳には、怪異達の「ママー、ママー」と泣き叫ぶ声しか聞こえない。

急に水道の出が悪くなった。
するとあれ程五月蝿かった蝉の鳴き声もピタリと止む。
「来たか」
私は水道を止め、二階に駆け上がり布団を被って体を隠す。
一心不乱にお経を唱える。

永遠に止まったかのような沈黙。

そして又蝉が鳴き出した。
「去った」
私は仏に感謝し下へと降りた。
#呟怖 #創作

「落ちる井戸、知ってます?」
「知らない。何それ」
「あの井戸を覗くと落ちるんです」
「落ちる?」
生徒達はクスクスと笑う。
「チコちゃんはスマホ」
「淳くんはズボンのチャック」
生徒達は笑いながら口々にいう「おちた」
「では先生も」
次の瞬間、先生の首がポロリと井戸の中へ落ちた。
#呟怖 https://t.co/lw3RUJM5GM

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