呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

いつも通う飲み屋からの帰り道。同僚から、俺の家までの近道を教えてもらったので、試しに行ってみた。
しかし、そこに近道はなかった。あったのは、道を塞ぐほどの大きな穴。恐る恐る近づいて覗き込むと、バランスを崩し穴に滑り落ちてしまった。

眼が覚めると、そこは俺の家の前だった。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1137242426119057408 

遠い昔に閉園した遊園地へ、肝試しで遊びに来た。
錆びたメリーゴーランド、ボロボロのコースター。風化した遊具が所狭しと並んでいる、
不意に、広場から音階の外れた明るい音楽が聞こえてきた。

そこでは腐乱して脳や内臓が露出したピエロが一人、楽しそうにアコーディオンを演奏していた。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1136774791900192768 

可愛い顔文字が多いと噂の、新しいキーボードアプリをインストールした。
友人とやり取りをしていた時、不思議な予測変換があったので、頭に出てくる予測変換をそのまま打ってみた。

「お母さん」「ごめんなさい」「父を」「殺した」「のは」「私」「です」「。」

私は即刻アプリを削除した。

#呟怖

この村では、気狂いと言われた男がおった。多少、性格に難があっただけなのじゃが、その一家は村八分となっておった。ある晩、その男は家にあった猟銃を手に、村の者を次々と惨殺し、自分も銃口を咥え、引き金を引いたのじゃ。

そんな怪物を産み出したのも、結局はこの村の者達だったのじゃ。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1135439467437707264 

ばあちゃんの家には、障子がボロボロになった部屋がある。呆けて亡くなったじいちゃんの部屋だ。
じいちゃんの一周忌でばあちゃん家に行った日。夜中トイレに起き出すと、あの部屋に灯りがあった。
そっと覗くと、ばあちゃんが部屋の真ん中で首を吊っていた。あの時のじいちゃんと同じように。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1135438576634568704 

前日に仕掛けた網に、得体の知れない魚が上がった。とても巨大で、歯は鋭利。初めて見る体躯。これは何という魚なのだ…?
とりあえず捌いてみよう、と船長が言うので、早速包丁を取り出し、魚を切り開いた。

魚の胃から、丸いものが転がり落ちた。拾うと、それは光を失った人間の眼球だった。

#呟怖 https://twitter.com/couchiyan/status/1134222114007896065 

おや、また来たのか。生来のものかい? 君も好きだねえ。今日も色々な客が来てるよ。
あの女性は首吊り。あのテーブルには練炭の集団自殺者。一人で飲んでるあの男性は飛び降りだ。今日は誰の話を聞くんだい?
私かい? 私はただの孤独死さ、面白い話はないよ。さあ、私の奢りのバーボンだ。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1134407862698926080 

点々と散る赤色には理由があるの。ここには、この町の人口と同数のタイルが敷き詰められているんだけど、タイルに対応する人が鬼籍に入ったら、その都度赤いタイルに変えているのよ。私も、その仕事やったことあるから、知ってるの。

町の職員として働くAさんは、嬉々として私に語った。

#呟怖 https://twitter.com/sousaku9116/status/1133342237733969923 

あらおばあちゃん、靴を間違えて履いてきたの? これ、同じ施設に通うCさんのよ。
私がそう伝えると、おばあちゃんは笑った。
Cさんの靴はいつも家を間違うの。私の靴は賢いから、大丈夫。
どういうこと?と考えていたら、いつもの靴が玄関から入ってきて、Cさんの靴が慌てたように出ていった。

#呟怖

あの娘は八分娘なの。居ても、居ない振りをしないといけない。決して彼女の行動に反応してはいけない。反応したら最後、その者はこの村を出ねばならないの。八分娘に憑いた神が、反応した者を次の生贄にするからよ。

村のしきたりを語る叔母の後ろで頷く八分娘。…次の標的は決まったようだ。

#呟怖 https://twitter.com/11airou/status/1133350267334774784 

「みかづきさんだ!」
買い物帰りに娘が、遠くで自転車を漕いでいるおじさんを指さして言った。
「みかづきさんに近づいたらだめってみんなが言ってるの」
不審者なのだろうか? 考えているうちに《みかづきさん》はこちらへ接近してくる。

その男の頭部は、三日月のように右上が抉れていた。

#呟怖

帰宅すると、机の上にぬいぐるみが置いてあった。だいぶ使い込まれている。
仕事から帰宅した母にぬいぐるみを見せると、顔色が変わった。
「どうして…ヒッ! ごめんなさい! ごめんなさい!!」
ぬいぐるみの下に置かれた写真は、亡くなった母の妹がぬいぐるみを抱いてこちらを睨んでいた。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1132631267244011520 

「誰のお母さん?」
手洗い場で子供が話しかけてきた。胸には「ひめか」の文字。
「子供がいないから、お母さんじゃないよ」
その子はふうん、と首を傾げた。
「かけっこしよ!」
突然走り出す子供。追い抜いて横を見ると、子供は消えていた。

翌年授かった女の子に、私は「姫香」と名付けた。

#呟怖

ここに整然と並ぶ枯れ木たち、生前は人間だったのよ。

#呟怖 #姑獲鳥の涙https://twitter.com/moon04cat/status/1132186409605853185 

夜道を一人でドライブする。暗い道をヘッドライトだけを頼りに走っていく。だんだんと細く、そして舗装されていない畦道へと入っていく。どんどんと、車が走る道ではない場所へ。
辿り着いたのは神社。寂れた境内の前に、ほんのりと輝く少女が、いた。

彼女に手を引かれ、私の魂は体を離れた。

#呟怖

最近の私のお気に入りは炭酸水だ。口内でしゅわしゅわと炭酸が弾け、その刺激がどこか心地良い。
今日も炭酸水を購入し、蓋を開ける。ぷしゅ、と炭酸がほんのり抜ける音。ごくごく、と喉を鳴らして飲み干す。上に向けた首を正面に戻しゆっくり回した。

私の首はごきりと折れ、前へ倒れこんだ。

#呟怖

筍を掘っていたら、まるまると立派なものが取れた。これは美味しそうだ。妻も張り切って調理するだろう。
喜び勇んで家に持ち帰ると、妻がいない。出掛けているのかと思い台所へ置こうと筍を取り出すと、それは妻の首だった。

筍の場所へ戻ると、妻の身体は、伸びた竹に釣り上げられていた。

#呟怖

毎日よく飽きないものだ。今日はプールの授業中に靴下を片方取られた。昨日は数学の教科書がビリビリに破られていた。日々、級友たちは私に嫌がらせしてくる。

たまには仕返ししてやらないと。まずは誰の足を引っ張ろうか?

次の日、主犯格の女子が階段から落ちて大怪我を負ったと聞いた。

#呟怖 https://twitter.com/str_reo8/status/1129730072502575104 

灯台の下を見ると、人文字で、私の名前と共に「飛べ」と書いてあったので、私は柵を乗り越え下へと飛んだ。

#姑獲鳥の涙
#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1130333336642023425 

首の後ろがちりちりと痛む。日差しが強かったためか。

今日は君の命日。君の成仏を願って山道を上り、君が飛び降りた崖に花を手向けた。そして、最後に君の背中に触れた両の掌を合わせ、君の冥福を深く祈った。

首を確認するため合わせ鏡にすると、僕の首に齧り付いた君の頭が映っていた。

#呟怖

雨上がりの道を散策する。濡れた匂いが心地よい。並ぶ鳥居の下には、祀られた神々が暖かな日差しを求めて出てきていた。道を歩きながら彼らに会釈をすると、彼らも私に挨拶を返す。
さあ、今日も仕事を始めようか。
私は居るべき自分の祠を目指し、元来た道を歩き始めた。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1129405095404195840 

「私の妹は自殺したの」と彼女は言った。「イジメにあって引きこもりになって、二階の自分の部屋から飛び降りた。頭から落下して、首があらぬ方向に向いてたらしいの」
そう語りながらシニカルに笑う彼女の後ろには、首があらぬ方向に向いた女の子がじっと彼女を見つめていた。

#呟怖 https://twitter.com/r_okishima/status/1129626895216140288 

夜の海岸を二人で歩いていた。私の前を彼女が征く。月が眩しいほど照り、海は光を返す。
海の匂いは血の匂いと似てる、と彼女は笑った。
人は海から上がってきたの、と彼女が呟くと、輝く海から、巨大な黒い物体が上がってきた。

ーー貴方も、海に還ろう?
彼女は、私を向いて昏く笑った。

#呟怖

謎の光を見た直後。私の携帯が鳴った。車を路肩に停めて確認すると、妻からの電話だった。
どうした?と聞くと、妻は震える声で話し出す。

「親戚のKさんが亡くなったの…」

そういえば、Kさんは昔、この峠道をバイクで走っていたらしい。
彼は、今もこの道を走っているのかもしれない。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1127878219082780674 

ねむい。なにもかんがえられないくらい、ねむい。
すいま、というのはいま、おそってきているのだろうか。
ところで、すいまって、なんでねむくなるんだろう…
しこうを、すいとられてるから、すいま…?

ふと頭上を見ると、私の頭に噛り付いて何かを啜る化け物が見えた。

#呟怖

山登りをしていると、分かれ道に出た。ひとつは海へ、ひとつは山の頂上へ。どちらに向かえば良いのかと見取り図を開くが、こんな分かれ道は書かれていない。決めあぐねていると、後ろから来た登山客が海の方へ向かい、あとを尾けると、彼が水底へ落ちるのが見えた。

私は来た道を引き返した。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1127204204035002368 

おや、君も来たのか。散歩かい?
この子かい? 美人だろ。君には渡さないよ?
え、要らないって? 失礼だなあ、人の妹に向かって。
それじゃ。……またね。

そう言って、友人は得体の知れない、髪の長い女の子を抱いたまま、海の中へと消えていった。

#呟怖 https://twitter.com/souichis2/status/1126859900246618112 

にゃあん、と猫の鳴き声が聞こえた。どうやら、シャッターの向こうに猫がいるようだ。
試しに、こちら鳴き真似をしてみる。にゃあ、と言うと、向こうからまた、にゃあん、と聞こえる。楽しくなり、にゃあ、と鳴き真似を繰り返す。

猫じゃないだろ、とシャッターの向こうから低い男の声がした。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1126109948973215744 

妻が夕食にニリンソウの天ぷらを作ってくれた。
「最近、ニリンソウとトリカブトを間違う事故が多いらしいな」
冗談めかして笑う俺に、
「私は大丈夫ですよ」
そう言って笑う妻。

あの時、妻の真意に気づけていれば。
「貴方……貴方!!」
私が妻に看取られることも、なかったのだろう…

#呟怖

目付きの悪い猫に案内され辿り着いたのは、古ぼけた神社だった。こいつの寝床か、と思いつつ、中の格子戸を覗いてみた。見えるのは、漆黒の闇だけ。
中をじっくり覗こうと顔を近づけた時、両脇から出た二本の腕に頭を固定された。女の顔が目の前にぬっと出る。

「つぎは あなたの ばん」

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1125775974753132544 

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