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「はぁって、それでも教師ですか!」
感情のまま机を叩くと茶碗が転び床に落ちた。それで怒りを引っ込めれば良かったのだけれど、教師の卑屈な笑みに怒りが収まらない。
いじめの謝罪よりも原因、本当の事が知りたい。

「口に噛ませたタオル外すからしっかり考えて答えてくださいね」

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『連鎖または伝播』

不幸が予知できるのなら、それは不幸ではないのかも知れない。
5階から飛び降りて落下するそれはたやすく妻の頭蓋骨を砕き地面にバウンドした。飛び散る血液は赤く酸素をたくさん含んでいた。
ぐにゃっと膝から妻が座り込む、
これは授業参観は中止だと少し嬉しかった。
そして現実感がない。#呟怖 https://t.co/zVWf2J4zJI

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『慟哭』

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『逆さごと』

顔を覗き込むそれは蜥蜴に似ていた。時折り二又の舌をちろちろと出し、ここの世界の蜥蜴も舌が分かれているんだなと思った。
服装からして子供で、ゴムボールのような物を胸に抱えていた。
「もうすぐ死ぬの?」
鱗の貼りついた表情はよくわからない、想像するに悲しんでくれてると思う。
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屋台のおでん屋に群がる蛾達は一様にしょぼくれて、進みたくない明日への痛みを麻痺させるように酒を飲んだ。
「病気になってしまって」
赤ら顔の男はおでんの湯気でメガネを曇らせた。
「私達はなんで生きてるんでしょうね」
気門から溜息を吐くと、複眼で見つめていた、はんぺんをかじった。#呟怖 https://t.co/extIMYalLu

空の青に吸い込まれるように透明なそれが飛んでいった。「どこまで飛ぶのかな」私の膝の上に座る男児は言う。
ずっと上、見えなくなるまで飛ぶよ。そして壊れて消えてしまう。
無数のそれはたくさん舞い上がり、その何個か、押し上げられるように進んで行く。

時が経って忘れられたら答えよう。#呟怖 https://t.co/qnr1TVCYWV

庭先の桜は満開となった。春風が吹くとピンク色の花弁が舞った。
春を象徴するような景色がそこにあり、上手く隠れてしまって発見が遅れてしまった事は後悔するしかない。
見れば足も見えるし、たどれば胴体頭部も見える。ようやっと地面に下ろしてあげた頃にはすっかり硬直してしまっていた。

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ぐちゃぐちゃの赤に受け入れがたい臭気が上がる。特に胴体が酷い。何回も突き刺されたのが状態から判断できる。

それを品の良い青色陶器の皿に盛り付けられ、大根のつまが添えられた。
醤油は有名な老舗からわざわざ取り寄せているらしい、自分は市販のものでも満足するバカ舌だが… これは…

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木漏れ日の射し込む暗い森に、母がいると確信がありました。
迷い込むとリスがナビゲートしてくれてどんどん奥に進みました。
入口ら辺で家の鍵は落としてしまってどうせ家には帰れません。
森にやがて慣れた頃、リスが祈るように立ち上がりました。

ゴール? しかし出口ではないと思います。

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『環になる』

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『香煙が立ちのぼる』

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『人形はしゃべらない』

ペットショップにはたくさんの宿借が並んでいる。
優しそうなタイプが人気らしく、メスの方を選ぶ人が多いらしい。
ぼくが選んだのはオス。亡くなった祖父に似ている事が決め手だ。トイレも1人で行けるらしいし、バリアフリー構造のうちを気に入ってくれると嬉しい。魚釣りも好きだといいな。#呟怖 https://t.co/KaQ2v5DaOV

真っ白なシーツの上、吸気で膨らむ胸は生きていると示していた。
愛おしさで、妻の髪をすくと白髪混じりの髪の毛が指に絡みつき抜けた。
頬を撫でると、皺をなぞり涙が流れ、白に溶けて行く。

「ずっと一緒だよ」ぼくが言うと、
後ろから冷たい腕が抱きしめてくる。妻の脳をコピーしたアレだ。

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『ぼくの愛した偶像』

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『ヤドカリ』

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『丸い窓』

「最近眠れなくて」青白い男は欠伸を噛み殺し言った。とても整った造形をしていた、さぞ現世では女をころしてきたのだろう。

薬の力で寝ぼけた眼がとじるとうっすらと姿が滲み陽炎のような現象を残しながら透明となる。
彼らは現世では死神と呼ばれ、
目覚めた時に魂を抱え持ってきてくれる。#呟怖 https://t.co/VUejkyTXU5

「これ頭部ですか?」
そうだよ、博士は言った。先に眼球部を頂いている私にはそれが確認できた。もうずっと昔から欠損なく産まれる人などいなかった。
生まれで言えば、ほとんど脳、後一部。それが自分。
「人間に見えますか?」
博士は苦く笑った。
心臓のない私の涙に意味があるのだろうか。#呟怖 https://t.co/IV2FlECFbv

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『汚言症の彼女』

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『喪失後、30年』

老婆は片手でシルバーカートを押して信号を渡ると周りを見渡し、アスファルトの上に座り込む。
やがて、何人かの人間が声をかけるが大声を上げて追い払っていた。
赤い太陽が今日の役目を終え顔を隠そうとしている。
老婆は頭部のカツラを毟ると、吊られている右手を出しタバコを咥えた。
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『オレンジ色の頭蓋骨』

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『三角巾で吊るされた腕は、怪我をしていない』

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『スキニー』

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『誘拐犯の誤解』

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『病気の小動物』

「なんだ貴様は!」
村の奥から現れるのっそりとしたそれは大きく、見上げる山賊の四肢は恐怖でぶるぶると震えていた。一刻前まで萎びた村の全てを奪うつもりでいた。
楽な仕事と思っていた。
断末魔は森に吸い込まれるように消える。

それは、残骸が生臭く臭うなか口端を耳まで釣り上げた。
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