呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

真夜中の歩道橋の上を怪異らしき影が飛び跳ねている。

ぴよんぴょんぴよんぴょんぴよんぴょんぴぃぃぴょぉぴぴぴぴょpypypぴぴぴぴヨヨヨ

うぉぉ何かがガリガリ削れるうぅぅ。

私「それ奥の歩道橋でやってくれません」
???「ワカッタスマナイ」
#呟怖

もう何日、いや何週間経ったのか。鳴り止まない踏切、私は遮断器があがるのをずっと待ち続けている。

時々通り過ぎる人の声が聴こえる。
「先日ここで亡くなられた方が……」
踏切の傍にはいつの間にか花束が置かれている。

私は遮断器があがるのをずっと待っている。
#呟怖 https://t.co/YDpTJ9NQmp

帰宅を急ぐ人で満員の列車。
そこへ大層肥った女がふぅふぅ言いながら乗ってきた。

しばらくして「グズグズ」という不快な音と共に
あちこちから悲鳴が聞こえだす…
見ると女は肉塊と化し、周囲の人達を強引に中へ引き摺り込んでいた。

女は笑った。

次の瞬間女の体は風船のように膨らみ……
#呟怖

「概念だ」と友達が宣言する。
「概念?」と私。
目の前には空っぽの鍋。

「これは牛肉という概念」と何もない空中を指差す。
「これは白菜でこれは豆腐」

「美味しいと思え。そうすれば腹も膨れる」
「そんなもんすかねえ?」

翌日そこには二つの死体が

「これも概念?」
「いや現実」
#呟怖

「たまに幽霊が出ますが無害ですよ」
と下卑た顔をしたオーナーに勧められた物件。
確かに格安だ。他の半額に近い。

「お大事に…… へへへ」
その夜幽霊が出た。確かに人畜無害なんだろうが……
地響きを立てて天井を突き破ってくる戦闘機が幽霊だとは聞いていないぞ。

#呟怖

「ちょっとサンマ焼いてくる」と台所へ消えた妻が
3年間出てこない

#呟怖

御二兎レシロさんの改変版
何から何まで最高です。
#呟怖 https://t.co/n5Gy9GMtAS

最愛の恋人が死んだ。完璧な恋人だったのに……

悲しむ私の元に大きな箱が送られてきた。
開けると、恋人そっくりの何かが……

手紙が入っている。
「27号が壊れたので取り敢えず予備機を送りました。どうぞお納めください」
#呟怖

「はーい、将来なりたいものを書きなさい」
そして先生が読み上げていく。

「太郎くんは銀行員、花子さんはお花屋さん」
「友近くんはCEOで、静ちゃんは歌手」

「茂くんは」俺の名前が呼ばれる「妖怪?」
「茂くんってクラスに居た?」
皆は首を横に振った。

そう皆には見えないんだ。僕は…
#呟怖

「もう運転しないほうがいい」
ハンドルを握った部下。
急に告白してきた内容がやばい。
幽霊と人間の区別がつかなくなったとか。

「今……人を轢きました?」
「いいや……幽霊だ」

「今……人を轢きました?」
「いいや……幽霊だ」

「今……また幽霊かぁ……」
「うへっ……今度は本物」
#呟怖

壁の向こうから声が聞こえてくる。
「仕事するのが嫌!!お外に出るのが嫌!!」
愚痴は永遠と続く。
「息するのも嫌!!心臓動かすのも嫌!!」

なんかイライラしてたので怒鳴り返す。
「ならもう○んじまえ!!」

すると返事が。
「もう○んでるよ!!」

いや……なんかすまんかったわ。
#呟怖

「天国のような街」
私が生まれ育った場所を一言で言うならそう。
いや違う。「天国のような街だった」

人は皆優しく、親友いっぱい。笑顔が溢れ、争いもなく、街も綺麗
まぁなんて素敵な所。

そう私も思ってました。
私がふと何気なく口にした、ある宗教団体を否定するまでは……
#呟怖

「たまには都会の風でも吸ってみない?旅行の間、私の家貸すからさ」
そう言われて借りたマンション。

後日
「冷蔵庫の中のもの全部捨てたの?」

「あれ冷蔵庫だったんだ。頑張って掃除したよ」

「良かった。幽霊を閉じ込めて約2年開けてなかったの」

「正直…幽霊より中の方が怖かった」
#呟怖

「ヒント欲しいわ」
「かつて大佐と呼ばれていた」
終わった。終わったよこれ。

「あぁ簡単や」
「大佐は英語でカーネル」
「カーネルといえば」
「心斎橋のカーネル・サンダース!!」

あやかしが震え出す。
「思い出した。思い出した。阪神タイガース滅ぼしてくる」
「いってら〜」
(3/3)#呟怖

「私はなにものなのか」あやかしが囁く「私は知りたい」

「名前知らんのか?」
「知らぬ」と苦しそうなあやかし。
「名前当てたらここ去ってくれないか?」
長い長い沈黙……

「わかった」とあやかし「ただし駄目ならここを滅ぼす」
「了解〜♪」

おい、安請け合いしていいんかい?!
(2/3)#呟怖

大阪南港の工事現場。
我々二人は相次ぐ事故の究明に来たのだが……
「これ1,000万円じゃ割に合わん」
「美味しい話だと喜んでた奴に言われたくない」

巨大な穴。その上に居る『あやかし』
その周囲に渦巻く瘴気。
見たこともないほど莫大な量。

「あかんわこれ……大阪滅ぶかも」
(1/3)#呟怖

「新しい御神体を持ってきてくれ!」神主は叫ぶ「手持ちは使い切った」
私は肩をすくめる

「何でも良い。崇められてるものなら」と「時間がない」

私は閃き車からスペアタイアを持ってきた。
「タイヤ祭、タイヤ祭」
しかめっ面をする神主。
そして儀式は終了しタイヤが御神体の祠が生まれた。
#呟怖

怪異とも仲良くなれると言ってた元彼女が廃ビル内に惨殺死体で見つかった。

お通夜の席で俺は泣いた。男だが大声で泣いた。
周囲は生前の元彼女を思って泣いていると思っているらしいが

違う。

「あれと仲良くなれるワケがない。あれは昔、私が妖怪を押し倒して交わい産ませた子供の一人だ」
#呟怖

私はユーチューバー。
「こんなところでめげちゃ駄目」
「踏み出す勇気を」
「一歩前へ」

視聴者がそう次々にカキコする。
その言葉を背に受け一歩前へ……

けたたましいクラクションと急ブレーキの音。
「死にたいのかお前!!」

配信コメントに溢れる、死ななかった事を残念がる声声声。
#呟怖

「私は殺された!!お願い助けて!!」と訴える地縛霊。
私に言われても……

それでも彼女の証言を元に、推理マニアのふりをし事件の全容を警察へ告げた。好感触だ。悪くない。

もっと詳しい話を聞く必要があるな……私は再び地縛霊の元に向かった。だが彼女は誰かに除霊された後だった。
#呟怖

噂通りその爺さんは街のハズレにいた。
「何でも買い取ります」爺さんは言う。

「姑を買い取ってもらえます?」私は静静と尋ねた。
「もちろん」
「旦那も買い取ってもらえます?」
「もちろん」
「子供達も買い取ってもらえます?」
「もちろん」

「で…私も……買い取ってもらえます?」
#呟怖

会社からの帰宅中。
通い慣れた筈の地下鉄駅入口。
だが今日は違和感が……足が竦んで動けない。

何故だ?
何故足が竦む?

人々の群れはいつもと変わらず地下鉄入口へと消えてゆく。
その時だ。

突然人々の叫び声。
そして巨大なゲップ音。

目の前には、灯りの消えた真っ暗な地下鉄駅入口。
#呟怖

私の勤め先は零細の倉庫会社。
会社の倉庫の一つに怪異が住み着いた。
何でも食っちまう奴だ。

当初はやっつけよう。追い払おうとしたが無駄。
だがある日社長がビジネスを思いついた。
893や犯罪組織が持ち込むブツを食わせる商売を。

お陰で我社の業績はうなぎ登り。
今では我社の神扱いだ。
#呟怖

三日前から病で寝込んだ彼女。
寝言でしきりに「お許しください御主人様」と呟く。

ん?誰なんだ?御主人様って?
思わず耳元で囁く「お前の御主人様の名は?」

「い…偉大なる神さま……オニャンコポ……」

なんじゃそりゃ~
思わず卑猥な言葉を言おうとした次の瞬間、私の頭は四散した。
#呟怖

私の眼の前で高層ビル屋上から飛び降りたカップルがいた。

ところがビル風に煽られたのか女だけ屋上に舞い戻ってきた。
まるで天女のように……

キョトンとした私の目の前で、彼女は指輪を外すとそれを足元へ投げ捨て、振り返ることもなくエレベーター前の人混みの中へと消えていった。
#呟怖

「肝試しなんて来るんじゃなかった」
私は泣きながら廊下を走った。その後ろを怪異が迫る。
だがその先は……行き止まり。
「もう駄目」
握りしめていたスマホが床に落とした。

すると、突然響く大音量
「楽天カードマァァァン!!
今すごいことになってるんです!!」

怪異の気配が消えた。
#呟怖

丸坊主なのに朝起きると
枕の周囲にびっしり抜けた髪……
#呟怖

田舎の寂れた温泉
先客は一人
「なんか魚臭い」と私は内心思う。
温泉に浸かる。お湯で顔を……
「ん? 良い出汁……」

私は思わず先客の方を見ると湯あたりして倒れていた。
慌てて湯から引き揚げると下半身は魚の尻尾だった。
#呟怖

「お化け屋敷行かないの?」
「うーん私はパス。車に居る。いってらっしゃ~い」
私は手を振り彼らを見送る。
車の中でスマホを弄る。
視線を感じ目を上げると、車の周りに妖怪達が押し合いへし合い。
だが彼らが帰ってくると同時に妖怪たちも消えた。

「何もなかったわ」
「うん、知ってた」
#呟怖

「出来た!!出来たぞ!!」博士が小躍りしながら叫ぶ「30年の研究がついに実ったのだ」

「で?これは何です?」と弟子が尋ねる。

「これはな。奇声を上げながら嫌いな相手を殴り続ける妖怪だ」

「ごめんなさい博士」と弟子
「それ…今はネットにうじゃうじゃ居るんですよ」
#呟怖

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