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НIШIХАТА Осахiро|17ページ目 - 呟怖.ORG

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呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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またこの廃墟の夢を見る。
ねじ曲がったデスク、半開きのまま落ちたドア、土ごとぶち撒けられて干からびた観葉植物。耳を塞いでも聞こえるのはもう聞こえなくなったはずのモスキート音。瞼を押さえても見えるのは暴力の痕跡。
目が醒める。
覚醒時ならモスキート音は無いし、瞼は閉じればいい。
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元核基地だった無名都市の廃墟から見つかった'60年代の文書には、散逸したはずの南極氷床下の探査記録があった。当時は無理だった大量のデータも今なら処理できる。浮かび上がったのは地球最大のモノリス構造と周囲の森林跡。低温下で保存されていた遺伝子資源が次の標的となる。
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4.開花
切花でクルクマという種類があるが、あれはウコンである。
ウコンは少なくとも四千年以上、薬用植物として栽培されてきたが、ごく初期に三倍体が選抜されたらしく、遺跡などからも種子は見つかっていない。
花は毎年開花するが、四千年以上誰も実も花も見ていない。形も知られていない。
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2.蕾
植えていた200本くらいのスミレが、ある年閉鎖花ばかりになった。蕾のまま開かずに種をつけるものを閉鎖花という。これじゃデータが取れないと思っていたある晩、夢で何かが誰かを叱っているのを止めた。細部は覚えていない。翌日、全ての株で閉鎖花だと思っていたのが開き始めていた。
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夕食時にはテレビを点けるな。
威圧的な父の元を離れて一人暮らしを始めて以来、見もしないテレビを点けっ放しにするのは日常の一部になった。
父が入院したと聞いて帰省してみると、私が座っていた椅子には大きななめくじが座り、何も映っていないテレビをぼんやりと眺めている。
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春になると中国から砂が飛んでくる。そう教わったのはいつ頃だっただろうか。誰に教わったのかももう思い出せない。今は花粉の方がひどい。くしゃみをする度に何かが頭から抜け落ちて行く気がする。
くしゃん!
えーと、何の話だったか、そうだ中国が春になると? 爆竹? くしゃん!
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そんな彼女が二度目の訪問を渋る廃校があった。
何度でも行っているところでは、死霊たちは和服やモンペ姿、手作りの洋装もあるという。
二度と行きたくないところだと、既製品の子供服。

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家の造林地から少し伐って弟の入院費を作る。税金は問題無い。十年以上前に相続しているから青色申告でいける。はずだったが、申請書を見た係員が内線電話をかけ、別室に案内された。
知らない人の名義で当該山林が毎年伐られ、山林収入が報告されている。印鑑も一致。誰だこれ。

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灰色の空の下の灰色の街で、僕はいつも灰色の気分で歩いていた。
灰色の雨が降れば灰色の水たまりが道を埋め、灰色の長靴の中まで冷たい水が染みた。
灰色の街で一つだけ好きだったのは、いつも遅刻してくる灰色の髪の同級生。
あの子の目が灰色にならなければ気づかなかったかもしれないけど。
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集落の竹藪で、今月に入ってもう4回か、イノシシが死んでいるのが見つかった。畑を荒らしているやつらだが、死因不明なのはもっと安心できない。
仕掛けた監視カメラには、普通の竹に混じってところどころに、黒く節だけが白い何か。竹じゃない。似てはいるが植物ですらない。何だこれは。
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調査計画の作成中、先輩や指導教官からは地図に記載の無い神社には気軽にお参りするなと言われた。だいたい私有地だからだそうだけど、調査を進めていたある日、既に通い慣れていた林道脇に、見たことの無い古い鳥居と苔むした石段があった。鳥居から降りて行く石段は他では知らない。
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痩せこけて目だけがギョロリと光る娘に薬を食わせる。おそろしく不味がっている。それはそうだ。しかし、食ってくれねば命に関わる。宥めすかし怒っても見せ、最後の蓄えの砂糖を舐めさせて、何とか腹へ収めてくれた。娘は崩れ落ち、仮死状態に。救難艇が来るまでの酸素はこれで保つだろう。
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古くて手狭な校舎だったが、便利そうな階段横の一室だけは空き部屋だった。満洲から引き揚げてきた先生がここの初代で、その後の先生方は長くても2年以内にいろいろな理由で去り、いつの間にか空いたままになったという。初代の先生というのが僕と同郷らしく、古い紀要を見てみると。
この姓は。
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花水木を英語ではdogwoodという。樹皮を犬の皮膚病の薬に使った名残である。半イーグル金貨で削いだ樹皮を獣脂と土と一緒に煮て塗った。開拓時代の北米では犬と馬は生存に必須の仲間であり、特に北米の風土病である犬の病は恐れられた。腫れものが口を開くと人語を語り、聞いた者は発狂した。
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特に目立ったところのない、独身向けの安アパートなのだけど、なぜか隣人が居着かない。長くて足掛け4ヶ月、最短は2日。事故物件ってやつかな? 眼鏡を新しくしたついでに、新しい隣人が荷物を運び込んでる最中の、謎の隣室を覗き込んでみた。
「裸眼じゃないと見えないよ」
……見ないでおくよ。
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この赤いもんなツチアケビ言うがやけどな、採って提んで帰るまいぞ。川の上の方に昔小ちゃい村やござったがいけども、これを家へ提げて帰った者なおってな。ほしたら村中に真っ黒い何じゃらや生いて人や住まれんがになったがいと。ほしてほの跡や、あの真っ黒い深い穴。放っておけ。
#呟怖 https://t.co/V1kBec0am2

コンクリートの高層ビル街で、犬の散歩をしている女性がいた。犬が妙にリードを引っ張って女性に何か訴えていると思ったら、轟音とともに女性は転倒。ビル風だ。近くにいた人たちで助け起こしていたが、あの犬は強風の来るタイミングをどうやって知ったのか、今でもわからない。
#呟怖 #呟怖三題噺 https://t.co/vlT3IrigJ4

「マイクロサテライト多形の解析には」
「トポロジーが安定しない」
「外群あんまり良くないかも」
何を話してるのだろう?
「タラクサクム」「ウエロニカ」「クエルクス」「フリティラリア」
日本語でさえなくなってる。
僕は日本の大学の植物学の教室に来たはずなのに。
まったくわからない。
#呟怖 https://t.co/R77bShdtzX

端材をピックアップ一杯貰ってきたは良いが、端材なので大したものは作れない。適当におもちゃの骸骨を作ってみたら、面白がられてあっちのフェスタこっちのフリマと呼ばれまくり、ミスタ・レムナントはちょっとしたスターになった。今じゃ俺に向かってウイスキー持って来いとか言いやがるんだ。
#呟怖 https://t.co/8MWiEVRVsn

磯で拾った人形の頭だという。それほど気味の悪いものでもなく、問えば昔持っていた人形に似ているとも言うので、綺麗に洗って好きにさせた。
胴は何度も着けたが抱いて寝るのですぐに外れる。やがて石の上に袱紗を敷いて据えるようになり、頭も不満を訴えないのでそのままでいる。
#呟怖 https://t.co/cLTxAb7mH0

#架空文庫
♪気にしたかって意味ないし、うちらはうちらでやってくわ
ポップな曲調と前向きな歌詞で爆発的に再生数を稼ぐ新曲に、追憶と哀悼を聴き取る若者たちがいた。各地で「集会」を重ねる彼らは「あの曲に全て歌われている」と語るのみ。あらゆる解析手段をすり抜けて届くメッセージとは。
#呟怖 https://t.co/UqHVxhKyUQ

海峡を渡って来た蝶々の群れを見て、島の人々は顔色を変えた。
連絡を受けた行政は死にものぐるいで予算折衝に臨み、業者も採算割れ覚悟で資材を手配。
島唯一の産業である果樹は、こうして害虫の大発生から守られた。
島の果物を「農薬まみれ」と呼んだ人たちは、既に別のものを非難している。
#呟怖 https://t.co/NVAunBFbPW

鄙びた五度のドローンを響かせる僕のヴィエラ・ルー。商店街の人の流れが少し変わる。下駄に着流しの爺さんは「懐かしい曲だ、オルレアンではよく聴いた」とケースに紙幣を入れてくれた。「これは12時までに使い切りたまえ」
「?」
「倍になって返ってくる。その曲の稼ぎの性質だそうだ」
#呟怖 https://t.co/kFCQNFGnET

曾祖母が子供だった明治末頃、塩や油は馬方が積んで来たのを買っていた。この馬方が信心深い人で、馬を曳きながら念仏を唱えていたという。別に鋤曳き用の牛を飼う家があったが、ここの牛は時折暴れて人に怪我を負わせた。曾祖母は「牛の耳に念仏」が正しいと言い、この話をするのであった。
#呟怖 https://t.co/Woz233dEUk

裏山で遊んでいると、夕方か雨が降りそうになる前に、犬か父か祖父が捕まえに来た。犬と山男の祖父が私の歩いた跡を見つけるのは難しくないが、海辺の町から入婿で来た父が同じことをできたのは、何度考え直してもおかしい。まあそのせいで、霊感のある人の言うことは疑わないのだけど。
#呟怖 https://t.co/pH5jhgs7oW

保険会社から連絡があり、父の所在位置が判明していた最後あたりのデータを確保できたという。GPSログを地図に重ねながら、ドラレコ映像を見る。馴染みのゴルフ場へのよく知った道。濃いガスの塊が数分視界を塞いだ後、停止していた父の車の前には知らない標識と知らないカーブがあった。
#呟怖 https://t.co/fuQiOUSOPH

memo.
ダム湖の湖面を歩く謎のものの観測をした、という設定で行こうと思ったのだけど、テキストだけでA4用紙7枚くらい書いてしまった。レポート風なので地図や表も欲しいが、とても呟怖の規模じゃない。
問題は7枚分3MBをどうも1時間かからず書いてしまったのと、この地図と表は誰が作った?
#呟怖 https://t.co/PMK4qNsbWd

花壇の隅の小さな花は、小さな種をつけました。
小さな種は花壇にこぼれ、小さな葉っぱをつけました。
小さな葉っぱは花壇の中で、静かに増えて行きました。
小さな葉っぱは花壇を越えて、小さな町を埋めました。
小さな町には小さな花が、きっと明日も咲くでしょう。
#呟怖 https://t.co/1pK0hIigW8

カーブの途中のその家は、僕らのクラスでは幽霊屋敷と呼ばれていた。夜になると窓に灯りが点り、住人がいることは明らかなのに失礼な話だったが、昼間は本当に生気の無い建物だった。
ある日、そこの灯りが何色か意見が割れた。本当は暗くなってからその道を通ったことが、誰もない。
#呟怖 https://t.co/H5nZqllJCk

夜空の花に照らされて
真っ赤な月が降りしきる
夜空の花は次々に
雪の穂先に貫かれ
重い香りの悲鳴を上げて
真っ赤な月を噴き上げる
短二度長五度長六度
月の下から響くのは
任意の弦の両端を
必ず含む夜の歌
#呟怖 https://t.co/PWM6qwDkQO

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