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山岸 虚言症|26ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

「お客さん、肉の味はどうですか?」
「初めて食べる味だねぇ」
「いや、俺は懐かしい味に思える」
「ハハ、そうですか。
例えば、牛乳と牛肉って、似た味がするでしょ。乳と肉は、どんな動物でも味が似てるんですよ。
初めて食べたと言われたお客さんは、ミルク育ちだったんですねぇ」

#呟怖

「覚えてるか?かくれんぼしてたら置いてかれて、知らないオッサンたちに見つかったってやつ」
同窓会。昔話に花が咲く。よく遊んだ公園は近い。旧友と懐古に浸りに向かう。
「おまえこの物置で寝てたんだよな」
「そうそう。で、ガバッと戸が開いて……」
暗い物置の中で、少年が座っていた。

#呟怖

ホームで待つ。
朝7時28分の電車。彼の隣に立ちたくて。そしてそっと、鞄に手紙を忍ばせる。
稀に時間がずれる日がある。そのため、始発から待つ。
ある日、彼が来なくなった。探偵を雇い、彼の家のポストへ手紙を届けた。
留置所で書く手紙も、もちろん彼へ。
私の心はまだ、あの場所にいる。

#呟怖 https://t.co/Wz94CcXMJn

雨降り落つ夕暮。水溜まりを避けて歩く家路。自転車が飛沫を跳ねる。スカートが濡れ不快な顔を向けると、自転車が、底なし沼のように水溜まりに沈んでいく。
「助けて……」
乗っていた青年は、苦しい声を残して水面に沈み、自転車もすっぽりと消えていった。
それから、水溜まりを踏めない。

#呟怖 https://t.co/IJHhdcOHKP

藤の花は鬼が嫌うらしい。
「だから、ここに居れば安心なの」
姉様が微笑んだ。
家の周囲には、ぐるりと藤紫色の花が咲き乱れている。だから、鬼は通れない。
でも……
僕は鏡を見て首を傾げた。
頭に二本、飛び出ているのは何だろう?

#呟怖 https://t.co/cBJIEtTYOL

気象異常が続く中、人類が生き残るためにある計画が進められていた。
『人類クマムシ化計画』
クマムシの遺伝子を融合させる事で、宇宙空間でも生存可能な人間が誕生するという技術。
人々はこぞってクマムシの遺伝子を摂取した。

姿形までクマムシ化すると判明したのは、三十年後の事である。

#呟怖 https://t.co/pDf2HrgUQ2

伝説の剣を携えた旅の勇者は、村人たちに見送られ、邪竜の棲む山へと旅立った。

それからひと月。勇者は戻って来なかった。

「使えない勇者だったね」
「そんな事はない、邪竜の生贄になってくれたのだ」
「また新しく伝説の剣を作って、次の勇者を待とう」

#呟怖

最近、妹が幽霊のフリをして脅かしてくる。残業で深夜帰宅した玄関先、ゲームで夜更かしした明け方のトイレ、夜中に妙な気配で目覚めた時の窓の外……。
「やめてくれマジで」
俺はキレ気味に妹に怒りをぶつけた。妹は反論した。
「そんな時間に起きてる訳ないじゃん、バッカじゃねーの」

#呟怖

二階の私の部屋は、窓の向こうが隣家の窓だ。見る人はないと、よく窓を解放している。
ある日、母が愚痴った。
「隣の奥さん、妙に若作りでね」
私と同じ服を着ていると。今日も昨日も一昨日も。
気味悪くなり、カーテンを閉めて隙間から覗いた。
隣家の窓の向こうは、私の部屋に瓜二つだった。

#呟怖 https://t.co/NpG7WK4nkN

私の部屋は二階だ。隣家の締め切った窓がすぐ前にあるから薄暗い。時折物が移動したり、怪奇現象が絶えない。母に相談しても「気のせい」と一蹴される。除霊には換気と、極力窓を開けた。
ある日、帰ると物音がした。勇気を出してドアを開く。すると、隣のおじさんが慌てて窓から出て行った。

#呟怖 https://t.co/NpG7WK4nkN

部屋の掃除中、見覚えのない人形が出てきた。
「誰がこんなの買ったの?」
家族全員首を横に振る。私はゴミ袋に入れた。
翌日、人形は部屋にあった。
「誰が人形をゴミ袋から出したの?」
家族全員首を横に振る。私はゴミ袋に入れ、ゴミ集積所へ運んだ。
翌日、人形は部屋に……
「誰……?」

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人形を拾った。持ち帰って洗い、部屋に飾った。流行りものではないがなかなか可愛い。
翌日「こんなの好きじゃない?」同じものを友人にもらった。その翌日「通販で間違えて注文したけど、返品面倒だからあげる」母がくれた。翌日、部長からお土産で…」
部屋に同じ人形が増えていく。
何これ?

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「夜、防風林の向こうには行ってはならない」
言いつけを破り、俺たちはその光を見に行ってしまった。
光を背に、やってくる人影。
「うわっ!!」
一目散に逃げたが、あいつだけは帰らなかった。
彼の国で生きているかもしれない。そう知ったのは、何十年も経った後だった。

#呟怖 https://t.co/eQKm5VCmFu

「病院へはどこで降りれば?」
隣に座った老婦人がおずおずと訊ねてきた
「二つ先ですよ」
すると老婦人は、膝の鞄に反芻して話しかけた。
「何が入っているんですか?」
「ひと月前から主人が動かなくなりまして、今朝、頭が取れてしまいましてね。どうすればいいかご相談に、連れてきました」

#呟怖 https://t.co/MDmeipaAZQ

#このお題で呟怖をください
#呟怖

私のお題、第三弾。

『二階』

なんでどうでしょうか?
RTでお願いします! https://t.co/rSEPu0OBOH

街を往く雑踏の、全てが生きた人間だと、なぜ言い切れる?

#呟怖 https://t.co/Z3bhDcPchS

コスプレ趣味の親友が、自信作だと写真を見せてきた。そこには、友人とは似ても似つかない美女が写っていた。
「加工技術上げたね」
私が茶化すと親友は首を振った。
「無修正だよ」
「どういうこと?」
「心霊写真。たまたま顔の部分に写り込んだ幽霊がすんごい美人だったから、アリかなって」

#呟怖

『この人を探しています』

・身長266センチ 痩せ型
・肌の色は浅葱色
・髪は黒の長髪 後頭部に何本かミミズが生えている
・うなじに目があります
・指は右手が4本、左手が12本
・失踪時の服装は、赤いワンピースと高下駄

心当たりのある方は、以下までご連絡ください。

XXX-XXXX-XXXX

#呟怖 https://t.co/XgEvYbbLaO

「彼岸花を掘ってはならぬ」
集落の子供たちはそう言いつけられて育つ。
「何で?」
「毒があるからよ」
大人たちはそう答える。
しかし、秋の夜長、悪餓鬼たちはひっそりとその根を掘り起こした。

──現れたのは、骸骨だった。

「掘ってはならぬと言うたろう」
長老の手には猟銃があった。

#呟怖 https://t.co/3oU9S8qPky

毎日、同じ時間に起きて、同じ電車に揺られ、同じ机に座り、同じ書類を睨む。同じ時間に仕事を片付け、同じメンツといつもの飲み屋、いつもの終電で自宅へ帰り、いつもの布団に入る──。

「……百年前の人って、本当にこんな生活をしてたの?」
「ウソ、信じられない。狂気としか思えない」

#呟怖 https://t.co/bh3FIUtLC4

看護師の母。
夜勤の日には、空室からナースコールなんて当たり前らしい。
慣れすぎた母は、ナースコールが鳴る度に真っ先に駆け付け、空のベッドに罵詈雑言を吐くらしい。
「だって、確実にそこにいるんだし、絶対告げ口される事はないし、最高の聞き手じゃない」
私は、そんな母が一番怖い。

#呟怖

空き巣先を路地から物色する。カーテンの向こうに揺れる人影。しかし、女性の一人暮らしの用心に、影を投影するシステムなんてものもあるらしい。あからさまに動かないこれは、まさにそれだろう。俺は慎重に窓を破り、カーテンの隙間から室内を覗いた。

そこで、首吊り死体が揺れていた。

#呟怖 https://t.co/dLkwYtNFnO

密室殺人。部屋の中には他殺体、玄関脇のホルダーに鍵、窓は全て施錠されている。
「どうしたことか……」
刑事が首を傾げる横で、第一発見者の警官は安堵していた。
鍵を戻したことは、バレていない。

#呟怖 https://t.co/YoawfkoiRq

「心理テストです。この絵は何に見えますか?」
人の顔、ドラゴン、花、宇宙……。
生徒たちの発想はそれぞれだった。
その中で「朝ごはん」と答えた子は、その後、亡くなった。

#呟怖 https://t.co/MGYw8a4abG

「幽霊だと思った?君、相手が幽霊なら何をしてもいいと思ったの?彼女、頭から血を流してるじゃない。刑法って知ってる?これは立派な殺人未遂罪だよ。しかも彼女、妊娠中でね、もし流産したら殺人罪だね。まあ、こちらは鬼ではないからね、示談でいいよ。そうだね、腎臓ひとつでどうかな?」

#呟怖 https://t.co/4YeNcTHotl

長年小児科医をしているんですがね、これまでで一番困った症例は、「この子、呼吸してません!」とお母さんに抱きかかえられて来た子が、人形だった時ですかね。

#呟怖 https://t.co/zJKVru9HHV

渾身の自信作に、いいねが付かなかった。

#呟怖

波間に浮かんで、どのくらい経つだろう。水の冷たさも、日差しの眩しさも、闇夜の心細さも、何も感じない。もしかしたら、死ぬというのは、こういうことかもしれない。

そう気付いた途端、私の身体は粉々に砕け、波に溶けていった。

#呟怖 https://t.co/Em6GYtNGy8

ぼんやりと眺めていた火事のニュース。被害者の名前が俺だった。
俺は警察に行き「人違いです」と、身分証を見せて訴えた。
警官は首を傾げ、俺を逮捕した。公文書偽造罪。
留置場で俺は頭を抱えた。
俺は一体誰なんだ?

#呟怖 https://t.co/lUqSb4MW5G

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