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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
蕾、綻び、開花
蕾が膨らむ、夢も膨らむ、そして私の思いも膨らむ
届かない貴方の心が綻びる様に願って今夜も眠りに落ちる。
貴方は気づいたかしら、毎夜訪れては消え去る私の生き霊。
ただただ振り向いて私を見つめて欲しかっただけ、だから今夜も念を送る、貴方の心が開花するのを待つために。 https://t.co/Vci8jahSbs

#呟怖
完成して僅か3日後に首をもぎ取られた450周年記念の兵士の像、酷いことをする奴が居ると皆憤慨していた。急遽新しく作り直され、今度はアクリルガラスで覆われた。
今も広場の片隅に立っているが、その兵士の持つライフルが少しずつ本物の金属になっているのに、まだ誰も気づいていない。 https://t.co/6sfDjEuG61

#呟怖
何かが足りない事には気づいているが、それが何なのかは解らない、だから今夜も町を徘徊し、解らぬ何かを探し続けている。
そこの貴方、ご存知では?
戸惑うその人の心臓を取ってみたが、どうやら違ったらしい、もう一人聞いてみるとするか。
近頃の町は物騒らしい、誰のせいなのだろう。 https://t.co/76Rwl4l9yU

#呟怖
毎夜計測する血圧、
ハートマークが点滅している、
取り説にはすぐにかかりつけの医者に相談しろと書いてある。
とうとう心臓までクレイジーになっちまったか、迷いながら布団に潜り込んだ。
いつもと違ってドクンドクン、気になって全く眠れないでいる、明日まではもってくれと祈るばかり... https://t.co/H0bVhDxMOv

#呟怖
みんな、モフモフとか好きだろう、それで癒されるって思ってさ。確かに受けた恩を忘れないし、孤独の隙間も埋めてくれる。
でもな、同時に受けた仇には確実にそれを返してくれるんだ、しかも十倍返しぐらいで、だから動物は好きになれないのさ。みんな、気を付けろよ、俺みたいにならない様にさ https://t.co/emzscmqKt6

#呟怖
雨足が強くなり古い民家の軒先を借りて雨宿りをしていた、しばらく待つも雨のあがる気配もない、鈴の音と共に中からワンピースの女性が出てきて、親切に傘を貸してくれた。
後日傘を返そうとその通りを訪ねたのだが、雨を避けられる軒先のある家は探し出せず、あの時の鈴の音だけが聞こえた。 https://t.co/vcjhDpc9zu

#呟怖
その家に住めるのは一種の神係りの家系だけであった。奥の座敷は忌み部屋として神係りな子供の養育に使われていた。
長い時間が経った後、子細を知らずに入居した者には通常では避ける事も払う事もできない災難が付きまとうのが常となったが、不動産屋も通さぬ為被害に出会う人は後を絶たない。 https://t.co/mvbmSuipJB

#呟怖
真昼に町へと出かけ、途中で小さな橋を渡ろうとした時、重たい空気が絡みついてきた。
びっくりして数歩下がる、でも何も見えない。
一瞬、絡み付いてきた空気の塊、
まさかと思って、やめればいいのに帰りにも同じ道を通ったら、二度目もぶつかった。
見えないから避けられないのだが。
#実話 https://t.co/UFQuFAeJ8p

#呟怖
毎日水槽を眺めていたらある時自分がタニシになっていた、ガラスにへばりつきモゾモゾしていると金魚達がつついてくる。
毎日の餌をあげる者が居なくなった、これは一大事、金魚は攻撃を強め僕はガラスからはがされた、迫ってくる口、口。
翌日の朝、空の貝殻が水底に転がっていた。 https://t.co/7I4Zy2hyUc

@Mad8068 昔の写真を眺めていたら友人が妙な事を言い出した。
「これ、アイツだろ?同級生だったのか、名前、佐々木だったかな」
何? 友人は木の幹を指差してそういう。
僕の同級生に佐々木って奴はいなかったのだが。
#呟怖 #返怖 可

#呟怖
細い獣道を下草に足を取られながら進むと一件の家が見えてきた、使われていない荒れよう、割れた窓ガラスが目についた。どうして僕はこんな処にと思った瞬間、割れていたはずの窓には明るい色のカーテンがかかり、部屋からは食べ物の良い匂いが漂って来て、吸い込まれるように足を踏み入れた。 https://t.co/S7nnFcVHD0

#呟怖 #架空文庫
これはある探偵の物語、今彼は昨日の葬儀が行われた墓地にいる、拭いきれない違和感に探りを入れている。本当に埋葬されたのは別人ではなかったのか、殺されたのは失踪した別人ではなかったか。事件を解決させられた様な何者かの手口を暴くために。脳に響く声が彼を離さない。 https://t.co/EzmwIngIS5

#呟怖
夜半の風が心地良くなる季節には黒い影達が訪れる。
窓の外には赤い雨、
屋根も通りも真っ赤に染まる。
「全てお前がやったことだ」
脳裏に刻まれる言葉、流れていく記憶。
目覚めると何でもないいつもの朝の景色にいるのだが、目に入る新聞記事の見出しに既視感を覚える事に怯えている。 https://t.co/vlNDIZVPEC

#呟怖
実家の目の前で葬列にであった、今では珍しい棺桶を担いだ行列だった。墓地に着くと棺桶を一度開け、中に大きな石を抱かせてから埋めると聞いた、それは死者が甦って歩き出さない様にするためだと。
行列は橋を渡って行ったが、不思議なのは、その方向には墓地が一つも無いことだった。 https://t.co/WR61LgCRQF

#呟怖
昼間なのに薄暗い部屋の隅にそれは黙って座っている。
気づく人はごくまれだ、私自身もいつも見えるわけではない。
感度の高い知人が訪れた時に教えてくれたが、それは第二の私自身なのだと言う。
もし居なくなったら充分気をつけないと命に関わるとも言われた。 https://t.co/y3rN484e1b

#呟怖
毒薬は、検査で解ってしまうだろう、絶頭台では場所を取るし隠せる物でもない。
一番安全そうなのは心霊写真だが、どうやって取り殺すかが問題だ。
ひたすら後を付け、要所要所で撮影し、やっとの思いで手に入れた写真を郵送し、事の行く末を見守るとしよう、我が命尽きるまで。 https://t.co/HB7Ew2VHOj

#呟怖
とりあえず風呂場に持っていって、考える。
何本買って来れば足りるのかしら?
塩酸なら5~8Lでいいらしいのだが。 https://t.co/WjGotWXOhB

#呟怖
久しぶりに傘をさして歩いた、内側から見える雨の粒や流れる様が楽しくてずっと眺めながら歩いた。
車が走って来ているのにも気付かずにいると、流れる雨は赤く染まってそして薄れる、もう目が離せなくなった。
一番近くに居た目撃者として警察に呼ばれたが色が変わった事しか話せなかった。 https://t.co/9OdpSDUe7X

#架空文庫
ストリートマーケットをそぞろ歩いているのは、何処か異国に飛んでしまえばもう追われる事も無くなると思ったからだ。雑踏の中不意に聞こえる「サヨウナラ...」
くびれる前の最後の電話の声は、地の果てに行ってもつきまとうのかも知れない。軽い目眩に襲われ歩みを止めた。
#呟怖 https://t.co/hAyYruo5FV

#呟怖
目も眩む投光器の光りに追われる男、森の中へ逃げ込んでいく、執拗な追跡から逃げ延びられるだろうか。
木の根に爪づき転がる、立ち上がり、俺は逃げ続ける、そう叫んだとき、目前の木々の合間に現れた闇の穴に男は飛び込み、溶け込むように消えた。
追跡者の視界には闇だけが残った。 https://t.co/n6za3AKasW

#呟怖
廊下には他所の家から夕飯の良い匂いがしてくる、茜色の空が暗くなる、自分で作る夕飯も嫌いではないがたまには誰かの手作りを食したい。
昨日は何を食べたっけ?思い出せなかった。
そうだ、僕の昨日はだいぶん前に止まっていたんだっけ。
今夜も扉を開けずに帰宅した僕は部屋の片隅に佇んだ https://t.co/kLLjLVdHOr

#呟怖 (#返怖可)
白いマスクが面白くなくて何か絵を描こうと思った。
ジョーズのサメみたいな口と歯を描いて完成。
早速つけてでたところ、酸欠で倒れて病院に担ぎ込まれた。
塗装用スプレーで色付けしたのがいけなかったらしい。
今度は水彩絵具にしてみようと思うのだがどうだろうか? https://t.co/FpgbzU3Owi

#呟怖
それは自分のドッペルゲンガーだった、自分に魂を吸いとられ、自分の皮を被ったそいつはもうひとりの自分を探すために旅立った。
この世界では後から自分だと認識したほうが吸い取られる側になるという掟に気付かなかったばっかりに。
だからどんなに似ていても自分だと思ってはいけないよ。 https://t.co/mHvnfuDyHT

#呟怖
花が咲き誇る庭を月が優しく照らしている、明るい夜に誘われてフラッと出ると、塀の角に人影が見えた。
ちらりと顔を見ると雪のように真っ白で気味が悪かった。
少し急ぎ足で戻ろうとすると、なぜか後からついてくる、このまま家に入るかどうかと立ち止まると、冷たい手で首筋を撫でられた。 https://t.co/uR3t0zUvjU

#呟怖
縁側で日向ぼっこして、おやつをつまみお茶をすする、私の一番好きな時間だ。
しかし時におやつがすぐになくなり傍らの雑誌がパラパラめくれ、妙に窮屈な日もある、やはり家族で好みは同じだなと感じる昼下がり。 https://t.co/HEFfkit084

#呟怖 #実話
眠れない、でも布団には入る、すると体が寝て金縛りみたいになる。眠れてないのに疲れを感じないまま、ある日突然、目一杯に詰まった疲れが私を襲う。
気づかないまま意識不明になる。
頼む、誰か気づいてくれ、、、 。 https://t.co/4KczSVjCU7

#呟怖
てんてん手鞠が飛んでって、枝に当たったら鳥の巣が落ちてきた、中には可愛い雛が数羽、一斉に口を開けている。
ゴメーン、どうしよう。
木の上の親鳥が警戒するような音を出す。
梯子をもってきてなんとか巣を元に戻したが、あれから私を見かけると相変わらず奇妙な警戒音をだすようになった。 https://t.co/e9VKc1ux7d

#呟怖
図書館で数冊本を借り、近くの喫茶店で珈琲を頼み早速読み始めた。
帰りがけ、店の女の子に、忘れ物ですよ、と言われ一冊の本を手渡されたので、鞄に入れて持ち帰った。
家に帰ると、忘れ物だとされた本達が僕の本棚から溢れて床は足の踏み場もない状態に。
誰も気づかない処に忘れたいのだが https://t.co/N2LJXLpvzL

#呟怖
プシュ、勢いよく水を吐く
ちょっと見ない内に台所は真っ赤に染まって 大騒ぎ
火にかけ出すとカラコロのたうちまわり
お椀によそられてもブツブツ
塩、持ってきて
ゆうげのヒトコマ https://t.co/RIkPvOeofU

#呟怖
それはある朝洗面所から始まった、明らかに自分の物ではない手形がくっきりとついていた。暫くすると消えていて、翌日も暫くすると消えていった。変だと思ったのはその後から、廊下、リビングと、徐々に移動して来ていた。寝室に到達した翌日、私は手形が消えていくのを見ることはなかった https://t.co/e1nyTXElBs

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