呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

『あやかし砂絵』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
#掌編小説 #超短編 #ショートショート
#マイクロノベル #twitter小説 #twnovel

道端で砂を積む老婆。
彼女は、轢き逃げで死んだ孫娘の像を砂で作っているのだが、海辺の強風でいつも途中で崩れてしまう。
しかし今日。
目を疑った。孫娘の像が完成している。
娘は微笑み、老婆と手を繋ぎ雑踏に消えた。
翌日、自損死亡事故の記事が出た。
現場には大量の砂が残っていたらしい #呟怖 https://t.co/HYo5sN3K08

『止める間もなかった』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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公園の三つのブランコの真ん中に座ると死ぬ、という噂が随分前から流れていた。
あの日、越して来てすぐの父親が噂を知らず娘を真ん中に座らせてしまった。
止める間もなかった。
娘は翌日亡くなった。
後で噂を知った父親の憔悴は酷い物だった。

今日彼を公園で見かけた。
真ん中に座っていた。#呟怖 https://t.co/6GrayA8zeo

『食用…』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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#呟怖
買い物帰り、女行商人に声をかけられた。
―キノコは要りませんか?
要らん、と言いたい所だが、今夜のすき焼きに椎茸を買い忘れていた。
―食べられる奴をくれ
―ウチのは食べられるのばっかりですよ
女は意味ありげに笑った。

その夜。
俺は対峙していた。
2m以上に膨張して牙を剥いたキノコと。 https://t.co/kWUUKT43X6

『帰れない』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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いつの間にか古い日本家屋の前にいた。
高い石垣がまるで城の様だ。
ぼんやり眺めていると石の一つひとつが人の顔に見えてきた。
風が吹いた。
石垣に並ぶ顔が、さざ波の様に一斉に嗤った。
…ひい

夢か。
酷い汗だ。畳くさい和室。
どこだここは?
外に出ると、石垣の家だった。
風が吹いた。#呟怖 https://t.co/TP1nhSvKKy

『茫獏』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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不自然だ。
深夜に高層階から落ちたり、道路に飛び出したりの不審死が続いている。全て孫をいじめ殺した奴らだ。
新聞を見ていると認知症の妻が笑顔で入ってきた。
―契約をね…したんですよ…私の記憶と命を引換に…悪夢を…飛び切りの…ふふ
一瞬、獣臭を嗅いだ気がした。
そのまま妻は事切れた #呟怖 https://t.co/4lUNVWBgT8

『雨の中で僕は』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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#呟怖
初めて会ったのは死ぬためにビルの屋上に登った雨の日だった。彼女も雨の日に自殺したらしい。雨の日限定の地縛霊。
ー貴方は生きて
あれから死にたくなるとここへ来た。
その度に慰められ思いとどまった。
そのビルも取り壊しが決まった。彼女にはもう…
今日最後の屋上に登る。
天気は快晴だ。 https://t.co/fHncZn3VSv

『正気の沙汰』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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重労働に疲れ、外の自販機でコーラを買う。
が、転がり出たのは人の腕だった。
ギョッとして110番した。
直後、腕は缶コーラに姿を変えた。
警官が呆れ顔で帰っていく。

帰宅して冷蔵庫を開けた。
中には切断された腕が並ぶ。
良かった。気が触れた訳では無さそうだ。
浴室で妻の解体を続けるか #呟怖 https://t.co/EcbRVHtkd8

『リプレイ』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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目覚めると廃墟の中にいた。
頭からは血が流れている。
裂けた傷口からは何故か痛みを感じなかった。
外を見た。誰かがこちらに向かってくる。
 **
廃墟探検に来た。窓から顔が見える。
幽霊か?心なしか俺に似てるな。
 **
俺は思い出した。
―やめろ!それ以上来るな!

建物が崩落した。
#呟怖 https://t.co/2XXY5R3xcF

『代々短命』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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ー地下室には入るな
日頃の父の言葉に背いて地下に入ると、木馬に跨り鞭打たれる母の姿があった。
鞭打つ男を手近にあった燭台で夢中で刺した所、それは他ならぬ父であった。
葬儀は内々で済まされた。

月日は経ち趣味の合う妻を娶った。
生まれくる子に私も言うのだろう。
ー地下室には入るな
#呟怖 https://t.co/j2KExNXVt1

『因果』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※少年じゃなくしてしまいすみません…
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
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水蜜桃しか口にしないその娘は体から甘い匂いが漂い、豪商から領主に献上された。彼は娘を溺愛し、舐め、齧りついた。
やがて彼の内からは性欲も征服欲も消失し、隣国から蹂躙され国は滅んだ。
半分残った唇で娘は呵呵と笑った。娘は昔彼が滅ぼした国の姫だった。
娘の墓からは桃が生えたという。#呟怖 https://t.co/BN9OXVpUrg

『回収』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
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『感傷旅行』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
#140字小説 #ホラー小説 #呟怖
#掌編小説 #超短編 #ショートショート
#マイクロノベル #twitter小説 #twnovel

妻と二人で昔行った温泉を久々に訪れた。
部屋で夕食を取る。

―大浴場でな、隣にいた人が急に消えたんだ。幽霊かな?
―そんな訳ないわ。昔から幽霊は一度に何組も出ないと相場が決まってます

そうか。そうだな。
手つかずで冷めていく卓向こうの料理を眺め、少し塩っ辛くなった酒をあおった。
#呟怖

『猫の日』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作『猫の意趣返し』を改題・改稿。
#2月22日は猫の日
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#掌編小説 #超短編 #ショートショート
#マイクロノベル #twitter小説 #twnovel

巨大な金玉が眼前でぶらぶら揺れている。
俺の体がネズミ大に縮んでいる。

煌々と光る目が俺を睨む。
必死に逃げたが捕まって頭からボリボリ齧られる。

嫌な汗と共に目覚めた。
暦を見ると2/22が終わっていた。

昨日彼女とデートしてて構わなかった腹いせか?
傍らで眠るクロを軽くこづいた。
#呟怖

夜の帰り道、耳の後ろで女の声がした。
―逃げて
振り返ると物陰に隠れた男がいた。
ストーカー?
―逃げて!私も彼に殺されたの
声に従い家路を急ぐ。
部屋に着き鍵をかけた。

ガチャガチャ
扉を開ける音がする。
トイレに隠れた。

―ここよ
女の大声が響いた。
―私だけ死ぬのは理不尽だから…ね
#呟怖

『ドント・イート・マイブラザー』

※1ツイート内で完結する恋愛小説(?)でした。
※過去作『弟に食べられた話』を改題・改稿。
#バレンタイン
#140字小説 #恋愛小説 #呟怖
#掌編小説 #超短編 #ショートショート
#マイクロノベル #twitter小説

『プロクルステスの寝台』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
https://t.co/ueiDusIsFr
#140字小説 #呟怖 #ホラー小説
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『交通事故』
※1ツイート内で完結するホラー小説(?)です。
※過去作を一部改稿。
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夫と娘が老人の車の暴走で亡くなった。

夫の海外土産の干し首が言う。
―お前の願いを3つ叶えてやろう
しかし私は『猿の手』の話の結末を知っていた。

―運転してた奴と私を殺して。願いはその2つ。3つ目は永久に無いわ

干し首が自嘲する。
―やれやれ。お前のような奴に当たるなんざ、まるで
#呟怖

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