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『それは神様に近いが、あまりよくないモノ』

時間まで1時間程ある。
ふと、覗く。

透明な水割りが注がれたグラスにたくさんの氷、櫛型のレモンが浮かんでいる。嚥下する喉元と、白い煙を上げる串焼き台。消化器官が空腹を訴えてくる。
焼き鳥数本と煮込みでも…

こんなやつでいいな、不安定な波形を眺めながら俺は涎を飲み込む。#呟怖 https://t.co/fdueSf5dAu

純白の雪に鮮血がかかると、縁日で食べたカキ氷を思い出す。
「お前らはこんなタダみたいなもんに金払うのか?」心底バカにしたように父が笑う。財布の紐を閉めながら、悲しそうに母が俯く。
ずっと否定したかったけど、人を刺してしまう愚行を行う私は、やはりバカかもしれない。

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鏡の中美しい指先は、醜い老人の顔をなぞった。
涙は絶え間なく皺を流れ床に滴る。首を一周する縫合痕は再建手術を望む程ではないがあまり気に入らない。
腕からぶら下がる点滴管を引き剥がした。足、腰、肩、問題なく動く。
奴らはアジアかヨーロッパか、たぶん英語は通じるだろう。
no problem #呟怖 https://t.co/KkLh7VnAqX

映画でエンドロールの瞬間に立ち上がるのがたまらない。
2席前のやつも同じタイミングで立ち上がった。
下ってフロアーに出る瞬間、目の前に明かりがつく。

晴れ間に浮かぶ雲みたいなシーツの上、蛍光灯と白い天井、腕に繋がれた点滴のチューブが見えた。
口内が干からびている。

そうか…

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私には兄妹みたいな相手がいた。彼氏と別れると励ましで居酒屋に連れて行ってくれた。
日当たりが良く人の踏み込まない庭先に茂る雑草みたいに、恋心が芽生えるのは自然だった。
当たり障りなく、冗談でも通じるくらいのニュアンスで告白してみた。

愛とは風邪をうつす事に似ていると思った。
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『竜胆』

彼岸花は夜空に打ち上がった花火のようにそこに繁茂していた。誰も頼んでないのにそこで増え、やがて生涯を終える。
川のせせらぎ、小鳥の声、草木の青臭い匂い。
生きてる時と変わりなく五感があり、抜け殻が土壌で自然分解されてく様になんの感傷もなかった。

私は河原の幽霊と呼ばれた。#呟怖 https://t.co/PP7Kjs56oe

首が痒い。爪の間に血の混じった皮膚が溜まっていく。
夫に洗い物をした方がいいのかと聞けば、はぐらかす様に頭を撫でられる。
ゲームをし映画をみて、ランニングマシーンで汗を流す。そして1時間程、半身浴をしながら動画をみた。

最近夫が帰ってこない。食事やネットには困らないのだけれど。#呟怖 https://t.co/z4Iq7Bgq28

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『ストックホルム症候群』

上空が滲んで天国に繋がる橋が架かっていた。
少人数でぼくの式は行われた。
彼女は遺骨を抱え泣いてくれた。何度目かの雨が降り出す。

涙雨は本日中は頻繁に降るだろう。

ぼくの魂には羽が生えていた。自分の羽だからわかるがこの程度なら飛べる。

でももうちょっと視界が良くなってから、

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夜景は、逆立ちして見たら暗い底になるのだろうか? 世界をあべこべにしたとしたら、地面は天になるのかも知れない。

耳元で囁かれている事は、酷く間違っているようでその癖、正しく聞こえた。
鼓膜が舐られてるかのように、黒い言葉が貼りつく、

そうきっと彼女は私が嫌いなのだろう。#呟怖 https://t.co/qrf8kytdnb

バラバラにして庭に撒くと、ホースを伸ばし散水した。光が屈折して扇状に広がる水滴に橋がかかる。
カマキリが背筋を伸ばしてわたしを見つめた。

あなたはどんな大人になったの? 無意な好奇心が遠くに見える陽炎のように揺らめいた。#呟怖 https://t.co/yXABxOUe5M

話のネタにもなるし、彼は言った。

事故物件の204号室の噂は、ホントあらゆる要素を煮詰めたようなとんでもない代物だった。
解体すればいいと思うけど権利関係がややこしいとか。
散々の反対を押し切り彼はそこに住むと、3日ご失踪する。

彼は焼かれて壁のシミになったと、犯人から聞いた。
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『大人の幼児性』

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『フォトスタンド、フレームの中の虚』

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『硫黄保有蛋白』

「ダメだってゴミ捨てちゃ」
俺は振り返ると黒板のような夜の海が広がっていた。
辺は崖っ淵、水平線。
大きなおじさんは俺を睨みつけているようだった。
「中は餌にしたりするけど、鉄なんか何年も底に残るんだから」

「したら、餌みたいなの追加で持ってくるから今回は許してよ」そう伝えた。#呟怖 https://t.co/reGcKuxa48

自分らの住んでいる所から標高も高く、薄く余計なゴミとか埃を保有していない空気は肺に入ると爽やかな気持ちになった。
「おはようございます」挨拶をするとにこやかにオーナーは頭を下げてきた。寡黙である事は知っていたので、声が上がらない事になにも違和感がない。

夜には彼から殺そう。
#呟怖 https://t.co/sY22Vs1LHz

秋の虫が泣く繁茂する川ぶちに水の音が聞こえた。
空の黒に白い微光が漂う。
それが母だとわかった。
蛍だった。
追いかけると川を渡り、途中で合流した光と連れそうように向こう岸の黒に溶けた。あれはおそらく父だ。
だから大丈夫だね。

目を覚まして思う、
故郷の母は亡くなったのだろう。#呟怖 https://t.co/zFRf5VCAyY

彼女は口からベロリと内臓を出すと、公園の水道でそれを洗った。
消化器の内側のヒダなど見た事なかったから見つめてしまう。
「恥ずかしい」と照れる彼女の触角は街灯の光で金色に輝く。

「電車もないし飛んで帰ろうか?」僕は変形して彼女の搭乗を待つ。

目撃者に誤解されないといいけど。
#呟怖 https://t.co/hxwZCMTx9p

「あまり面白い話じゃないけど」
僕が喋る言葉を彼女が理解をして、反応を示してくれる事が嬉しい。
帰宅して今日起った事の全てを話すと、落ち着いて自然と眠れた。

朝になり、モニターにカーテンから漏れた日が反射している。

yesとno、それだけなんだけれど、確かに死んだ彼女がそこにいた。#呟怖 https://t.co/xEHclifAqH

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『去年死んだ彼女が復活する為の条件』

そのカラコンを着けると世界が赤くなった。噴水のような動脈出血は黒く、そして散らばりが派手だった。

「見え方を変えると罪悪感が薄まるよ」
確かにそうだった。
たっぷりと酸素を含んだ鮮血が嫌いだった。
黒い血には興奮を覚えた。
案外と隔たりみたいなものは、そんなものかもしれない。

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「母は壁の隅を見つめ、怒鳴りつけた」

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「真相の1つ」

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「盲信の結末」

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「面倒な愛玩動物」

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「喪失証明」

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カフェ店内には穏やかな音楽が流れ、香ばしいコーヒー豆の匂いがした。
麗かな午後は惰眠を誘った。
明らかに睡眠が足りてなく、コーヒーを飲んでも、ケーキを食べても眠い。
時計の長針は12を目指して進む。
あー、午後の仕事がダルい。

眠りに落ちると、テーブルからごろっと落ちてしまった。#呟怖 https://t.co/eoUrgrU9tA

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