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地元に帰ってきた。
懐かしき母校の前へ。
体育館から、子供達の合唱が聴こえてくる。
「トン♪トン♪トンカラ♪トン♪」

この町の人達がみんな、
「トンカラトン」と化してから数年経つ。
案外、幸せそうだから、
俺も。

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「花火の欠片」

美しい花火だと思った。

落ちてきたその欠片が、
人間の局部だと気づくまでは。

#呟怖

あの森の上を飛び回る、小鳥達のさえずりが、どう考えても人間の言葉に聴こえる。しかも、聞くに耐えない罵詈雑言。
空耳だろうとは思うのだが…
森の中を進むにつれて、その声が、明らかに自分に向けられている事に気づいた。
慌ただしい都会から離れても、私は責められ続けるのか…
ならば、
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「見つからないよー。どこにいるのー?」

自室の押入れで気を失っているのを保護された男性は、いまだに目を覚まさない。
ただ、同じ寝言を口にするばかり。
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小学生の頃、こっくりさんにはまっていた。放課後、毎日のように数人の友達とやっていた。はっきりと覚えている。

小学校の同窓会。
旧友とその話題に。
旧友曰く、私はいつも、独りでこっくりさんをやっていたらしい。

では、あの時、一緒に楽しんでいたのは、誰だったの…?
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年に一回、村で大事にされている注連縄を、村人総出で担ぎ上げ、村中を練り歩く。
「村を守る蛇」と見立てて、気晴らしに散歩をしていただくという意味合いでおこなわれている。
ある時。
突然、注連縄がウネウネと動き、そのまま宙へと浮かび、空を泳いで見えなくなった。
翌日、廃村となった。
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線香花火が燃え続けて、かれこれ三十分。
水をかけても、足で踏んでも、バチバチと火花を散らし続ける。
「もうイヤ!」ヤケになった彼女は、ソレをおもむろに口の中へ。
そのまま、彼女の頭は弾けて消えた。
立ち尽くす彼女の頭部では、いまだに火花が咲いていた。
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近所で人面犬が出るという噂。
探してみようと、目撃情報の多い場所へ。
いた、確かに人の顔のような…犬。
捕まえてみると、なんてことはない。
野良犬の顔に、目と口をくり抜いて人の顔を模したお面が、紐で括ってあるだけ。

…だと思った。
そのお面、人の皮膚だった。
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我が家に嫁いだからには、言わなければいけない事があります。
もう、お気づきだと思いますけど…この家、鼠が多いでしょ?
この鼠達はねぇ、みんな元々人間だったのよ。我が家に悪意を持って来る人間は、みんな鼠になってしまうの…
あら、あなた、なんだか身体つきが変わっていってるみたい…
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「前菜でございます」
「…な、なんだ!バカにしてるのか!?
葉っぱが五枚…こんなモノを食えっていうのか!俺を誰だと…」
「どうぞ。お召し上がりください」

従業員は明らかに、俺の背後に言っているようだった。
「…いただきまぁす」
しゃがれた声が、真後ろから。

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・登山道の注意点
彼岸花の咲いている方へは、絶対に行かないように。

ご家族の方にも、必ずお伝えください。
責任はとれませんので。

以上

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子供二人を連れてピクニック。
ひまわり畑でかくれんぼ。
目をつぶり、十秒数える。
「もう、いーかーい」
「まだだよ」「まだだよ」「まだ」「まだ」「まだ」………
複数の声が一斉に響く。
思わず目を開けた。
目の前のひまわりが、その顔を背けた気がした。

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…私は、この写真を撮った時、
絶対にピースをしてた。
なのに。

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この四枚の画像が、自室で首を吊った男性の携帯に残っていた。
これで、四人目。
皆、生前に同じようなアングルで撮った、同じような被写体の写真を撮っていた。偶然だろうか。

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「お前、昨日、口裂け女を見たんだって!?」
噂が広まるのが早い。一緒に登校した友人の仕業だろう。
「…うん、見たよ」
「どんな顔だった?やっぱり、口が耳元まで裂けてたのか?」
「…そんなこと」
少年はちらりと、今日赴任した、教育実習の女性を見る。
「口が裂けても、言えないよ…」
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昔はもっとシンプルだったんだよ。
三階の女子トイレ、一番奥の個室を三回ノックして、「花子さん、遊びましょ」と言うだけ。
今じゃ、細かくルール決めされちゃってる。
未だにルールが増えていっているんだ。
皆、失敗してるんだな。
犠牲者があとを絶たないのは、つまり。
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夜の街を駆ける少女。
ぽとりと、何かが落ちた。
「落としましたよ」紳士が拾いあげ、声をかける。
その手には、ぬめりと真っ赤に染まった…
少女はそのまま、走り去ってゆく。
紳士は、早く斬りつけたくてしょうがなくなっていた。
#呟怖 https://t.co/QFMyiRRzV2

夜の街を駆ける少女。
ぽとりと、何かが落ちた。
「落としましたよ」紳士が拾いあげ、声をかけた。
その手には、ぬめりと真っ赤に染まった…
少女はそのまま、走り去ってゆく。
紳士は、早くこれを使いたくてしょうがなくなっていた。
#呟怖 https://t.co/QFMyiRRzV2

知らない女の子に身体を滅多刺しにされてしまう。子供の頃に見た悪夢。

実の娘が、成長するにつれて、その子に似てきた。

#呟怖 https://t.co/QFMyiRAwT2

その話を聴いてしまうと、「感染」してしまうんですよ。
だから、話を聴いたら、「死んだ事」になると、広めているんです。
…もちろん、私は話の内容を知っていますよ。

来年くらいですかね。
私が、「それ」に完全に変わってしまうのは。
#呟怖 https://t.co/wVihzYkOyt

もう動いていない機関車の、
レールの隙間から、
いくつもの手が出ているのを見るので、
夜中は近づかないようにしています。

手招きされているのはわかっています。

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突然、訪ねてきたその男性は、前の住人だと名乗った。
忘れ物があると言い、和室の押入れから天井裏へと潜りこみ、何かを取り出した。
その手には、毛髪を束ねたモノ。
「夢に出てきたんですよ。置いていくなって、言うもんだから」
男性はそれだけ言って、帰って行った。
#呟怖 https://t.co/tj0UIE57UE

あそこにあるバケツ、空にしてはいけないんです。
ふと気がつくと、バケツから顔が半分、出てきてしまうから。

常に水を入れておかなくちゃいけないんです。
沈めておかないと。

#呟怖 https://t.co/55SvxVwvsW

あそこにあるバケツ、空にしてはいけないんです。
ふと気がつくと、中に大量の綿みたいなのが、バケツいっぱいに入れられているんですよ。

その綿みたいなのが、溢れだしたら、終わりなんです。

だから、常に水を入れておかなくちゃいけないんです。
#呟怖 https://t.co/55SvxVwvsW

「どうしたのよ!?いきなり外に出たりして…」
「さっきね、鏡越しにベッドの下が見えたんだけど、知らない男が包丁持って、寝てたのよ…!だから…」
「…うそ、マジ?」
(あちゃー、バレちゃったかー。
隙を見て、あんたをバラしてもらおうと、私が雇ったんだけど…)
#呟怖 https://t.co/bwFPBI0DjI

殺人鬼が、自ら命を絶ったとされる廃屋。
荒れ果てた机の上に、一冊の手帳。
中には、「僕の被害者」と記載があり、たくさんの名前が羅列されていた。

…末端に、私の名前が。

背後に強烈な気配が。

#呟怖 https://t.co/fZYHXzHTRr

まず、足が凄まじく速い。
それに、跳躍力も素晴らしい。
あの身体能力なら、平衡感覚もバッチリだろう。

だから、我が校にスカウトしたんだ。
他の選手には、犠牲になってもらって…

#呟怖 https://t.co/jIqHLeqV62

あの神社は、恨みを抱いて願うと、必ず成就するんです。その代わり、叶う度に鳥居が一回り小さくなっていく。

今はもう、誰もあそこには近寄りません。

だって、鳥居があんなに小さくなってしまっているのでは、拝むにも心許ないですから。

#呟怖 https://t.co/dBUTXbOqm7

「照明で部屋の中を赤く見せてるんです」
とある、ラブホテルの一室。
「お客様の手では、照明が消えないようになっています」
従業員は壁を指差す。
「あそこにべっとりと、赤い染みが付いてまして。
どうやっても取れないんですよ。
だから…」

#呟怖 https://t.co/T42IYgNF0g

幼少時、落ち着きのなかった僕はしょっちゅう、近所の呪術師の世話になっていた。「特別な治療」をしてくれるからだ。どんな怪我も些細なキズに変わるようにしてくれたらしい。
おかげで、今まで大怪我をした事がない。

二十歳になった瞬間。
身体中に激痛。血も滴る。
期限つきだったの?
#呟怖 https://t.co/nsPltTfa8X

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