呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

スポットライトの下
音の無い世界で踊る私
光の外は見たくない
私の世界はこの中
ぶら下がる私だけが観客

#呟怖
#五行歌 https://t.co/YIA2Cz8hLE

『コレハ ネコ デス』
木の下に小さなダンボール箱にメモ紙
中から動く音がする

この分だとまだ大丈夫そうだ
保護しようと
蓋を開けると目が合った

慌てて蓋を閉めると裏写りしたかすれた文字

『コレハ ミネコ デス』

峰子さん、早く見つけて欲しくてメモの字をネコに加工した?

#呟怖 https://t.co/d99RsWSXLC

あるパチンコ屋で泊まり込みの仕事になった
ビルの1階が店舗、2階が倉庫兼事務所
夏なので倉庫の窓を開けて段ボールの上で寝てた

鳩の声が聞こえ目を瞑る自分の周りを回り始めた

次の瞬間、胸に声の主が落ちてきた衝撃で目が開いた
胸にあるのは男の生首
そこで気を失った

#呟怖
#先輩の実話

最初、彼女を見たのは家に帰って宿題をする時だった

単なる誰かの悪戯書きだと思ったが流石に毎日は気味が悪い
段々振り向くとか近づくとかじゃ無い
いつも変わらぬ絵

カレンダーの片隅、窓の水滴、会社の資料、ホワイトボード...

何十年も彼女は悲しそうな目で睨み続ける
僕の生活の片隅で

#呟怖 https://t.co/t3jNIqxO2P

『このトンネルの先、日本国憲法通じず』
溜息をつきつつ看板を抜く

誰だよこんなくだらない悪戯したやつ...

どっかで読んだことのある文面にしやがって

そもそも日本なんて何十年前に滅んだと思ってるんだ?

#呟怖 https://t.co/CcJcBpK7AU

どんな話を聞かせてもニコニコ笑顔を崩さないお地蔵さん
近所の子供から爺婆まで愚痴をきかせるから愚痴聴き地蔵と呼ばれてる

だけど負の感情を受け地蔵は砕け散る地蔵の顔は噛み付く様に愚痴の標的の人に飛んで行った

それから新地蔵が建っても誰も近付かない
皆、標的になるのを恐れてる

#呟怖 https://t.co/tVbaMI4efx

あれ?
トイレのドアの取っ手、左側にあったっけ?

#呟怖

「狭い水槽の中で自由を奪われた金魚達は何の夢を見るのだろう?」
友人が僕に問いかける

「何も考えていない、夢すらも。っていうのところだろうね」
得物の感触を確かめ僕は応える

「解放しなきゃだね」
友人の片目は光を失いながらも水槽の奥に透ける同級生達のバカ騒ぎを捉え離さない

#呟怖 https://t.co/q1GQJ7Ct0k

「これ押すとどうなるの?」
暗闇の電車内、運転席を覗き込み子供が興味津々な顔で尋ねてくる
線路に入り込み事故を起こした悪戯っ子の霊...

同僚が「あの幽霊、グレムリン化してる」って言ってたのは当たってるかも

きっと誰にも止められない
大規模な列車事故が起こる日も遠くはないだろう
#呟怖 https://t.co/kTiHaimDvu

5、にゅう

その昔、この村は雪崩に襲われた

その時助けてくれたのが見越し『入』道

見れば見るほどその姿を巨大化させるその妖怪は雪崩で埋まった人を次々軽々と助け出していったらしい

今でもその時のお礼として稲荷神社にある見越し『入』道の像にに必ずお揚げがお供えされ祀られている

#呟怖 https://t.co/zjmYlTwR6a

夕暮れ時街の片隅にと現れる頭が二つの妖怪

2つの頭は口々に真逆の指示を出す
片方に応じても片方には応じられない

必ず殺される

遭うと何もできず生きて帰れない
足掻くことすら出来ない

為す術すらなく「どうもこうも」できない妖怪として人々の心にその名を刻む

#呟怖 https://t.co/sOdo4OBuhU

「相棒、今日はよく首を掻くなぁ」
深夜のコンビニ
何気ない仕草が気になった

休憩中、監視カメラで何となく眺めているとレジに立つ相棒の後ろに女がいるのが見えた

たまに女は相棒の首にロープを締め付け相棒が首を掻く

反応を楽しみ笑う女の首に同じ柄の虎ロープが絡み付いてるのが見えた

#呟怖

月が満ちる 闇が踊る 異形が歌う

死の王子の従者達が私に踊れとがなり立てる

四角いベッドの舞台の上 私の意識は踊り続ける

あぁ、今夜も眠れない Insomaniac

私に死の王子様が迎えに来る日も遠くはないだろう

#呟怖
#五行歌
#呟詩 https://t.co/aWZgvoKwml

心霊スポットのトンネル
友人たちと一人ずつぬいぐるみを向こうの出口に置いてくるだけの肝試しをした

1人目、2人目...
皆、無事成功

特に何も起こらず終わりみんなで回収に向かう

出口にぬいぐるみは...無い
どこをどう探しても無い

諦めて車に戻ったら置いてきたぬいぐるみたちはシートに
#呟怖

3、つい

「閑静な住宅街『ツイの住処』にぴったりな家を貴方に」
広告に惹かれ内見に行った家

本当に『終(つい)の住処』としては申し分ない落ち着いた雰囲気の家

だけどご近所ではこの家『潰(つい)の家』と呼ばれてるらしい

なんでもこの家が建ってから三家族が死んだり離散しているらしい

#呟怖 https://t.co/zjmYlTwR6a

遺留品マニアの友達がいる

「これは○事件の現場にあったカレンダー
ちゃんと血痕もついてる
これは×事件の被害者の婚約指輪
SNSに同じ物をつけてる画像が載ってる これは□事件の...」

こういうのってどこで手に入れてくるんだろ?
そういえばさっきから犯人捕まってない事件ばかりだな...

#呟怖

3、ひん

「最近ろくな事がないんだよね〜
会社潰れそうだし買ったばかりのスマホ壊れるし」

思わず冗談で
「貧乏神でも着いてるんじゃねぇか?」
と笑ったら
「だから懇意の霊能力者にお布施して福の神に変える祈祷受けてきた」

いや、そいつに関わってる間は貧乏神が離れることは無いぞ
#呟怖 https://t.co/zjmYlTwR6a

2、はい

「はいっ」
先生は僕を見ないふりする

いや、先生だけじゃない
クラスメイトたちもだ
この前まで普通だったのに話しかけてもみんな無視する

今は前まではうざく感じてた隣のクラスの幼馴染が様子を見に来てくれることが嬉しい

「花瓶の水変えなくちゃね」
僕の話は無視するけど

#呟怖 https://t.co/zjmYlTwR6a

1、きょ

「巨乳なんて肩が凝るだけ」
A子が肩を揉みながら言う

「相手の目線が胸に行くのもわかるしね」
B子が胸を手で隠す素振りを見せる

「可愛い下着もあんまりないし...」
C子は私の胸を見てすぐ目を逸らした

私が作る藁人形はきっと巨乳
お前ら全員、胸を中心に呪い殺してやる

#呟怖 https://t.co/zjmYlTwR6a

はぁ〜
疲れた体で帰路急ぐ
ため息しか出ないのは帰った時の家の惨状を想像したから

「今日も散らかってるんだろうな...」

帰ったらとりあえず散らばった荷物の整理
部屋が小さい1Rで物もないから良かった

しかし事故物件の幽霊が恥ずかしがり屋
俺が部屋にいると暴れないだけまだマシか

#呟怖

「もう夕ご飯だからおもちゃ片付けなさいよ」
返事は無い、これがイヤイヤ期なんだろうか?

痺れを切らし子供の所へ

綺麗に整頓された部屋
あら?あの子はどこに?

おもちゃ箱から聞こえた呻き声
ツギハギだらけに縫い付けられた我が子がそこにいた
その時後ろで開いてた扉が激しく閉まった

#呟怖 https://t.co/ao4tghEmwn

心霊スポットとして有名な峠にやってきた

ライトに照らされる薄汚れたガードレールが続く道

「なんも出ないな」
路肩に車を停めた瞬間ガードレールが消えた

あぁ、車体が峠道で滑ってもガードレールがあるから大丈夫って思うヤツらを狙うタチの悪いタイプのガードレール型幽霊なんだ

#呟怖 https://t.co/tRDVewj32c

降って湧いた代休に暇を持て余す
とりあえず起きて...

べランダのカーテンを開けると子供

隣の子?
いや、両隣は一人暮らしだし仕事でいない筈

混乱してる間に子供は消えた

後日わかった事だが、この部屋は冬場の昼間に子供を放置し虐待死させた事故物件

あの子が出るのは昼間だけらしい

#呟怖

兆し

「聖痕って知ってる?
キリストが磔にされた時に掌に杭を打たれた傷
たまに何もしてないのにその傷ができ聖人と呼ばれる人もいるんだって」

いや、お前のその傷はあいつらにナイフで...

「聖痕が疼くんだよ...
あいつらに復讐しろって」

目つきの飛んだ友人の掌の傷跡から血が滴る

#呟怖 https://t.co/7gl3ZbHMmE

@Emiko08013889 昔、城の桜の配置を変えようと馬に引かせたがうんともすんともいわず、怒った殿様がその馬を斬り殺して桜の近くに放って置いた
だがその晩から夜中になると城内を走り回る馬の蹄の音が鳴り響くようになった
こりゃたまらん
と馬の肉を供養するため馬の肉を食べた
それから馬肉は桜肉と呼ばれる

#呟怖

「今日寒い
バス停に停るたびに乗降口を開けて空気の入れ替えしなくてもいいじゃん
正月で誰も乗ってこないのに」

「しょうがないだろ
一応規則なんだから」
運転手に聞こえないように小声でたしなめる

『つぎとまります』

俺たちしかいないバスの中
誰も押してない降車ランプが赤く光った

#呟怖

「三賀日もすぎたってのに赤い顔してご機嫌そうに...」

千鳥足で赤ら顔の酔っぱらい
「そんなご機嫌でもないよ」

振り向いた男の顔は膨れ上がり今にも一飲みにされそうなぐらい口が裂けていた

慌てて逃げた我が家

妻にそのことを話すと
「こんな顔じゃなかった?」
あの化け物が笑ってた

#呟怖 https://t.co/IzCik3eB91

「昼間に見える流れ星には本当に願い事が叶う力がある」
無邪気に笑う君の嘘

僕は宙を見上げからかわれたことに気がつく

二枚とったチケット
隣の空席

昼間でも流れ星が見えるプラネタリウム

願うことはただ一つ

肘掛に置いた手を腐りかけた手が握る

何も無い眼窩で見る星は綺麗かい?

#呟怖

『また野球中継見ながらこたつの中で
お父さん、寝るならちゃんと布団の中で』
「なんでテレビ切るんだよ、見てたのに...」

ふと感じた違和感に振り返る
妻が私を見ながら「しょうがないわね」と微笑んでいる
遺影の中で

そういえば今日は妻が死んでちょうどひと月、今日は仏間で寝ようかな

#呟怖

この会社の噂聞いた?
就業後ひとりで会社に残ると赤い家に飛ばされてバラバラにして殺されるんだって

この会社が建つまでそこにあった家らしくて怖い人達に詰められて家の中で人が死んでたらしい
今までバラした返り血で家が赤いらしいよ

ほらうちの会社は黒いけど残業は絶対させないだろ?

#呟怖 https://t.co/2dTjj1DtA9

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