呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

彼女が入れ歯を外すとホオズキのように唇周辺の皮膚が窄まった。
皮膚のフィルムも取ると、お婆さんがそこにいた。
「嫌いになったよね。ごめんね」
小さくなっている姿は哀れで、本心では罵倒してやりたいと思っているのかもしれないけれど、可哀想。
シワシワの頬を撫でると涙で湿っていた。#呟怖

とある小規模集落で、ある宗教が流行ったんだ。『天狗さま』
俺は忘年会で使っていたマスクを被り演説をした。人の幸不幸なんて感じ方で変わる不確定な要素なのだからそれ程難しいものじゃなかった。
最後の1人を見送って俺は廃村の届けを出す。
自分の育った村にやってやれる事ってこれくらい。#呟怖

人間ドン! まあ無難に牛丼でいいかなって感じです。期間限定だから食べる人も多いと思いますが、レギュラー入りはしないと思います。星2です。

#呟怖 https://t.co/Qdemt0CrZG

#呟怖

が生まれた瞬間をよく覚えている。私から見える第一インパクトは医師、彼らの表情だ。
予断がならない状況で、すぐに緊急延命が行われる事となる。
引き離される前に見ようと疲労を振り切り起き上がる。

呼吸口がぽっかり空くのみで他何もない、肌色のラヴァマスクを被せてあるみたいだった。 https://t.co/FRIblK0IKu

早くおいでよ。幼年のぼくに言う。

髪は雨で濡れ艶やかで、雨滲みがお気に入りと言っていたワンピースに広がっていた。
機嫌良く、そして壊れた傘を持ちながら、傘よりも壊れていた母は、道路に飛び出すとトラックに跳ね飛ばされ縁石に打つかる。

顔が人だ。母がいないと思うと悲しくなった。#呟怖 https://t.co/BhqrNlLP5O

夫婦喧嘩も佳境に差し掛かると、彼は憎らしく無の表情を見せる。
子供には可哀想だが、心を支配している感情は夫を殺したいだった。
猿だったら、引っ掻き傷つけ、離れて、それで終わりだ。人は違う。

ある時、かぐや姫のアレ的存在に出会う。

神棚を片付け、信仰した。

月が欠ける事はない。
#呟怖 https://t.co/WcQaT3VB4c

#このお題で呟怖をください
#呟怖

『月の羽衣』

かぐや姫は未練がなく月に帰った訳ではない。

月の羽衣を着る事によって全て忘れてしまいました。情愛を失くし、心が頭から消え去ったのでした。

カツ丼を食べ切ると手の平を合わせご馳走様と言った。衣はサクサク、肉厚で卵はふんわり美味しかった。途中ラーメンと思える事があったけれど、腹持ちはやはりカツ丼だった。
食券制で、札にはラーメン大盛りと書かれていた。大盛りにした覚えはないので、店員に言うと不思議そうな顔をしていた。#呟怖 https://t.co/ZIZLdx6dEx

レバーを捻るとカプセルが出てきた。

まずは祖母。
実の所あまり良い思い出はない、祖父の手先みたいな人で言う事を聞かないと私を箒の柄の部分で叩き叱った。何と言うか昭和の女性。

白い魂は疎らな白髪頭の色だった。
「私を殺すのかい」
あの時の声で強がって見せた。転生にはまだ早そう。

#呟怖 https://t.co/jH07t8plgw

三日月のベンチに腰掛け釣り糸を伸ばす。

視線を感じて顔を上げるとぼくは見つめられていた。
雲の隙間から覗くは、小さい女の子だ。
不思議そうに聞いてきた。「釣れますか?」

首を振る。

糸の先はかつて水の星と呼ばれた惑星、今は干上がって砂だらけ、

手を離すと釣竿は落ちて行った。
#呟怖 https://t.co/HOh0Re2wAJ

読み終えた本を棚に戻し、締めの一文を思った。
ざっくりとしたところ、1人の女の為に散々殺人をしてきた男達が一室に集められ殺した人数を競うという、そんな内容。
終盤、部屋にガスが撒かれ、部屋にいる殺人者99人死ぬのだが。
100人の魂が救済された的な締めだった。

あと1人は誰だろう?#呟怖 https://t.co/nGCIXj8W1p

触覚により風を感じられた。
あと1歩で落ちるのだろう。

手もないので抵抗をする事もない。恐怖も特になかった。

「ありがとう、みんな君のおかげだよ」
頭骨を通じ言葉が聞こえる。
どういたしましてと伝えたい。

人の形になるように装飾していたものを残しながら5kg程の私は地面に向かった。#呟怖 https://t.co/cAFQkh2pDW

彼女の肩甲骨は背中の肉を突き破り、それが白鳥のような羽根に変化をし、
純朴で優しい瞳は慈しみに満ちた光に変わりました。
天使になったのです。
縋り、そばにいる事に多くの時間を使いました。希望だったのです。

いずれいなくなる事はわかっていましたが、愚かとは思いませんでした。
#呟怖 https://t.co/2a5cU8l0c5

#呟怖

荒縄でベンチに括り付け、ガソリンをかけました。途中で目を覚さないように眠剤は調整しました。いくらかの会話の後… え、ああ、殺す気でしたよ。先に荒縄が燃えベンチからは落ちました。
しばらく地面を転げて、20分くらいでしたかね。周りの住民?
あなた方は何も聞かされていないのですね。 https://t.co/3gmquCTMd7

#呟怖

怖い写真を見せてもらった。

「この女の人は何してるの?」
「誰かの監視なのかな」

「怖くない?」
「怖いよね、ゾッとした」

「もし…自分だったらと考えると…」
崩れそうな家屋に巨大な怪獣が乗っていて、それを数本のスチール棒で支えていた。 https://t.co/HT4QGHxKFD

口裂け女って知ってますか?

…有名な怪談ですし、知ってる方は多いですよね。1979年くらいから流布した話です。
知っている方は是非挙手を、なるほど、だいたいの方は知ってらっしゃる。

さて、では、
(女性はマスクを外す)
「私は、キレイですか?」

「え? みなさんそうだったのですね」

#呟怖 https://t.co/71NF1w4Hsv

#このお題で呟怖をください
#呟怖

しがらみクレッシェンド

#このお題で呟怖をください
#呟怖

パイロキネシスの少女

#このお題で呟怖をください
#呟怖

人間で言うところの背腸

#このお題で呟怖をください
#呟怖

不幸のお裾分け

泥濘んだ土に足跡があり、その先にうつ伏せに女性が倒れていた。
頭部に大きな瘡蓋があって撫でると赤黒いそれがぼろぼろと崩れた。

彼女の小指には、赤い糸が結びついていて、先に誰かの指だけが繋がれていた。

痴情怨恨のもつれだろうか?

#呟怖

トミカのミニカーで遊ぶ屈託のない笑顔のその男は20才以上に見えた。
勢いよくミニカーを転がし隣で遊ぶ子供の車にぶつける。キレた子供が男に掴みかかる。
「やめなさい」老婆が出てくると、男を殴る子供の手を止めた。鼻血を流し歯茎にも血を滲ませる男は痛みで啜り泣く。

全員同じ年らしい。#呟怖

母が怖かった。
台所でネギを刻む母が、振り返り切先を自分に向けてくると言う妄想を何度かした。

実際のところぼくに向けてくる事はなかった。
弟は苦しそうに顔を赤くしていた。僅かにガムテープが鼻にかかっている。苦しいと思う。助けられるなら助けたい。
父は胸から血を流して死んでいる。#呟怖 https://t.co/CZvqGMBc5r

コードを引き抜くと、君はとても苦しそうだった。君の入ったガラスケースが見る見る濁っていく。
「最後に何か言ってよ」

『ね』そうかそうか

ガラスケースを持ち上げると床に叩き付けた。水気があってピンクに近いそれはガラスと共に散らばり、彼女に2回目の『死』を与える事に成功した。

#呟怖

カーテンの隙間から月光が入り込み、君を照らした。嬉しそうな君を見るのは久しぶりだった。思わず溢れた涙は床を濡らす。

「君は幸せか?」
独り言のように呟くと、君は激しく拒否を起こす。異常な反応だった。
「ごめん、そんな訳ないよな」

ぼくは悪い気持ちになった。#呟怖

それは人と言うのか?誰かは答えを持っているのだろうか。
綺麗に見えるように今日は照明の配置を変えた。光があまり得意ではないのか。苦しそうだったので、照明を全て捨てる事にした。
ずいぶん利口だったのだろう。会話とは何かを考えさせられる。
柔らかい君に触れようと手を伸ばすがやめた。#呟怖

1日の事を話すのが楽しみだ。
いつも君は疲れていてあまり反応してくれないが、できる限り身振り手振りで飽きないように話した。最近は上手く話せてると思う。少しだけでも反応があるのが楽しい。
最後に君のご飯を用意して寝る。
君が食べるそれはスープ状で、あまり美味しそうではない。#呟怖

2日後に発見された。

扉をなんとかしようとして爪が剥がれた指が痛い。母に後日聞いた所ずっと殺してやると呟いていたらしい。全然覚えてないしそんな記憶がない。

後日閉じ込めた奴を殺した。哀れな命乞いも含め後日パッケージ化する予定。

生まれ変わった気分だ。#呟怖 https://t.co/jM8FNC7RlO

美しい肉体とは、不要な筋肉なく、不要な脂肪もなく、肉質は柔らかく。歯を入れるとほろほろ解けていくような。彼はまさに理想だった。必然的に性不全であった。なるほど、通りで匂いが違う。天使は中性であると強く思っていた。
喜んで草を食べている彼は明日バラされると知っているだろうか?#呟怖

死んだ人に会えますよ。そんな誘い文句だった。自分が6才の頃に亡くなった母親に会ってみたいと思い、胡散臭い話にのってやる。
後日用意された場所に着く、薄暗いその一室に入ると女性がいた。一目で母親と分かった。感情の吐露の前に何故?と言う疑問が。そう思うと砂のように解けてしまった。#呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。