「予兆だ」
不穏な夕暮れを指差した息子がそう言ったとき私は「どこかでまた変な言葉を覚えてきたな」くらいにしか思わなかった。
でも周囲の植物が枯れ、小さな骸が幾つも転がり始めると私も不安に呑まれた。
町が火に包まれ多くの人が亡くなってもなお息子は予兆と言い続ける。
まだ予兆なの?
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