呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
緊急のお知らせです、たった今、一体逃走中との報告がはいりました。
近隣の方は窓や扉の鍵の鍵をお確かめのうえ、むやみに開けたりしないようご注意ください。
見かけてしまった方はあきらめて指示にしたがっていただきます。 https://t.co/E2PKx3XDyU

#呟怖
未来を誓った貴方の元へ行こうと階段に足をかけた、貴方の声は上から響いてくる、近づこうと歩を進める毎に、その声が遠ざかっていく。
「何故」
不思議に思い下に向かうと声はだんだんはっきりしてくる。
「さあ、おいで」
たどり着けないのは私が誓いを破ったから、あの女を手にかけたから? https://t.co/EY34Uq97ST

#呟怖
悲しい思いはもうたくさん、だから私は目覚めないことにした。
きっと家族は重度の引きこもりだと思っているはず。
一つだけど楽しい事があるの、それは夢の中でいつも貴方に会えること。
だから私は眠り続ける、今となっては、眠り姫を起こすくちづけは永遠に訪れる事はないけれど。 https://t.co/3WqMAYHt7o

#呟怖
暑い日差しの夏の午後、
揺らめく陽炎の中に蜃気楼のように墓石が並ぶ日がある。
そんな時は数日後かならず近所で人死にがでると昔から言われていた。
以前は賑やかだったこの村に住んでいるのは今では私だけ。
昨日見えた陽炎のいわれは迷信ではないのかも知れない。 https://t.co/bpuUfQNnc8

#呟怖
お母さんはいつも私の好きな縫いぐるみを買って来てくれた。熊、犬、イルカ、私の部屋はさながら動物園だった。
ある日お母さんが初めてヒトの人形を持って来てくれた、それはお父さんそっくりだった。
次の日、お母さんそっくりな人形をもらった。
それから私は両親に会った事が無くなった。 https://t.co/eaIkdRbvwb

#呟怖
夕暮れ窓辺で一人呟くのは、愛しい貴方のその名前、そして「逢いたい」と。
この声が届けば必ず戻って来てくれる、それだけが私の望み。
ある頃から噂が立った、角地の家の2階から女のすすり泣きと悲しげな歌声が聞こえるが、そこには誰一人その影さえも見えないと。
私は今もここに居るのに。 https://t.co/OXH07FYJIz

#呟怖
人は昔ヴァンパイアだった、数千年より長い時の流れのなか、大半が雑食になり現代に続いている。
そのなかで植物だけを主食とする人達は無意識の中で太古の自分達を追い求めている、懐古の情が溢れでたとき、過去の記憶と共に吸血のしきたりが甦る。 https://t.co/WnaxAP5aiN

#呟怖
銀色にそして金色に輝いて風になびくその姿に郷愁を覚える人達がいる。それと同じように銀や金に心を奪われてしまう人達もいる。
どちらがより良い人生を送れるのか、自然の妙だけは知っている、ただ人間はそれに気づかないだけで、
天国も地獄もその人次第ということを。 https://t.co/30RixJC5K2

#呟怖
ずっとそばに居たいから、あなたを見送ったら、私もそちらへ旅立つことにしました。怒らないでください。
きっと自ら炎に飛び込んで、また甦る不死鳥のように、来世にすべての祈りを込めて。
私には見える、飛ぶ紅色の未来の鳥が。
例えそれが地獄の業火だとしても、燃えるお、思いは同じ色。 https://t.co/F8mwyQDy5f

#呟怖
口喧嘩をした夜、車に飛び乗って高速を飛ばした。
目から涙が溢れすぎて前なんか見えない、アクセルだけは緩めずに、ただただまっすぐ走り続けた。
パーキングから出てきたトラック、気づいたときには
クラッシュ
まぶたに映る天使が一人、私を導いてくれるのだろうか。
それとも置き去りに。 https://t.co/YjwAyyHS9t

#呟怖
小さな穴から覗く世界は幸せそのものに見えた。
ここから出られさえすれば、素敵な世界で生きられると思った。
外に出してもらえた日、喜び勇んで歩いて行った、がそこには食べ物も暖かい毛布もなくてあるのは冷たい視線だけだった。
喉が渇き干からびていくのを、記録したレポートができた。 https://t.co/EZXUoYaYQK

#呟怖
目をつぶるといつもそこに居る
目を開けると見失う
人はそれは幻だと決めつける
僕にとっては現実でしかない
彼女に会うため白昼の町で目をつぶる
ちっとも危なくなんかない
だって彼女が優しく導いてくれるから
目をつぶると会える彼女は現実だから
今度は何処に連れていってくれるかな https://t.co/s3ZYOXEeC6

#呟怖
合わせ鏡にすると最後の顔が見えると言う。
どうだろう、失いたく無いものが隣に映っていてくれないだろうか、自分しか見えないのだろうか?
躊躇いながら合わせて覗くとたくさん大切な顔が並んで見えた。
ああ、これで安心して逝ける、皆を道連れにして。 https://t.co/hP36XbsrYw

#呟怖
一話終わる毎に蝋燭に一本灯りをともす。
少しづつ見渡せるようになる部屋の中、それにつれて感じられる気配が増えていく。
百本目の蝋燭が灯されたとき、そこに見えるのは語り手の居なくなった
ガラン
とした空間、そしてうごめくナニか達の狂喜の歌声と笑い声...
子守唄のように優しく。 https://t.co/MxsRFsZNCT

#呟怖
王は次の戦いを占うため、ベリアルを呼び出した、しかしそれは何も答えようとしない、業を煮やした王に向かってそれは言う。
「一番大事な物を差し出せ」と。
それは生きる贄を差し出さなければ、何一つ答えることがないのだった。答えを求めるあまり自分の娘を差し出した王が聞いた占いは
敗北 https://t.co/bFSVH2oDZE

#呟怖
仄かな香りと淡い色彩
まるで現実味に乏しいあなたの面影
来る日も来る日も待ち続け
恋焦がれたのはいつのことだったか
薄れていく記憶の中で
私の香りも薄くなり
私の影も消え始める
それを見届けた庭の紫陽花
今年も見事に咲き誇る https://t.co/sjPK2zHei2

#呟怖
近頃ふっと右側をみると、そこにはいつも何かがいる。
ちょっと気が緩んだ時なんか、ユラユラ揺れているのが見える。
目医者に行っても異常なし、でもずっと目の中にいる。
最近少しずつ大きくなっているみたい、気のせいじゃなくて。
どうしてそこに憑いてるの? https://t.co/jAC6MTCxks

#呟怖
友人が赤いワンピースをプレゼントしてくれた、気に入ったのでそれを着て、翌週、友人と食事して映画を観て楽しい休日を過ごした。
駅で別れて電車を降りて一人で家に向かう、と後ろから足音がついてきた、少し暗い公園の横を通るとき背中に熱い痛みが走った。
私の顔を見て、畜生、人違いだ。 https://t.co/vvHCHWEU1n

#呟怖 #旅怖
小さな妖精がみせた夢、そこにでてくる可愛い女の子に心を奪われた王子に悲劇の幕が上がる。
中略
怒りに燃えた王子は長い剣を振り回し小島に火をつけた従者を次々と叩き切った、走り寄った王子、炎に包まれた妖精の断末魔が耳をつんざく...

「湖城ホテル 」より 抜粋 https://t.co/3QNI0lgmzD

#呟怖
疾病対策が終わってもそのベンチからテープが外されることは無かった。皆不思議に思ったがそのままにされていた。
ある日テープを取って座った人が行方不明になり、取り払おうとした作業員はベンチに飲み込まれる事件が起きた。
さわらぬ神に祟りなしとは、相変わらずそのベンチはそこにある。 https://t.co/Eig9f1wbha

#呟怖 #旅怖
朝の食卓でも広げる新聞には、相変わらず納得のいかない情報ばかりが並ぶ。
私はノートを広げ何人もの名前を書き連ねた、このままではどうしようもない。
私はその夜、死神を呼び出し希望するモノと引き換えにそのノートを手渡した。
彼の希望は誰にも告げない事なので口には出せないが。 https://t.co/nsXTWlMO0P

朝焼けの短い時間が最も似合った時だ。夕暮れでも深夜でもない、これから一日が始まろうとする、その一瞬を使うのだ。標的の顔はその日をかたずける希望と期待に満ちている、そしてそんな顔のまま銃弾に倒れることになる。
捜査の一団に「蒼の狙撃手」と呼ばれるのはその犯行時間に由来する。
#呟怖

#呟怖
やっと一段落ついた、るいるいと重なったごみくず同様になった元生きてた人達を足先で避けながら、次の一団を待ち構える。
一人でもまともな人間に出会いたくて、廃墟の街をさ迷う自分はもう、どこまで人間だったか不確かな気がするが。 https://t.co/1AOzZNIuCG

#呟怖 #旅怖
やっと貴方が来てくれたから戒厳令の夜ももう怖くない。
夜会に出かける猫達の帰りが遅くなってきたの、それに家では餌もあまり食べないのに、以前より色艶が良くなって...
時々噂が聞こえてくるの、森の中でナニかに襲われたらしい傷だらけの遺体が見つかるって。貴方も気をつけて。 https://t.co/NYHHZCnxQT

#呟怖
ずっと貴方を想い続け、ようやくこちらに呼ぶことが出来た。
これで仲睦まじく暮らせると思いきや、貴方はピチピチの若い娘に鼻の下を伸ばす。
そういえば私がここに来たのも貴方の浮気のせいだった...
ここまで堕ちてこれ以上がない、どうしてくれよう、覚悟はいいかと灼熱の炎が全てを包む。 https://t.co/MxsRFsZNCT

本棚の檻@KuromutaHatsuro
書斎で四方を本棚にかこまれ、書籍の匂いを呼吸する、ちかごろとんと外に出ていない、たまには外の空気wお吸おうと出ようとしたが、まるで檻に入れられたように出口が開かない。
鍵は元々無いのだが、どうやらある順番で本を読みいどうさせなければいけないらしい。#呟怖

#呟怖
幸福の駅だって聞いたからはるばるやって来た、きっと自分も幸せになれると思って。
あれから数十年の時がたった、しかし幸せらしきものは訪れなかった、その場に留まり先に行くのが怖かったからだ。
そうか、電車に、、、
僕は慌てて飛び込んだ、これで幸せになれると思って。 https://t.co/qHsISuEqzz

#呟怖
暗くて道に迷っていたら遠くに歩いている人たちが見えた、皆うつ向き加減で頭を垂れて同じ方向へと向かっている。
待って、そっちに行けば帰れるの?
大きめの声で尋ねたが、誰一人として答えてはくれなかった。
追い付こうと足を速めても一向に近付く事は出来なかった。
ある夏の夜の出来事。 https://t.co/SxYCd0XcX6

#呟怖
そこの主に気に入られたらたどり着ける、小さな船をこげばよい。
もしそうでなければ小舟は海に沈んでいく、もともと土で出来た小舟、加護がなければたどり着けぬ。
そして供物を供え舞をまいこの後の副を授かっても帰る道がないのが玉に傷ではあるのだが。 https://t.co/7YIg1CafK1

#呟怖
稲の刈り取りがが終わった田んぼにひっそり隠れ住んでいる、普段は大人しく遊び回る子供達を見守っている。
しかし、純粋さのなくなった大人達には異界のモノにしか見えない、恐怖のために手出しをするとその大きな体で踏み潰そうとしてくるので、そうっとしておいたほうが安全だ。 https://t.co/8T7F5p8XVq

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