呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

#呟怖
雪がしんしんと降っている
電話ボックスから
亡くなった彼女の番号に電話をする

つながるハズもない…

電話がつながる

もしもし?

懐かしい彼女の声だ

泣きながら

すまない
一緒に逝ってあげられなくて

彼女はそっと囁く

大丈夫
もうずっと一緒だよ…

翌朝
彼は冷たくなって発見された https://t.co/S0pMNqgAdB

#呟怖
雨が静かに降っている
帰路を傘をさしながら歩いていると
通学路に1個だけある
電話ボックスが見えてきた

街灯に照らされて
気味が悪い

通り過ぎる時
電話が鳴り出した

出るべきか悩みながら出ると

良かった繋がった
この電話は10年後からかけている
そこを離れろ!

目の前に雷が落ちた… https://t.co/S0pMNqgAdB

#呟怖
うさん臭く感じたのだが
死者と話せる
テレホンカードを買ってみた

幼少の頃に両親を失い
かなりの苦労を重ねて
家族を持ち
両親に一言だけ
愚痴をこぼそうと思い購入した

通話音
つながると
懐かしい母の声が聞こえる

母は一言
ごめんね…

溢れだす言葉は一言…

産んでくれてありがとう… https://t.co/S0pMNqgAdB

#呟怖
うさん臭く感じたのだが
死者と話せる
テレホンカードを買ってみた

幼少の頃に両親を失い
かなりの苦労を重ねて
家族を持ち
両親に一言だけ
愚痴をこぼそうと思い購入した

通話音
つながると
懐かしい母の声が聞こえる

母は一言
ごめんね…

溢れだす言葉は一言

産んでくれてありがとう…

#呟怖
真夜中に
スマホのベルが
鳴り出した
電話に出ると
か細い声で

イタイ…イタタイ…

通話の後ろ
聞き慣れた音
彼女が
亡くなった道
急いで家を
飛び出した
電話ボックス
その下に
懐かしい
彼女が立ってる

振り返る
彼女の顔は
潰れてしまい
見る影も無く

泣きながら
彼女を強く
抱きしめた https://t.co/S0pMNqgAdB

#呟怖
道に迷い
彷徨ってると
霧の中で
電話が鳴る音
まさかと思い近づくと
崖下に公衆電話

恐る恐る受話器を取ると
死んだハズの母の声

色々な話をした

夢だと思った

そんな中で
俺は救助隊に救助された

助かったと思い安堵すると
耳元で

一緒に逝けたのに…と

残念そうな母の声が聞こえた… https://t.co/S0pMNqgAdB

#呟怖

心霊スポット
吊り橋の
すぐ近く

壊れてる
電話ボックス
今もたたずむ

電話線
繋がってない
はずなのに
なぜか鳴り出す
電話ボックス

受話器をとると
受話器から声

さびしいよ…
一緒に逝こう…

その声を
聞いてしまうと
この世から
いなくなる

今もたたずむ
壊れてる
電話ボックス https://t.co/S0pMNqgAdB

#呟怖
電話ボックスに
備え付けのタウンページで
電話番号を探すと
上の方に
23ページを見ろ
馬鹿な事をしてるな

245ページを見ろ
136ページを見ろ
444ページを見ろ
最後のページを見ろ
うしろをみろ!

後ろを見ると

見知らぬ女
深く刺さる包丁

自分の血の海の中で
女は満足そうに
月夜に消えた…

#呟怖

幽霊が
出ると噂の
電話ボックス

何もなく
夜を明かして
コーヒー飲むと
血の味

背中には
見知らぬ女
包丁が
胸の前まで
刺さってる

私を捨てた
死ねばいいのに

身に覚え
全く無いが
これからは
電話ボックス
我が家に

誰か来ないか?
刺してやるのに… https://t.co/S0pMNqgAdB

#呟怖
死者の声が聞けると
噂の電話ボックスにやってきた
亡くなった彼女の声を
どうしても聞きたかったのだ
彼女は闘病の果てに
笑いながら僕の手を取って亡くなった

受話器に耳をあてると
懐かしい彼女の声が聞こえる

久しぶりね
あの時言えなかった事を伝えるね

ひとりは嫌ぁぁぁ
あなたも来てぇ https://t.co/S0pMNqgAdB

#呟怖
今も鳴る
湖底に眠る
受話器から
月夜を見たいと
今も呟く https://t.co/S0pMNqgAdB

#呟怖

気がつくと
そこに立っていた

懐かしい
実家

実家は父と母が亡くなってから
取り壊された

俺は反対したのだが
相続やら
分配やらで
売られたのだ

実家のドアが開く
中から父と母が泣きながら出てきた

長い長い闘病生活は
今夜終わる

積もる話もある
ゆっくりと語り明かそう
月夜の夜を… https://t.co/cwoz0MWpZ4

#呟怖
深夜ドライブ中
カーブミラーの向こう側から
スピードを出して
車がやってくる
飛ばしてるなー
と思って停止して待ってると
向こう側の車も止まった

そして
パッシング
行けって事かな?
アクセルを踏んだら
俺は空を飛んだ

道路は昨日の雨で
途中で途切れてた
車の中から笑い声が聞こえた… https://t.co/ecGFAVdRIO

#呟怖
深夜2時に
この場所で
カーブミラーを見ていると
色々な顔が写る
自分の顔ではない
多数の人々の顔が
皆なぜか笑いながら
手招きをしている

気がつくと
自分もカーブミラーの横で
手招きをしていた
周囲には何人も何人も
皆笑いながら手招きをしている

心の中で呟く…
まだ仲間増えないかな? https://t.co/ecGFAVdRIO

#呟怖
深夜2時に
この場所で
カーブミラーを見ていると
色々な顔が写る
自分の顔ではない
多数の人々の顔が
皆なぜか笑いながら
手招きをしている

気がつくと
自分もカーブミラーの横で
手招きをしていた
周囲には何人も何人も
皆笑いながら手招きをしている

心の中で呟く…
まだ仲間増えないかな?

#呟怖
二人の刑事が
カーブミラーの前に立っていた
失踪者達は
なぜ何もない場所に
訪れたんだ

ここ数ヶ月のうちに
謎の失踪事件が続いていた
失踪した人々に共通点はなく
最後にこの場所に訪れ
姿を消していた
一人が周囲見ていると
もう一人が姿を消していた…
先輩?
彼もまた姿を消してしまった… https://t.co/ecGFAVdRIO

#呟怖
深夜2時に
幽霊が写ると噂の
カーブミラーに
友人とやってきた
だが
普通にカーブミラーだ
何も写っていない
なんだよガセネタかよ
呆れて帰ってきて
寝ようとしたら
友人から電話がかかってきた
あのカーブミラー
何も写ってなかったよな…
俺達も写ってなかったよな…
その日二人は姿を消した https://t.co/ecGFAVdRIO

#呟怖
彼女がそっと囁く
離れたくないね
男も囁く
離してくれ

男は来週には
結婚式を控えていた
交通事故に遭ってしまい
目覚めるとここにいた

彼女がそっと囁く
離れたくないね
ずっと一緒だよ
彼女の事は知らないというか
顔が潰れてしまって
わからない

彼女がそっと囁く
ずっとずっと一緒だよ… https://t.co/66QoeWKdtz

#呟怖
山中を彷徨っている
石階段があるって事は
どこかに続いているハズだ
しかし
どこまでも
どこまでも
石階段は続いている

ふと思う
俺はいつからこの石階段を
登っているのか?

同じ所をぐるぐると
延々と石階段を登り続ける

終わりが見えないのを知りながら… https://t.co/enqUqBVUr7

#呟怖
かーごめ
かーごめ
鳥居の前で子供達が遊んでいる
少し頬が緩む

階段を上がると
かーごめ
かーごめ
鳥居の前でまた子供達が遊んでいる

不思議に思い
また階段を上がる
かーごめ
かーごめ
鳥居の前でまたもや子供達が遊んでいる

何度階段を上がっても
また鳥居の前だ

籠の中の鳥は俺だった… https://t.co/bhyPrdN6QD

#呟怖
いい写真を撮りたい
撮り鉄としては
マナーを守り
写真を撮ってきたが
最近撮る写真が
全て心霊写真になってしまう
どうやって撮ってもだ!
俺はルールを破り線路に躍り出た

どうだ!
これなら心霊写真にはならない!

その後
彼の写真が話題になる
彼が撮った写真全てに
彼が写っていたから… https://t.co/F2Wmb3LypX

#呟怖
毎夜
遮断器の前に立っている夢を見る
遮断器は降りたまま
カンカンと音を立てている

ある日の事
遮断器は降りていない
向こう側に渡れる
そう思い踏切に入ると
途中で足が動かなくなる
ゆっくりと遮断器が降りる
これは夢だ目覚めないと

目が覚めると
耳元で
もう少しだったのに…と呟かれた https://t.co/F2Wmb3LypX

#呟怖
遮断器の向こう側に
数年前に死に別れた妻がいる
しかし遮断器は降りたまま
いつまで経っても開かない
妻は諦めて帰るみたいだ
いかないでくれ!
列車が連続で走り抜ける
妻の目には涙が
向こう側の遮断器の下には
花束
俺はいつまで経っても
向こう側には行けない
遮断器はずっと降りたままだ https://t.co/F2Wmb3uvnX

#呟怖
廃線となってしまった踏切で
毎夜、音もなく列車が走る
近所の住民達は気味悪がって
誰も近寄らない
そんなある日
私もその電車を見てしまった
車窓には
亡くなってしまった友人達の顔が
見えた
気味が悪くて
私は故郷を捨てた

数年後
私の故郷は廃村となった
今夜も電車は走る
みんなを乗せて https://t.co/F2Wmb3uvnX

#呟怖
実家の近くに
とある踏切があった
通り過ぎると
なにやら足元に違和感を感じる

後日
地元の友人から話を聞くと
数年前にこの踏切で
正座をしたまま電車に轢かれた
女性がいたそうだ
それ以後
何人かが同じ様な
死に方をしているらしい
まさか
俺も呼ばれたのか?

また足元に何か違和感を感じた https://t.co/F2Wmb3LypX

#呟怖
日常の生活の中で
目に映る女の子がいる
女の子は手に彼岸花をもち
今にも泣き出しそうな顔で
私を見ている

そんな私にも娘が産まれた
天真爛漫に育つ我が娘を見て
気がついた
そうか!あの娘はこの子なのか
彼岸花を持つあの娘の年齢に
私は死ぬのか
あと数年…
残せる物を精一杯残して逝こう https://t.co/npJ9KoRZoz

#呟怖
最後の登山になるだろう
見知った山なので
油断してしまった
霧に巻かれてしまって
自分の位置がわからなくなる
とりあえずここで休むか
少し開けた所で休む
目の前には
一面の彼岸花が咲き乱れている
背後から懐かしい声がする
「あなた…」
死に別れた懐かしい妻の姿
迎えに来てくれたのか? https://t.co/npJ9KoRZoz

#呟怖
私には不思議な能力があった
死の寸前の人物の頭に
華が咲くのが見える
死の寸前
華は紅く見事に咲く
そして枯れてしまうと
その人は亡くなってしまう
知人や友人そして親族と
私は何人も何人も見送ってきた
なにげない
ある日の事
全ての人の頭に紅い華が咲く
ついに終わりの日がやってくる… https://t.co/npJ9KoRZoz

#呟怖
ここ数日
山を彷徨っていた

竹藪の中に
小さな学校が現れた
中に入ってみると
教室の中に1つだけ机があり
暖かい給食が置いてあった

数日ぶりの食事だ
ありがたい
俺は助かった

数カ月後

山の中腹で
遭難者を発見したが
すでに亡くなっていた…

胃の中には
大量の笹の葉が
入ってたそうだ https://t.co/Hrh5S4CZgL

#呟怖
今回の仕事は
山奥の廃校の取り壊しだ
老朽化が激しく
近隣住民からの苦情もあり
行政が動いたのだった
背の高さほどある雑草を
踏み分けて
やっと廃校につくと
人の気配がする
授業中らしい
仕方がない
授業が終わるまで待とう…

廃校の外から村人達が
その様子を見ていた
「今年は豊作だべ」 https://t.co/Hrh5S4CZgL

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