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НIШIХАТА Осахiро|21ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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4.枝
二度、前兆無しでいきなり足元の枝が折れたことがある。最初は富山の山の中で、熟したヤマボウシの実を集めている最中。二度目は沖縄で、ソウシジュの剪定中。二度とも上の枝にいつの間にか掴まっていて落ちはしなかったが、どうやって助かったか自分でもわからない。つまり、次は無い。
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幼稚園のお絵描きの時間、家の人を描けというお題に困ったことがある。家にいる両親と祖父母、兄と亀とポトスまでは描けたのだけど、名前の無い形も無いもう一人を描くためのクレヨンの色が無くて、泣きながら帰った。名前の無い形の無いものは、自分のことは描かなくていいと言ってくれた。
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あー、観光客さん? 今日は町で温泉でも入っとってもらえんかな。
今年ゃイノシシ出て困っとってな、今日は山狩りや。
おう、ええ湯やでゆっくりな。
あ、それと。
この腕章つけとらん鉄砲打ち見かけたら、話しかけんと黙って町まで降りてな。目も合わせん方がええで。
気ぃつけてな。
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うねる斜面は全てススキ。アスファルトの剥げかけた農道に、ぽつんとベンチがある。
地平線まで雪原と鉛色の雲が続く二色の風景。薄く雪をかぶったベンチがある。
木漏れ陽もろくに差さない森の奥。
風と波しか聞こえない夕陽の浜辺。
世界で一番人が座らないベンチは別のところにあるらしい。
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昭和時代はでんぷん糊にホウ酸を加えて障子貼りに使った。ホウ酸は人体にはほとんど害は無いが昆虫には強い脱水作用があり、殺虫剤として機能する。
障子のりは現在ではPVAが主流になっている。これはシロアリなどは端から食いに来ない石油化学製品だが、昔の要領でホウ酸を混ぜてしまうと……。
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長いエスカレーターを下って行く。薄暗い灯り、低い機械音、奇妙な大気のにおい。2月の寒気は地底にも浸透し、途中では座り込んで眠るように冷たくなっている受験生を何人か見かけた。関東の冬は怖い。
用意した2週間分の食糧が尽きる頃、最深部が見えてくる。ここで乗り換えだ。常磐線のりば。
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ナラタケの仲間などが作る根状菌糸束というのは、人の髪にむやみにそっくりなので知られている。本来は目に見えないほど細い菌糸を束ねて丈夫な被覆をつけたもので、離れたところの獲物にこれで襲いかかる。
ナラタケは生きている木を食べる菌類だ。これが見えたら木の芯は食い尽くされている。
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カマキリの鎌というと、すぱっと斬るものだと思っている人が結構います。これは実は捕まえるためのもので、棘は捕まえた獲物を逃さないはたらきがあるのでした。ほら、係長は必死でもがいてるけど逃げられそうにないでしょう?

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彼は毎日呼吸器の下から、家に置いてきたシロの様子を尋ねる。近所の人たちが交代で世話してると言うと満足気に目を細め、途切れ途切れにシロの自慢を話す。詐欺師を見破って吠えかかった、迷子を見つけて連れ帰った、等。シロに連れ帰られた子供が私で、もう40年経っていることは言ってない。
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公園の植込みのそばの階段に、夕方になると現れる目隠しをした男。植わっている木や草花の名前を尋ね、答えられないと集中力を奪って行くという。過去にこの男が現れたことがある公園では、対策として草木の名札が設置されたり、階段の側の植込みが撤去されて視線が通るようにされている。
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小学校に上がる前、山仕事を手伝っていて、確かムカデを見つけたと思う。指差して叫ぶと父は顔色を変え、私を背負って急ぎ足で歩き始める。周囲には何か気配が集まり、私達を追ってくる。手洗い場の沢で私は地面に放り出され、山ではムカデという言葉を口に出すなと叱られた。気配は消えていた。
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「やっと見つけた」
聞き覚えのあるような声。振り返れば見覚えのあるような黒い服、黒い靴の女がいるが、顔は見えない。
女は大きな鞄から私の頭の上半分を取り出して、私の頭に乗せる。よかった、これで視界が戻った。
私は鞄を受け取り、彼女の頭の上半分を探しに歩き出す。
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マンションの鉄扉は案外空気が通るもので、カレーを食べてたりお香を焚いたりしている部屋は、前を通るときにそれと判る。
今のマンションで面白いのが、住民ほとんどが味噌ラーメンを食べてる日があることで、行事や風習でもないし近所に特売も無い。理由はわからないが、僕もいつの間にか。
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2.何か一つ
ようこそ迷い家へ。ここは訪れた人に福を授ける謎の施設だよ。罠のあるやつじゃない正真正銘の福。何か一つだけ持って帰ってね。
おっと、どの品物がどんな福かは開けてみるまで判らないの。返品も不可だけど、ハズレは無いからじっくり選んでね。
そっちの人はもう三百年迷ってる。
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迷子になったら手をつないだ人の標識。誰に言われたかよく覚えてないけど、ぼくはやっと見つけた青い標識の下で待っていた。
話しかけてきたのは知らないおじさんだったけど、たぶんこれで安心していいんだと思う。ぼくが見える人は少しいたけど、手がすりぬけないのはこの人だけだし。
#呟怖 https://t.co/E49SQ1DlfH

夕暮れの路地を歩く紳士。
背後には長く影が伸び、影の手には子供の影がぶら下がる。紳士の手には鞄があるだけで、影が影の子供の手を引いていることに気づいた様子は無い。いや、引かれているのか。
#呟怖 https://t.co/E49SQ1DlfH

「あなたならきっと気に入りますよ」
良い状態なのに格安で譲ってもらったこのペンション、ほんとに退屈しない。「一打ちで七つ!」の仕立屋さんや奇抜な服の笛吹きさん、どこかで聞いたような人が次から次へ。態度の大きな小人さんは名前を当てたからバイトに来てくれる約束。来年4月が楽しみ!
#呟怖 https://t.co/mpvVyhB632

私を引き取った時は、先代様はもう歩けなかった。自分の代で終わらせるつもりでずっと弟子を取らなかった、でも貧しい村人を救う方法は他に無かった、ごめんね、と涙を流した。
明日は私の初仕事。浜へ出て歌うのだ、嵐を呼ぶ禍歌を。難破船から掬い上げる交易品で、村人はようやく生きて行く。
#呟怖 https://t.co/K30V6CF3er

曾祖母が突然脳内だけ少女時代に帰ってしまったことがあった。分家から嫁いで来る前まで戻ったらしく、夜遅くまで本家へお邪魔して申し訳ない、そろそろ帰ります、と言い出したので総出で引き止めて寝かせた。家は改築してて明治時代の面影は残ってないはずだったが、なぜ本家と認識できたのか。#呟怖 https://t.co/dihuSDhxPE

「来月の15日、俺はマンホールになる」
訪ねると、旧友はすっかり準備を整えていた。
「どうしても、なるのか」
「決めたことだ」
「そうか」
最後の晩、俺達は何について話しただろう。
朝日に照らされるぽっかり空いたマンホール。市役所の職員が蓋を持って現れた。やつには立派な蓋がついた。
#呟怖 https://t.co/CfVM89ZaSc

路地裏はどこからでも人の視線を感じる。摺りガラスの窓の向こうには人影が動くし、振り向けば誰かがそこの角へ消える。歩けば後ろから足音もついてくるし、シャッターの下からはびっしり並んだ目が見上げて来る。寂しくはないが、どうも落ち着かない。
#呟怖 https://t.co/uIvfTorc66

また乱視が進んできたのか、月が8つに見える。書類の字も読むのが辛い。kerningがkemingに見えるんだ。仕事にならないので眼鏡を新調した。よかった、kemingじゃなくちゃんとkerningって読める。月も4つだ。
#呟怖 https://t.co/dihuSDhxPE

@InariHushim ありがとうございます。#呟怖 のハッシュタグも忘れずに……え? ついてる? 私にだけ見えない……まさかそんな……。

#このお題で呟怖をください #呟怖
私のお題提供2つめ。「商店街」でも「郵便局」でも「アーケード」でもありかな。平和そうな絵面からどうなるか、お待ちしています。 https://t.co/kGYseMM4e6

疫病は都市を蹂躙し、やがて動くものは風に吹かれた街路樹の葉だけになった。
電気を送ってももはや使うものはいない。
鉄塔たちは肩をすくめ、夕陽の落ちる方角へゆっくりと歩み去っていった。
#呟怖 https://t.co/OkZ1qSHr7T

#返怖 #呟怖

ようやくか
駆け込んで行く後ろには
順番待ちの長い行列

https://t.co/pl1kMvLLx7

サーナーサーナークリトーデラーナ。
ここに遊園地があった頃、擬環の小人がここにいて、子供たちは呪文を習った。
月日が経って、世の中は辛くなって、僕はもう傘と命しか持ってない。
擬環の小人が来たら濡れないよう、この傘はここに置いて行くよ。
サーナーサーナークリトーデラーナ。
#呟怖 https://t.co/SymeMBEj6f

割と山手だった家の周りもすっかり開発が進んできた。残り少ない緑に少しでも貢献しようと、裏の大きなエノキに巣箱をかけてみる。
しばらく後、警官と町内会長が連れ立ってやってきた。
「お宅の裏の巣箱、撤去していただけませんか?」
「?」
見に行くと、大量のスズメバチが出入りしていた。
#呟怖 https://t.co/HUpFyllVl4

#返怖 #呟怖
重ねても一度
叩いてみれば
もうすぐ出ますと
声がする https://t.co/POZiWuVHYu

いつ頃の建物だろうか。
古びた石組はバニヤンの根に持ち上げられ、半ば宙吊りのまま呑まれようとしている。
無事な壁面に刻まれた浮彫は苔に覆われ、その上をネペンテスの蔓が這う。
無数の壺型の捕虫葉は口を開き、風が通る度に幽かな笛の音で歌う。
記すこと能わざる和声は緑の闇に溶ける。
#呟怖 https://t.co/3Xe1UU3voq

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