呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

「月からお迎えが来たの」

迎えの者に手を引かれ、ベランダから飛び立つ彼女。
雨の日に君を見つけ、今まで育ててきた、半妖の君。
僕が手塩にかけた彼女が、僕から離れてしまうーー

「嫌だ!一緒に居てくれ!!」

僕は彼女へ叫んだ。君は僕の心臓をひと突きし、満月へと飛び立っていった。

#呟怖 https://twitter.com/magma_maniac/status/1114707952370241537 

通学路に古ぼけた民家があった。蔦が絡まり、外観は廃墟と化していた。
その家の外壁に、ぽっかりと空いた小さな穴を見つけた。覗き込んでみると、その穴の向こうは真っ白に見えた。
少し先に壁の亀裂が見えたので、再度覗き込んだ。そこには、髪の長い女が白眼を剥いて笑いながら立っていた。

#呟怖

やはり、子供のおしゃぶりには喉仏の骨を与えるのが一番手軽だ。

#呟怖 #姑獲鳥の涙https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1114137851153674240 

海水浴の時は、水を誤って飲まないよう気をつけなさいね。何故って? 海にいる夜光蟲を飲み込んでしまうと大変だからよ。
それは貴方のお腹の中で静かに増殖するの。そして、刺激を感じると光り始めるのよ。

嘘って? だって、現に今さっき殺したお父さんのお腹が光ってるじゃないの。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1113642557638995968 

夕暮れ時、公園でひとりブランコに揺られていた。薄暗くなり始めると、そこから陽が落ちるのは早い。瞬く間に暗くなり、ぼう、と遠くに街灯が見える。その下に立つのは、子供だろうか。背が低く、綱で犬を引いている目を凝らす。と、それは四つ足で歩く大人の男性のようなシルエットだった。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1113274964403060736 

「貴方が産まれた事に感謝するわ」
職場の同僚が、帰り道で毎日待ち伏せし話しかけてくる。気持ち悪いので無視していた。

ある日、待ち伏せがなかった日。帰宅すると、そこには臓物を撒き散らし変わり果てた母とストーカー女。
「貴方が産まれてきた場所を見てみたけど、大したことないのね」

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112834202695696384 

「昔、この町には子供を殺して回るやつがいてな」と語るおじさんの手には、水飴と麻縄が握られていた。

#呟怖 #姑獲鳥の涙https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112171483873214465 

「貴方に一番近い人はどれ?」
「引きずられてる人を見てる人」
私は、両親が惨殺された女の子に箱庭療法を用いて心のケアを行なっている。
「この人はどんな気持ち?」
「怖い、って思ってる」
「これからどうなると思う?」

「パパとママが、床の下からこの人においでおいで、ってしてくる」

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1112165305407557632 

「君だね、僕のご先祖は」
抽斗から突然現れた少年。彼は僕の孫と名乗った。僕の出来が悪いのが遺伝した、と文句をぶつけてくる。
「だから僕は決めたんだ」
胸にどす、と衝撃が走る。そこには彼の手から伸びる包丁が。
「僕を、無かったことにする」
遠のく意識。彼の体が透明になっていくーー

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110958281034330112 

愛人と、花見と湯治に来た。妻には出張と告げてある。
旅館に到着し驚いた。従業員に妻そっくりの女がいた。

美しい桜が描かれた部屋に入ると、そこに妻そっくりの女が正座していた。
「お待ちしておりました」
頭を下げる女の首が、ごろりと落ちた。

妻が自殺したと知ったのは2日後である。

#呟怖 https://twitter.com/kurohacci/status/1111439357552922630 

桜の木に咲き誇る花ひとつひとつには木の下に埋められた人々の魂が宿り、花が散る時にその魂は天に召されていくらしい、と風の噂で聞いた。

#呟怖 #姑獲鳥の涙https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1110960036757438464 

「ここって亡霊が出るんだってよ」
「お前よくこんな場所見つけたな」
二人で肝試しと称し、廃工場の周りを歩いていると
「何やってるんだお前ら!」
近所のおっさんと思しき男に一喝されたので、俺たちは慌てて引き返した。

後から聞いたが、あの廃工場に出るのは警備のおっさんの霊らしい。

#呟怖 https://twitter.com/ibuki_o428/status/1110897898579849216 

母と共に公園の階段をタン、タンと軽快に上る。上り続け、不意に左足が階段を踏み外した。

足がびくり、と跳ね夢から覚めた。
「どうしたの?」母が尋ねる。
「嫌な夢を見て」
母は私の頭を優しく撫でた。母の去った後は、粘液がテラテラと光っていた。

私たちは二足歩行しないのに。ねえ?

#呟怖

新興宗教にハマった友人が、道端にビラを貼っていた。やめろ、と静止する俺の言葉にも聞く耳を持たない。呆れる俺が足元に目をやると、白い置物の首だけが落ちている。それはギロリと友人を睨んだ気がした。
次の日、友人は大量のビラを顔に張り付けられた状態で、布団でこと切れていたそうだ。

#呟怖 https://twitter.com/Nekozou_kuro/status/1109606654801117184 

毎日遊んでた友達。卒業とともに引っ越して、遠くの学校に通うことになる、らしい。
「一生、ずっと友達でいてね」とブランコに座って泣く君。
「もちろん」とブランコを漕ぎながら笑う僕。
君は笑顔で手を振りながら公園を去っていった。

あのね嘘だよ、ほんとはね。
僕はもう、この世には――

#呟怖

到着したのは、屋根が華々しく装飾された霊柩車だった。
車はバス停に停まると、喪主とその妻と思しき女性が降りてきた。二人は私に一礼すると、また車に乗り去った。

しばらくすると、バスが到着した。運転手の顔は、先ほどの夫婦が持つ遺影と同じだった。
私はバスを見送った。

#怪談オチ #呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1105385984647081984 

昼食を摂り、春の陽気が差す部屋でぼんやりしていたその時。窓の外に妖精を見た。小人の姿で宙を飛び回り、辺りを見回している。観察していると、妖精は突如窓へ張り付き、鬼の形相で窓を叩き始めた。
「殺す!お前を殺す!!」
僕は咄嗟にカーテンを閉めた。その後3日ほど外出できなかった。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1109042830125629440 

授かりたいために、得たくもない体験をした。誰でも良かった。

今日、濁り汚いものが身体から流れ出て行くのを見た。
私は失望した。また何も得られずにひと月を過ごしたのか、と。

流れ出た液体の中から、黒く大きな頭がぬるりと出てきた。
私は歓喜した。やっと得られた、私の可愛い子……

#呟怖

肉は燻製にすると長持ちするらしい。そう聞いた俺は準備を始めた。塩とウッドチップを大量に購入、装置も手に入れた。
まず肉を塩漬けにし、一度塩抜きをしてからスモーカーで燻煙する。
数日がかりで出来た燻製を味見してみる。脂身が多かったか……?
次はもっと痩せた人を使うとするか。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1107950398478807040 

ナイフを持つ少女が夜道で男に襲い掛かり、揉み合いになっている現場に遭遇した。
僕は少女が持つナイフを奪い……男目掛けて振り下ろした。生暖かいものが僕の顔に飛び、男は力なくくずおれた。驚く少女を、僕は優しく抱きしめる。
――これで、僕らは共犯さ。僕はニヤリと微笑んだ。

#呟怖

双子なのに。姉は自由で、私は病院から出られない。身体が弱いから、と母は慰めるけど…
姉にお願いして1日だけ入れ替わってもらった。外に一歩出た途端、息苦しくなり、意識が遠退いて…

「P-35が脱走したのか?」
「生身の人間が外の世界で生きられる訳が無いのに…また研究対象が減ったよ」

#呟怖 https://twitter.com/magma_maniac/status/1106471437219454976 

暗い夜道。すれ違う男に、胸をナイフで刺された。
痛みがない。これは夢だ。起きろ、起きろ起きろ!

はっと起きると、そこは暗い夜道。男に、また胸を刺される。
痛みがない。また夢だ。起きろ起きろ!!

はっと起きると、また夜道。胸をまた刺された。
鋭い痛み、流れる血……あれ?

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1106718504651096064 

卒業式の日。僕の下駄箱に、君からの手紙が入っていた。
ほんのり痛む胸を抱えて、体育館裏へ向かう。

そこに、君はいた。あの時と変わらない面影で。
漆黒に染まった君の瞳。口から零れる黒い液体。
もう死んだはずの君から、伸ばされる右腕、指先。

繋ごうとした、君の指が、崩れていく――

#呟怖

家のチャイムが鳴らされた。玄関に出てみると、宅配便のようだ。
「こちら、お届け物です」
すると、彼はおもむろに箱を開ける。私は声にならない悲鳴を上げて立ち尽くした。そこには、干からびた赤子のようなものが。
「貴女が堕胎した子供が産まれる頃合いになりましたので、お持ちしました」

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1105758699467898880 

欲しい商品が品切れだった。近く店員に話しかけると「在庫を確認します」と返答がきた。店員の名札を見ると、名前の横に15%オフと書かれていた。彼の月給だろうか? 世知辛い世の中だ。
くるりと後ろを向いた彼の後頭部は、何かで切断されたように、ちょうど15%ほど切り落とされていた。

#呟怖

「返事をしたら怖がられるし、返事をしないと呆れられる。どうしたらいいかな」
友人の悩み相談だ。
「面白がってるだけでしょ、反応しないのが一番」
私はアドバイスするが、
「忘れられるのが一番怖いよ…リカちゃん」
泣き始める花子さん。私は自分の3本目の足をどかし、優しく抱きしめた。

#呟怖

「あの」
甘い声に呼び止められる。そこには学生服の少女が佇んでいた。
「見えますか」
脈絡のない言葉に戸惑う。
「私が、見えるんですね」
不思議に思いつつ首を縦に振る。
「うふふ。良かった」
少女は踵を返す。
彼女の背後には大きな大きな首。彼女は嗤いながら言った。
「さあ、ご飯よ」

#呟怖

そこには巨大な白猫がいた。香箱座りで道を塞ぐそいつと目が合う。が、猫は意に介さず大きく欠伸をした。道を譲る気はないという主張らしい。
猫の巨体を押す。が、びくともしない。悔しいので猫にもたれながらもふもふを堪能する。私が無事帰宅できるかはこの猫の気紛れに掛かっているようだ。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1103853475203440640 

新しいゲームを始めた。黒いパネルを上下左右にスライドさせ、人体を模したマークを重ねていくものだ。重ねるたび、マークは徐々に欠損していく。やがて、私は全て重ねることができずゲーム終了した。数日後、私は事故に遭い最後のマークそっくりの姿になった。
あのマスを全て重ねていたら……

#呟怖

Hが家で闇鍋しようと言い出したので、俺とH含む男4人で鍋を囲んだ。真っ暗な中、皆で具材を入れ煮込み、真っ暗な中で皆で食べた。たまに固い肉が混ざったりしていた。
食後、皆で談笑していると、Hが言った。
「実は、俺の彼女が行方不明になってて」
知ってるさ、肉を入れたのは俺だからな。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1103492224786952193 

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。