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「長さどうですか?」
浮いてる毛をさっと切りながら彼は言った。

鏡に映る私の顔は涙でぐちゃぐちゃで目がマスカラで黒く滲んでいた。
挟みの柄の部分で頭部を殴打される。
「ちなみに叫ぶと殺すから、感想だけね」
「な…長さもバランスもめちゃくちゃ、美容師を目指していたなんて笑えるわ」
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頭部から尻尾にかけて撫でると、彼は気持ち良さそうに目を細めた。「君には悩みがないのかな」私が話しかけると首を傾げたような気がした。
伝わる訳ないのに、馬鹿みたいだと思って2匹目を構う事にした。
こちらは酷く臆病らしく微笑むだけで尿を漏らす。

あまりにも躾が大変なので明日殺す。
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疑惑は早い時期に生まれていた。
ある程度顔のしっかりする1才くらいになった時には間違いないと思うくらいには膨らんでいた。
しかし情がわいてしまっていた。

主観的には、まったく自分に似ていなかった。
ある意味のカテゴライズとしては同じ種であると思い納得する事にした。#呟怖 https://t.co/QG4lMKHfXw

丸い孤島に1人づつ人口が増えていった。中心で産まれるので年寄りは必然的に外に追いやられていく。
端は絶壁であり、下は深く抉れた溝である。そこに海水が溜まり、そこに死がぽっかりと口を開けた。
止まりながら暮れるのを待つ者が大半だったが、1人が自ら落ちると続いて何人か落ちていった。#呟怖 https://t.co/9PZ8uJia8A

「ハイノリ?」「広くは詐欺の一種だね」
東北地震の話から派生して、戦後流行った詐欺の話をした。

そうかだから君は顔が違うのか。#呟怖 https://t.co/fpVNd4Q5ma

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お題『濡れ鼠の先頭』

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お題『背乗り』

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お題『間違って、殺しても罪に問われない系男子』

夜中、寸胴鍋の前に座り込み親父が呻いていた。
「もうダメだ…」
俺は気付かれないように、そっと2階の住居部の寝床に戻る。見てはいけないと思った。
縮小して消滅する様に店を畳めばよかったのに…

そうして、強制されてか、自らかはわからないが『冷たいラーメン』の通販をはじめた。#呟怖 https://t.co/siITrwNkpN

元彼女と居酒屋に行った。
テーブルを挟み対面しているのにボディタッチが多い。
長く付き合ったのでおかわりのタイミングやおつまみの傾向もわかっているどんどん酒が進む。

終わりも終わり、最近産まれた子供の話をした。
優しい笑顔。

「早く言え、愚図が」
彼女の口は動いていない。#呟怖 https://t.co/gGIeWQqxwg

静かだった。俺は畳に倒れ込む。
横を向く彼女と目が合うと笑っているように見えた。
さっきまで生きていた。

殺してはいない。肺の末期癌。
頬を撫でるとまだ暖かい。

ヒューヒューと言う苦しそうな呼吸音が聞こえない。声が聞こえない。

うれしいのかもしれない。
他人の慟哭はただ虚しく。#呟怖 https://t.co/6RBWspNncR

頭蓋骨上部に小さく孔を空ける。そこから中身を吸い出し、豆腐と混ぜ合わせ、それを戻すと蓋をした。

これで豆腐の事しか考えられないと思った。

#呟怖 https://t.co/PBZG6rmGjx

自らの皮膚を切るとじわりと滲み出るように血が出た。
頬を撫でると、打撲の後が熱を持っていた。
血が循環していて、痛感がある、食べるし排泄もする。恋をしたなら執着もした。

あいつらの方がもどきなのではと思いはじめる。
自分が模造だとしたら、親(あいつら)を消したならそれは…#呟怖 https://t.co/rYej8iH9uP

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お題『偽血液』

AとBは仲が悪い。死ぬまで喧嘩をしてしまう。
悩んだ双方の親が集まり話し合った。
「転校が現実的ですかね?」
これは相手にそうして欲しいとの促しであると分かる。結論は出ない。

目を合わさない。協力しないといけない。
この2つを満たす、背中で合わせて心臓を共有すると言う解決に至った。#呟怖 https://t.co/968qUaIGBT

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お題『非人道的解決手段』

「職場にまでかけてくるなバカ!」
立ち上がり荒々しく電話を切ると、怯えるように見上げる営業部新人女子がいた。
なお、ぼくは彼女の教育係で、彼女の発する甘い香りが大好きだ。
ひくひくと鼻を動かしていると、胸に手を当ててきた。

「ダメですよ旦那さんと喧嘩しては、殺した時疑われます」#呟怖 https://t.co/P3PKZYru1h

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お題『怖い女』

「例えば好きな女を盗られたとか。物凄く馬鹿にされたとか。人を殺すのに何か理由がないとダメでしょうが」

パイプ椅子の背もたれに体を寄せると軋む音がした。刑事さんの後ろの扉は開いている。忙しそうだなと思った。

「あいつね、牛丼を食べるのにつゆ抜きにしたんです。分かりますよね?」#呟怖 https://t.co/x971BBvRra

妹の見舞いに行くと、窓の外を眺めていた。青い下地に白い雲が浮かぶ空に飛行機の軌跡がそっと伸びていく。
「どう調子は?」
手持ちのドーナツを渡すと、口元に手をあてながらクスクスと笑った。
「何かおかしい?」
ははは。手を叩き笑う。

ははは、ははは。白い泡が口の端に溜まっていく。#呟怖 https://t.co/G3B6ZdxWOT

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お題『どうでもいい動機』

昼寝から覚めると一瞬だけ、別の世界にいるような気持ちになる。

机から顔を上げると、黒板横の絵画と目があった。思わず目を逸らすのは絵画の方だった。
鉛筆の擦れる音と消しゴムの音、教師の声。
これは日常なんだと思いたかったな。
窓のサッシに足をかけると飛び上がり、あの世に向かった。#呟怖 https://t.co/4vvWwbJuZi

「中々凄惨だな」天井には黒ずんだ血液、見下ろすと首の動脈辺りを抑えている若い女性がいた。
キープアウトの黄色テープを買っておいてよかった。時間は稼げるだろう。

次亜塩素酸ナトリウムを浴槽のお湯で薄める。

それを壁や天井に吹きかけているところ緊急車両のサイレンが聞こえた。#呟怖 https://t.co/NX14wBNiHM

ベットの下に隠れていると突然鍵が開いた。
中年女性が入ってきて掃除をはじめた。

ベットの下の掃除はプライバシーの侵害にあたると言ってある。
ドキドキした。

見つかったら警察に通報されるかもしれない、ポケットの刃物を確認する。体格は良いが不意打ちなら大丈夫だろう。

#呟怖 https://t.co/NX14wBNiHM

葬儀が終わった。
片付けもあらかた終わった頃、庭先の桜に気付く、はらはらと散る花弁と、枝の間に宵月の明かりが見えた。
哭く泣く鳴くなど同訓異義語があるが、その日の桜は哭いているように思えた。

叔母との思い出など、これくらい。隣で幼き自分が彼女の膝の上で同じ景色を眺めていた。

#呟怖 https://t.co/8ixrZafUvG

今年解体が決まって、後にマンションが立つらしく、久しぶりに彼女に会いに行く。
嫁の寝息を確認してから家を抜け出した。
フェンス傍の桜は街灯に照らされ白く発光しているようだった。
一際高く美しい桜、その下に違いない。

ぼくは泣いた。
結婚を迫ってこなければ今でも愛していた。 #呟怖 https://t.co/OaJZn5Zff7

@molmol299 幽霊に足がない。円山応挙の描いた幽霊画が起源とするなどと知られるが、実際には江戸時代からあったらしくどうやら俗説らしい、現に目の前には…

#呟怖 #返怖 #一行怪談

礼拝堂の窓が白ばむ。そこで女生徒は喜びの声を上げた。
日昇時間を確認しておけばそんなミスは起こらなかったはず。
床の木目から黒い粒子が漏れ出しあっという間に帳が降りたような暗闇がそこに訪れる。
彼女は肺から空気を出しあっという間に死んだ。
外のあれはまた次の機会と沈んで行った。#呟怖 https://t.co/tvkFnCkNtj

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『ディストピアに於ける、偽人間』

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『人体ディストリビュータ』

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