呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。
参加メンバーはこちら
呟怖.ORGと参加について#呟怖(#返怖 可)
友達が先月引っ越した
食料の買い出し中に
カートのお子様着座
シートの幼児から
「@#&*＄$￥☆?!★」
とレジ待ち中
話かけられて
その数日後に信号待ちで
サラリーマン風の紳士に
「★!?☆¥$＄*&#@」
振り向き様に話かけられ
異星人に間違われてる？
と危機感を覚えたらしい
#呟怖(#返怖 可)
祖父がまだ家の中を
歩き回っているので
仏壇のお婆ちゃんに
連れていってと願う
一度蘇生したからって
二度目も大丈夫とか
思ってる様だけど
身体は灰にして
墓にあるから
数日後に母が
祖父と祖母を
玄関で見たと
後ろ襟を掴まれて
祖母に引き摺り
出された祖父
涙目だったと
#呟怖(#返怖 可)
「ここだけの話なんだけどね・・・」
と地縛霊に耳打ちされた夜
#呟怖(#返怖 可)
「部屋に幽霊が出るんだ」
滝行でよく会う人
幽霊の姿は見えるし
何かを語って来るが
声が聞こえないとか
で、修行の甲斐あって
遂に幽霊の声が聞こえ
物凄く長い愚痴を三日
聞かされ続けた果てに
泣いて成仏したらしい
「それが面白くてネ」
霊の愚痴を延々と
聞く除霊師が爆誕
#呟怖(#返怖 可)
死神と一緒に仕事現場に
この死神は方向音痴で
場所を間違える事が
割とあるので僕が
案内をやってる
今回は出迎えが多いな？
先に死んだ縁者とか
死に立ち合った後に
案内する事が有るが
死神が僕に耳打ちした
「アレ本当は鬼です」
涅槃行きに見せかけて
地獄に連れてくらしい
#呟怖(#返怖 可)
娘が絵を描き始めた
小さいウチは有機物と
無機物の区別がつかず
何にでも顔を描くけど
ウチの子も目に入る物
全てに顔が付いている
夫方の母がそれを見て
「あら良く描けてるわね」
と褒めて娘は上機嫌
「お婆ちゃんにもこう見えるのよ」
との一言が気になって
仕方ないが・・・
#呟怖(#返怖 可)
ウチの高校は
合宿などの為に
少し離れた場所に
別棟があるのだけど
ここ数年は怪異があり
使用されなくなって
幾らか荒れていた
我が部はそこで
合宿を強行し
宿舎の掃除の際に
凄まじい騒音が
小一時間した
部員で神社の娘が
「終わりました」
と笑って言って、
平穏になったけど
#呟怖(#返怖 可)
「シャワーの影が動いて怖い」
まるで生きてるように
あの影が動くと聞いて
見に行ったが異常無し
仕方ないなぁ
一緒に入るか
と風呂にまた
つかる羽目に
この風呂好きの女
怖がりが過ぎる
幽霊のくせに
のぼせそうな頭で
そんな事を思った
#呟怖(#返怖 可)
「ん？」
珈琲を飲んでる
叔父が口の中を
モゴモゴさせて
紙のナプキンに
髪の毛を吐いた
「店長を？」
「いい」
最近多くてな、と
約60cm女の髪か
店員に該当者なし
またモゴモゴして髪
今度のもかなり長い
「何か呪いでも掛けられてる？」
「金貸しだから心当たり多いわ」
と
#呟怖(#返怖 可)
同僚の怪異譚
スマホを紛失したので
位置追跡アプリを使い
場所を特定して向かう
ここ数年訪れてない
離れた場所がヒット
窃盗されてるかもと
友達を頼って行った
昔、知人が飛び降りた
建物の植え込みの中に
彼女のスマホがあった
線香を買い灯す
ついでに昔話と
小言を小一時間
#呟怖(#返怖 可)
猟師をやっていた祖父が
満月の山の中でウサギを
見て恐怖した事を話した
白ウサギだったという
月の明かりに浮かび
祖父は普段の要領で
足音を忍ばせながら
近付き変だと思った
「大人の男ほどある？」
嫌な予感がして去った
翌日その場所に
首筋を噛み切られた
熊が死んでたと
#呟怖(#返怖 可)
ここ数日、残業が続き
帰りが夜中近くになる
帰り道の交差点に
車椅子が・・・？
近くに病院は無い
誰も乗っていない
通り過ぎて
振り返ったら
道の反対側に
移動してた
ひっ！
その夜だけの怪異
忘れようと思った
今その交差点に
無人の車椅子が
二台見えたので
遠回りして帰宅
#呟怖(#返怖 可)
「ご心配をおかけしました」
スマホで妻が謝ってる
酒酔いや怠さに
トマトジュースが
効くのだけど
旅行だと余すのだ
そのペットボトルは
リサイクルの為に洗う
「それは良いんだけど」
トマトジュースと
その洗浄水を浴槽に
ぶちまけたのを
ホテルが勘違い
警察を呼んだらしい
#呟怖(#返怖 可)
「セイレーンて居るよな」
「船を歌で難破させるアレ？」
「船員を水に引きずり込むとも言われてる」
「そうだが何でまた急に？」
「俺のアパート、隣に住んでるオッサンが酔って風呂で溺死してな」
「え？」
「その夜にその部屋から女の歌が聞こえたんだよ」
「ヒェ〜」
#呟怖(#返怖 可)
ホテルに着きチェックイン
ひと息つけたのだけど
ふと顔をあげると
エアダクトに
人の顔が
フロントに電話
係員が来て確認
誰も居なかった
部屋変えを頼むと
「霊感あります？」
と訊かれハイと返事
やっぱりと言いつつ
そこにファブリーズ
変えても来るから
ダメなら諦めてと
#呟怖(#返怖 可)
初夢は家族との団欒だった
数年前に家族を亡くして
今は天涯孤独の身だが
夢の中の妻も子供も
元気そうで泣いた
この夢は誰にも
話さない事に
固く決めた
夢が叶う
ように
叶う
迄
---
記
男性
孤独死
外傷無し
発見時には
玄関の扉が開き
遺体は食卓に伏し
笑みを浮かべていた
#呟怖(#返怖 可)
デスクワークに飽きて
うーんと背伸びをしたら
嫁も釣られ首を伸ばした
「首凝るの？」
などと2mほど伸びた
彼女の首を揉んでみた
夜中の散歩中に
首伸ばししたら
2階で勉強中の
女子校生と目が
合って噂が拡散
なので夜に首が
伸ばせなくてと
首伸ばしに
キャンプが
即決まった
#呟怖(#返怖 可)
年末年始の挨拶
・・・
を言い訳にお年玉を
回収して回った元日
近所の叔父の家に
抱負を叶える為に
飾った片目の達磨
その達磨に
マイクロビキニが
かけられていたけど
見なかった事にして
無事にお年玉をゲット！
#呟怖(#返怖 可)
雨上がり
青い空がある筈の
水たまりの中に
黄金色の建物が見えた
それを見ていると
猛烈に水に映えている
黄金の世界に行きたくなり
足元からジャンプ
水滴を巻き上げ
ずぶ濡れに
行けなかった
学校で幼馴染の女の子が
胸まで服を濡らし
たんこぶが付いてた
お前も？
頭から？ https://t.co/O6oBFLukTm
#呟怖 ( #返怖 可)
昨日レジに並んで居た時
前に並んでいた見知らぬ
幼女が急に振り向き叫ぶ
「ねじりドーナツ！」
買って貰って嬉しいのね
良かったね〜と微笑んだ
今日は子供達と山歩き
吊ってる自殺者に遭遇
警察に連絡し現場検証
子供が死体を指し
「ねじりドーナツ！」
と叫んだので鳥肌
#呟怖 ( #返怖 可)
叔母が出してきた漬け物が
超絶に美味で鳥肌が立った
この魔性の如き溶けた旨味は？
叔母さん、コレ何に漬けたの？
叔母はニコリと笑って
「人の弱み」
なんてぼそっと言った
なので叔母は魔女に
違いないと思ってる
#呟怖 ( #返怖 可)
「お前が良く利用してるあの自販機な」
「うん？」
「幽霊のお姉さんがいつも立っててな」
「え？」
「お前の事いつも見てるわ」
なんて言われた下校タイム
#呟怖 ( #返怖 可)
予告型の愉快犯で
人形の一部を壊したのを
対象に送り付け
後日対象を襲って
壊した人形と同じ場所を
加害してたんだけど
ある日標的の女に
返り討ちに遭ってナ
狙われていた女が
予告通りの人形の破損部と
同じに犯人を仕上げていたので
現場に行ったが皆
彼女に握手を求めてナ
#呟怖 ( #返怖 可)
親子喧嘩
母娘喧嘩
言葉が遂に
限界を突破
「生まれて来なきゃよかった」
間髪入れず
買い言葉
「ああ、生むんじゃ無かったよ」
「見解の一致ね、握手しましょ」
どさくさ紛れに味な手を
だが握手の際に掌に激痛
「次は毒を塗るわ」
押しピンか
我が子の成長に
ニヤリとする
#呟怖 ( #返怖 可)
凄い作品を次々と
作っていた新人に
今では死にそうな
様子が浮かんでる
頃合いか・・・
人形製作でたまに居る
生まれながらの天才で
自らの生命を造形物に
本当に込める者がいる
しかも自覚が無い
山に海に通い
人に興味ある
精霊の探索と
誘惑を教える
手懐けるのが大変だが
#呟怖 ( #返怖 可)
深夜の帰り道の交差点は
真夜中に通ると点滅から
青信号に変わり赤になり
また点滅信号に戻るけど
割と誰も居ないんだよな
でもそんな変化を
割とやらかすので
見えない何か達が
押しボタンを押し
渡っていると思う
もちろんそこは
足早に通り過ぎ
立ち止まらない
様にしているが
#呟怖 ( #返怖 可)
皆で撮った集合写真の中に
輪郭が虚ろな人影が居る
どう見ても心霊写真だ
なので友達に見せた
現場に居た人にも
見せる度に少し
遠くなってて
背後の扉が
開き中に
消えて
いっ
た
成仏した？
と思ったが
たまにまた
写り込んで
いるんだな
#呟怖 ( #返怖 可)
「朝よ、起きなさい」
母が顔をツンツン触る
いや起きてるしと
母を見たら顔一面に
大きなアシダカグモが
貼り付いていて
「遅刻するぞ？」
と言う横の父の顔も
巨大なアシダカグモが
貼り付いていて
「うわっ」
っと目が覚めた瞬間に
僕の顔の上を歩いてた
アシダカグモが逃げた朝
#呟怖 ( #返怖 可)
社内で書類作成中に
「彼(か)の」と打つ所を
「彼死」とタイプミス
それを脇で見てた同僚が
私らしいとクスッと笑う
精気を吸いすぎて
また彼氏を枯死
させたんでしょ？
今季で三人目だっけ？
と・・・
いや、ガチな肉食系女子(物理)の
男喰いの鬼に言われたく無いわ〜
#呟怖 ( #返怖 可)
塾の補習で遅くなり
姉と合流し夜道を帰宅
矢鱈と後ろを
振り返るので
理由を訊いた
アデリーペンギンが
居たら嫌だからと
アレは飛び込む海に
天敵が居ないかを
確かめる為に仲間を
突き落とすからと
笑いながら帰宅出来たが
姉は修学旅行に行ってた
アレは生き霊だったか？
呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。
