呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
眠れぬ夜にクジラを数えてみた、クジラが一匹、クジラが二匹、、66匹目の鯨を数え終わった時それが目を覚まして私を飲み込んでいった。
人間が一人、人間が二人、、飲み込まれてから僕は、ずっと気持ち良く眠ったままになった。 https://t.co/Hi8bWILtx1

#呟怖
思いきり息をはいて全身に力をこめたあと、脱力する、一瞬、意識が飛ぶ、この瞬間がとても好きだ。
側にいる人には突然崩れ落ちて動かなくなる様に見えるらしい、なるべく外ではやらないようにしている、大抵行き倒れと間違われて騒ぎになるからだ。
こんな楽しみは私ひとりかもしれないが。 https://t.co/HU1SaBI9mI

#呟怖
まるで恋をしているようなこんな気持ちになるなんて、思いもしなかった。無くしてしまうのが怖くて私はあなたを小さく刻んだ、放りっぱなしのプランターの土になるまで時間はかかるけど、あなたの土ができたら二人の思い出の花を植えるの、いつもあなたと笑える様に、いつもあなたがいる様に。 https://t.co/3rWvYx7njF

#呟怖
占い師の予言は外れた、思い人が振り向くと言っていたのに。
さっき目の前で落ちてきた看板に頭を潰されてもう振り向くなんてできっこない。
失せ物は見つかるって言ってたな、夜中のベランダ、見ていたら白い靄が形になって潰れる前の姿で私に会いに来てくれた。ずっと一緒にいることにした。 https://t.co/I5zplbgbQn

#呟怖
急に足元が崩壊、体が宙に浮く。
ふわふわ~~~ 何もできないが地球の重力と仲良しになっているのは解る。
数秒後には打ち付けられて小さな物体に刻まれてしまうだろう、しかし衝撃は来なかった。
どうやらあっという間にあの世へ行ってしまったらしい、今でもフワフワ堕ち続けているのだから。 https://t.co/p5DUY0y85r

#呟怖
この歌を覚えておくと役に立つ時もあるの、そういってママが教えてくれたのはあるレクイエムだったと大きくなってから知った。
弔いの歌が何の役にたつのかわからないまま時が過ぎた。
ママが一言だけど付け加えたのは、これを聞いて踊る人には近づいちゃダメ、だった。 https://t.co/4oljgc3jsl

#呟怖
今年も庭に綺麗な花が咲いた。
一つの恋が終わる毎、その花は目玉のようにクルンとした蕾をつけていく、どんどん大きな花になっていくのが嬉しくもあり悲しくもあった。
終わった恋の証に私が一つづつくりぬいてはあげる肥料がとてもその花に合っているのがせめてもの慰めだろうか。 https://t.co/amm5fFXXgC

#呟怖
標識に従って次の場所へと歩みを進めた。十分楽しんだからもう帰りたくなって出口を探しているが、「順路」しか出会わない。
矢印の先はどうみてもきりたった崖しか見えないのだが、僕より先に行った人たちは一体どこに行ったのだろう、僕は足がすくんで崖下を覗き込めないで居る。 https://t.co/t7uG0aT7E0

#呟怖
新しく出来上がった校舎に意気揚々と走り込んだ、改修後なのに靴箱だけは錆びて、くたびれた姿を晒していた。
用務員さんが、毎晩手紙を入れていく女の子がいて、それが回収されないから新しい物に変えられなかったと教えてくれた。
既に持ち主の居ない靴箱には溢れる程の手紙が残されていた。 https://t.co/6CoXotDIAO

#呟怖
ある日私は気づいた、恐れの源が私の目の中に留まって居ることを。それからというもの、毎日何時でも何処でも私の目は影を追いかけ、柔らかな日差しの下でも、固く静まる夜半でも、必ず映し出して私を怯えさせる。
一度気づいてしまったら、もう考えない訳にはいかなくなっって、私は我が目を.. https://t.co/v9zvbPB6qF

#呟怖
絶対に覗き込んじゃダメって言われてた。
川岸に並んでいる護岸用のコンクリートブロックの事だった。
ダメと言われるとついやってみたくなるもので、恐る恐る穴の中を...
後悔先に立たずってこう言う事なんだと理解した時には僕の靴が河原に転がって落ちていた。 https://t.co/bdk88WEB71

#呟怖
ねえ、台所に置いてあった黒いゴミ袋知らない?
ああ、それだったら出すんだと思ってシュートに投げといたよ
その答えを聞いて全身に戦慄が走った。
ヤバイ、どうしよう、取りに行くのも変だし、回収されちゃったら絶対にばれちゃう...
思いあぐねて灯油に浸し火を付けたシーツを投げ込んだ。 https://t.co/LuWv2BjUsO

ふと @kurohacci
ふと気づくとソレがいなくなっている、普段は意識の下に収まっているのだが。
いつの間にか意識のヴェールをかいくぐり外の世界に逃げ出してしまった。
こうなると押さえられる者はもう居ない、ソレが暴れまくり作り出す修羅場を見守ることしかできない。
#呟怖

#呟怖
流れついた流木に一つ一つ名前を書いて浜辺でキャンプファイアーの薪にします。
思いが届けばその名前の人は数日で居なくなります。
今夜も盛大に火を囲んで踊るとしましょう。
あなたの名前、大丈夫ですか? https://t.co/UAqcNPocTX

#呟怖
砂漠の薔薇を探してやっと見つけた、それは小さくちじこまって枯れているよう、固い枝は動かない
少しの雨、まるで生きてる枝先がひろがって薔薇の花のよう、それが名前の言われ
雨が止み、また枝を絡めて固くなる
抜けない手にその枝が絡み突き刺さる
逃れるにはただ次の雨を待つばかり https://t.co/g657rBYOWi

#呟怖
悲しげな瞳の奥で
その手が届く事を願っている
触れれば脆く崩れさってしまうのに
愛しさも宿す瞳の煌めき
その声が届く事を願っている
囁きは風の音色でかき消されてしまうのに
瞬いた瞳の一瞬で
冥府へ連れて行ける事を
知っているから
覗き込んだその目に全てを捧げた https://t.co/4Y1pSK1psw

#呟怖
地下の物置にしまってあったはずのマネキンが行方不明になった、どこを探しても見つからず、上司に大目玉を喰らった。
行って来てくださいよ
翌日出社すると上司は休みで居なかった、物置をみにいくと、見慣れた上着を着たマネキンが横たわっていた...すごくよく似てるんだけど、気のせいかな。 https://t.co/ATzS2UmmHm

#呟怖
やっと手に入れた貴方の香り
小さな瓶に詰め込まれ
私のためだけに拡がる
雲を掴むような私の仕草に
ときめいてくれたはず
もう誰にも渡さない
貴方の全てがこの小さな瓶の中
貴方が消えたことなど誰も知らない
私だけの秘密だから https://t.co/hNFADlyUWd

#呟怖
向こうの山からキラキラ、モールス信号が送られてくる、内容は誰かへの呪いの言葉だ。
それなら、とこちらも同様にしかえしてやった。
キラリ、キラキラ
これで呪い返し、終了! https://t.co/EejlGxFdNZ

#呟怖
僕は知っている、なぜ君がこの停電を恐れるのかを。
大きな冷凍庫の中にはあるものが眠っているんだ、だから電気が止まって溶けてしまうのを心配しているんだ。
解凍されたら自ら動き出して君の喉笛を狙いにやって来るから。 https://t.co/JfLBFkfw0t

#呟怖
お母さんが人魚の肉を食べてしまった、それでお腹にいる僕も不老不死になってしまった。
だからいつまでたっても生まれられなくなってしまった。

#呟怖
いつも何もしないが役に立つ時もある。
家族揃って旅行に行き家を開けている間、空き巣防止に夜電気を付けてくれたり、さみしがる座敷わらしの相手をしてくれたり、貧乏神を言葉巧みに追い払ってくれたりする。
いついてくれると何かと便利なのがぬらりひょんだ。 https://t.co/HZJYhZ0blq

#呟怖
庭に小さな木を植えて
この木に花が咲く頃に会おうと約束したのがほんのちょっと前だったように思える。
手紙に添えられた写真の君はいつも
また明日って微笑んでいるけれど、
あれからどれだけ経ったのか、
このままあの世に行かないで待ち続ける事にしよう。あのときの指切りが大事だから。 https://t.co/pX4A203Z3y

#呟怖
あんな風になるのは金縛りになってる時で、目がつぶれずずっとまぶたが開いている、だから時間が経つと乾燥してヒリヒリする、でもまぶたは閉まらない。
誰か起こして、と叫んでみても声なんか出やしない...
ただ起きてから充血した目を鏡のなかで眺めるだけだ。 https://t.co/4BFzVIO9P9

#呟怖
そこを通ると何故か視線を感じる、見渡しても誰も居ないのが不気味だ。
その昔火事が起きたという今は空き地になった場所、一部分が焦げたように見える、何度も塗り直したり、フェンス毎取り替えられたりしているのに気づくとまた黒こげになっているらしい。火事で死人は出なかったというのに。 https://t.co/2jav6Pjf3f

#呟怖
藍染の着物に腕を通し、鏡の前でしなをつくる、化粧を終えてテイッシュをくわえ紅を押さえる。
初めての夜に心が踊る、そっと触れる頸動脈の躍動がより強い幸福感とその後のやるせない恍惚感を脳裏に浮かばせる。
ありがとう、貴方に敢えて良かったと、思うときには貴方は冷めて行くけれど。 https://t.co/Ktm4sthLHp

#呟怖
工事現場の土管の中にコインを落としてしまった、必死に手を伸ばし拾ったら2枚に増えていた。これはもしや、ともう一度コインを落とすと、今度は3枚になった。気を良くしてまた投げ入れて、できるかぎりに手を伸ばしたら、手首をグッと捕まれた。
拾うのも忘れて全力ダッシュで走って逃げた。 https://t.co/4APvj1KhGl

#呟怖
目覚めは良かった、窓の外は明るい陽射しで溢れている。
昨日の電話で言ったこと、少しだけ後悔して、大したことじゃないと決めつけた。
頭のなかでは天使と悪魔が言い合いを始めた、
ほっといてくれないか
庭先でクルウ、クルウと鳩が鳴いていた。 https://t.co/jJMTl2Bhic

#呟怖
嵌まってみる、と尋ねられ首を縦に振った。
少し歩いたら落とし穴に嵌まった。
辛うじて抜け出した、どうもおかしい。
もう少し行くと片足を棺桶に突っ込んだ。なんとか引き抜いた、怪我は無い。
君に追い付こうと走り出したらどつぼに嵌まった。
僕はただ君の人生に嵌まりたかっただけだよ。

#呟怖
使われなくなった学校に潜り込んでみた、給食室内から音が聞こえる、覗くと黒い何かがうごめいていた。一通り回って出てきたら、友人の後ろから例の何かが着いてきているのが見えたけど、友人には見えていないらしい、思わず友人を置き去りにして逃げた。心霊スポットだって知らなかったから。 https://t.co/c6cHX9wxVk

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