呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

「視力検査をします。気球が綺麗に見えたら教えて下さい」

「塔が見えます。凄く古くてフィルムみたいで」

「そんな筈は無いんですけどね」

「塔の上に誰かが、こっちを見て笑って」

 その後、眼鏡を買いに来た男は少し目を離した隙に何処かに消えてしまった。検査機には気球が映っていた。
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久しぶりの出社である。駅に向かうが全く人がいない。時代だねえと呟きながら電車を待っていると男が線路に落ちる。そして電車に轢かれる。生気のない駅員が軽く掃除をして通常運行。俺は電車に乗った。見なかった事にしよう。遅刻するのは御免だ。他の乗客と目が合う。いつも通りの様だった。
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目を瞑ると無数の何かがこちらに向かって来る。それは徐々に近づいて通り過ぎる。

ある日いつもの様に目を閉じると目を回す程の回転をしている。吐き気に襲われながら遠くに人影を見つけた。俺だった。

その横を通り過ぎる。目を開けたら俺の目の前に無数の何かが近づいていて・・・・
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1301928567865974784 

この街では事故を起こすと血痕が付く。その痕が犯人まで続くから轢き逃げは出来ない。

ある日、事故が起きた。板の様に潰れた死体と膨大な痕跡が街中に広がっていた。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1297154966662963200 

子供を堕した。その子が夢に出る。初めは綺麗な病院に赤子が一人いるだけだった。今では廃病院になち、大きくなって数も増えた。あの目で私を見つめている。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1297173837075775489 

風邪を引いてしまい、薬局で薬を貰いに行く。いつものやつを持っていくと店員から「妙薬ありますよ?」と言われ、それを頼んだ。奥の方からゴリゴリ音がしている。小さな嗚咽。出てきた薬は白い粉、店員の指が一本無かった。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1296149218084626433 

「首吊り死体ってさ、こんなに揺れるんだな」
「びっくりだよね。ニュートンのゆりかごみたい」

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あの時、幼馴染と別の道を歩いたのが間違いだった。彼女はその後彼氏が出来てこの村から出て行って、子を成してその男に捨てられて帰ってきた。醜く老いた彼女をあの時の道に埋めている。彼女の子を抱いてあの時行かなかった道を進んだ。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1294415522633625600 

「この映像はさ、凄くいいけどやっぱり地上波には流せないよ」
「どうしてですか!こんなにくっきりと幽霊が映っているのに!」
「あんたさぁ、幽霊がずっと助けてって言ってる動画は別の所が気になるでしょう?」

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1293576136216023040 

「で、幽霊は見つかった?」
「いや、見つからない」
「おかしいな。恨まれる様な殺し方したのにな」
「なー」
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1294956255530770434 

夜明け前、早く目覚めてしまった僕は少し散歩をしていた。誰もいない街は僕だけの物。そう感じていると辺りの扉が全部開いて、中から人が顔を出す。

「お前のもんじゃないよ」
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1292677318121414656 

真夜中、しずくが落ちる音で目を覚ます。窓を開けると雨が降っていた。雨漏りだろうと思って俺はまた布団に入る。しずくの音が強くなる。やけに強い雨だなと思い部屋の電気を付けた。

部屋の中に女がいた。髪を濡らし、口から唾液をポタポタと・・・。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1292308627139596289 

美しい姉の顔に罅が入っていた。初めは気のせいと思ったが次に可愛い妹にも罅が入っている。至る所に小さな罅があり、どこもかしこも壊れそうになっている。俺は恐ろしくなって鏡を見た。
罅だらけの鏡に映っていたのは・・・大きな罅が俺の顔にあり、そこから誰かが覗いていた。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1291999310561738756 

チーズ
牛乳が余っていると聞いたのでチーズを作る事にした。発酵食品を作るのは難しいがやりがいがある。

うまく出来た。家族にも食べさせてやろうと隣に栽培室に行く。きのこを抜き取りながらチーズを口に入れる。

「あー、匂いは似てるな」

#呟怖

とある道
とある車道で死亡事故が一週間連続であったそうな。警察は組織犯罪を疑い捜索するが事件に関わった人間に一切の関係性は無かった。ただ一つ、新人警官が気づいたのか一言。

「名前の順番、しりとりですね」

#呟怖

お母様がくれたこの人形は人の様に成長して姿を変えていく。お母様は気色悪いと何度も捨てるが必ず戻ってくる。
「ねえ、私を抱え上げて」
「・・・」
何も喋らない。私の綺麗な金髪のお人形さん。醜い私を抱えて海を背に家に戻る。
#呟怖 https://twitter.com/souichis2/status/1126859900246618112 

公園で夜君と歩いていると公園の方から君が夜に向かって歩いてくる。「夜なのに君が来るなんて公園だね」と言うと夜は「君だって公園だろう」と言った。しばらく悩んだらすっかり夜になっていた。そこで公園で夜君と歩く事にした。
#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1090609531745255424 

彼女が神隠しにあってから20年経った。僕は結婚して幸せに暮らしている。神様になってしまった彼女の住むこの街で。
#呟怖 https://twitter.com/teddyxmah/status/1087632355722838016 

怖いもの無しの友人がいた。
廃墟で花火をして事故した人のお供えを食うような奴だった。でもそれ以上に凄まじかったのはそいつが幽霊が見える上でそんな事をしてたのである。
#呟怖  #呟怖CC0

これからこのタグ (#呟怖CC0)で投稿する呟怖に関しては一切の著作権を放棄します。なので自分で作った事にしても適当に改造しても構いません。

#呟怖

私が指を鳴らせば時が止まる。
その中で好き勝手するのは最高だ。だがたまに不安になる時がある。止まっている筈の時の中で誰も彼もの瞳だけが私に向かっている気がする。

ほら、今だってそうだ。指を鳴らせば確認出来る。だが今でも鳴らせずに30年が過ぎてしまった。
#呟怖

祭り
近くで行われた祭りに小銭を持って見に行った。何を買うかに頭を悩ませながらりんご飴を買った。それを舐めながらぼんやり過ごす。

目が醒めると朝だった。彼は立ち上がろうとすると力が入らない。目の前には無数の死体が転がっている。彼は口元を拭った。りんごじゃない赤が付いていた。
#呟怖


生まれた我が子が件だった。頭は人の子供で胴体も人の子供だった。
「こんな怪物久しぶりに見たワイ」
牛頭の旦那はそう言った。
#呟怖

2.2 妻が死んで葬儀も済ませた。だが彼女を入れた棺桶は最後まで揺れていて火葬の最後まで激しい悲鳴を上げていた。参列者は私しかいなかった。そして彼女の灰を拾い集めて空に巻いた。つむじ風に乗ってまたクルクルと回っていた。

これにより #呟怖 は #返怖 になった。

2.1 家に帰ると妻が寝ていた。私は布団を掛けてやる。すると寝がえりをうった。私は幸せになってしばらく見ていたくなる。朝殺した妻は今の瞬間まで生きていたのだ。

この物語はここで終わりである。だが #呟怖 になったこれは伝承された。

1.1 男は羽が生えて飛び立った。手足が無くても空は舞える事を皆に伝えるようだった。子供と母親はそれを見守る。
「母さん蝶は飛んでいったね」
「ええ私達も追いかけましょう」
そして二人は自分達の手足を捥いで地を這う。あの羽が生えるまで。

これにより #呟怖 は #返怖 になった。

1 ある子供が家に虫を飼っていた。だがいつまで経っても大きくならない。だから子供は母親に聞いた。
「これはいつになったら蝶になるの?」
「これは人だから蝶にはならないの」

この物語はここで終わりである。だが #呟怖 になったこれは伝承された。

これは #呟怖 と呼ばれる現象である。性質は伝奇や民話に近い。これの真に恐ろしさはその内容の真偽を問わないと言う点である。この話はこの #呟怖 と言う物語である。

「ダイブ。ダイブ」
隣の部屋から声がする。そのあと聞こえる。叫び声と何かが潰れる音。
「ダイブ。ダイブ」
私の部屋の中から聞こえるその声は懐かしい友人達の声。追いかける様にベランダの柵に手を掛けた。
#呟怖 http://pic.twitter.com/Cl9XaIDIcV

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