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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

向かいのマンションに全く同じ洗濯物を干している部屋が2部屋あった。眺めていると全く同じタイミングで住人が顔を出した。同じ顔だった。同じように手すりに肘をつき、同時に煙草に火を点ける。呆気にとられて手に持っていた缶を落とした。同時に隣のベランダからも カラン と音が響いた。
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昔入ったお化け屋敷覚えてるか。
ちゃちな仕掛けのお化けだったが俺達 半泣きになって押し合いながら出口を目指したよな。外に出て驚いたよ。外の人たちが皆俺見て拍手してるんだもん。なあ、なんでお前もあの時拍手してたんだ?俺、あの日、どうやって帰ったっけ?おい、拍手やめろよ。
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帰宅ラッシュの駅のホームで電車を待っていると声がした。
「はい、はい、ええ」
隣に並ぶ男が大声で電話をしているようだ。
「はい、そうです。目からも口からも」
無視してスマホを触っていると
「ここからも」
耳元で囁かれた。
驚いて振り向いたが列に不自然な空間が空いているだけだった。
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近所に「猫のなる木」と呼ばれる木があった。昼夜問わずたくさんの猫が枝に登って寛いでいるからそう呼ばれていた。道路の拡張工事でその木が引き抜かれた時、根本から3mを超える猫の頭骨が出てきたという。頭骨をどうしたのかは知らないが、隣町の寺にやたら猫が集まるようになったらしい。
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田舎の母からDVD-Rが送られてきた。真っ白なディスクにマジックで「祝い」とだけ書かれていて、裏面には夥しい数の指紋が着いており再生できなかった。母に連絡がつかず不安を覚えたので警察に相談した結果、実家があった場所は空き地になっていた。DVDは未だに再生できていない。
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「ほら、ここ」
放課後の教室で彼女はクラス写真を指差した。俺の肩に真っ赤な付け爪の手が乗っている。つまり心霊写真ってやつだが、正直怖さより彼女と二人でいる事に心臓が鳴っている。落ち着かず泳ぐ視線が、止まった。彼女の机を握り締めるかのように4枚の真っ赤な付け爪が食い込んでいた。
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我が家の和室で眠ると何故か必ず鈴の音で目が覚める。昼寝なら風鈴や外を走る子供のキーホルダーで、夜ならテレビとか。どんな状況でも必ず、鈴の音を聞いて起きてしまう。
ある日祖父が和室で死んでいた。二つ折りした座布団を枕に、エアコンをつけて、両の耳には通販で買った耳栓をしていた。
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疎遠だった友人から子供が産まれたと連絡があり山陰のとある村を訪れた。友人夫婦とその両親、さらには近所の人まで私を出迎えの大歓迎だった。一泊する予定だったがベッドに寝かせた赤子程の丸太をあやす友人を見てすぐに帰った。翌年の年賀状には私の顔が浮き出た丸太を抱く友人が写っていた。
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見える人には見える。毎日16時3分に結婚式の披露宴で着るようなカラードレスを纏った女性がここから……ここまで歩いて消える。悪さをした、という話は聞かないが江戸時代中期からその霊が全く同じ服装で目撃されているというのだから気味が悪い。
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近所に住んでいた男が逮捕された。壊れた人形を修理すると言い盗聴器を仕掛けて子供たちに返していたそうだ。
逮捕された時、男は極度のノイローゼになっていたそうだ。子供たちが人形に語りかける空想物語が何故か盗聴器を切っても、深夜も早朝も、毎日絶えず聴こえていたらしい。
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亡くなった祖母が残した洋服の袖から手が、伸びていた。あの日病室で見た白樺の枝のような手だ。
私は今際の際に祖母が差し出した手を握れなかった。目の前で今にも死にそうな祖母が恐ろしかったのだ。
手はすぐに消えた。もしまた現れた時、私はその手を握るだろうか。
いや、きっと握れない。
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机に突っ伏して娘が寝ている。さっきまで熱心に絵を描いていたのに、子供は自由だ。草原に建てられた赤い扉の絵。見ていると不意に目眩がした。

ガチャ、バタン

目を開けた時、娘は居なくなっていた。
あれから10年経ったがまだ絵は居間に飾っている。娘が帰ってくる気がするからだ。
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毎日見る缶、その日は老婆が缶を置くところを偶然目撃した。老婆曰く「アリクイに水をやっている」と。真意を測りかねていると後ろから音がした。振り返る。暗がりからガリガリに痩せた老人が四つん這いでこちらに来る。老人はそのまま缶に長い舌を突っ込みずぞぞと音を立てて水を飲み干した。
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昔、双子の姉妹がいた。盲目の妹に光を与える薬の対価として姉は両眼を差し出した。薬売りは「薬はそこへ置いたぞ」と言って手探りする姉妹を残して逃げたという。
「襖の絵はその姉妹を描いたものだ」
薬売りの遠い子孫はそう言って酒を呷った。
「俺は見たことがないがね」
彼は生来の全盲だ。
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「加奈子さんの中に僕を挿れたい」
あいつはいつもそう言っていた。加奈子さんとは井上先生のことで今は産休を取っている。その後、先生の住むマンションの貯水槽であいつが発見された。自殺だった。先生は結局流産したらしい。先生の中に入ったあいつが赤ちゃんを追い出した、そんな気がする。
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午前零時。
#呟怖
と打ち込み、私はお題の画像をぼうっと眺めている。
お題は瞳。虹彩が文字通りの虹色、それも水に浮かぶ油のような厭さのある虹色だ。この妖しさを活かして書きたいななどと考えていると不意に描かれた目が瞬きをした。驚いて画面を消したが、黒い液晶にその目だけは消えずに残った。 https://t.co/NepWqzdBPa

通学路にあるあの家の窓にはいつもお婆さんがいる。眠そうに目を細め、ちょこんとした正座で毎日窓辺に座っている。その日、猫を追って裏路地に入った私はそこがあの家の裏手だと気付いた。例の窓から遠く離れた勝手口の窓。そのガラスにぴったりとくっついた背中を見てから私は通学路を変えた。
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人の想いが空間に染み込んでできたであろうその黒いシミを私は「幽霊」と読んでいる。スクランブル交差点に、図書館の机に、職場の窓の外に。それらは皆手を伸ばして何かを掴もうとするような格好をしている。体を失っても気持ちだけで求め続けるものは失った命かそれとも夢か。私は今日も歩く。
#呟怖 https://t.co/vWFeH6LgIN

お盆の話。祖母の家に帰省して、することもないので散歩をしていると山奥で石碑を見つけた。近づくと「○抜○○鎮○」と彫られていた。よく読もうとして触れると石碑の表面が剥がれ何か黒いものが露出したので気味が悪くなりその場を離れた。
翌日、飾ってあった精霊馬の足が全て抜かれていた。
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お盆に帰省したときの話。田舎は退屈で毎日昼寝をしていた。その日も寝転がってぼーっと天井を見ていた。何の気無しに右上の隅、右下、左下と視線を動かすと急にがくん!と体がずれるほど足を引かれた。慌てて起き上がるが誰もいない。天井の四隅を見ると霊が出る、なんて話を後日聞いた。
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Aさんが小学生の頃の話。下校中に真っっ赤な蝶を見たそうだ。捕まえようと追いかけたが裏山で見失ってしまった。翌日、件の山中で子供の死体が発見された。かくれんぼの最中に棄てられた冷蔵庫の中に入ってしまい、熱中症になったらしい。死体はお気に入りの昆虫図鑑を抱えていたそうだ。
#呟怖

昼下がりのカフェで奇妙なものを見た。前の席、私に背を向けて座る女性の隣に黒い人影がいる。影は常に女性より一瞬早く動いていた。影が動くと女性が全く同じ動きをする。好奇心でつい見入っていると唐突にそれが首だけ回して私を振り返った。一瞬遅れてボグッと嫌な音がして女性と目が合った。
#呟怖 https://t.co/o8PVzvdhWa

私の差し出した人差し指を小さな手が握る。意外なほど力強い。ベビーベッドから私を見上げる無垢な目を見て思わず笑みがこぼれた。その時、風が吹き、私は気付いた。この子は潰すも、捻るも、絞めるも思うがままだ。何かに怯えて泣き出す子を笑顔であやしながらいつにしようかと考えていた。
#呟怖 https://t.co/Tate9Jq7go

転がったボールを追いかけて公園を跳び出る。追いつく間際に黒い影が被さりはっとして顔を上げると眼前に車が。ドン!と衝撃を感じる寸前で目が覚めた。どうやらうとうとしていたらしい。子供の頃の記憶、あれは怖かったと感傷に浸りかけたところで眼前に子供が。ブレーキが間に合わない。ドン!
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下校途中、地下道の階段で声を掛けられた。
「君のパパはここで死ぬよ」
振り向くと知らないおじさんが立っていた。何も言えないでいると
「見ててええぇ!パパ死ぬよおぉぉ!」
おじさんは叫びながら首にカッターを当てて一文字に引いた。
それ以降の事は覚えていないが、父は天寿を全うした。
#呟怖 https://t.co/297lFIcGq7

人魚が見れるという岬から海を見た。沈みかけの夕日が水面に作る光の道がとてもきれいで、日が落ちるまで見入ってしまった。
帰宅して食事を済ませ、風呂に入ろうとすると服から何かが落ちた。大小様々な鱗だった。途端に脱衣所が生臭い臭気で満たされ、扉を閉めた浴室から水の跳ねる音がする。
#呟怖 https://t.co/dI9MISpfyD

続々と来日する海外の選手団。マスクのせいか、あるいは雰囲気のまま空虚に盛り上がる国民性のせいか。
同じ顔の人物が複数人いる事に誰一人として気づかなかった。
#呟怖 https://t.co/FIUorYdEHp

遠くで蜩が鳴く夕方。僕は道の先に誰か立っているのを見て足を止めた。女の人がこちらを見て微笑んでいる。それだけなのに何故か怖い。進もうかどうか迷って気づいた。女の人は夕陽を背にしているのにはっきりと顔が見える。踵を返して走り出した僕の後ろから甲高い鳥の声みたいなのが聞こえた。
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この遊具はとある芸術家がデザインしたものだが今は使用禁止だ。複雑な作りではないが、何故か遊具の外に出たがらなくなる子供が多発したからだ。
無理に連れ出そうとすると子供が泣き叫び、大人は遊具で不可解な怪我を負う。
遊具には「母」と題名が付けられていた。芸術家の正体は不明だ。
#呟怖 https://t.co/HWx6fGcaxj

内見で訪れたその部屋の扉には何故か全て、すりガラスの窓が付いていた。不動産屋に理由を聞くと、時々扉の向こうに女が立つそうだ。これはその女に鉢合わせないための覗き窓らしい。
「この窓のおかげで顔を見なくてすみますからね」
不動産屋は明るく言ったが、私は別の物件を希望した。
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