呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
その丘のふもとに大きな家があり、その広い庭は、誰でも入れるようになっていた。
夕暮れになると異様な声が聞こえてくる。
近所には民家もないが、孔雀の声だと人は言う。
庭の奥に柵で囲われた場所が在るが、そこには何時行っても何も見当たらない。
その日の夕暮れもその声は聞こえる。 https://t.co/XQnDcpViC3

#呟怖
可憐な花で埋め尽くされた池の畔、ふと水面を覗くと大きな鮒が横向きに鰭を動かしながら浮いている。
生きるものあれば死ぬものもあるんだな、と見ると小さな蛙の手がそれにしっかり抱きついて、嘴の様な管を刺し込んで体液を吸っているようだ、蛙って怖い。
綺麗な風景の中の生存競争だった。 https://t.co/WyXngTRrDG

じゃがいも、早く食べないと、
すぐに目が出る、脚が出る
コラ、逃げるな!
今日はマッシュポテトだぞ!
#呟怖

#呟怖
この写真をみて
部屋にはよく聴くクラシックが流れていた
今日はここまで、もう帰っていいわ
数ヵ月後、何処かで聴いた曲が流れている事に気づいた
僕は遠くに見える塔に向かい階段を登る、一番上にたどり着いたらそこから空に飛び出すために
事件性は無しとされた記事を嬉しそうに読む女がいた https://t.co/pJKP6feKvO

#呟怖
どうして皆同じ方向に向かっていくの?
一方通行だからさ
戻っては来られないの?
たまには迂回路を使って少しは戻って来る者もいるよ
行き先は皆同じなの?
通る所は同じだがなそこから先は人各々違う
私も行かないといけない?
君はもう一度行ってるじゃないか
だから此処から見て居られるのね! https://t.co/RxpuAwA5xH

#呟怖
厳しい冬の間に少しずつ力を蓄え、やがて美しく花開くために。
時季が来れば貴方にあえる、決して見逃さないように。
貴方の笑顔はあの花のよう、それを摘んでは小箱に詰める。
あの日間違えて摘んでしまった貴方の首と同じように、あれからあの花は皆、貴方の笑顔に見えるの。
おかえりなさい https://t.co/z0K15QJZDW

#呟怖
南米土産で父は干し首を買ってきた、よく見ると猿のような人間のような、中々上手くできていた。
母は嫌そうだったがピアノの上に飾った。
トリオロスパンチョスの曲を弾くと掛け声が聞こえたりハモル様な歌声がするようになった。
やっぱり故郷は懐かしいんだな、と一日に一度は弾く事にした。 https://t.co/o6yPMTD2Ut

#呟怖

線香花火のような頼りなく儚げでちょっと揺れたら落ちてしまいそうだった、
そんな君の最期まで僕は息を殺すようにしていつも見守ってきた。
痛み、苦しさ、辛さを抱えながら明るく笑う君だった。
新盆の夜に咲いた君の笑顔は空一杯に拡がって、僕をスッポリ飲み込んだ。

#呟怖
何とはなしに腰掛けてしまった。
まさかこんな所にあるとも思わずにだ。
それから始まった負の連鎖、今更どう足掻いても抜けられない、終わらない。
あれが呪いの鍵だった、もう手遅れだったのだ。
切り株の下、地中に深く埋められたアイツの望んだ俺の行く末、笑うアイツの顔が浮かんだ。 https://t.co/wocV6EGhsE

#呟怖
見上げると光が強く目眩に襲われ倒れ込む
傷口から流れる血は綺麗な水に洗われていく
いつか見たような感覚が
そうだった
あの時と同じように一人で降りる山の小道
君が流した血を含んだ水
一人残して逃げた僕を
追いかけてくるのは
君じゃなく
流れる水音があれからずっと耳から離れない https://t.co/XkPTjfdg9Z

#呟怖
初めての夜
空には満天の星達が煌めいていた
あの時私も散りばめられた宝石になった
遠ざかった貴方の後ろで
いつも覗き込んでいる私に
貴方は気づかない
貴方に抱かれるその人の
瞳に映るのは
散りばめられた私の狂気
引き込まれる女達
付きまとう孤独に
空を見上げる貴方には
ただ星空が映る https://t.co/f3vpRMkkAZ

#呟怖
森の中、急に切り開かれた道、伐採した木々を運ぶ為の道、横幅のある林道だ。
暫く歩いて行くと麓の方から平べったい輸送車が上って来た、その荷台にはブルーシートが掛けられていて沢山何かが積まれているようだ。
すれちがった。
数十分後、麓に向かう車の荷台には何も積まれていなかった。 https://t.co/pBbQjYt0AA

#呟怖
これはまた実寸大の木彫りとは、凄まじい物を作ったね!
友人は新進気鋭の彫刻家だ。
制作に長く係っただろうと労うと、
いやあ、それほどでもないさ、最近良いものを手に入れてさ!
これなんだ、部屋の奥から持ち出した硝子箱に入ったメデユーサの後頭部を見せてくれた。
とりあえず、秘密にな https://t.co/gDbsuzh7Rc

#呟怖
オフロードを滑っていたら見つけられなかったクレバスに落ちた。
大きな裂け目には幾らか雪も舞い込んでくる。
動ける所まで行ってみるか...
しかし甘い期待だったようだ。
徐々に冷え動けなくなった。
歩き疲れたまま氷の世界に
数年後、氷河の出口付近で雪だるまになった自分は収容された。 https://t.co/UFSOpf4AJJ

あの子、見えるかい?
言ってやりなよ
道路で倒れちゃいけないって
またひき逃げされたら
誰だか本当にわからなくなるから
車の方も感覚ないから
誰も止まってくれないし
#呟怖
#g_basement https://t.co/wEHfHgQb7L

#返怖 #呟怖

ワンコインならばと500円玉を入れたら自分の声が止まりワンテンポずれて自分の声が5倍になって響くようになった。

#一行怪談 https://t.co/6Rt4Ed2elE

#呟怖
ひとしきり仕事も片付いた午後三時、少し早いがグラスを用意した。
さて、今夜は誰が訪れるだろう。
今まで通りすぎていった顔を一人づつ思い浮かべ、柔らかな髪の香りを弄んだ。
深夜、窓の外に立つ人影を部屋に招き入れ、グラスにはカクテルを注ぐ。
久しぶりだね、まだ留まって居るんだね。 https://t.co/VKPlLyOFFt

#呟怖
森の中で見つけた崩れかけた建造物、何かの工場跡にも見えた、戦時中に使われた物かもしれない。
付近はひっそりと音が無かった、ただ冷たい風が吹き抜けていた。
押し潰されそうな気配に追われ、急いでもと来た道へと向かった。
そこには錆び付いた立ち入り禁止の標識がぼんやり佇んでいた。 https://t.co/rvmYOV8ABl

#呟怖
毎日部屋の窓から外を眺めている、昼も夜も。
行き交う人の流れ、雲の流れ、目に映るものは私を楽しませてくれる。
つい最近気になる事ができてきた、
近所の子供達がこちらを見ては走って逃げるようになったのだ、いったい何に怯えているのか、そしていったい何が見えているのだろうか。 https://t.co/E50q9sdIdT

#呟怖
学校の帰り道、小山を抜けて棒でそこらをつつきながら友達とふざけていた。
グサッ、ズブズブ
急に棒がめり込むと変な声が聞こえてきた。
そっと覗き込むと積もった枯れ葉の下から泥だらけのおじさんが這い出て来た。
僕らは固まり、おじさんが匍匐前進で次の茂みに消えていくのを見守った。 https://t.co/JdcI4DloYZ

#呟怖
いつもなら持ってきたお土産を手にとっても知らん顔をするのに、今夜は違った。背中の毛まで逆立てて威嚇し始めた、私は手の中のモノを見るとネズミのようだが何かが違う。
こちらも急に怖くなって、いつもは窓の下に逃がすのだが、隣との堺の壁の向こう側に、思いきり投げ捨てた。 https://t.co/VoQxpHmgiS

#呟怖
夜も更けると
カツっ、ズルっ
と杖をついて足を引きずって歩く様な音が聞こえてくる。
行き交っても何が見える訳ではない。
普通の人には何でもない事だが、
歩道橋の階段が登れなくて下の道を渡ろうとして事故に遇い亡くなった人がいたのだともっぱらの噂が頭から離れないでいる。 https://t.co/SOk6RZPv3S

#呟怖
「ここで待てってことか」
友人は立ち止まった、自分はかすれた足形の上に立った。
うん?何かおかしい、体が沈んでいくような...
「おう、空いたぞ、行くぞ 、あれ?お前どこいったんだよ」
色の無くなった僕は先に行く友人の背を見つめていた。
足元のマークは綺麗に彩られていた。 https://t.co/8ZiV3cXtV9

#呟怖 #返怖
#一行怪談

じっと見ているとモザイクがモザイク化され自分の顔が浮かび上がった。 https://t.co/zkCAmvDmXE

#呟怖
赤い糸に繋がれた君はじっと座ったままで動かない。
声をかけても反応がない。
そっと糸をたぐっていくと、モールでウィンドーショッピングをしている君が楽しそうに歩いていた。
部屋に戻って僕は隣に座って待つことにした、
早く帰っておいでよ、ケーキ買って来たからさ。 https://t.co/770Xoxsroz

#呟怖
狂った陽気に咲いた花
珍しくて写真に残した
そんな花が増えるたび
私の心もくびれていく
今まで感じなかった
見えていなかった
そんなモノ達が溢れだし
妖気に満ちたあやかしが
私の周りに増えていく
ある春の日に
戻りたい https://t.co/0horT2SBzc

#呟怖
はーい、お茶にしましょう。
彼女はトゲトゲリンゴのお茶を運んできた。
その効能をどこで覚えたのか聞くと小さい頃お母さんが特別な人には振る舞ってあげるようにと教わったそうだ。
ライバルや嫌いな担任を呼んだお茶会で私にはジュースを勧め笑った。
参照 Stechäpfel – Wikipedia(有毒) https://t.co/hOQIgoHeEA

#呟怖
君は患者の言う事を信じているのかね?
その問いには素直に答えた、信じていると。
あいつが私を迎えに来るんです、聞こえるんです、その声が!
診察を終えて帰宅しようとした私の耳にある声が聞こえた、待てよ、何だいったい?
後に漸く気づいた時には遅かったらしい。
それが間違いだったと。 https://t.co/GTiv7qjlGE

今度の波はデカイ
ボーッとしている間に
飲み込まれた
グルグル回って
どっちが上でどっちが下か
息が続かず
意識が切れた
目覚めると
待ち望んだ無人島に
打ち上げられていた
もう帰れない...
#140SS #呟怖 https://t.co/dyWgPrkz36

#呟怖
あなたに妹が居ないのはね、あなたが産まれた時に握りしめていた物のせいなのよ。
だからお母さんも居ないでしょ。 https://t.co/ZCemaYgbV3

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