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WUNDERKAMMER|10ページ目 - 呟怖.ORG

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

朝、玄関に靴が無かった
探すとベランダに揃えられた私の靴が置いてあった

しかしただそれだけであり、いつも通り出勤し仕事をして、食べて寝る生活だ

しかし何か心が虚しく、もしかしたらあの時自殺したのは私のドッペルゲンガーか、私の一部だったのかもしれない

私は今日も生きている


#呟怖

その廃墟には女の幽霊が出る。
必ず階段に、必ず廊下に、必ず二階に、必ずベランダに。
必ず同じ女が出る。

劈く悲鳴をあげて僕も廃墟から飛び出した。
振り返って屋敷を見上げると、全ての窓から同じ女が右手を窓に這わせ、こちらを見ていた。
#呟怖

チン、トン
チン、トン

雨の中、間抜けな音でバスを知らせるのは古いバス停の時刻表だ。
少し経ち到着したのはバスではなく水飛沫を上げない馬車だった。

「乗りますか?乗りませんか?」
その問いに辛うじて首を振ると、やたら高い背を窮屈に曲げた御者が空高くハットを上げ、去って行った。
#呟怖

問題です。
人口は減っているのに臓器移植に困らないのは何故でしょうか?

#呟怖

「お気付きでしょう、旦那様」
それは私が骨董屋から購入した古い皿だった

「私は狸でございます。その昔色々と諸事情で、長い事この器に化けておりましたら戻れなくなりまして…
それで一つお願いがございます」

「週末は刺身がいいです」

その皿で何か食べるとやたら早く減る事を思い出した
#呟怖

「パパ!おじいちゃんが地面に入っちゃった!行きなくないって泣いてる!助けないと!」

父が息を引き取った庭の地面を息子が手で掘りながら叫んでいる。
『お星様になったんだよ』
『天国へ行ったんだよ』
そんな言葉は虚しく、

親父は紛れもなく地獄へ落ちたようだ。
#呟怖

清水寺を上がる坂を見上げていると、歌声が聴こえてきた。
人混みの中、いや人混みから体半分程浮いた半透明な女性が、それはもう気持ち良さげに歌っていたのだ。

「いやあ見事。」
僕が手を叩くと、それに気付いた彼女は真っ赤な顔を両手で隠し、ピューンと一直線に空へと飛んで行った。
#呟怖

怪奇小説家の男が行方不明になった

朝、妻が布団を捲ると、そこに彼の姿は無く、一人の人型に固められた幾枚の紙があったという
紙には彼の事であろう、一人の男の人生が書かれていた

その紙達は突風により開けられた窓へと流れていき、「私は幻想に溶ける」と書かれた紙一枚のみが残っていた
#呟怖

祭りの夜、シャラシャラと輝く出店の間を縫い歩き、人知れず食い物を取り金を置く妖怪がいる。
祭りの夜、賽銭箱が一瞬にして空になる時がある

『1.2.3.4.…おっこれは中々…』
「ふむ、その金と貢物の酒があれば、今年も周りの神らと天狗らとで宴会が出来るな」

鳥居の上、内緒話が聞こえる
#呟怖

風呂上がり、僕はタオルで頭を拭きながら足で風呂の戸を閉め、ドライヤーを手にした。…まて、今僕は両手で頭を拭いている。しかし右手にはドライヤー。

今右側を拭いているこの手は誰だ

#呟怖

その廃れた水族館の一番奥には、「人魚」と書かれた水槽があり、結局そこには何も入ってはいないのだが、ただ水の満たされた水槽の壁には、僕よりも大きな人の形をした影が、揺れに散らされながらずっとそこに居る。
#呟怖

友人らと福笑いをした。
完成したのは額の端に口、斜めの鼻、左右逆の目が頬についたおかめだった。
四人全員が終わる頃には、私達は重く黙っていた。
全員同じ顔になったのだ。
私は確かに、口を下に付けたはずなのに。

「私の顔ォ」
いつしか増えた5人目が酷くくぐもった声でそう言った。
#呟怖

彼女の家へお呼ばれした。
美味しいご飯を食べお母さんと話をしていると仏間に目がいった
写真が並ぶ中、一つ遺影の額縁だけが飾ってある。彼女の父だろうか

「なぜ額縁だけ『ちゃんと写ってるでしょ!!!』
大声に振り返ると体を震わせ目を見開くお母さんの姿と、青ざめた顔で俯く彼女がいた
#呟怖

「ゴトン」
振り向くと部屋の入り口に仏像のようなものがあった。
それは仏像というには歪で、「確か人間の顔形はこんなだったかしら」と例を見ずに作り上げた様だ

なんだこれは。
手を伸ばした瞬間、それは物凄い勢いで部屋の外へ引き下がった。
それはまるで、獲物を引き寄せる罠の動きだった
#呟怖

親戚の管理しているその小屋には古い幽霊が出る
そこは一面以上が本棚の小さく、しか密な図書館だ

「ここは僕が作ったのさ」
その幽霊は生粋の読書家で、私の本も嬉しそうに読んでいた
だからより沢山の本を友人と読みたくて、この小屋を古本屋にしたのさ

彼?今君の後ろ…
の本を読んでるよ
#呟怖

無明記のビデオを拾った。
好奇心からそれを観てみると真っ暗。しかし次第に暗闇から何か白い塀のようなものが見えてきた。段々と上下にピンク色のものが見える。─歯茎だ。これは口の中の映像だったのだ。

バカッ
突然口が開いて誰かの顔が見えた。
その瞬間鈍い音を立て、プレイヤーが壊れた
#呟怖

子供の頃、倒れていた河童を助けたら誰かの尻子玉をくれた。
それは角度により真珠の白さだったり、虹の入った水晶の様だったりと不思議な美しさのある、すこし柔らかい物だった。

しかし一つ疑問がある。
一体誰の尻子玉なんだ。

いずれ持ち主に返した方がいいのだろうとは思っている。
#呟怖

ある雨上がり、街にチンドン屋が現れた。
鐘を鳴らす女に和太鼓奏でる大男、真ん中には枡を傘に乗せ回す少年だ
枡からは絶えぬ事なく花弁が溢れ出る

「さあさ銭は要りませぬ!解るでしょう解るでしょう…」
やがてその団体はホクホク顔で観客から貰った大量の油揚げと共に、山へ帰って行った。
#呟怖

#月が綺麗ですねを1番ホラーに書いた人が優勝
君が褒めるその月は異様に白かった。寒さを映したその巨大な丸は突然、ぶるんと身震いをし、その途端月の上が欠け始めた。─否、あれは黒目だ。我々が常見ていたのは月の、眼球の裏側だったのだ。黒が真ん中にきた時、己の狂った絶叫が聞こえた。 #呟怖

「お邪魔します」『はぁい』
ついそんな返事をしたその日から、何か他の気配を感じ始めた。
一人暮らしなのにコップを2つ出したり、何かにおはようと言ったり、テレビを見て一緒に笑ったり。

「お邪魔しました」
そんな声がしてから、その気配は無くなり
机に覚えのない饅頭が一つ置いてあった
#呟怖

俺の周りにはたまに友人や家族の偽物がでる。それは言葉巧みに俺を誘導し、自殺を促してくるんだ。
姿形声は同じ。ただ一つ違うのは、右目と左目が逆な所だ。

辛い苦しい時にそっと俺の側に来て、「ここに包丁があるよ」と言ってくるそいつは、目頭に皺を寄せ、笑う。

#呟怖

廃校の校庭にて、五人の子供の遊ぶ影だけが映されていた。
縄跳び、鬼ごっこ、ケンケン…

ふと気付くと、その影が校庭の中央に集まりそこを指差している。
地面を掘ると缶箱があった。どうやらタイムカプセルの様だ。

開けると六人分入っており、最後の一つには「隠れんぼ」と書かれていた。
#呟怖

十月の夕暮れ、神社へ立ち寄ると、その地面に影だけの車輪が写っていた。

空回るその車輪が悲しくて、私は指でチョキを作り適当な所を切ってやると嬉しそうにずっと遠くへ行ってしまった。

十一月、また地面に車輪の影が見えた。
ここの神社は出雲大社と近い。
神議には間に合ったのだろうか。
#呟怖

その魔術師のデスマスクは予言をした。
しかし生への未練が酷くなったのか、不幸だ死だと恨み言の様な予言をする様になり、更に予言は外れていき、また比例して供物や祭壇を寄越せと喚きだした。

「デスマスクがちゃんとした予言をできるのは、大体半年までだね」
聖者が叫ぶマスクを火に焚べた
#呟怖

その箱には生首が二つ入っていた。
一つは美しい女性の、もう一つは不気味なミイラだった。

「世紀を揺るがせた魔女、それは首だけでも油断はならず、従って聖女の首を護りとし入れる」

どちらが魔女なのだろうか。
しかしこれを入手してから女性二人の割と楽しげな会話が聞こえるようになった
#呟怖

新年の日暮れを迎えた。
「めでたいなあ」『めでたいねえ』
こんな言葉が交差する親戚同士の飲み会で、一体どのぐらいお酒を開けたかわかるだろうか。
やけに窮屈な部屋、不思議と余らない大量の料理

いつのまにか聞いた事のある大祖父母の昔話なんかは、実は本人から聞いたものかもしれない。
#呟怖

ハンミョウに着いて行くとそこは猫の集会だった。
猫達は僕に駆け寄ると「ほお、彼が大将の父親かね」『優しそうだ』と騒いだ。最近僕は子猫を拾っていた。
「大将、これで7度目の死か」
一人の猫が泣きだした。

以来僕の家には猫が集まる。
元気だろと僕が言うと、嬉しそうにニャアと鳴いた。
#呟怖

それは掌サイズの箱だった。
正方形のそれに開け口は無く、1つ穴が開いているだけ。

中を覗くと、セピア色の部屋が見えた。
男がいる。何かに跨り包丁を振り上げ、下ろした。

しばらく眺めていると血濡れた男がふらりと此方へ歩いてきて、「ドスッ」
顔を退いた瞬間、箱から包丁が飛び出した。
#呟怖

全ての音を知る男がいた。
絶対音感だろうか、楽曲から自然、人工音、耳に入る全てを理解していた。

晩年彼は作曲に専念した。聞くと「死神の行進が聴こえる」という。それは美しく、今までに聴いたことのない音らしい。

「楽譜を僕と燃やしてくれ。死神に見せるんだ」
これは彼の遺言だった。
#呟怖

雨降る夜、地下鉄から降りると誰も居なかった。
振り返ると扉の閉まる瞬間、車内に飛び出し坊やの看板が見えた。

おかしい。次の電車がこない。
まだ7時だ。誰も居ないわけがない。
外に出ようと思い階段を上ると背後から音がした。振り返るとグチャグチャに砕かれた飛び出し坊やがそこにいた。
#呟怖 http://pic.twitter.com/JvC9ifsmKk

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