呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
イケニエが必要なんだ、調達してくれよ、そんなことを頼まれた。
何に使うかも何を持っていけば良いのかもわからず、多分生きてて赤い血が出て、可愛い物が良いだろう、そう思ってオボコ娘を一人かっさらって渡しに行った。その報酬が、缶ビール6本じゃ安すぎやしないか。何に使うんだろう。 https://t.co/jvJYXqeZed

#呟怖
休日出勤もなくなり、毎日自宅でパソコンの日々を過ごしている、家内は少しは運動しろとせっつくが馬耳東風でやり過ごす。
万歩計は3桁に届かないのが常だが体重は増えていない。
ある日、違和感を覚え、とうとう気づいた、自分の足がナメクジのようになり、「歩く」のが苦手になった事に。 https://t.co/VqfbTF84Dr

#呟怖
張り込みは続いた、もう夜もたっぷり成長している。
出てきたらどうするんですか
探偵が心配そうに囁く、
何、コイツがあるさ
弾倉を確かめ、煙草に火をつけた。
暗闇に浮かぶ人影、此方に向かってくる、狙いを定め数発撃ち込んだが速度は落ちず取り込まれた。
やはり幽霊に弾は通用しなかった。 https://t.co/8zo6UBZiw9

#呟怖 #140字小説
カマイタチを散歩させると時々急に重くなる、普段はとっても軽いのに、そんな時はたいてい付近の風に絡み付かれて動けなくなっている事が多い。絡んだ風をほどいて自由にさせると喜び余って踊り狂う、近くにいた人々はどこかしら切り傷を負う事となるが、命に別状はないのでご愛敬。 https://t.co/OcVKcXKnJj

#呟怖
夢の中では世界が燃えている、炎の中でドクロと化した人たちが叫んでいるが僕には何も聞こえない。
隣の家から出火して家にも火の手が回ってきた、炎って熱い、息もできない、きっと助けてって叫ぶんだろうな、さっきの夢の続きみたいだ。消防の音、
僕の夢はいつになったら終わるんだろう。 https://t.co/mPpycc0Q0k

#呟怖
丘の上に行ってごらん、そこには小さな洞穴があって、中には面白いものがあるんだよ。
それを聞いて友人達と探検に行った、穴の中は真っ暗、でも奥の方に明かりが見えた。
ソロソロ近づくと獣臭い、するとキラキラ光る目がこっちを見つめてきた、面白い物って九十九火の狐のことなんだ... https://t.co/32JR2XtS2G

#呟怖
これを飲むと体に良いよ、彼が私にくれた錠剤を毎日飲んだ。一週間後効き目が現れてきたようで、毎夜、不思議な訪問者を迎えるようになった、でも彼が現れることは一度もなかった、奇妙なモノに付きまとわれる私に彼は言った。
よく効く惚れ薬だろう。ストーカーする暇も無くなったよね。 https://t.co/qbMNdZcb9A

#呟怖
奥の部屋から聞こえてくる、「テケリ・リ!テケリ・リ!」という音が、誰も居なくなったこの家の夕刻に響く三味線。
そうか、今日は七回忌だったよな、それならばと、合わせて膝頭を叩き、下手な口笛で音頭を取って、彼の日を思い起こしそっと流れた涙を拭う。 https://t.co/IaZaxFNP00

#呟怖
わずかな手がかりをよじ登った、源流をみたかったのだ。滝となる前には深みのある静かな川が横たわっていた。少し泳いでみると急に水面が泡立ってそこから龍が現れた、これは夢、ではなかった、そして流れ堕ちるに身を任せるしか術はなかった。逆鱗に触れるとはこう言うことだった。 https://t.co/1z71V0Uxun

#呟怖
あの頃の僕には色があった、だから普通に暮らしていた、それがある時病気になって新薬が使われる事になった。しばらくして病気は治った、家に帰って来て数日したら、僕から色が逃げていった。残された僕を気に留めてくれる人が居なくなった。手に取った物の色をなくす実験を繰り返している。 https://t.co/MMFiO2XT8z

#呟怖
彼は整理券を配って歩く、7人までは速攻で処理するのだが、その後の混雑を避けるためである。もしあなたの財布に覚えの無い領収書が入っていたら、それは死神が配る整理券だから、自分ではどうにも出来ず思いがけない出張や旅行に出ることになるでしょう。何卒お気をつけていってらっしゃい... https://t.co/dJY8JdJDz0

@Phylliidae_Leaf ピエロ、画商、鴨居 #呟怖
実家の鴨居に飾られた遺影、おじいちゃんは画商だった。かなりの数の絵画を持っていたから遺品整理は大変だった。中でも厳重に梱包された一枚にはおどけたピエロが描かれていた、がその絵が曰く付きだと解ったのは30人ほどの変死が相次いだ後だった。おじいちゃん...

@Mad8068 ピエロ、画商、鴨居 #呟怖
実家の鴨居に飾られた遺影、おじいちゃんは画商だった。かなりの数の絵画を持っていたから遺品整理は大変だった。中でも厳重に梱包された一枚にはおどけたピエロが描かれていた、がその絵が曰く付きだと解ったのは30人ほどの変死が相次いだ後だった。おじいちゃん...

@KuromutaHatsuro ピエロ、画商、鴨居 #呟怖
実家の鴨居に飾られた遺影、おじいちゃんは画商だった。かなりの数の絵画を持っていたから遺品整理は大変だった。中でも厳重に梱包された一枚にはおどけたピエロが描かれていた、がその絵が曰く付きだと解ったのは30人ほどの変死が相次いだ後だった。おじいちゃん...

ピエロ、画商、鴨居 #呟怖
実家の鴨居に飾られた遺影、おじいちゃんは画商だった。かなりの数の絵画を持っていたから遺品整理は大変だった。中でも厳重に梱包された一枚にはおどけたピエロが描かれていた、がその絵が曰く付きだと解ったのは30人ほどの変死が相次いだ後だった。おじいちゃん...

#呟怖
人感センサーで明かりがつきまくるだれもいない道に立っている https://t.co/031jpk1tve

#呟怖
その時僕は剃刀を持っていた、家の中で踊り回って、かなりハイになっていた。
突然まっ暗闇になったけどステップは止めなかった。バックコーラスみたいな叫び声、そして静かになった、でも暗闇のまま、どうせ誰にも見つからないし、そうか、もう目はいらないのかな、僕は静かに手を動かした。 https://t.co/glHxH6Zgx5

#呟怖
春霞のなか朧にたゆとう花弁が一陣の風たのは遠い夢の中でみる貴方の面影だった。
今では声もこの手も届かない見えない壁の向こう側で今でも見守ってくれているのか、吹きすさぶ春の嵐に立ち止まる私の背を押してくれる。
どうせなら防波堤からみえる月に向かってこの背をついてくれはしまいか https://t.co/u5v8pSn1cF

#呟怖
凍り付いた地面を歩く、不意に鳥のさえずりも止まり異様な静寂が訪れ杉木立の奥から聞きなれない声がする、探してはいけない、姿を見てもいけない、それは森に棲むエルフの声だから。
気づかれないよう、早く立ち去るしか術は無い、見られると、刃物の風を投げつけて、切り刻まれてしまうから。 https://t.co/JtbJAaD0OZ

#呟怖
友人に連絡がつかない、部屋に行くと鍵もかかっていず、中には誰も居ない、見回すと机にメモ、電話番号らしく、かけてみたが留守電になるだけだった。
その夜遅く着信があり出ると友人らしい声がしたが、要領を得ず話にならない、すると今度は断末魔の様な叫び声が響いてきた。彼は今、どこに。 https://t.co/UsXv4DN4uR

昨日久しぶりに死にたくなった。
なぜかと問われても原因など見当たらない、生活はそこそこ安定しているのだから。
メンタルが疲れているのだろう、こんな時は読む本は決まっている。
私は本棚から呪術書を一冊手に取った、そうだ、こんな気分は何処かの誰かに送ってしまうのが一番なんだ。
#呟怖

#呟怖
とても寒いの
君の声は震えてた
そっとケープを掛けてあげたら
あっという間に真っ赤に染まった
見えない傷口から透明な液が流れた
まだ血奬は残ってるかな
それなら僕のを飲んでごらん
そっと片手を差し出した
これで元気になっておくれ https://t.co/JUksHzWmNv

#呟怖
海鳥の声で目覚めた日、午後の散歩に出かけると、波打ち際にポツンと椅子。
引き寄せられる様に近づき座って見ると、そこからの景色は特別な気がして、画家気取りで絵を描いてみた。
高揚した気分は時を忘れさせた。
翌朝、大きな石に立て掛けられている不思議な絵をジョギングの人が見つけた。 https://t.co/8BxEh8g8rv

#呟怖
僕らの夢は無限に思えた、ドラッグと酒がなければ味わえない恍惚の時間は君と交わる時だけだった。
絡め合った指先をほどくと、やって来る荒涼とした景色のなかで、行く先を決めようと覗く羅針盤はほんの少しだけずれていたけれど、気づかない振りをしていよう。
少なくとも君に触れられる今。 https://t.co/lDozVL359u

#呟怖
あっちから大きな光が迫ってきたから、僕は下を向いて脇に逃げ込んだ。
光の通った道は屍の山になっていった。
いまだ正体も明かされず手立てもないらしい。
SNSで広がる出現予想地帯が本当かどうか信じるべきか否か、僕も予想を投じるべきだろうか、信じてくれる人はいるだろうか。 https://t.co/ydsocYycFD

#呟怖
野辺の送りがすんでから
花の頭飾りを編みました
お地蔵さんの頭にのせて
一人家路につきました
過ぎた時間を懐かしみ
今日も花輪を編みました
飾って欲しいと現れる
窓辺にそっと置きました
花の言葉に助けられ
心が和らいでいく様に https://t.co/dQWLCXZ8zC

#呟怖
モノリスに記された古代文書が解読された、それはある遺伝子に関する情報だった。
マッドサイエンテイストは色めき立つ。
試行錯誤の結果忠実に再現されたモノは人間ではないが、限り無く人間に近い姿を持っていた。
ある時脱走したモノが旧人類を壊滅するのはほんの数十年しか掛からなかった。 https://t.co/lGri1dormp

#呟怖
少し肌寒いが夜桜を楽しもうと川縁に出掛けた。見事に咲いているのを眺めて歩くと時間が遅かったためかライトアップの明かりが消えてしまった。
やれやれと振り向くと一本だけはっきり見える桜が見えた、近づくと木陰に細身の女性が立っていた。なぜ見えたのか解らないが寂しい笑顔だった。 https://t.co/H8ggoiWkJu

#呟怖
アザを隠したくてタトウーをいれた、ハートに矢が刺さってる極普通。付き合った彼女も真似して入れてくれて仲良くしていたが、ある時魔が刺した。
翌日から痛みだし刺さった矢がどんどん心臓に近づいてくる。
そしてある日もう一本の矢が心臓を貫き彼女のタトウーはハートだけになっていった。 https://t.co/Zj1KNM6X72

#呟怖
これはね、良い夢を捕まえて離さないようにするの、窓辺の飾りを揺らして君は遠くを見ていた。
急に僕は動けなくなった、一歩も動けず、声も出ない、助けて!
すると彼女はこうも付け加えた、それから、悪いものを閉じ込めることも出来るのよ。
薄ら笑いで目を覗き込むその瞳は紫に輝いていた。 https://t.co/xAYSDxy8S0

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