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異国でのこと。
とんでもない島だった。
なんだか地面がブヨブヨして歩きにくいし、ところどころ腐臭がする。なんだか虫も多い。二度と行かない。

…あとで知ったのだが。
どうやら手違いであの場所に行っていたらしい。アレは島ではなく、海に浮かぶ遺体が集まってできた塊、だそうだ。

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「どうすんだよ!?これ!?
どうにもなんねぇよ!
どうすりゃいいんだよ!
どうにもなりゃしねぇよぉ!!」

「ママ?あのおじさん、一人で騒いでる」
「ダメよ見たら。あの人、女性に金を貢いで破産してから、あぁなのよ」
そう言って女性は我が子を抱き寄せた。
薄汚れた、熊のぬいぐるみを。
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とある写真家の撮る風景はどこも魅力的で、見た人に「行きたい」と思わせる。
とある一枚。どこかもわからない森の写真。
私には何の魅力も感じなかった。
ただ、それを見てからというもの、頭がボーっとする。
気がつくと、あの森にいた。
どうやって来たのか、覚えてないが、
別にいいや。

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雪が、ぱらぱらと舞い散る。
青空を白い花が、ぽつぽつと。

向こうの線路の上だけ、
赤く咲き乱れているのは、
見なかった事にして。

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登山中に見つけた廃屋。
雨が降りそうだから、雨宿りさせてもらおうと近づくが、やめた。
大勢の喪服を着た男性が、中からこちらをじっと見つめているのに気づいたからだ。

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なにもかも嫌になった。
多分、いや間違いなく、俺はいま最低辺にいる。不幸のドン底。
このまま、飛び降りたら楽になれるかな…
そう思って下を見る。
眼下には、底も見えない闇。
その中で、もがく何かと目が合った。
なんだか、梯子がまだある分、俺はまだマシに感じた。

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とある商業施設では、深夜に清掃をする際に霊媒師の立ち会いが必要な場所がある。
先代の店長の指示によるもので、理由はわかっていない。
ただ、その場所で先代の店長本人が悲惨な死を遂げているので、その通りにしなければ、あぁなるのだと皆は理解している。
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④継いだのは私のほうだった。
妹は成績優秀、頭脳明晰、運動神経も社交性も高い。故に外に出て、婿をこの家に連れてくるのが責務となった。
私は家に残る。
鈍臭い私にやれるだろうか。
できる事なら、外から来た男の方が、生贄にするのに心苦しくなくて済む。
だから、家には父がいない。
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⑤入力した文字を元に、予測ワードがいくつか並ぶ。
「保険金」「事故」「失踪」「肉の処理」物騒な言葉ばかり…
これは夫のPCだ。
あの人は、何をするつもりなのかしら。
いや、もしかしたら。
私のやろうとしている事に、気づいているのかしら。

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④継いだのは私のほうだった。
妹は成績優秀、頭脳明晰、運動神経も社交性も高い。故に外に出て、婿をこの家に連れてくるのが責務となった。
私は家に残る。
鈍臭い私にやれるだろうか。
できる事なら、外から来た男の方が、生贄にするのに心苦しくなくて済む。
だから、家には男がいない。
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③「ヒントをあげます」
行方不明の友人からのメール。とりあえず無事だという事か。いったい今、どこで何をしているのか。
添付画像を見てみる。
鬱蒼とした森の中?
なんだか、木々を見下ろしているような…

森の中、首を吊った友人の遺体が見つかったのは、翌日の事である。
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②「Hi!」
これで何人めだ?
すれ違いざまに声をかけられる。
誰かと間違えてるのか?
しかしここは日本から遠く離れた異国の地。俺のドッペルゲンガーでも、この国にいるのか?
ふと気づくと、目の前に俺と瓜二つの男。
「ここにいれば、会う事は無いと思ってたのに…」
そんな顔をしていた。
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①巨大なムカデを頬張る姉。
病欠の姉がひとり自室に居る時に、見てしまった。
もちろん誰にも言えない。
言ったって信じてもらえない。
姉は見られた事に気づいていないようだ。
それにしても、あの時の姉の表情…
その顔を知っているのが、僕だけだと思うと…
身体があつくなる。

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こういうデザインのベッドなんです。

…趣味が悪いですって?
あらあら、お客様。
口には、気をつけたほうがいいですよ。

聴こえてますから。
アレらに。

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娘が、崖から身を投げた。
娘を生き返らせたいと思った。
本物とされる力を持つ者に教えを乞うた。
数年後。あの崖へ。
その場で亡くなった人間を甦らせる儀式。
成功した。
ただ、ここが自決の名所といわれているからなのか。
現れた娘の身体には、いろんな人の一部が、ツギハギのように。

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博士は、自らの知識と意思をそのロボットにコピーした。
結果、現在確認できるだけで150体のロボットが研究の為に右往左往している。
完璧に辿り着くまでに、もっと数が要るらしい。
このままだと、1年後には地球の半分を覆う数に増えるそうだ。
素体を壊せば防げるそうだが、見分けがつかない。
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「身体の形が変わる感覚を味わえます!ぜひぜひ!!」
という謳い文句の看板。
面白そうだと友人は店内へと入っていった。
数分後に出てきたのは、ミートボールに脚が三本生えたモノ。
それはブルブルと震えるばかりで。
嬉しいのか、
悔しいのか、
僕には分かりかねる。

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「ドアの前にさ、賽銭箱と両側に狐の人形を置いとくと、みんな、ご利益があると思って小銭を入れてくれるんだよ。なんの神様も祀ってねぇのになぁ」

おっさんはそう言って笑った。
彼には、賽銭箱の中で蠢く虫が、小銭に見えているようだ。

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狐を飼い始めたという友人。
見に行くと、狐の人形がひとつ、あるだけ。生きている狐だと言い張る友人。文字通り、彼は狐に化かされているんだと思い、部屋を出た。

気づくと、森の入り口にいた。
そうだ。俺はさっきまで、例の友人と山で遭難していたのだ。

友人の行方はいまだわからない。

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最近、悪夢にうなされる。
黒い人影が、寝ている私に馬乗りになり、首を絞めてくる。

クラスの友人に相談した。

友人は、
「あぁ、それ…
始まったばかりだから」
と言って、笑った。

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シャワーを浴びる
夜は長い
はやる気持ちを洗い流す
シャワールームから出る
テーブルに置かれたグラス
飲み口に、真新しい口紅の跡

ありえない
この部屋には俺しかいないはずだ
いや、正確には
俺と
死体だけ

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あの湖で写真を撮ると、必ず幽霊が写る。
いるはずのない、湖面に浮かぶ人の姿。
それが撮られる度に別人に見えるのは、この街でいまだに増え続ける行方不明者と、何か関係があるのだろうか。

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「たくさん、ぬいぐるみがあるんだね」
「うん。みんな、僕のお友達なんだ」
「あら、男の子みたいなぬいぐるみもあるのね!背格好も本物の子供みたい」
「その子はユウくん。僕のために、ぬいぐるみになってくれたんだよ」
気づくと、腕の感覚が、無い。
「お姉さんも、なってくれる?」
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とある心霊スポット。
連れてきた女の子にドッキリを仕掛けるつもりだ。先に行って隠れている、顔を赤く塗った友人が、ここぞというタイミングで驚かす。
さて、そろそろだな。
合図をだす。
叫び声をあげながら現れる、真っ赤な顔の友人。そのまま倒れこみ、動かない。
全身が血に塗れていた。
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彼の行方がわからなくなった。
遺されたハムスターの面倒を見る事に。
ハムスターを入れるゲージから腐臭がする。餌置きを見ると、何か腐ったような肉があった。この子の膨らんだ頬に、その肉が詰まっているのかと思うと。
好きなモノを溜め込んでいるという事ならば。恋の病というのかしら。

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電話。
「お宅の娘は預かった。指定の口座に金を…」
振り返る。娘はソファーで携帯動画を見ている。
…娘ならここに。
この人は何を言ってるんだ。
家を間違えている様子は無い。
悪戯だと思い、電話を切る。
そういえば。
玄関に置いてあった人形が無くなっていた。関係があるのだろうか。

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心霊映像でも作ってみることにした。
自室内を映した動画を加工して、いわくありげにする。そこに恐ろしい形相をした顔を小さくして合成する。なかなかリアルに仕上がった。
友人に見せる。
「作り物だってバレバレだよ。
幽霊の顔がドアップで出てくるとことか。
びっくりしたけどね」

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子供の頃、神社で遊んだ最期の日。
友達と鬼ごっこしていた。
紙垂で囲まれた場所に十秒間入ると、タッチされないというルールを決めており、逃げる友達が入った。なぜか、十秒過ぎても出てこない。その友達は、出られないと泣きだした。
怖くなって逃げ出した、僕ら。
友達の行方はわからない。
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今年も元旦の朝、例の男性が川沿いの散歩道を凧揚げをして駆けていく。
その顔は、長年の疲労によって悲壮感が目立つ。
あの男性が数年前に亡くなっているのは周知のこと。
凧揚げをしたままだったからなのか。
いまだに走り続けている。

#呟怖 https://t.co/KMmMPn9Xq8

今年一年を振り返る。
たくさん #呟怖 を書いたなぁ。
いくつ作ったんだろう?
気になってツィートを見ようとすると。
「おしえてあげようか?」
女性の声。振り向くと、知らない女性。
「いっぱい読んだから、ほら」
女性の眼から、身に覚えのある怪異が次々と…
「ほら、数えて」 https://t.co/VlfK2w2g6W

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