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逃れてきたその一族を、森に棲む動物たちは容赦なく殺した。最後の一人の子供は美しく、妙に庇護欲と情欲を掻き立てた。その子は成体の動物全てと交わり、残らず骨抜きにした。やがてその子を巡る凄惨な争いの果てに、成体の動物は全滅した。幼き動物たちは平伏し、その子は〈森の王〉となった。
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「空と踊る男の #呟怖 〈竹田と俺〉シリーズ」をトゥギャりました。 https://t.co/JlFzRHFHP3

ぼざぬわああにぼざわああ誰か一人でもぼぬじわああなばぜわああ動物の死を心底ぞぶのわああびじねわああ嘆き悲しむ人間が必要だったにべぜわああじのぼわああ通路を開く為にばぬじわああぜべのわああ君はべずぬわああばぜねわあああの御方と会うことになるにぶざわああぜなばわああ〈森の王〉と
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牛頭が鉈を振り上げる。
俺は思わず一瞬目を瞑った。

目を開けると、小夜の首がなかった。

「これでいい」
跳ね飛ばされた小夜の首が呟く。

ぬぼぞわああ
ずぼのわああ

三橋が叫びだした。
その口が裂ける。顔が、身体全体が細かく裂けてゆく。

「やっと〈あの御方〉の為の通路が開かれる」
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カツーン。カツーン。
「クソッ……純真な男心を玩びやがって」
隣で曽根が吐き捨てた。
お前こないだ黒い球体を〈俺の天使〉とか呼んでいただろ、と俺は内心思った。
カツーン。カツーン。
「さて、覚悟はいい?」
三橋の頭を撫でながら小夜が言う。

そして血塗れの鉈を持った牛頭が現れた。 
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「さ、さっきからわけの判らない話ばかり……いい加減にしろ!」
曽根が叫んだ。
「ここにいる殿方は、全員〈兄弟〉ですわね」
愉快そうに小夜が言い、曽根がまじまじと俺の顔を見た。今さら驚くことでもない。

カツーン。カツーン。
足音が響く。近い。

「この中で一人だけ、牛頭に殺らせる」
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「『来る! 水底から、白い手が、来る!』」
小夜が挑発するような目で見つめながら囁く。
俺は愕然とした。
「なぜそれを……」
「予言ノートにあの言葉を書いたのは、私」
「何だって……」
「竹田君は、君と〈あの御方〉を会わせるつもりだったの。もっとも、方法は完全に間違っていたけど」
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「此度の沙汰では、君だけが特異点だった」
小夜が神妙に呟いた。
「一体……お前たちの目的は何だ? 動物を殺された復讐か?」
俺は訊ねた。全てがあまりにも漠然としている。
「君は本当に、何も判っていないんだね」
小夜が溜め息をつく。

「君の為なんだよ、動物たちが犠牲になったのは」
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君を描きたいんだ。
美術部の高科智樹君に突然そう言われた。
地味で影の薄い私を?
戸惑いつつも承諾した。

翌日、高科君は高校の屋上から飛び降りて死んだ。

翌々日、私宛に小包が届いた。

屋上の縁で目を閉じる。
全てが手遅れだった。
完璧な周到さで。
でも。なぜ?

先に涙が落ちた。
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4階東側の階段の前には三橋が立っていた。
だが様子が変だ。
三橋……なぜお前がそんなに落ち着いている?
「いい子にしてたんだね」
振り向くと小夜がいた。妖艶な笑みを浮かべ、三橋に右手を差し出す。
三橋は恭しく跪くと、小夜の手の甲に接吻した。

「よく懐いた。お陰で竹田の首が取れた」
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走る、走る、旧校舎の廊下を、「後ろに来てるよ……速い!」と曽根、一体あいつは何なんだ、なぜ俺たちを襲う? 予言部、予言部の部室は……「だから逃げた方がいいと言ったのに」どこからともなく響く半笑いの声、小夜……「助けてあげようか?」そして気がつくと、最上階4階の東側の階段に、
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一昨日、TVで映画を見ていたら、原作がウロボーロ・スワンだった。

昨日、読み終えた海外ミステリの訳者あとがきに『本作はウロボ・ロスタムの影響を受けており』と書かれていた。

今日、日本のマンガを読んでいたら、主人公の名前が虚襤褸朱雀だった。

空に。
虹が。
いや。
蛇が。

尾を。
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文化祭前夜、1組、パンッ、吹き荒れる、2組、パンッ、殺戮の暴風雨、3組、パンッ、皆がまるで風船のように、4組5組、パパパンッ、次々に破裂していく、一体これは、6組、「おい、お前らのクラスの奴だろ、何とかしろ!」曽根が半泣きで叫んだ途端、パンッ、そうだ、旧校舎へ逃げよう、八堂先生、
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お題「人間には二種類いる」選評
小泉毬藻さん
( @hacca0505 )
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(旧校舎の最上階4階の東側の階段は、深夜2時22分22秒から数秒間だけ、さらに上の階へと伸びる)

〈学校の六不思議〉だ。くだらない。
だが俺は足を向けた。
あの夜の小夜の唇の感触を思い出しながら。

「感傷に浸っていたのかい?」
背後から声がした。

……お前が小夜を殺したのか?
竹田。
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ぬぼぞわああずぼのわああぼざぬわああにぼざわああ竹田ぼぬじわああなばぜわああぞぶのわああびじねわああ俺がにべぜわああじのぼわああばぬぞわああざびなわああ間違っていたじにぶわああぜべのわああべずぬわああばぜねわああ早くにぶざわああぜなばわああぶねじわああねずぼわああ助けてくれ
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幼い頃、スラム街の部屋の窓から、俺にだけ、果てなく続く黄色いレンガ道が見えた。 
いつかあの道を行く。そう思えば何も怖くなかった。

成長した俺は殺し屋になった。何も怖くなかった。

絞首台へと歩む時、足元にレンガ道が見えた。
でも違う。あの道じゃない。

赤く、白く、黒く、暗い。
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足音が止まった。
そいつには顔がなかった。
なのに、そいつの左頬に傷痕があるのが判った。
どういうことだ?
一瞬が引き延ばされたような奇妙な時間感覚。

どさっ。

足元に竹田の生首が転がる。
「うわああああ」
曽根が叫び声を上げ、我に返った俺たちは一目散に廊下を走って逃げ出した。 
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「人間には二種類いるね。邪解忌散が効く者と、効かない者」
昼休みに入るなり、竹田が言った。
「邪解忌散って何だ?」
俺は眉根を寄せた。
「忘れたの? ほら、夏の」

夏。
昇降口。

「でも、効かない者は、そもそも人間じゃないかもしれない」
……人間じゃないなら、何をしてもいいのか?
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カツーン。カツーン。
廊下から足音が聞こえた。
「あ、来たよ」
そう言って廊下へ出た曽根の後を追う。
妙だ。校舎がやけに暗い。
それになぜ足音がこんなに響く?
カツーン。カツーン。
「牛頭」
呼び掛けた曽根が、ヒッ、と声を洩らす。

そいつは片手に生首をぶら下げていた。

竹田の首を。
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「あれ、ペイントはもう終わったけど?」
背後で曽根の声がした。
「そ、そうか」
俺は動転したまま答えた。さっきのは……目の錯覚か?
「これ、何を塗っていたの」
目の前の板壁を見て、曽根は首を傾げた。
「曽根、6組の牛頭って……」 
「ああ、もうすぐここへ来るよ。狩りの獲物を持って」
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「鏡が割れた? 大丈夫、不幸が7年続くなんて迷信さ。すぐ帰ってくるからね、ニコール」
夫のエディはそう言って出張に出かけ、失踪した。

7年後。エディが発見されたと警察から連絡が来た。
私は会いに行った。

「見るな……鏡は、君なんだよ」

散らばった欠片に、夫と私の顔が映っている。
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気がつくと小夜は消えていた。脳裡には様々な疑問が渦巻いていたが、俺は考えるのをやめ、お化け屋敷のペイント作業に没頭した。

月岡芳年の無惨絵をモチーフにした壁の絵は、毒々しい彩色と相俟ってそれなりに迫力がある。竹田の発案らしい。

ふと、絵の中の血塗れの女が動いたように見えた。
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「人間には四十九種類いる」と言って友人が語り始めた人間の〈種類〉が、もう全然判らなくて、「鰭をじゃぶぐる」とか「口裂ねぢぇひむ」とか「髷がげぞがざしい」とか、次第に背筋がぞわぞわしてきて、やめろ、人間は俺かお前の二種類だけだ! と叫んで刺したので、人間は一種類だけになった。
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「人間には二種類いる。〈声〉を持つ者と、持たざる者だ」

故障したエレベーター内に二人きりで閉じ込められた時、あの男はそう言いました。
そして私を犯したのです。
ええ、法律で罪には問えません。指一本触れていないのだから。
でも、あの〈声〉が。
淫らで邪な声が。

今は、私の中にも。
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