呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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子供が嘘をついたので、躾のために舌を抜いた。それでも嘘をついたので、目を抉った。それでも子供は嘘をつく。「お母さんはもう死んでるんだよ、あの世へ逝かなきゃいけないんだよ」そんなことはない。私はまだ生きている。それを証明するために、今度は耳を削いだ。ほら、まだ血が出るのに。#呟怖

教室に入ると、担任を始めとして皆がこちらを向いた。「おい、遅刻かよ」友人が声をかけてくる。「もったいねえな~、今日担任が急に休んだらしくてさ、今自習なんだよ」「そうなの?」白々しい、と我ながら思う。昨夜担任をあの世へ逝かせたのは、私自身だというのに。#呟怖

住宅街を一人で歩いていると、向こうから老人が歩いてきた。背中が少し曲がり、後ろで手を組んでいる。すれ違い様に「こんにちは」と挨拶された。驚いたが、近所付き合いだと思って快く返す。通り過ぎた後、珍しい人だと思いこっそり振り返ると、その皺だらけの手にはハンマーが握られていた。#呟怖

大学の講義の後、急いで便所へ向かった。個室が一つ使用中なだけだった。チャックをおろして漸く一息つく。すると背後から声がかかった。「トイレットペーパーは無いか」という。辺りを見回しても無かったため、その旨を伝えようとしてハッとした。私が今いるのは、背後を壁にした個室であった。#呟怖

最寄り駅で事故があった。もうすぐ電車が入ってくる、というところで線路に飛び込んだのだそうだ。「まだ小さかったのに・・・」涙ぐむ彼女はその子が残した首輪を愛おしそうに指でなぞる。「大人しい子だと思って・・・ちゃんとケージの鍵をかけていなかったの・・・私が悪いのよ・・・」#呟怖

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