呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

インターネットのチケット販売ぷあ(仮)でコンサートのチケットを注文していた。注文確定ボタンを押す直前で画面が一瞬切り替わったが注文ボタンを押してしまった。背後で声がした。振り向くと死神がいて「チケット購入が完了しました。お前の地獄行き片道切符のな!」といって鎌を下ろした。 #呟怖

朝起きると指に赤い糸が巻き付いていた。
「これが運命の赤い糸か」と浮かれてその糸をたどってみた。
糸は別の棟の部屋に繋がっていた。呼び鈴やノックしても返事もないので入ってみると糸はユニットバスの便器に続いていた。蓋を開けると真っ赤なケロイド状の顔がこちらを見て笑っていた。#呟怖

タクシーの運転手。深夜に山道を走行中に何かをはねた衝撃が。
車を降りて調べたが何も轢いていない。
再びタクシーを走らせる。カーブに差し掛かる手前で何かが視界を塞いだ。フサッと大量の髪の毛が顔にかかった。
そして誰かが耳元で息がかかるように「私、痛かったの・・・」と呟いた #呟怖

僕は東京のボロアパートに一人で住んでいる。バイトに行こうとすると玄関に真っ赤なハイヒールが揃えて脱いであった。合コンで帰る時にも赤いハイヒールが脱いであり「これ誰が履いて来たん?」という話に。
夜道を歩いていると誰もいないのに後ろからコツコツとハイヒールの足音がする。#呟怖

学校帰りにピアノの先生にピアノを教わっている。
先生はちょっと気味が悪くて家もどことなく不気味なので日に日に行くのが嫌になってきた。
先生が紅茶を入れに席を立ったとき床をバンバンと叩く音が聞こえた。
豚の鳴き声のような潰れた泣き声が聞こえてくると私はもう逃げ出していた。#呟怖

「ブラウン管テレビの画面から貞子が出てくるのはもう古いんだよ君」
「ですね、今はゾンビブームなのでテレビの画面からゾンビが次々と出てくる映画をつくりました」
「それパニック的には怖いけど、日本人の感覚的にはあんま怖くねーなぁ」
「でも社長、後ろにゾンビいますよ」
「ギャー」#呟怖

お盆のころ、夜の旧校舎のグラウンド(運動場)をよく見てほしい。もしかしたら見えるかもしれない。
昔の姿をした児童たちの影がうっすらと浮かび上がり夜の運動会をしている。行進する音、号令の掛け声...
でも決して長い時間見入ってはいけない。魅入られて戻ってこれなくなるから。#呟怖

見える人には見える。僕の通う古い学校には妖怪が沢山徘徊している。
妖怪図鑑で見たことがあるやつもいる中で、こいつはここにしかいない奴。
小学生くらいの少女の姿をして顔には布がかけられ、両手に包丁を持っている。
人間を襲うわけではなく超低級な無名の妖怪を狩っていきがっている。#呟怖

僕の家には開かずの間がある。
二階の廊下の突き当たりに木の扉があって釘が打ちつけてある。
留守番をしている時に釘を抜いてその扉を開けてみた。
埃っぽくてカビ臭い。部屋の真ん中に布団があってミイラが横たわっていた。動くはずもない首がゆっくり僕に向いた。窪んだ空洞の両目が見た。#呟怖

ゾンビゲームをプレイしている。ゲームに登場するゾンビも元は人間だったと思うとゾンビたちに同情心が湧いてくる。
ゲームをしているといつも体が痒くなる。痒くて体をかいていると皮膚がドロリと腐り落ちてしまった。
でもそれは重要なことではない。ゲームのクリアが一番の最優先だ。#呟怖

骨董好きな友人がいる。ある日そいつが「髪の伸びる日本人形が手におえないから預かってくれ」と僕に押し付けてきた。
僕は人形を戸棚にしまっておいた。
ある夜、戸棚の扉がひとりでに開く音が聞こえたので見てみると棚の中は日本人形の髪でいっぱいになり耐えきれずに戸が開いたのだった。#呟怖

ある専門校の地下の書庫。
薄暗い部屋の机に突っ伏している男がいる。
「そろそろ閉めますよ」と声をかけた。
顔を上げると男の顔は機械であった。
目はカメラのレンズのようである。映画館で見かける情報泥棒の類だろうか。
口からドロドロとした黒い液体が流れて重要な書類を汚している。#呟怖

とある古びた総合病院にナースの幽霊が出るという。
その幽霊の表情をみると恐ろしさのあまり見た人は死んでしまうという。
ある夜そこの入院患者の男性は小便器で用を足していると背後に何かの気配を感じた。後ろにぴたりとついている。
振りむこうとした途中、目の端にナース服が見えた。#呟怖

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