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#このお題で呟怖をください
#呟怖

久しぶりにお題いきます!

『一年目』

引用RTでお願いします!

(頂いた呟怖は全て拝見し、♡RTさせていただきます。まとめ等の能力はありませんのでご了承ください…)

盗んだ財布に妙な御札が入っていた。その夜から嫌な夢を見る。財布を捨てたが夢は止まない。眠れない日々に耐えかねた俺は自首した。しかし、留置所でも夢が……。
俺は刑事に聞いた。
「盗んだ殺人の持ち主は一体?」
「何を言っている?お前の罪は殺人だ」
俺は唇を噛んだ。嵌められたのだと。
#呟怖

椅子に入って三年、まだ気付いてくれない。

#呟怖
#一行怪談

格安物件の入居条件は、
・毎朝、北の壁の小窓におにぎりを2個入れる
・5箇所の盛り塩を欠かさない
だと言われた。
借りようか迷う。

#呟怖

スマホが暗くなる瞬間に、画面に映る私の頭の後ろの誰かと目が合った。

#呟怖
#一行怪談

店内放送で読経が流れる。その度に「二階の葬儀場と放送が混線し……」とアナウンスするのだが、二階に葬儀場などないのだ。
月に二、三度、こんな事がある。

#呟怖

フリマで人形を買ったら、おまけにお札をくれた。

#呟怖
#一行怪談

母が断捨離に凝りだした。
ぬいぐるみやら人形やらまで躊躇なく捨てるから、私は怖くなって母に忠言した。しかし母は首を横に振って答えた。
「本当にヤバいやつは自分から戻って来るから大丈夫」

#呟怖

禁足地の鳥居の先に黒猫がいる。
「なんで人間は入っちゃいけないのに、猫は許されるんだよ」
何となくぼやくと、黒猫が金色の目を光らせた。
「猫だからだ。
人間の方が立場が上だという根拠はあるのか?思い上がりにも程がある」
僕の頭の中にそう告げて、黒猫はスタスタと去って行った。

#呟怖

うちの地元にも灯籠流しがある。しかし、お盆ではなく冬を目前にした時期にやるから不思議に思っていた。
ある日、祖母にその理由を聞いてみた。
「昔は、厳しい冬が来る前の口減らしに、生贄を流してたんだ」

#呟怖 https://t.co/A09w7soEff

#呟怖
#ダサ子さん
夜中にスマホゲーに熱中してたら勝手にテレビがついたけど、すげー強いPTに入れたし、イベント終了まで時間ないしで、ゲームに集中してたら、テレビから何か出てきて、でもこっちはそれどころじゃねえし、そしたら「無視しないで」と泣いて戻ってったんだけど、俺何か悪い事した? https://t.co/5lzSe7e7dT

一人暮らしの友人宅に、男のマネキンが置いてあってドン引きした。
「何これ……」
「防犯用」
男の存在を匂わせる事で不審者対策をするという意味かと、私は思った。
マネキンの横で普通に始まるタコパ。……しかし、気持ちが悪い。
チラリとマネキンを見ると、赤い目がギロリと私を見ていた。

#呟怖 https://t.co/uKPzAols4c

駅の人混みで、気の弱そうな若者を狙い肩をぶつける。そんな鬱憤晴らしが日常になっていたある日。
白い服の女に思い切りぶつかった。しかし何の感触もなく、スッと肩が通り過ぎた。
振り返るが、白い服の女などいない。
それからだ。肩が重い。
そして、ぶつけるどころか、皆が俺を避けていく。
#呟怖

相貌失認の姉に、宅配便のお兄さんもお裾分けをくれる隣のおばさんも電柱の影にずっと立ってる何かも、全部同じ顔だと教えた方がいいのか、迷っている。

#呟怖

売店から駅のホームへ出る入口が、時々開かなくなる。ガラス扉の前で困っている客を見かける度に、扉を開けてやるのも、店員の仕事だ。
苛立った客の苦情を受け流しながら時々思う。
この扉が開かなくなる原因を教えてやろうか。
特急列車に跳ねられた下半身だけが、扉の向こうに立っていると。

#呟怖 https://t.co/0cPBOO3vZU

「誰でもいいから殺したい」という人が後を絶たないのに目を付け、商売を思い付いた。
ズバリ「殺され屋」。
1時間1万円で殺したい放題。
ゾンビ、吸血鬼など、絶対死なないアクターを揃えたから、日本刀を振り回そうが機関銃をぶっぱなそうが大丈夫!
……しかし、客が一向に来ない。
なぜだ?

#呟怖

よく使うビジネスホテル。
出来心で、飾ってある絵の裏に御札を貼った。
次に泊まった時、誰か気付いたのか気になり、同じ部屋をリクエストした。
絵の裏を覗く。すると、御札が2枚に増えている。

それが気になって、今夜は眠れそうにない。

#呟怖

お盆休みに従兄弟が上京し、心霊スポットの話で盛り上がった。
「航空機事故のあった……」
「殺人現場のトンネル……」
すると後ろで声がした。
「東京ほど、沢山人が死んでる場所はないんだよ」
振り返ると、祖母と、隣に並ぶ幼い兄弟たちの遺影。
明日の墓参りは、しっかり手を合わせよう。

#呟怖 https://t.co/DAb8QzPONS

窓ガラスの向こうから、誰かが見ている。
血走った目に見覚えはない。
両手をガラスに貼り付けた、舐めるような視線。
私は凍り付いた。

……という場合、
A.部屋の中から見た光景
B.部屋の外から見た光景
あなたはどちらだと思いますか?

#呟怖

小さい頃、父に
「この扉の向こうには何があるの?」
と聞いた事がある。父は
「とても怖いものがあるから、開けてた駄目だよ」
と、私に言い聞かせた。

父が亡くなり、私はその扉を開けて驚いた。

世界が、こんなに広かったなんて。

#呟怖 https://t.co/paXwweJEQv

子供の頃、毎年旧盆が開けると校庭にアレが現われるから夏休みがあるんだと思ってた。

#呟怖
#一行怪談

毎日、昼の一時半になると、隣家から猫の鳴き声が聞こえてくる。

ニャー、ニャー

一定間隔で誰かを呼ぶような声。
真夏の真っ昼間に、外飼いなんて非常識だわ。
私は憤慨して隣家を覗いた。

すると縁側で、白い顔をした老人がひとり、こちらを向いて鳴いていた。

ニャー、ニャー

#呟怖

堕胎した日に見た夢に出てきた少女が、今目の前にある娘にそっくりな事に気付いた。

#呟怖
#一行怪談 https://t.co/sIuBByI97p

学祭のお化け屋敷で幽霊役をやった。
自前の白ワンピに前髪を下ろして顔を隠す。なかなかな出来栄えだとは思うけど、後で友達に感想を聞いたら、
「変な笑い声が迫真に迫ってたよ」
「血糊浴びて身を張ってたね」
と言われた。
一体誰の事を言ってるの?
幽霊役は私だけなのに。

#呟怖

「諦めちゃダメだ、頑張れば何とかなる」
私が励ますと、彼は悲しそうに笑った。

片道だけの燃料で飛び立った君は、敵艦に辿り着く前に、海に散った。

形だけの墓石に手を合わせる。
君があの時飛ばなければ、私はこの場に居ないのだ。

76年目の夏は、暑さが厳しい。

#呟怖 https://t.co/Iwm3P6Y1WG

あなたの思い出にと、貝殻を拾って帰った。
耳に当てると波の音がした。

それからだ。

世界の音が徐々に薄れて、波の音が強くなっていく。
街の雑踏の中で、私はゴボゴボと溺れるのだ。

やがて、音が消え、私は闇の底に沈んだ。

そこで笑うあなた。

これが、あなたの居る世界なのね。

#呟怖 https://t.co/lH5JlcPy76

家でリスカしてたら、宅配便が来て。
ママが出るからいいやとそのまま続けてたら、何度も何度もチャイムを押すの。
「宅配便です!宅配便です!」
仕方なく玄関に行くと誰もいなくて、仏壇のママの遺影の前に桃が置いてあったの。多分あれは先月殺したパパだわ。
にしても12月に桃って怖くない?
#呟怖

謎のお地蔵さんを何回どけても必ず床の間に戻ってるから、そこだけ避けて家をリフォームしました。

#呟怖
#一行怪談 https://t.co/bBn3uZkt1w

毎朝、電車で見かけるお姉さん。
いつも何かを呟いているが聞き取れない。
ある日一瞬静かになり、独り言が耳に入った。

「もうすぐ、もうすぐ、
みんな、死ぬ」

直後、電車は脱線横転。炎に包まれた。
歪んだ車内で折り重なる乗客たち。

阿鼻叫喚の中で、お姉さんだけが楽しげに笑っていた。
#呟怖 https://t.co/IBjijiS11V

ばあちゃん家の裏の神社に木製の遊具があって、近所の子供たちとよく遊んだ。
その話をすると、ばあちゃんは顔色を変えて怒った。
「あれは遊具じゃない、あれは……」
それから三日三晩、お祓いをされた。
社を出ると、遊具を囲う立入禁止のテープの中で、半透明の子供たちが僕を呼んでいた。

#呟怖 https://t.co/0JlbeB5ZKr

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