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きっかけは、目の前で当時つきあっていた彼氏が自らの首を掻っ切った事でした。
彼氏…といっても、あの子からすれば三番手くらいの男だったみたいで。
とにかく、その時の返り血が、暖かくて心地よかったんですって。
それでまた血を浴びたくて、男二人、刺しちゃったみたいなんです。

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古いボードゲームが蔵から出てきたので、友人と遊んでみた。
盤面が進むにつれて、段々と友人の顔つき身体つきが変わっていく。
やがて、私の勝ちが確定する頃には、言葉も通じぬ獣と化していた。
ゲームが終わったその瞬間、私に飛びついてくるように思えて、なかなか勝負を決めきれない。

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このハンバーガーショップでは、人肉が使われているという噂がある。
この店で目撃される幽霊がみんな、ミンチになった姿をしているからだ。

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この人形は、幼くして亡くなった「マリちゃん」という娘に似せて作られた。

とても、可愛らしいその人形は、
生前のマリちゃんとは、どう見ても似ていない。

両親は人形を残して行方不明のため、真意はわからないままだ。

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昼間の喧騒の中、参道を撮影しようと、シャッターを押したその瞬間、人の気配が無くなり、夜になっていた。
鳥居の下に老人が居る。
「あんたも迷われたか。大丈夫。もう一度撮影すれば、戻れる」
慌てて撮影する。しかし、老人が姿を消しただけ。
…まさか、私が撮られなければ、戻れないのか?
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休日。長年連れ添った妻が、忙しそうに家事をしている。そんな時でも、優しい笑みを崩さない。できた妻だ。誇らしく思う。
ポトリと、何かが落ちた音。
見ると、妻の足下に、笑みを浮かべた仮面…
妻の顔を見る。
その顔は、まるで般若のように…

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「今どきの営業マンはなっとらん!
ワシが部長職だった頃は、会社泊まりは当たり前。体調不良でも歩かせ続けて、成果が無ければ身体に煙草を押しつけたもんだ。要するに、貧弱なんだよ!ガハハハ!!」
そう言って、居酒屋で騒ぎ始めたおっさんは、無銭飲食の常習らしく、警察に連れていかれた。
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「大抵、視線を感じるのは、気のせいだったりするけど、ひとりだけ居たよ。幽霊からの視線に怯える人が。後ろに何体も居て、心配そうに見つめてるの。守護霊だったんだね。だけど、視線に耐えられないから祓えってうるさくて」
霊媒師はため息ひとつ。
「その人、家を出てすぐ、車に轢かれたの」
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遺伝だそうだ。
父も祖父も曽祖父も、この家の男はみんな、晩年になると「なる」そうだ。
大昔に当時の当主が山に捧げた、男児の怨みだというのか。
だから、父は若くして自ら命を絶ったのだ。最近になって、夜になると無性に寂しくて涙が出てくる。
無性に、甘えたくなる。

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遺伝だそうだ。
父も祖父も曽祖父も、この家の男はみんな、晩年になると「なる」そうだ。
大昔に当時の当主が山に捨てた、男児の怨みだというのか。
だから、父は若くして自ら命を絶ったのだ。最近になって、夜になると無性に寂しくて涙が出てくる。
誰かに、甘えたくなる。

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この場所で、誰かとはぐれてしまうと、そのまま二度と出会う事が無いと言われている。
その人が亡くなるとか、行方不明になるわけではない。
それぞれが互いを忘れてしまうらしい。
こんな見通しの良い場所で、何故はぐれてしまうのか。
まるで自ら、互いの記憶を消したがっているような…

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「呪われたお面」を付けて一ヶ月後のカップルです。
もう、寄り添いあう事しかできないようです。

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夕暮れ、台所から聴こえる支度の音とご飯の香り。もうすぐ夕飯。今日の晩御飯は…
「おい!しっかりしろ!」
目の前に知らない男。辺りは真っ暗。
頬が痛い。叩かれたのか。
「良かった、気がついて。早くこんな廃屋、出て帰ろう!」
え、嫌だ。私まだ、ご飯食べてないよ。
この男は、誰?

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「可哀想に…子供ひとり遺して…
お父さん、首を吊ったんですって…」

違う。父さんはあの時。
僕の首に手をかけようとして…
慌てて逃げた僕が家に戻ると、父さんがぶら下がっていた。

背後で、今でも、感じる。
まだ、僕を狙っているらしい。

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地元の夏祭り。とある廃校を改装して、期間限定のお化け屋敷を開催した。
予想を超えた反響の原因は、「巨大な女の姿をした本物の霊」が出るという噂。
最後まで、廃校の開放に反対していた老人が笑う。「それ見たことか。封印が解かれた。もう手遅れじゃ…」

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文化祭。クラスでの出し物はお化け屋敷。人一倍身体が大きい俺は、白ワンピースを着せられて、幽霊役をする事に。

その格好のまま、スカートの裾を踏んで階段から落ちたんだよ。
許さない。
クラスの奴らも、学校も、地元の奴らも全員。

八尺様は、こうして生まれたのかもね。

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この近辺の行方不明者はみんな、あの灯台の真下で発見されるんです。
誰かが、わざわざその場所に運んだとしか思えません。
海の守り神が、亡くなった魂の安寧を願い、地上へ返したのだと言う人もいますが。
私にはどうも、隠されているだけなのではないかと…
「灯台下暗し」なんて言いますし。
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貝よりも、人間の身体の方が、
住み心地が良い。
できることも増えた。
…仲間が欲しいな。

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演技は得意なの。
邪魔者はみんな、
私が手にかけたのに。
誰も私を疑わない。

さてと、
あとは、
新しいママとパパが欲しいわ。

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家に帰ると、娘が楽しそうに遊んでいる。それを微笑みながら見つめる、愛おしい妻。
やっぱり、俺の帰る家はここしかないと、改めて思った。
はしゃぐ娘を見る。娘の手でもみくちゃにされているのは、
きのう埋めたはずの、
愛人の首。

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「子供が寂しがってたから…」
一体の地蔵をさすりながら、容疑者は笑った。
六人の遺体の身元はいまだ不明。
もしも、この惨劇が明るみにならなかったら、地蔵は増えていたのかもしれない。

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とっておきの心霊写真が撮れた。
誰も居なかったはずの場所で、血塗れの女性がニタリと笑って立っている。
なのに誰も信じてくれない。
撮影場所は渋谷。
撮影日は…

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「あなたとわたしの子よ」
仕事を終えて帰宅すると、大きな卵を持った知らない女が家の中に居た。
鳥と性交をした悪夢を見た、その日の晩の事である。

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自転車による死亡事故。
大破した自転車は盗難車だった。
本来の持ち主は大学生…
今年になって三回目。
事故の状況も、持ち主も、一緒。
偶然か、あるいは…

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居酒屋で友人と呑んでいると、隣の席に居た初老の男性が話に混じってきた。ふと気づくと、その男性が居なくなっている。店主に聞くと、そんな人は最初から居なかったと言う。ただ心当たりがあるようで、「そういや、あの人は油揚げが好きだったな」と、空席の手つかずの油揚げを見て呟いていた。
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「昨日、隣に引っ越してきた者だった物です」
そう言って、女はソレを押しつけるようにして渡すと、そのまま走り去って行った。
何かがみっちりと詰まった、タッパーがひとつ。
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「あの子は立派に育ちました。
私の役目は終わりです。さよなら」
これを最後に更新が途絶えた、とあるブログ。廃墟探索が趣味らしく、写真や感想などが主だったが、とある廃ホテルへ行く予告をした後の投稿が全て、育児記録のような内容になっていた。
水をあげる事しかしてないようなのだが。
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公衆電話は年々、その数が減少している。
それに対する思いは人それぞれだろうが、Sさんは嬉しくてしょうがないという。
「僕が近づくと必ず、電話が鳴りだすんです。
一度、でたことがあるんですけど…」
その時、通話口から聴こえてきたのは、男の泣き声だった。
他ならぬ、Sさん自身の。
#呟怖 https://t.co/F1tHfjUHtG

「仕事もしなくて良いし、ずっと自由気まま、楽に暮らせる場所があるんだ」
街中で久しぶりに会った旧友は、そう言って案内してくれた。

鬱蒼としげる森の中。
ひときわ大きな木に、
旧友はぶら下がっていた。

「一緒に、どう?」
背後から、がらがらと鳴くような声。
#呟怖 https://t.co/EWTS7MHFz5

絶対音感とは違うが。私には、奏でる音を通して、演奏者の心を読む事ができる。
プロは、演奏に全身全霊をかけているから感動する。それ以外からは、雑念を多く感じる事が多々ある。
ある日、近所から素晴らしいピアノ演奏が聴こえてきた。強い決意を感じた。
翌朝、その家から自決者が出た。
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