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夜、空き地から土をかきあげる音が聞こえた。そこに作業服の男がスコップを持っていた。「何をしてるのですか?」と尋ねると「探し物がありまして」と答えた。翌日、穴から作業服姿の白骨死体が見つかった。報道写真は昨夜、見た男瓜二つだ。警察は穴を作った者を探してるが見つからない様だ。#呟怖 https://t.co/gOYVk4R0WX

火事が起き、総出で水を汲み、バケツリレーを行った。バケツを回す。ただ途中、皆黙りながら渡すバケツがあった。視線はバケツの中だ。自分の番が来た。中身はこちらを見て笑う女の頭部だ。それは火事場に投げ込まれた。断末魔が聞こえ、焼け跡に身元不明の頭部だけが見つかった #呟怖 https://t.co/BLXnJFu4UV

「バナナ熟しすぎてないか?早く食べろよ。蝿やら小蝿が部屋中たかってるぞ」私はそう問いかけた。友人は「残穢て言葉知ってるか?この部屋穢れてるんだよ..」と答え、語り続けた。どうやらここは事故物件らしい。随分前に床下に死体が何体も埋められていたそうだ。それから、やたら蝿がわく。#呟怖 https://t.co/JuGFuFBgl9

目の前の道路で事故が起きた。被害者は幸いにも意識がある。それを見て、男が電話ボックスに駆け込み、笑みを浮かべ受話器を持ち、話している。相手は救急車だろうか?すると被害者は「近寄るな、連れて行くな」と泣き叫び、息絶えた。男はいつの間にか消えていた。彼は一体何を呼んだのだろう
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山を散策していると川が見えた。岸に何やら人集りが見える。川遊びだろうか?中には子供や年寄りもいる。皆、川には似つかわしくない服装で此方に向い手を振っている。すると地元の者に手を引かれた。「あそこは川の流れで死体が集まる所だから..」そう聞き、再び川を見ると集団は消えていた #呟怖 https://t.co/OJTy1LegT5

保護者会の日。教室に私を含め大人達が集まった。副担任が挨拶をすると、廊下から奇声が聞こえた。扉が開いた、そこにはイビリ倒し休暇しているはずの担任がいた。彼は真っ先に私の所へ来て、刃物で首を刺してきた。「モンスターを倒したよ!これで俺の世界は守られた」そう高らかに声を上げた #呟怖 https://t.co/W0DCBYyRGR

その日、僕は公園で友達と遊んでいた。すると帰宅を促す地域放送が聞こえてきた。夕陽が僕たちをさし、伸びた影で時間が分かる。「また明日な!」そう友人が声を上げ走り去った。ただ彼の伸びた影は遊具の前に取り残されたまま。きっとまだ遊びたいのだろう。僕はその影ともう少し遊ぶ事にした。#呟怖 https://t.co/vWnW3Jf1A2

家に着くと、ベランダに出てタバコを吸うのが日課だ。喫煙者は肩身が狭い。そして向かいのマンションのベランダを見ると、必ず中年の男性が立っている。きっと同じように肩身の狭い思いをしているのだろう。ある日、向かいは女性専用マンションだと知った。変わらず今日も男はベランダにいる。#呟怖 https://t.co/WobVV0CsRP

夜中に剃刀を口に咥え水面器に映る顔を見る。未来の結婚相手が見えると言う都市伝説だ。水面器を見ると知らない男が現れた。思わず剃刀をその男の顔に落とした。数年後、目の前にその男が現れ、こう言った「キレてなーい!」安全剃刀のおかげだ。私達は無事結ばれた。
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数年に一度、広場に現れる化物屋敷。幼い頃に行った記憶がある。入り口の薄気味悪い店主が「お子さんの手はしっかり握って下さい」とニヤつき話した。中に入ると血塗れの少年が私に助けてと叫んだ。それは昔一緒に入り、消えた友人だった。私は娘を抱え外に出た。振り向くと屋敷は消えていた #呟怖 https://t.co/yJVBB5VwGR

妻の墓から何かが生えてきた。最初は爪の様な物だった。私が何処からか集めた生き血を土にやると、それは成長した。気づけば大量の腕と花を咲かせ、妻瓜二つの異形の存在が出来上がった。これを完成させるには血が濃くなければならない。私は遠くに住む娘を呼ぶ事にした。妻の首が落ちる前に #呟怖 https://t.co/mob5a5Vf27

途中、懐かしい子に会いたくなり寄り道をした。橋に近づくと愛くるしい姿が仲間と戯れあっていた。私は「ミケ!」と声をかけた。ミケは「ニャン」と返事をした。自分を覚えてくれていた。何十年も経過しているのに。虹の橋は多少殺風景だが幸せそうで安心した。さぁ降りて三途の川へ向かおう。#呟怖 https://t.co/u83icIvaro

天井からポタリと落ちる滴。床に染み込ぬようバケツを置いている。滴は止まずバケツの中は満ちていた。天井裏を開けてみる。そこにはやはり誰もいない。隠していた死体は既に処分したからだ。しかし、ここで何かがあったと訴えるよう赤い滴は滴り落ちる。私は今日も血溜まりのバケツを流す #呟怖 https://t.co/EGdMs9aEVP

深夜、必要無くなった冷蔵庫をゴミ捨て場に置いた。立ち去ろうとすると内側から強く扉を叩く音、そして老若男女の「あけろ!」という叫び声が聞こえた。リサイクル店で買ったばかりの冷蔵庫だった。中身は空だった。前の持ち主は一体何を入れていたのだろう。安物買いの銭失いとはこの事だ。
#呟怖 https://t.co/5mlMpwUiK8

ある日、見慣れぬトンネルを見かけた。中は暗く見えず、奥からツルハシ使う音が聞こえる。「こんな古典的な方法で穴を広げてるのか」しばらくその場に立っていた。すると「繋がったぞぉ!」と男の声と凄まじい数の足音が聞こえ、トンネルから異形の者達が溢れ出た。この村はもう終わりだ #呟怖 https://t.co/1lhRxxPkOD

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