呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

『なまはげ』達が練り歩く年に一度の日がやってきた

それぞれ家々を訪れては子供たちを探し回る

この村の『なまはげ』達は泣く子供と悪い子供しか見えないのだが姿を見て泣いてしまう子もいるのでみんな地下に隠れてる

それでも必死に探し回る『なまはげ』達

どこも後継者不足は深刻だ

#呟怖 https://t.co/cpA9487Cay

『知らない人から物を貰っちゃいけないんだよ?』
無垢な目が私を見つめる

「Xmasだからこれは良いんだよ」
頭を一撫でしてとびきりの笑顔を目に焼き付けて振り返る

「こんなXmasの奇跡があってもいいよな」
流れた涙が雪に変わる

歳を取れない俺の忘れ形見
元気に育ってくれてありがとう

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友人と自殺の名所の橋に来た
暗いとそれなりに雰囲気の橋

怖くは無い
そう思って手元を見て驚いた

手すりには小銭が張り付いている...

そういえば三途の川にある善良な人が渡る橋はお金でできていると聞いたことがある

自殺者の微かな希望が見えた気がして安寧を祈る事しか出来なかった

#呟怖 https://t.co/aQJpgY07pm

「プロポーズここだった」

彼との想い出の夜景の見える丘

一噂に聞いた《ひとりかくれんぼ》を試してみる

彼の声で「もういいよ」が聞こえた
声の方向を探していると彼の声の彼に似たナニカ...

「次はどの思い出の場所に行ったらまた殺せるかな?」
出来れば全部の思い出を壊したい

#呟怖
#返怖 https://t.co/yCat5AN0yr

私は半身浴中のアロマキャンドルが趣味

その日もキャンドルを灯し半身浴を楽しんでいた
だが急に眠気に襲われ気を失ってしまった

最後に見えたのは知らない婆さんが火を吹き消した姿

後から気がついたがその日はうっかり換気扇をつけ忘れていた

もし火消婆が出なかったら死んでいたかも

#呟怖 https://t.co/snCyLH1Par

満月のスポットライト浴びながら

醜悪な本心を隠して踊る

君はとても邪悪で綺麗

夜が囀(さえず)り僕に問う

真実が知りたいか

星が瞬き僕を責める

真実が知りたいだろう

霧の朝焼けに僕が狂う

鳥の嘶き(いななき)に君が狂う

朝なんて来なきゃ良かったのに

#呟怖
#詩
#気ままに歌ってみる https://t.co/QblwmIrdSU

「この椅子はどうしても残してくれ」
売主はなにか相当な思い入れがあるのだろう

その言葉にの通り改装をして店にその椅子に合う店舗に改装

やはり売主は毎日その椅子の見える席に座る

理由が判明した売主が死んだ後

俺にもやっと売主とその妻が静かにデートを楽しでいる姿が見えた気がした
#呟怖 https://t.co/eMWpAQEaMU

見た目より賑わっている露天街

次の店へのはしご酒すらままならない見えない人達にぶつかるから

きっと年末も近いしな
正月ぐらい賑やかに楽しみたいだろ

通路の体温センサーも感知する度に30度以下を示してる

今日は親父たちの好きな酒でも買って仏壇とサシ飲みも楽しそうだ

#呟怖 https://t.co/wEW4tfM581

去年のクリスマスの日
僕はサンタを殺した

寝たフリをした僕にプレゼントを置いた後でお母さんとキスしたサンタ

僕だけのお母さんに手を出したサンタが許せなかった

今年も赤い服を着たサンタが街角に溢れてる
みんなあの時のサンタと同じ

サンタはみんな殺さなきゃ

お母さん取られちゃう

#呟怖 https://t.co/GvmCjp7sKk

曇り空なのに月が輝く夜

「かぐや姫生家」という伝承が残る村
月も早く戻ってこいと目印の様にに輝く

だがかぐや姫はもいない

村人達が「天上人は人魚と同じで不老不死の妙薬」と食べてしまったから

あの頃と変わることの無い村人たちがひっそりと暮らしている村は今日も月を見ようとしない
#呟怖 https://t.co/BaiJqfwAXb

学校で一番の問題児K

ずぶ濡れで何かを抱え歩いているのを見て思わず声をかけた

肩を震わせたK
抱えたそれの鳴き声が聞こえた

観念したようにKは「誰にも言うなよ」と見せてくれた

「いや誰にも言えないか」
目の前で餌にしゃぶりつく異型のそれを見て
これからどうしようかKは頭を抱えた

#呟怖 https://t.co/pECrglqNmB

あの子が死んでから鏡を見るのが嫌になる

確かに私はあの子を率先していじってた
けどみんな笑ってたし楽しんでたはず

先生たちだって自殺したのは家庭の問題だって…

私は悪くない…
私は悪くない…

あの子が私の目の前で首を掻っ切ら無ければ
血を被った皮膚がシミに侵されていく

#呟怖 https://t.co/cUkdFT24Wr

こんなにも汚れてしまった
君を汚すつもりは無かったのに
そんなつもりは無かったのに

こんなに傷つけてしまった
君を悲しませる気はなかった
そんなつもりじゃなかったのに

君の涙が洗い流す
君についた傷を汚れを

土砂降りの涙が流れ
二人の足跡消していく

#呟怖
#詩
#戯言

「実家では年に一度の決まった日に手毬寿司を食べる風習がある

大学入学で親元を離れる時その理由を聞いたんだが
曰く、昔ご先祖さまが討ち取った敵の目を抉り遊んでた祟りがある
だから恨みの目を食べる意味で手毬寿司なんだ」

同僚が食べる瞬間
手毬寿司がこちらをジロリと睨んだ気がした
#呟怖 https://t.co/NX0hUKAe9q

僕の友人が住む大学近くの下宿は廊下が暗い

そのことを友人に怖くないか聞いてみた

「ここ俺が来年卒業したら取り壊すから誰もいないんだよ
だから電灯も省エネしてるみたい」

あの各部屋から聞こえる咳の音、水を流す音それに郵便受けから新聞を抜き取るのを見たのはなんだったんだろう?

#呟怖 https://t.co/jnTNxDMzdB

夢を見た

幼い頃大好きだったお姉さんに夕日が差し込むどこかの廊下で会う夢

夢の中でも会えたのが嬉しい僕をお姉さんは悲しそうな顔で僕を抱きしめ聞き取れない言葉を告げた

嬉しくて幸せなはずなのに
目が覚めた僕は泣いていた

不意に鳴るスマホ

お姉さんの訃報を知らせる電話だった

#呟怖 https://t.co/jXCuxIaMoN

古い、もう閉めた廃病院
肝試しで入ったが院内は驚くほど広い

至る所に営業時の面影が残ってる

カルテや松葉杖と義足
割れた注射器に聴診器

だが、最上階まで辿り着いた時
暗闇からカツンカツンと言う音が辺りに響く

咄嗟に隠れた僕達の前を誰も使ってない松葉杖と義足が通り過ぎて行った

#呟怖 https://t.co/6g2dNk3Ny7

友人が彼氏に浮気されたらしい

愚痴とも恨み節とも取れる文章がグループLINEで流れてくる

最終的には2人に復讐がしたいらしい
しかも自分がやったとバレないように

甘いなぁ
やるなら自分の身が汚れる覚悟を持たないと

あとそれ浮気じゃなくて二股だから

友人の家のチャイムが紅く染まる

#呟怖

「お腹すいた、あれ食べたい」
目の前で子供が訴える

手を引くナニカは指を指す
私の屋台の『お好み焼き』

はいはい、お代は烏天狗の目玉ですね

美味しそうに頬張る子供に人間用『お好み焼き』を作って良かったと安堵のため息が漏れる

ここは人ならざる者の闇市
たまには生者も迷い込む

#呟怖 https://t.co/FYi9nL2xpq

十何年も前に嫁入り道具で持ってきた箪笥

新居に合わないし古すぎて開け閉めが大変
粗大ゴミで出した、のに…

知らぬ間に新居に運び込まれてた

せっかく母の気配のするものは全部置いてきたのに
死んでからも私たち夫婦の生活に過干渉するのか?

もう燃やしても戻ってきそうで怖い

#呟怖

トイレットペーパーを巻き授業に出る「ミイラごっこ」が流行った

その日も授業を受けるミイラ

そこに授業に遅れてきた生徒
その生徒の机に座ってたミイラ

パニックになりながらも剥がしたが中に誰もいない

授業を受けたい幽霊もいる…
教室に人数+1個机が置く様になったのはそれからすぐ

#呟怖 https://t.co/PHLxMjvPva

白い吐息が消えないのは

貴女への熱い想いがまだ消えないからか

深深と冷たい雪も

私の心を冷やすことは出来そうにない

持ち帰った貴方の心臓はポケットの中で冷めきっているのに

#呟怖
#五行歌 https://t.co/nX4izAZTHL

「まるで私のよう…」

群れからはぐれた一羽の鳥が寂しそうに波に揺れている

寂しそう?
いや、きっとなにか理由があるのだろう
私のように

顔も覚えていない級友達の笑う声を聞き流し本に目を落とす

毒ってすぐ手に入るのね
私をバカにできるのも今の内
無表情の顔が三日月のように裂ける

#呟怖 https://t.co/d00U7W1l4E

今日も火をくべ 水を汲み 米を研ぐ

ふと見た窓の外の蜘蛛の巣

影からでてきた私の顔の女郎蜘蛛

今夜はアンタも美味しい獲物にありつけそうだね

乱暴なあの人特有の玄関の開ける音がする

#呟怖
#五行歌 https://t.co/Oswn2yfhqs

「あらひっつき虫」
服に付いた植物を指で取る

「普通に歩いて野原なんて通ってないののに」
不思議顔の友人

「子供のイタズラかも」
友人は納得した

最近の呪術界隈では呪いをひっつき虫に乗せて無差別に飛ばすのが流行ってるらしい

潰したひっつき虫から誰かの悲鳴が聞こえた気がした

#呟怖 https://t.co/xwN1WwDTMu

用意された被り物もしっかりと被って準備万端
ただ上からの指示を聞きそれに合わせて参加者を誘導するだけの簡単なアルバイトだと思ってたのに

まさか参加者たちの暴動で逆に私たちがデスゲーム参加者にされるとは…

参加者が勝つデスゲームなんて小説の中だけだと思っていたよ

#呟怖 https://t.co/HTwcLIEB47

「アマビエって知ってる?」
「何年か前に流行った妖怪だろ?」
「そう!それが街に出たんだって」
「ただのコスプレだろ」
できるだけ平成を装う
「それが衰弱してたらしくて今病院にいて検査の結果、行方不明になってた…」

畜生、どっから逃げ出しやがった
このままじゃ他のもバレちまう

#呟怖 https://t.co/itLs3Nnc9z

『Calling』

朝目覚めると何故か切なくて そっと窓を開けてみる

冷たい風が優しく私を撫でる

もう我慢しなくて良いんだよ そう言われた気がして

毎朝私をいじめる為に呼び出しに来るアイツらの前に飛び降りた

私を呼ぶ声はもう聴こえない

#呟怖 https://t.co/2BPp3FMa5e

「これ忘れ物」
「あっ置いてきたのバレた?」
「これなに?」
「いや、この前廃墟行った時持って帰ってきたらその日から変なことばかり怒ってさ
返しに行くのも怖いから誰かにあげようと思って」

友人だと思ってたのはどうやら俺だけ、
てか昨日から体が重いのはそのせいか…

#呟怖
#呟怖night https://t.co/lzxFpF94QC

今流行りの〇〇をしないと出られない部屋に閉じ込められた

この部屋は『朗読』

牢名主のような女の子がランダム選ぶ物語
初見であってもしっかりと朗読して女の子の許しがないと出られない

もう僕は何時間閉じ込められたか分からない

だが朗読の力は上がったのだろう
登録者が止まらない

#呟怖 https://t.co/xsdRe6c0wd

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