呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

弟「にいちゃんの呟怖て何か女々しいんだよな(´・ω・`)」

私「!?何だと...!?」

弟「おぅ?出来んのか?(´・ω・`)」

私「できらぁっ!(スーパー食いしん坊風)」

※出来ませんでした
#呟怖 #呟怖朗読 #道端の花 https://t.co/LPmWI5r3Dn

オンボロ列車で故郷へ戻る。疲れでうつらうつらとし、窓に頭があたる。穏やかな田園風景が目に入り、眠気が消えた。田んぼに見慣れたカカシが立ち、その近くで両親が田植えをしている。電車が止まり駅に着いた。降りると田園は消え、華やかなビルが立ち並んでいた。列車にも記憶があるのだろう #呟怖 https://t.co/UwicTCSqK7

夜の畑の前を通ると遠くから声が響いた。母は「キジムナー だ」と私を怖らがらせた。手を引かれ、声がするキジムナーの住処のガジュマルの木を目指した。暗闇から大木らしき物が見える。「ぽぽぽぽ..」聞き慣れない音だ。母は震えてる。大木ではない、それは巨軀の女だ。女は私を連れ去った #呟怖 https://t.co/XYxukxGxIT

脱線事故、反転した車両。地に着いた天井に人が積み重なる。身動き取れず、圧迫感で息が止まる。助けなのか思いの外早く、窓中に沢山の顔が張り付いていた。「もう苦しくないよ」皆口々に窓の外から声をかけてくる。その声が車両に響くと、積み重なっていた人達の息がゆっくりと消えていった #呟怖 https://t.co/cW5SCxz5g5

梅雨の帰り道、雨に降られた。人通りはなく、暗く寂しい雰囲気で雨宿りをしていると、水溜りを踏む音が聞こえた。目の前に赤い傘を持つ巨女がいた。何も言わず私に傘を差し出し、その女は消えた。ここは赤い傘を持つ巨女の都市伝説がある場所だ。私はあの人に傘を返すため雨の日必ずここに立つ #呟怖

思い人が命を絶った。焼き場で痩せ細った骨を拾う。目を盗み、骨を手に隠す。庭へ埋め、水を与えた。翌年の夏、大きな向日葵の蕾が現れた。蕾が開くとあの人の笑った顔だ。水で垂れた髪の毛が濡れている。日が経ち、それは萎れ、崩れた。崩れた顔は種になり、また来年あの人が現れるだろう #呟怖

田舎の古民家を購入した。ただ風が心地よい夏の夕方、縁側からバタンと寝返りの様な音が聞こえ、子守唄が聴こえてくる。近所の人は笑って話す。「前の所有者の老夫婦だよ。仲良くてさ、よく奥さんが旦那を膝枕して子守唄歌ってたよ」と話した。薄気味悪さがほんの少しだけ和らいだ気がする #呟怖

ヴィーガンの彼女から時折、肉や魚臭がする。話を聞くが「私が肉なんか食べるわけないよね?」と強く反論する。しかしある日の夜中、彼女の家へ行くと、机の上に生肉や刺身が大量に置かれていた。それを器用に髪の毛で掴み後頭部へと持って行った。彼女は満足気な顔で後頭部からゲップをした #呟怖 https://t.co/JY9oWOV83e

西暦2040年。kids達の夢見る職業一位がYouTuberからマナー講師に成り代わった恐ろしい世界だった...「いただきますは家でやれ!人と一緒にいるときは 頂戴いたしますやろ!」この世界を変えるため僕は立ち上がった #呟怖

物心ついた時には母はいなかった。一枚だけ残された写真。そこには岩だけが写り、父は「お母さんだよ」と真顔で話した。父が他界し、その場を見つけた。岩を見つめると涙が流れた。母だ。抱きしめ耳を当てる。鼓動が聞こえ、私は赤子のように体をかがめ、母と一体化した。安住の地はここだ #呟怖 https://t.co/DDuLGEqxa3

この前の呟怖が好評でしたので、弟で呟怖朗読を作ってみた。悲しいBGMを挿入したら、呟怖でなく呟悲になってしまった(´・ω・`)良ければお聴きください
#呟怖 #呟怖朗読 #最後の電話 https://t.co/J6R1vPLzMp

夕食時、聞き慣れぬラッパの音が聞こえてきた。母は「豆腐屋だ」と、私を連れ外に出た。外には異形の姿をした少年が豆腐を持っていた。母が「一丁いくら?」と尋ねると少年は「150円」と答えた。母は「高い!」と文句を言い踵を返した。後々彼が豆腐小僧だと知った。妖怪も生き辛い世の中だ #呟怖 https://t.co/vKfquEeK1I

毎晩夜中に電話がかかってくる。寝ぼけ眼で通話ボタンを押す。「眠れないの..」彼女が、か細い声を震えさせ訴える。一頻り声を聞いてあげると彼女は安心したのか。「もう大丈夫よありがとう」と答えた。それから夜中の電話はかかってこない。彼女が亡くなりちょうど49日が経った夜だった  #呟怖

助平なU君。よく滑り台の階段下から、女子のスカートを覗いていた。女子が嫌がると満面の笑みを浮かべる。そんな彼も病で亡くなったが、死んでもあの場所でスカートを覗く彼が現れる。満面の笑みで。今その公園はない。滑り台跡地で悲しそうに上を覗き込むUだけが現れる。#呟怖 https://t.co/xqRetCOIjB

彼を嫉妬で殺め、虚な記憶を頼りに歩いた。埋めた場所はここか?すると複数の女が現れた。皆、この場所に付き合っていた彼を埋めたと嘯いた。男の顔名前、特徴を聞くと私の彼と一致した。皆「埋めたのは私だ」と口論になった。穴を掘ると、何故か人骨が5体見つかった。私達が埋めた男は一体誰よ #呟怖 https://t.co/8AUbn5nNzX

貸切レイトショー中、後部座席からケラケラと女の笑い声が聞こえた。「私だけのはずが?」反射的に後ろを振り向いた。そこには笑いで歪んだ顔の女が私を見ていた。気味が悪くスクリーンに顔を戻す。笑いは幕が降りても止まらない。耳を塞ぎ私は外へ出た。笑いは館内中に響き渡っている #呟怖 https://t.co/XTZ9fkAHFk

先日、フォロワーの恐山にゃるさんが出してくれたお題で作成した呟怖を朗読してみました(`-ω-´)#呟怖
#幽霊とクリームソーダ https://t.co/t3ng2tdWzC https://t.co/OZ7Ki878Qy

陽が傾き、見えるもの全てに陰りが見えた。それに併せてベンチに現れる黒い影。顔は見えぬが一目で君だと分かる。君は話すことも出来ず、ただ私の隣に座っているだけ。それでも私は満足だ。やがて陽は完全に落ち、君は暗闇と一体化した。また明日もここで待っているよ。 #呟怖 https://t.co/BDUkSfQ6MU

5月5日、祖母が墓に供える柏餅を忘れたと嘆いた。自宅に戻ると、祖母が備えるはずだった柏餅を、台所から持ってきた。柏餅を取ろうとすると、私の分だけない。戸惑っていると、祖母は「すぐ作るから我慢して」と笑い涙で答えた。今日は幼く亡くなった叔父の命日だ。好物は柏餅だったそうだ #呟怖

友達2人が遊具の透明窓に向かい、穴へ入って行った。小さな遊具だ、すぐに窓に着くはずが、いつまでも出てこない。延々と「バタバタ」と潜る音が聞こえる。いつまでも止まらない。怖くなり公園から僕は出た。翌日その場は空き地になっていた。しかしバタバタ潜る音だけは止まらない #呟怖 https://t.co/W4D9oZWtOM

ケチな友人が用事帰りに墓参りへ行きたいと話した。そこは普通の沼。ポコポコと気泡が現れ、「ここは嫌だ...嫌なの...」と年老いた男女の声が聞こえる。「墓作る金ないし、死んだ両親ここに沈めた。成仏してるかな」と真剣に友人は話した。声は恨みの言葉に変わるが、友人には聞こえない #呟怖 https://t.co/6QltBotsA3

幽霊の場所って何故か寒く感じるらしい。そんな都市伝説を彼女と喫茶店のモーニングを食べ、談笑した。冷房が唸るほど効き、クリームソーダがいつまでも溶けない。マスターが「冷房つけ忘れていた」と謝ってきた。充分寒い。もしや肝試し帰りに何かを連れてきたかもしれない..そんな気がした #呟怖 https://t.co/t3ng2tdWzC

夕方、道を歩いていると食欲をそそられる美味しそうな匂いがした。自分の鼻が感じた記憶が正しければ、匂いの元はあれだ。私以外、近くに食人嗜好がいることにも驚いた。明日の夕食は決まった #呟怖 https://t.co/yb7gFzRk6v

壁に写る染み、そこに笑う男の姿が現れた。今にも飛び出しそうで、ペンキで隠した。翌日、隣から似た影が現れた。男は移動し怒りに満ちた顔をしている。恐怖で私は急いで塗り込んだ。また移動している。今度は同僚に頼んだ。彼はペンキを置いて消えた。壁には笑う男と泣き叫ぶ同僚が写っていた
#呟怖 https://t.co/ePPcttdahl

酔い潰れ、ホームのベンチで眠りこけていた。「お客さん、最終電車です」と声がした。周囲のざわつきも耳に入り目を開けた。沢山の人間が電車に乗り込んでいる。ドアが閉まると、あれだけいた人が見当たらない。無人電車は金切り声をあげ、走り去った。ふと気づく、ここは田舎の無人駅だと #呟怖 https://t.co/PVZcGWgvJd

呪いの写真蒐集家の祖父が写真をアルバムに納めている。今日も私に興奮して説明した。「おい!この写真もすごいぞ!少女が映っている」私や他の人間には見えない。人物や風景だけでない全てが真っ白な紙っぺらだ。机にある全ての写真も。祖父はアルバムに真っ白な紙を納め、笑みをこぼした #呟怖 https://t.co/Z6buPyWLTb

今日も一日(`-ω-´)呟怖朗読!
「向かいのマンションの男」
#呟怖朗読
#呟怖
#夕暮血雨 https://t.co/fhJTObGKhs

繁華街で雑踏の中、男が私の所へ近づいてきた。彼は私に目を合わせ、掌を出した。その掌は冷たく白く、皺一つない。長年手相占いをしているが、こんな掌は初めてだ。男は「幽霊の掌は初めてか?」と馬鹿にしたように話した。私が顔をあげると男は消えていた。幽霊には手相がないと知った日だ #呟怖 https://t.co/wBHnGSJCpL

年に一度、廃校舎の側にある桜の前に旧友と集まる。桜は風で花びらを落とし、美しい絨毯を作っている。通行人の親子が「この桜、いつから枯れているの?」と話している。可哀想にこんな綺麗な桜が見えないとは。年に一度現世と隠世の狭間でしか咲かぬ桜の樹。この親子もいつか見られますように
 #呟怖 https://t.co/zNSb77UUXm

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